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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「彼女お借りします(第2期)」 ―→5

 なんかとんでもねぇところで終わったんですが。3期決定の速報とか出てましたが、これで終わったらそりゃ詐欺だろ。

 基本的にはあんまり思い入れのない「マガジンラブコメ」のジャンル。いまだに「マガジンラブコメで面白かった作品は?」って聞かれたら「強いていうなら『ドメスティックな彼女』」と答えるような人間なので(あ、「かのかの」も嫌いじゃないです)、ぶっちゃけ今作についてもあまり楽しかったという感想は無い。結局最初から最後まで主人公のクズっぷりは変わらないし、そんなどうしようもない男のところに女の子がワラワラと集まってくるハーレムラブコメ展開も気持ち悪さは一緒。展開としても必死に引き伸ばしている要素が表に出過ぎており、「そこで都合良く電話がくるの何でやねん」「困ったら全部ばあちゃんやんけ」などなどのストレスポイントが多い。3期があると言われたら観るだろうが、正直、続かなくてもあまり気にならない作品ではあった(ちなみにこの評価の例として、劇場版を観にいく気が1ミリも湧かなかった「五等分の花嫁」が挙げられる)。

 ただ、そうして「あんまり食指の動かんジャンルなのよな」とは言いつつも、頑張ってアニメとしての魅力を発信しようとしていた努力については評価できるとも思っている。まぁ、分かりやすい言葉にしちゃえば「作画」なんだけど、今作の女の子は、いろんな方向に可愛いのは間違いない。よくあるマガジンラブコメとの差は、主人公が大学生で人間的にも経済的にもある程度独立した存在であり、そこに絡む「彼女」たちも人生の割と大事な部分について考えながら動かなきゃいけないという要素がある。中高生が主人公のラブコメだとその辺の背景ってのはどうしても軽視されがちだが、今作はお金の問題やら将来の仕事の問題やら、なんか嘘くさいくせに妙に生々しい部分もあったりする。いっそその辺りをもっと接写できるデザインになっていれば個性も伸びたのかもしれないが……そこを突き詰めすぎると作品のフットワークはかなり重くなっちゃうんだろうな……。行き過ぎないようにエロとハプニングでブレーキをかけるのは、少年漫画としては致し方ないところか。ま、息の長い作品になるのだったら、そうして「生き残る」方向に力点を置くのは正しい判断なのだろう。

 3期になると、いよいよ各ヒロインとの決着をつけていかねばならんとは思うのだが、現状、千鶴を優先するのは当たり前として、そうなった時にるかちゃんをどうやって切り捨てるのかってのが難しいんだよな……。

 

 

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