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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定」 5

 「ハァ、またなろうを観なきゃ……」と録画を再生し始めたら、なんかおもてたんと様子が違う。オープニングに並ぶ漢字の数々。「え? これって中国産?!」とびっくりしていると、そのまま独特の風合いで描かれた明らかに「異国で作られた」感のあるアニメが流れ、その内容もどこかなろうからは片足はみ出てる様子。「おやおや、こいつぁ予想外だ、案外楽しく見られるかもしれないぞ」と思って居住まいを正したあたりで、いきなり終わってもう1回顎が外れた。録画を再生する時点で気づけよ、とは思うが、なんと15分のショート枠だったという……前クールの「万聖街」に続いて、立て続けに中国アニメに弄ばれた感。

 改めて確認したら、原作はまごうことなき純国産。そしてなろう産で間違いないという。しかし、そんななろう作品がアニメ化されるに際し、積極的に手を上げたのがbilibiliをはじめとする中国企業だったという。そこから向こうでアニメが制作され、既に本国では去年のうちに放送済み。それがこの度、日本にもやってきたという状態らしい。今の世の中、アニメひとつとってもいろんな形があるもんだ。

 「中国の原作を日本がアニメ化」の事例はいくつか見てきたが、その逆はもしかしたら初めてかもしれない。現象としては非常に興味深い観察対象であり、これまで中国産アニメというと「やっぱりどこか日本と感覚がズレてる部分があるんだよなー」という印象があったわけだが、それが原作に依拠するものであるか、アニメ化された際の味付けによるものなのかは、完全中国産では判断のしようがなかった。「霊剣山」あたりがあんまり面白くなかった気がするが、あれって日本のアニメスタッフもサボり気味だった気がするので中国のせいにするのもおかしいし。そこで今回は逆事例。日本から原作を預けて中国で作ったらどうなるか。

 結果はもうちょい見てみないとわからないが、1話目時点では「案外美味しい」という印象。全編ギャグで進む作品で、間違いなく「日本とは違うな」と思う部分はあるのだが、それがネガティブな影響を与えておらず、純粋に新鮮で楽しさにつながっている。可愛い系のギャグの乗せ方はどこか「万聖街」に近しい印象もあり、これを観察してれば「中国的お約束ギャグの見せ方」みたいな部分もなんとなく感じられるかもしれない。なろうらしいファンタジーでありつつ、どっちかってぇと完全にギャグ漫画のプロットなので、「ドラゴン、家を買う」とか「魔物たちは片付けられない」みたいなテイストで楽しめるんじゃなかろうか。

 あと今期はやたらおいちゃんの活躍が多そうで楽しみ。どこかスヤリス姫を思い起こさせるが、いいキャラだなぁ。

 

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