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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ようこそ決死のジャングルジムへ! 第14話。ちなみに左記の文面は私の創作でもなんでもなく、ジャンプ連載当時に作品冒頭に掲載される、いわゆる「アオリ」と呼ばれる文面の一部です(正確かどうかはわかりません)。当時リアタイで熱狂していた僕たちは、この明らかに荒木先生じゃない編集者が考えたであろうよく分からない文句にまで一喜一憂(主に一喜)していました。もう、編集もわけわからんようになって適当な言葉入れてたんだろなー、みたいな。10年以上経ってもまだ覚えてるあたり、やっぱり当時はすごく楽しかったんですよ。 というわけで、決死ではあるがジャングルジムではない対決。エルメェス最大の見せ場であり、ぶっちゃけ、ここから先は彼女の存在感はフェード気味。まぁ、アナスイやらウェザーやら、男連中の存在感が増していくし、しばらくは懲罰房編なので他者の介入がなくなっちゃうからしゃーない。とりあえず彼女がわざわざグリーンドルフィンに潜り込んでまで果たそうとした悲願の復讐劇なのだ。無事に達成できたのでひとまずのエンディングといったところだろう。 スポーツマックスの操るリンプビズキット。「死体を」「透明で」「血に飢えた」「ゾンビに変える」というだけでも割と情報過多で訳のわからん能力なのに、さらに「ゾンビは上も下も関係なくなる」とかいう謎設定に加え、最後には「自分自身をもゾンビに変える」というウルトラCを披露。死後も残って効果を発揮するスタンドってのは厳密には3部のアヌビス神から存在はしているのだが、4部ではチープトリックという変種が生まれ、さらに5部ではそのこと自体が武器となるノトーリアスが登場してだいぶ「当たり前の存在」になっている。ただ、このリンプビズキットに特徴的なのは、残っているのがスタンドだけでなく、スポーツマックス本人の意思も含んでいるという部分。厳密には「スタンドが復活させたゾンビに意思がある」というべきなのかもしれないが、うまくやれば死をも超越したとんでもない存在になった可能性があるわけで、実は神父が探していた天国の答えがこの辺にあった可能性もあるんだ。 まぁ、残念ながらドブ水まみれのゾンビでは神父も満足はできないだろうし、その能力を「DIOの復活」という形で使うことになったわけだが、その顛末としてDIOの骨がどうなるかというと……もう、意味不明の極地よ。ここから先の展開、正直これまでのようにディティールまでは記憶に残ってない。だって、記憶が繋がるような連綿性が無いんだもん。まぁ、とにかく荒木先生が一番やりたいことをやり続けるライブ感をお楽しみください。いや、一番やりたかったのがこの後の展開なのかよ、という気はするが……。 そう考えると、一応仲間との連携も含めてそれらしい頭脳バトル(?)を繰り広げるのはこのキッス戦が1つの節目と言えるのかもしれない。これまで特定の決め台詞が用意されてなかったエルメェスに一回限りの「グロリアラッシュ」をやらせて「あぁ、ジョジョを読んでるわぁ」という達成感へとつなぐサービス精神はお見事。マジで「これもこれもこれも」には爆笑したんだよなぁ。少年漫画のお約束をこういう形でパロディにしていくってのは荒木先生にしては珍しいやり口かもしれないな。ラッシュシーンが最大の見せ場として機能しているうちは、何やっても大丈夫よ。 そういやFFの治療シーンとか、やたら丁寧に描いてくれてたけどアニメスタッフは多少なりとも納得しやすい形で筋を進めようとしてくれているんだろうか。もう、細かいこと気にせんでもいいぞ。どうせこの先は何やっても焼石に水だから(繰り返しますが、嫌いじゃないんです。むしろ大好きです)。
