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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ブッチギレ!(一番光れ)」 6→5

 タイトル通りにぶっちぎってくれればよかったのだが、終わってみるとなんだか「置きに行け」みたいな印象が……うーん。

 面倒なので最終回の感想と一緒にしちゃうけど、設定が尖ってる分、思い切り馬鹿騒ぎ出来た作品だと思うんですよ。どうせ細かいところにこだわってもしょうがない設定だったし、「時代劇風のなんちゃって能力バトル」を突き詰めてTRIGGER作品みたいな方向性に馬鹿が花開けば、良い悪いは別にして、記憶に残る作品になる可能性はあった。しかし、結局そうはならず、「まぁ、こういうアニメあるよねー」ってんで、特別馬鹿にするでもないが、あまり褒める部分もないってんで3ヶ月後には忘れ去られてしまう、そんな作品に落ち着いてしまったのがとても残念である。

 何か大きく化けるんじゃないかという期待があったので基本的には毎週感想を書きつつ追いかけていたのだが、途中から「多分これ、すげぇ無難にまとめようとしてるんだろうな……」ということは薄々感じながら付き合っていた。感想からその辺は滲み出てしまっているかもしれない。せっかく新撰組を「総とっかえ」して個性派面子を揃えたのに、そのキャラを引き立てるためのお話があんまり無くて、中盤からはもう、みんなしてほぼひとまとめでの処理になっており、それが一番酷かったのが某と逆太郎。あいつら、結局個性を活かした「らしい」活躍ってほとんどしてないのよね。一番星と羅生丸という兄弟の争いを中心に据え、そこに朔夜を多少なりとも絡ませるという中心的な関係性もうまく処理できればもうちょい御涙頂戴を強めに出せた気がするのだが、それもままならずに「1クールで終わらせないと」っていう焦りばかりが見えるような気がした。最終話で羅生丸も土御門もどっちも退場の仕方が雑だったのがどうにも気がかりで、この筋立てだったら羅生丸を生かす方向性の方が印象は良かったんじゃなかろうか。エピローグを見たところで、あんまり達成感が無いんだよなぁ。

 一応、映像部分はきっちり個性を出して「らしい」テイストは維持できていたし、別にアニメとして成立していないなんてこともないので極度の減点にはしないが、「オリジナルアニメならもっと突き抜けたものを見せてくれ」というのが正直な感想。「正史とも噛み合わせた歴史物としてのテイスト」を残せっていう指示だったのかなぁ。

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