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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「シュガーアップル・フェアリーテイル」 5→5

 ジョナスに始まりジョナスに終わるアニメだった……。いや、そんな認識の人間が俺以外にいるかどうかは知らんが……。

 ほんと、ジョナスのヒャッハー具合を観てるだけで楽しかったし、最後の最後まできっちりジョナス絡みで話が進んでたのは笑ってしまった。アンのやつ、最初にあんだけ酷い目に遭わされてるのにうやむやのうちに「ジョナス、ちょっといい奴やん」みたいになってるのほんまチョロい。まぁ、実際にジョナスも成長して憎めない奴になってたのかもしれないけども。

 まぁ、ぶっちゃけそうしたジョナス要素を取り除くと、シンプルな少女漫画展開をなぞったアニメではあるんですよ。ヒロインのアン、延々トゥシューズに画鋲仕込まれ続けるみたいな扱いで、よくもまぁこんだけの苦境を続けられるもんだと感心してしまう。「女だてらに独り立ちしようとしている人間を周りの保守派連中が叩いてるけど、たった1人の理解のある彼くんがいるから大丈夫」という、身も蓋も無い言い方すればこれ以上ないおもしれー女テンプレなのである。でもまぁ、そのベースをどうやって飾りつけるかってのが少女漫画の見せ方ですからね。本作は「砂糖菓子」というなんかふわっとした題材を中心に置くことで、「がっつり職人が修行したり制作管理したりする筋立てのくせして、どこか少女テイストな甘さと柔らかさも感じさせるよ」という美味しいところ取りが存外うまくいっている。最後の最後まで「銀砂糖の精製」ってなんやねん、とかいう要素はよく分からんまま進行してるんだけど、そこに疑問を挟むのは野暮ってもんだからねぇ。

 映像部分はほぼ安定しており、華奢で繊細なキャラクターデザインはそれこそ砂糖細工のように見栄えが良い。取り立てて動きの良さを楽しむ作品ではなかったが、物語の進行の邪魔をせずにすんなり飲み込めるデザインは次第にクセになる味わいだった。もちろんこんなところでお話は終わらず、シャルとの断絶から2クール目があるらしいので、のんびりとこのおもしれー女とイケメンの旅路を追いかけていきましょうね。

 

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