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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ハイッ、ファイティン! というわけでライブですよ。残念ながらまだ発声はできないのですが、それでもがっつり集まって屋内ライブが出来る幸せ。そして東京会場だけど当然のようにそこにいる幸せ。前回のEpisode of Roseliaで吹っ切れたので、ふつーに現地で参加するおじさんだよ。まぁ、流石に4daysは無理なのでこの初日だけの参加ですが……初日でやり切れば残りの日程なんて関係ないからな!(配信とかあれば見たかったけども)

 

 

【いつも通り、セトリとかは他所で見れ!】

 




 

 今回は初となる会場、有明アリーナ。まぁ、私はそもそも現地参戦がまだ3回目ってことでどの会場が良いだの悪いだのってのはよく分からんのだが、正直なことをいうと、スタッフは結構苦労してるっぽかった。特にバンドリライブはVTRとの繋ぎとかもあるから、しょっぱなの出力とか休憩明けの調整とかでちょっとバタバタしてましたね。音圧と反響も強めなので、(席にもよるのかもしれないが)コニファーの時と比べるとちょっと返りが気になったかなぁ。ただ、今回はまた意識して友希那さんがトーンを上げてた感があって、ぶっぱした時の個々の音の際立ちとかはいい部分もあった気がする。まぁ、どんな会場の音響も一長一短ってことでしょうね。どちらかというと今回キツかったのは座席で、私は何故か座席運は微妙に良い方らしく、これまで、なぜか今のところ100%「周りを人で囲まれた席」に当たったことがない。必ず通路側に面していたり、ブロックの一番前だったり、空間がひらけてる席をゲットできている。今回も2階席の最前列で「おっ、ラッキー」と思ったのだが……ブロック自体がホールの隅だったのよね。当然演者が豆粒なのは覚悟してたから別にいいのだが、頼みのサイドモニターが斜め視点からのビューになるのでかなり見づらく、なかなかステージの全容が把握しきれなかった。まぁ、こればかりは現地に行ったことの当然の代価なので諦めるしかないわな。シート自体はそこそこ余裕もあって悪い会場じゃないとは思うんだけどね。とりあえず、そんな状況だったのでいつも以上に感想は雑になるぞ。上演中はただひたすらブレード振ってるから何も覚えてねぇんだよ!

 

 

Are You Ready?

 今回のライブは前回のコニファーから4ヶ月ほど空いているが、その間にガルパ関係ではRoseliaストーリーに大きな動きはなく、追加要素はあまり多くない状態。そのため注目すべきポイントは絞りやすかったが、そのうちの1つはもちろんこれ、「THE HISTORIC…」を演るかどうか。以前、特番でこの曲のコールがやりたい(?)みたいな話が出ていたこともあり、さぁどう見せてくれるかと思ったら……1曲目! またそういうことする!!! これだから目が離せないッ!! いやー、いきなりのピアノイントロで開演のベルの直後からブチ上げさせられるとは思ってもみませんでしたね……。そして、こうして抜け抜けと一曲目に置かれてしまうと、こんなにもトップを飾るのにふさわしい楽曲もないと思ってしまう。Are you ready?(お前ら準備はいいか?) We are ready.(こちとら覚悟はできてるんだ)。そのコールに迷いは無い。全てを賭ける狂乱の2時間の幕開けである。

 続け様に叩きつけられる「BRAVE JEWEL」。改めて考えれば、このBRAVE JEWELは今回のテーマを象徴するような一曲だったのかもしれない。何せその後のMCでは当然タイトルに触れており、「Sonnenschein」、それは「太陽の光」であるとの説明(とあこちゃを巻き込んだ壮大な照明コント)があった。今回のライブはRoseliaの中でもまた新たな境地に踏み出す一歩。それは一言で表すのが難しいのだが、雰囲気だけで言えば「陽」のライブである。

 Roselia楽曲って、どうしてもハードでシリアスなものばかりなのでライブを盛り上げようとすると徹底的にハードハードと攻める展開になる。ファンはそうした攻めに快楽を覚え、ただひたすらに格好いいRoseliaに何の不満も無いのだが、それだけでは物足りぬというのがパフォーマー側の意気込みであるらしい。「楽しい!」を表明するポピパのように、馬鹿騒ぎを煽り立てるRASのように、Roseliaにも独自の「明るさ」の表現があるのではないか。その追求が今回のタイトルにある「Sonnenschein」であろう。2曲目でいきなり「JEWEL」を持ち出しまばゆい光を浴びせる、新たなRoseliaの挑戦である。

 

○平たく言えばお祭り騒ぎ

 そんなわけで、今回のセトリは過去の履歴と比較してもかなり異質な構成になっているかもしれない。なにしろブラシャが無い。そして前回解禁したLOUDERもなければ必殺のNeo-Aspectだって、Song I amだって無い。Roseliaの歴史を語るパーツをほとんど切り出さずに勝負をかけている。そんな試合が出来るものかと不安に思われるかもしれないが、それが出来るようになったのが今のRoseliaなのだ。3曲目はOpera of the wasteland、そして4曲目のPASSIONATE ANTHEMへとノンストップで繋ぐ。この地獄の連携、1年前までは想像すらしなかっただろう。Operaは「難度が高すぎる」ってんで長らく演奏されていなかったし、アンセムはその高音シャウトが友希那さんに大きな負担となっており、初披露の時はファルセットだった曲。その2曲がつながり、会場を怒涛の渦へと巻き込んでいく。弓を射る湊友希那、地球を割る相羽あいな。この2つをつなげてしまって良いものなのか。

