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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ヤバかったわぁ………………………………。

 あ、言葉が出にくくなっています、僕です。昨日の記事で「RASとの距離感は節度を持っていこうと思ってる」みたいなことを書いたんですが、撤回するかもしれません。人生の目標の1つに「声が出せるようになったらRASライブに現地参戦する」が追加されました。ただ、実現した時に命があるかどうかは定かじゃないです。

 

 




 

 昨日とは打って変わって日差しも暑そうな富士急・コニファーフォレスト。雄大な富士の姿もばっちり見えるそのお膝元で、RASが新たな伝説をブチ立てた。誤解を恐れずに断言したいんですが、今回のライブは過去一でした。マジのマジのマジでやばかったんですって。端的に何がヤバいかを伝えるなら、「曲数が20曲」というのが一番わかりやすいんじゃなかろうか。バンドリプロジェクトのライブって、製品化の兼ね合いとか、会場との関係とかもあるのだろうがおよそ全体の時間が決まっている。これはワンマンだろうが対バンだろうが同じで、約2時間ちょいの間に、必要な告知なども挟み込みつつ全ての日程を片付ける必要がある。そのためにどうしたって演奏できる曲の数ってのは限られるわけで、過去にはそれをなんとかするためにメドレー形式で繋いでみたり、色々と工夫をして見せ場を増やしてきた。

 しかし今回のRASは小細工なしの20曲勝負。ワンマンでは文句なく過去最多の曲数となっただろう。どうやってこの曲数が可能になったかといえば、当然合間の時間、つまり休憩を削るしかない。毎回恒例となっているイベント告知などは、なんと終演後のスクリーンCMにまとめられてイベント中はほとんど行われなかった。そして幕間に当たる休憩タイムも、体感だがやたら短かったように思えた。前半後半でお着替えするのがこれまでの暗黙の進行だったのだが、今回着替えたのはアンコールの時のライブTのみで、前半後半での衣装替えも無し。使える時間を全部使ってねじ込んだ20曲。曲の間も最小限のブランクになっているわけで、もちろん一番負担がでかいのは演者である。全てを走り終えた時のメンバーの安堵の表情から、今日という日のイベントにどれほど賭けていたのかが滲み出ていた。真っ先に夏芽がチェルさんに抱きついたのが印象的でしたよ。

 そうして繰り広げられた地獄のようなパライソライブ。RASの曲を改めて全身に浴び、感じたのは「RASってのはとにかく曲自体が快楽なんだ」ということ。私の最推しであるRoseliaと比較すると、Roseliaライブがここまで推せている理由は、やはりバンドリプロジェクトとの兼ね合いが大きい。ライブというのも1つの舞台であり、それまでのキャラクターとしてのシナリオ、そして演者それぞれが5年間で培ってきたドラマを見せる場所、それがライブだ。もちろんRASの場合にもそうした側面はあるのだろうが、昨日の自己紹介のくだりでも書いた通り、RASの場合はキャラとキャストがないまぜになっており、ともすればそこからキャラが消えることもある。つまり、バックグラウンドの無い生身のRAS。丸裸の音楽そのもの。そして、RASの曲はそれだけでただひたすらに「快」なのである。今回のセトリが鬼なのは間違いないが、イベント中のどの瞬間を取り出してもドーパミンが、エンドルフィンがドバドバ出てUNSTOPPABLE。観て楽しい、聞いて楽しい、踊って楽しい、暴れて楽しいRASワールド。これだけの「快」を引きずり出せるのは、ひとえにキャスト陣のパワーのおかげである。いやはや、恐れ入った。

 

 今回はいつも以上に脳内に記憶を留められなかったため、セトリに合わせて断片だけでのメモを切り出していくにとどめたい。ただ1つ間違いなく言えるのは、このセトリで「声を出すな、動くな」はただの拷問だということだ。

 

01, SOUL SOLDIER

 冒頭、カメラが抜いたのは開始時に楽器の前でスティックを握りしめて何やら祈りでも唱えているかのようなマスキングだった。あのマスキングが随分と殊勝なものだと思ったが、後になって考えれば、そりゃこのプログラムはいつも以上の覚悟も必要だっただろう。本日一発目はSOUL SOLDIER。出だしが多少ミディアムなので油断しちゃうところから一気に駆け上がるので会場も熱気がエラいことになっていただろう。

 

02, EXPOSE‘Burn out!!!’

