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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 クラスメイトが羊宮・瀬戸とかいう配置、第4話。羊宮関西弁も実に破壊力が高いですね。今確認したら出身は奈良県なのね。全然そんなイメージなかったわ。

 有馬かなちゃんアゲ回にして、アクアのチート暴虐の形がはっきり見えるお話。前回までの注釈で「天才的アイドル・アイの血をひいてはいますが、双子はそこまでのカリスマを持ち合わせてはいません」という設定になっていたはずだが、今回アクアはその前提を受け入れつつ、なんかよく分からん理屈でかなりドヤる立ち振る舞いになっていた。ぶっちゃけ、「カリスマの見せ方が雑じゃない? それでガラッとドラマのクオリティが変わるくらいなら、これまでの人生で役者業に身を置く選択肢も普通にあったのでは?」とちょっと違和感を覚えないでもない。

 一応好意的に解釈しておけば、アクアのチート要素というのは何も血と才能にのみ表れるものではない。彼のアドバンテージの根源は「新生児の時点ではっきりと自意識があったこと」であり、幼少期にアイを失ったことで、人生の普通だったらあり得ないくらいに早い時期に「生きる目標」を刻みこまれたことである。つまり、彼は持って生まれた才能は(さほど)無くとも、他の子供達が鼻水垂らして遊んでる時期に、みっちりと研鑽を積む時間と意欲があったということ。人生で最も吸収力の高い幼児期に大人な精神で自己研鑽を意識すれば、そりゃまぁ、他人よりも1つ2つ抜きん出た才をもぎ取ったとしてもそこまでおかしな話では無いだろう。今回アクアが見せた「ドラマ撮影現場でのテクニックのあれこれ」は、そうして彼が「長い」人生の中で培った処世術の1つと言えるのかもしれない。

 そうして有馬かなとの関係性は都合が良すぎるくらいに上手くいき、アクアが望んだかどうかは知らないが、役者としての評判が上がって芸能界とのパイプも太くなった。さらにアイとの関係が疑われていたプロデューサーとの接触にも成功し、さてここから「本編」もまた1つステージを上げていく……んだろうか。この作品の設定って、「ケータイに残ってたアドレスを1つ1つしらみつぶしに調べて父親にたどり着くぞ!」だけなので、やろうと思えば「こいつも違った、こいつもダメだ」って延々同じような探偵追跡劇を繰り返せるんだよな……。その過程で「漫画原作ドラマ」→「恋愛リアリティショー」と続いていくんでしょうかね。

 ちなみに「漫画原作ドラマ」については、原作者の先生がなんとも言えない世知辛いお話をしてくれていたが、今作の原作者のお気持ちがどれくらいこもっているのかは気になるところ。「かぐや様」は(あと「クズの本懐」も)アニメとしては傑作の部類だし、「漫画原作アニメ」としては何一つ文句を言うところはないんだよな。実写ドラマ……どうだったんでしょうね。

 

 

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