 さらにそこから勢いを落とさず繋ぐはRinging Bloom。リンブルが流れる時のあの独特の多幸感と高揚感は何なんだろうね。キーボードの入りからのりんりん推しが引き立つのよなぁ。ちなみにここの4曲、オペラ、アンセム、そして次のユニオンも全部キーボード入りなのよ。今回のステージはバック組が一段高いところにいる2段ステージだったのだが、あいあいがしょっちゅう上に遊びに行ってるのが面白かったな。

 そして前半戦のトリを務めるのは、そんなバック組をメインとする”UNIONS”Road。途中であこがりんりんと見つめあってすげえ笑顔なのが良いです。もちろん、すっかり定着したハンドサインによる客席とのユニゾンも嬉しいシーン。この辺りから、今回はとにかく「お客さんに楽しんでもらおう、お客さんを主役に据えよう」という「お祭りRoselia」のコンセプトがはっきり見えたような気がしますね。

 

○ゆっきーへのサプライズだけやたら凝ってたの何で?

 幕間映像は毎度おなじみ、キャラくず新バージョン。よくもまぁ、毎回こんだけ企画が続くもんやな……。Youtuberごっこということでことあるごとにゆきめぐの2人が引っ張ってくれていたのが印象的で、世間的には芸人の申し子みたいに言われてるあいなあいばさん、ご存知の通りアドリブに弱いのでこういう企画だととにかく振り回されっぱなし。多分あいあいがこの苦境に対抗するには、まずくどはるというモンスターをどうにかするところから始めた方がいいと思う。まぁ、最近ではのんちゃんという別なモンスターも完成しつつあるがな……。トレカ開けたらロリゆっきーが出てくる世界線になったらまた呼んでください。

 

○一旦落ち着こう

 なんかさ、Roseliaライブは幕間映像という鬼門(?)があるおかげで毎回「一旦落ち着こう」っていう文言を書いてる気がするよね。上述の通り、休憩明けは音響が安定してなかったもんだから変なスタートになっちゃった一発目、Determination Symphony。多分今回やった曲の中では一番慣れてる「おなじみ」曲がこのデタミネだったと思うのだが、そこで序盤もたついたのはやっぱり機材とかで面倒が多かったんやろな。いや、でもキャラくずの映像が終わってお客さんが「あーしんど」って思ってるタイミングから急展開でデタミネかけるのは無理よ。よっぽど時間押してたんかな。

 しかし、そうして何とか調整して準備をして立ち直らせないと、この日2つ目の山場に身構えられなかったでしょうね。何とここで「SwearNight&Day〜」のフルバージョンが初披露。新曲候補が少なかったので「もしかしたら来るかも」とは思っていたが、ここにフルでブッ込まれるとは思ってもみませんでしたね。ライブで聞くとこれまた友希那さんの圧の強さがくっきりと出せる一本になっており、曲調も独特なので今後のライブでどのように使われるかが今から楽しみになってくるナンバーである。これでまだライブでかかってない曲としては「Keep Heart」と「Original Call」あたりが残ってるのかな。こうして並べてみると、最近の楽曲はいわゆるぶち上げ曲以外の選択肢が多く提供されてて、いろんな表情がつけられそうですね。

 こうして醸成された雰囲気はそのまま「Sprechchor」へとつなげられ、新曲で作られた2つ目の山場が綺麗に収束していく。バックモニターの質が良いせいか、改めてSprechchorPVをじっくり見せてもらったけどリアルライブにも映える良い出来でしたね。さらに今回の会場、音響面は良し悪しだったかもしれないが、その分ステージ効果は本当にいろんな道具が使えてかなり賑やかだったのは素直に嬉しかった部分。ライティングが今までになく細やかで、印象的なスポットにスモークを合わせた演出も目を引く。分割モニタも多用され、ソロパートでは細かくカメラのオンオフが入ったし、それに合わせて会場全体のライティングがメンバーカラーに次々と切り替わっていく演出も見事だった。

 そう言う意味ではここからの流れが本当に印象的で、まずは会場を真っ赤に染める「陽だまりロードナイト」。赤の演出が本当に綺麗で、そんな中でぴょこぴょこ跳ねる前3人が相変わらずご陽気でかわいい。ちなみに今回の陽だまり、間奏前の歌詞が本来なら「あなたがいれば怖くないよ」なのだが、「みんながいれば怖くないよ」に変更されていた。改めて、今回のテーマ(?)である「みんなで楽しむ陽のライブ」が確認できる部分である。こういう細かいとこでガンガン演出が盛り込めるからライブはやめられない。

 