PR ここに来てラストスポットがお嬢? 第11話。3、4話目でイベントが終わったかと思っていたお嬢だったが、どうやらあっちが「変身回」だとするなら、正規のパワーアップ回は最後に残されていたようだ。杏夏の強化回……(お茶目なジョークです)。 というわけで、最終回に向けてきちんとワンステップ挟んできた。正直、前回時点でHY:RAINとの因縁を一通り説明したので「だいぶ扱いは軽いけどこれであとはラストライブになるのか〜」と思っていたのだが、さすがにそこはきちんと掘り下げてくれた。まぁ、今回蓮が改めて訴えていたことは前回まで語られた内容を補強する程度のものでしかないのだが、きちんと春のバックグラウンドをメンバー全員での共通認識とすることで、最後に乗り越えるべきハードルを確認し、春にもTINGSでやることへのモチベーションを表明させる意味がある。どれだけ蓮が過去の因縁を訴えようと、既に青天国春の決意は固まっている。そこにブレる心配は無い。……のだけど……。 一度決めてしまえば、阿呆連中は迷わない。理王・雪音・紅葉の3名は、必死の思いで引き戻した春と一緒に舞台に立てるなら、そりゃもう無敵であることに疑いを持っていない。しかし、ちょっとでも冷静な目を持つ人間からしたら? こういうところで損な役回りを引いちゃうあたりがお嬢の苦労人なところでね。よりによって前回の蓮の一言がだいぶクリティカルに刺さってしまっていたようで、今一度、自分がチームの中で何をすべきなのかと思い悩んでいる。事実上のリーダーポジションというのが3人TiNgSの時のお嬢の存在価値だったが、現在は雪音がいるおかげで統制役なら足りている。すると、やはり唯一無二の存在感、爆発力が求められることになってしまうのだろう。それを求めた時に、今のところ杏夏には手持ちの武器がないのだ。 さぁ困った、心に迷いがあってはラストステージもキマらない。でも大丈夫、TINGSにはなんでも解決してくれるマネージャーがいるよ。マネえもん、何か道具出してよ。さて、最後に杏夏が装備する武器はいったい何になるのか。そして、ラストライブは5人全員が主役となってキメてくれるのか。次回、最終回。
○「うる星やつら」 5 なんの因果か、新番チェックが2本続けて「ヒロインのブラを剥ぎ取るアニメ」になってしまった。いや、あれはそもそもブラなのだろうか? 見方を変えると、2クール連続で「メインヒロインがずっと水着のままのアニメ」が続いていると言えるのかもしれない。 さておき、この際だから断り書きしておくと、私はこれまでの人生において、一度たりともこの「うる星やつら」に触れたことがない。そりゃま、概要くらいは知ってるし断片的な映像とか画像なら見たことがあるかもしれないが、まとまった「ストーリー」として受容したことはなく、今回がめでたく初対面ということになる。私にありがちな「超有名作品、実は知らない」パターンではあるのだが……いや、でも年代を考えれば当たり前だよな? 一昔前のギャグ漫画をわざわざ見たり読んだりするモチベーションなんてそんなにないし、接する方法も限られているだろう。わざわざ漫画喫茶で読もうなんて思わないしなぁ。 あとはまぁ、そもそもサンデー漫画ってんで触れる機会が乏しいというのもあるだろう。私は「らんま」もほとんど知らないし、「犬夜叉」もあんまり見てこなかったので高橋留美子文化自体をあまり積極的に摂取してこなかったわけだが、犬夜叉のアニメ・原作連載時などはちょいちょい見ることもあったし、アニメのおかげで最近は「境界のRINNE」に「半妖の夜叉姫」と、そこそこ接点も出てきた。順番は逆になるが、「RINNEの作者さんが前にやってたギャグ漫画」だと思えば、決して相性は悪くないのかもしれません。まぁ、そんな認識で今作を観ようとしてる人間はそうそういないだろうけど。 結局さ、ビッグタイトルだってんで話題性はあったけど、いうても「ドタバタラブコメのアニメ化」でしょ? そこまで色めき立つようなこともないんだよなぁ。それこそ「境界のRINNE」が始まった時と同じくらいの熱量で見守ればそれでいいんじゃなかろうか。制作側もプレッシャーはかかってんだろうけど、そこまで肩肘張って作るような作品でもなし。むしろ大事なのは長期間に渡る継続と安定じゃないですかね。プロジェクトがどの程度の長さを見込んでいるのかは定かでないし、ノイタミナという枠を考えればこのまま1年2年やり続けるなんてこもないだろうが、適当な長さで区切って2期3期と続けていく方向でいいんじゃなかろうか。多分、当時の熱心なファンなんて今回のアニメ化にそこまで期待寄せてないと思うよ。 なんの予備知識も先入観もない状態でみりゃ、まぁ普通のギャグである。いや、でも今から40年以上も前にこの設定を思いついて連載を続けたのはやっぱすごかったのかもしれんな。この辺りから始まった日本の「コミック魂」みたいなものがあるとするなら、その草分けと言われたらなんか納得はできるかも。