 2曲目でのエクスポーズ。これ、もしかしたらこないだのRoseliaの「3曲目FIRE BIRD」への返礼というか、挑戦状なのだろうか。ちなみに、当然ここの曲の合間は一切なく、観客はこの2曲の繋ぎだけでも既にOVERKILLを覚悟する必要があった。

 

03, A DECLARATION OF ×××

 自己紹介パートは昨日と同じくデクラレの曲頭を利用してのもの。ず〜と raise your hands nowしながら各パートの音を重ねていくよ。役名・キャスト名併記の新たな形のRAS。ふと思ったけど、これまでのような「パ〜レ〜オッ」が聞けなくなったのはちょっと残念。

 

04, Sacred world

 これ、曲入りが完璧だったんだよなぁ。今日は本当に5人全員がそれぞれに大忙しで、全員に山ほどの見せ場があったのだが、この曲はパレオのキーボードソロから入る新たな展開(真横からキーボートの手元を抜くとんでもないポジションのカメラがあって笑った)。静かに流れるフレーズがどこに接続するのかと固唾を飲んで見守っているところにチェルさんの頭サビがバシッと入ってくる展開が見事すぎて、思わず立ち上がりそうになってしまった(LV会場はスタンディングもできません)。

 

05, Repaint

 これも昨日と同じ展開だが、重なっている曲数が尋常じゃ無い中で曲調が乱高下するので本当にこれ1曲だけでも富士急のアトラクションなみである。相変わらず無表情ハンドサインがイカす。当然夏芽も一旦ドラムをお休みしてハンドサインをやるのだが、「夏芽でもちょっと怖いのに、これをマスキングが真顔でやってたらお客さんどう思うんやろか……」とちょっと不安になる。

 

06, UNSTOPPABLE

 今日のアンストは久しぶりにチェルさんのアカペラアコースティックバージョンから入るパターン。昨日と同じ曲でもコロコロと表情を変えて一切の油断を許さない演出になっておる。パレオとロックのツーステ、もうなりふり構わなくなってきた。

 

07, Embrace of light

 貴重な貴重なメロウナンバー。考えてみりゃRAS曲で(チェルさん以外が)多少なりとも休める曲って、これくらいしかない?(時点でテイキン、そして新曲のLight of fireあたりだろうか?) リリース自体は割と前なのだが披露するチャンスがなかったとのことでイベントでの演奏は初。ちなみにこの日の初披露曲は20曲中4曲。これでもすげぇ多いよ。

 

08, 灼熱 Bonfire!

 みなさまお楽しみ、灼熱Bonfireのお時間がやってまいりました! ってなことで今日も講習会が行われましたが、お客さんはみんなして「知ってるよ!」てな感じだったでしょうかね。いやー、でもこれをみんなで踊り狂うのもまた楽しいですからねぇ。「夏」をテーマにした曲なので、是非9月のアリーナでも炸裂させてほしいですね。

 

09, JUST THE WAY I AM

10, HELL! or HELL?

 個人的に本日の山場その1。単にヘルヘルが好きってのもあるんだけど、この2曲の並び、「悪ガキチュチュのやりたい放題コンボ」なんですよ。長めのDJタイムから少しずつ曲を転がしていって、相手を小馬鹿にするような(大馬鹿にするような)「JUST THE WAY I AM」に繋がった時のチュチュの悪そうな顔。曲の始まりと同時にDJテーブルの前にフラフラと現れて、竿隊2人に挟まれながら挑発ラップを放り込んでくるのが最高にキュートである。はー、つむつむあほかわええ。

 そして自画自賛の嵐に響くサイレンのコールが鳴り止まぬうちに、次に繋がるのがいよいよヘルヘルなのである。多分、数多あるRAS曲の中で、2曲繋げた時に一番好きなのはここかもしれません。チェルさんも「OVERKILLされて、地獄がいい? それとも地獄?」って調子に乗って煽ってくるんですよ。デュエルスタンバイ!

 

11,激動

12, Cry baby

 いつもよりもだいぶ短い休憩時間を挟み、後半はカバー曲ラッシュで幕を開ける。例えばRoseliaはもうオリジナル楽曲が多くなったのでほとんどカバーは挟まなくなったが、それって2DRoseliaの世界観を重要視した結果。RASはこうして、曲もたくさんできてオリジナルだけでも文句なしに回せるのに遠慮なくカバーもぶっ込んでくる。「何をやってもRASがやればRASの曲」という圧倒的な自信がなければできない展開ですよ。一発目の「激動」は割と舞台に乗せてるのでやり慣れてる曲だろうが、個人的に刺さったのはクライマックスとなるチュチュのラップと、その前の口上部分。なんと、わざわざカメラさんが舞台奥に回って「DJテーブルにお行儀悪く座りながら歌うチュチュ」を、富士山をバックにしたアングルで抜いたのである。元来富士とは神の在わすところである。その「神の座」とチュチュを重ねたショットで抜き、「激動の脳内革命」を指示してきやがった。まさに神をも恐れぬ所業。