○赤い悪魔

 そして真っ赤な陽だまりはさらに真っ赤に染まる地獄の時間、「R」がやってきた。嗚呼、ダメだ、ライブでこの曲をかけられると本当に情緒が死ぬ……。だってさ、陽だまりの間奏時点で「はえー、今井リサが格好良すぎる〜〜」ってひたすら彼女のベースワークに身惚れてるのに、そこに追い討ちかけるのって人間の所業じゃないですよ。赤から赤へ、今井リサから今井リサへ。そして中島由貴へ。な? 前回のコニファーで甚大な被害を出したゆっきータイムだろ? また来たんだぜ? 今回は「コツンコツンチュッ」でしたけど。今から宣伝しておくけど、10月発売のシングルに早くもコニファーの映像が収録されるそうなので、全人類は買って早々に2日目の「R」の映像を確認しろ。多分日本全国で万単位の死者が出るだろうから。

 閑話休題。こうして地獄の今井リサロードを抜け、個人的にはこの日最大のハイライトはこの曲「overtuRe」。いやぁ……もしかしたら劇場版関連の4曲の中で一番化けたのはこの曲かも……この日、正面からの「Sing Alive」でもなく、合唱が刺激的な「Proud of Oneself」でもなく、このovertuReが取り上げられたのは何故なのか。それはおそらく、この楽曲の持つ「陽」が一番今回のテーマにフィットしていたからだ。しかも単に明るく楽しくってんじゃない。今回メンバーが披露したこの曲の姿、それはRASに負けるなとばかりの全力のヘドバンである。ついに、Roseliaにも、本格ヘドバン曲が……。もう、やべぇよこの展開はまさに完全燃焼。前にも書いたかもしれないけど、overtuReはカラオケで歌うと最高に上がるのよねぇ……。この「大文字R」楽曲コンビ、今後の致命傷ポイントになりそうです。

 そして燃え尽きさせておいて、最後の最後に何が待っているか。もうお分かりですね。燃え殻からの再誕、FIRE BIRDでございます。これが流れないと嘘なので。このセトリであげてあげてあげて。真っ赤な時間にフィニッシュでございます。

 

○メンバーの後ろ頭を見る機会が多かったな?

 あ、ピンポンチャレンジの時のめぐちの話です。演者をあの角度で映す特典映像ってどうなのよ。もう、企画の後半は何が何やら分からんようになってましたけど。ねえねえ、毎回映像企画になると事務所NGの顔を見せるモデル出身のアーティストがいるって本当ですか? キャラを崩すなって言うてましたけど、今回キャラを維持してるタイミングがほとんどなかった気がしますね……。誤字助かる。

 

○赤から青に変わる

 アンコール一発目でノルマ達成とばかりにぶちかます「ROSEN HORIZON」。屋内でも遠慮なく吹き上がる青い炎。一応これで「FIRE BIRDからのROZEN HORIZON」という繋ぎが達成されたと言えばされたのだが……いや、間にキャラくず挟んだらノーカンだな。次の機会を待ちましょう。今回はアンコールでやったこともあってか、後ろにPV流しての演奏じゃなかったんですよね。やっぱりアンコール後の3DロゼリアとPVに出ているアーティストは別人の可能性が……。

 さて、ここで問題が1つ。アンコール明けがHORIZONだったということは、最後を締める1曲は何になるのか? まぁ、候補はいくらかあるだろう。正直、私はベタではあるがブラシャかLOUDERの2択かな、と思っていた。トリを飾る楽曲というと他にはスターマインもあるが、あれはやっぱり夏の屋外向き。今回はそのタイミングではないだろう。さて、何を持ってくれば今回の幕引きに相応しいのか……。

 

○新たなる陽光

 全員が身構えたであろうその曲は、何と「-HEROIC ADVENT-」! 正直、曲のコールがかかった時には「ええっ?」と思った。まさかこれがラストを飾る楽曲になるとは思ってなかったからだ。しかし、久しぶりにかけられたその曲を聴いて納得。なんとまぁ、こんなに楽しそうなアドベントがあったなんて。ライブTに着替えた相羽あいなさんは、今回の「陽」を最後のこの曲で噴出させたのだ。こんな演奏が、こんな歌唱があるものかと、曲の持つ表現力の幅に驚きながらも新しい表情のアドベントに本当に楽しくなってしまった。二段ステージをひょいひょいと登り、ステージ全体を所狭しと駆け回るボーカル。それにつづけとばかりに遊びに出かけちゃう竿隊。そうか、Roselia楽曲にこんな一面も持たせられるのね……。

 ライブなんてさ、ある程度人気が出たら、鉄板の演出で安定の楽曲をやってりゃいいと思うじゃん。それこそ私が考えてしまったように、「ラストにブラシャおいときゃそれっぽくなるでしょ」っていう考え方でも誰も文句は言わないのよ。でも、それでは前に進んだことにならない。まだまだ先があるのだと。まだ見せたことのない世界があるのだと。それを示しつづけてくれるからこそ、こうして追いかけるのがやめられない。

 全てを賭けて追いかけつづける覚悟は決まったか? それじゃぁ、みんな、ロゼリアーになろう。

 

 

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