 そしてそこから繋げたカバー曲はまさかの「Cry baby」。正直やるとは思ってなかったもんだから一番びっくりしたのはここかもしれない。めちゃめちゃ難しい上に負担がどでかい曲のはずなのだが、此の期に及んでチェルさんが落ちることもなく。ラスサビの転調部分に至っては本家以上じゃなかろうかと思うくらいに渾身のハイトーンをぶちかましてくれた。まだ殺す気のRAS

 

13,メギツネ

14,劣等上等

 さらに初披露。しかもこちらは正真正銘、どこにもかけてなかったほんとの意味での初披露。申し訳ないが知らん曲だったので大人しく聞いてようと思ったのだが、残念ながら大人しくしてる余裕などない。チュチュ……っていうか多分あれは紡木だが、紡木吏佐の可愛らしいお狐振り付けがいちいちご陽気すぎて楽しかったです。今、せっかくなのでYouTube原曲聞きにいったんですが、なるほどこんな曲だったのか……完全にRASナイズされてましたな。ソイヤソイヤ言ってるんで、今後はafterglowとの対バンとかで使えそうです。

 そしてカバーパートのトリを飾るのは、チュチュ様大暴れの集大成、「劣等上等」。フロアが、蒸発しました。

 

15. !NVADE SHOW!

 この流れならちょっと軌道修正のための王道曲に行くと思うじゃん。いかネんだわ。シュラライなんだわ。今回チェルさんたちは何度か「まだ頭ついてんのか?」「腕残ってんのか?」って聞いてましたが、多分このINVADEあたりで頭が2、3個飛んでる人もいたんじゃないでしょうかね。タオルを回せるようになった喜びでシュララッちゃうよねぇ……。

 

16. REIGNING

 個人的山場その2。ここでこの曲ってのが本当に素敵なのよ。REIGNINGは歌詞の中にバンド名が入る、アンセム的な一曲である(まぁ、INVADEだって入ってるが)。そのREIGNINGをこの終盤間際の重要な局面で満を辞して繰り出してきた。背景のスクリーンにはこれまでの数々のライブの模様を記録した映像・写真などが流されてあたかも総集編の如く(もしかしたらKILLされる前の走馬灯だったのかもしれない)。ここまでの修羅場を全て乗り越えてなお叫び続ける「We are RAISE A SUILEN」という訴え。刺さっちゃうよ。もう涙腺ボロボロだよ。

 

17. Light of fire

 そして最後の初披露曲、日も暮れかけた富士の地で、掲げた灯は鎮魂のためか。人々はこの曲でもって、この日の禊を全て終えたのである。

 

 

18. DRIVE US CRAZY

19. OUTSIDER RODEO

 休憩挟んでアンコール扱いだから、もう一回転がしてぶっ壊してもいいよね、という追い討ちコンボ。そういやRASがアンコール扱いを明言するのって珍しいわね。もうドラクレの入りのコールは我々からしたら「死ね」の合図みたいなもんですからね。そんで昨日と同じ、「これで死んだわー、もうなんも残ってないわー」と思ってるところへの追加RODEO。なんや、スタッフはRODEOを手軽に上乗せできる追い飯かなんかだと思っとるんか? 人が死ぬねんで。いやー、でもラストで決めるロックとマスキングのグータッチがほんと素敵なのよねぇ。今回もマスキングのフットペダルは執拗にカメラで抜かれてたんですが、今日に至っては「真後ろから」っていうすげぇ変態的なアングルも抜かれてて、マスキングのスニーカーフェチにはたまらんものがあったでしょう。

 

20. R・I・O・T

 激闘の2時間、命のやりとりをするステージを駆け抜けて、ボロボロになりながらもたどり着いた最後の砦、それがRIOT。これももしかしたら最後にLOUDERへ辿り着いたRoseliaへのなんらかの意思表示かもしれませんね。回帰からの進化は、記念すべき5年目を迎えたバンドリプロジェクト全体で抱えている理念なのかもしれません。

 流石に無敵のRASも、今回のセトリは相当ハード。チェルさんも満身創痍、夏芽がチェルさんに抱きついたのは前述の通りだし、キーボードメイドやチュチュの髪の毛もボッサボサだった。りこぴんだけはやたら笑顔が弾けて、マイクを渡されたラストのMCでやたら笑い声が響いてたけども……。いや、でも多分ほとんどの観客は死に絶えてたはずなので、ステージ上で喜び讃えあうメンバーのタフネスはやはり恐るべきものである。

 

これがOVERKILL。まだまだRASは容赦をしない。死ぬ気でついていかないと、死ぬぞ。

 

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