まぁ、それを今更現代に復元する意味はあまり理解できてないけども。個人的に気にするべきはやっぱりキャスト方面の話だとは思うが、上坂には是非、余計な気負いをなくして自然体でやってほしいとは思っている。どこをどう転がしたって平野文ボイスが出るわけもないのだし、無理に寄せるよりは「上坂流」を貫いたほうが作品の狙いにはマッチしていると思うので。相手がひろCだから、どうとでも受け止めてくれるだろうしね。 ○「恋愛フロップス」 5 なんだこれ。正直言ってAパートの勢いは嫌いじゃなかった。笑ってしまったのでその部分は素直に負けを認めよう。 ただ、ほんまに「なんだこれ」である。どういう出自なのかを確認したらよりにもよってオリジナルアニメとのことで、いったいどういう発想で通ったオリジナルなのかがすげぇ気になる。おかげで当然事前情報など何もない状態でのスタートになったわけだが、最初の1人に出会う辺りまでは本当に探り探り。「舞台は近未来で、やりたいのはラブコメ……なのか? いや、純粋にギャグか? それともこの設定はマジなのか? どっちなんだいッ!?」ってなもんよ。2人目3人目と不審な状態が続き、学校に到着して学校名が「キクアヌス学園」だった時点でようやく「あ、ギャグじゃん」ということが確信できる。その上でクラスメイトとの会話などで仕込みもしてあるので、まぁ、このまま単なるエロバカギャグで終わらせるってつもりはないんでしょうね。どう考えても「ゲームの中の世界」でしかない伏線がちらほら張られており、てっきり1話目ラストでそれが明かされるという展開なのかと思っていたが、意外にもそこはぼやかしたままで次回へひいた。もしかしたら「ゲームの中だと思わせておいて、実は作為に溢れた現実世界だった」っていう二重どんでん返しの可能性もあるが。まぁ、なんにせよネタが明かされるまでは「怪しげな世界だなぁ」と思って大人しく見守るしかない。 このやや不穏な空気も気になるのは事実だし、あまりにもあけすけで馬鹿馬鹿しいエロギャグはそこそこ好感の持てるものなのだが、やっぱりどう考えても「出オチ」という言葉が一番似合いそうな気がしてしまい、「ここからさらに突き抜ける可能性ってあるのか?」といまいち信頼が置けないので加点は控えさせてもらった。このまま5人が並行して話を進めていくなら、さすがにとっ散らかりすぎててあんまり面白い話にはならない気がするんだ。アマガミ形式で1人1人掘り進めていき、セーブポイントまで立ち返るみたいなデザインにしたら、次回からどうなるかは分からないけども。 制作は最近妙に安定感がありエロバカをやらせると何故か輝くパッショーネ。そして監督は「ソウナンですか?」でもエロバカギャグをやってくれた長山延好。この人の仕事も地味にいいものが多いので、期待したい部分はあるんだけどね。そして圧巻なのがヒロイン勢に並べられたキャスティングであろう。みっく・竹達・りえりー・ひーちゃんにまりんか。ヒロイン度数たけぇ……。ただ、もしかしたら本当に圧巻なのはこの手の仕事をさせたら年齢的なギャップを一切感じさせずに主人公にハマり続ける逢坂良太の存在なのかもしれない。今期も「忍びの一時」とこれで2作品主人公だもんなぁ。それでもあえてヒロイン勢から一番気になる子を選べと言われたら…………。自宅の性悪ロボットかな……。
○「チェンソーマン」 6 ポチタの中の人がポチなのは狙ってやってるんでしょうか、たまたまなんでしょうか。いや、狙ってるわけないけども。 立て続けに「アニメに金をかけると美味しい」を覚えた集英社が繰り出す最大級の次弾。……らしい。私はほぼ原作未読なのだが、正直言うと、原作はあんまり好みでない作品である。というのも、そもそも藤本タツキの画があんまり受け付けず、前作「ファイアパンチ」は漫画喫茶で多少読んだのだが、途中で面倒くさくなって最後まで追いかけていない。確かこのチェンソーマンもジャンプで連載が始まったってんで1話目くらいは立ち読みした気もするのだが、当然そこから追いかけるなんてモチベはないので、ちらほらネットで話題になっているのを見ても特に接点は持たなかった。そういえば「ルックバック」は話題になった時にタダでネットで読めるってんで一応読んだけど、あれも何が面白いのかよく分からんかったし……「この作者の芸風は合わないんだろうな」というのでそれ以来はスルーということにしている。 ただ、アニメになったらスルーするわけにもいかない。こちらもだいぶ話題が先行しており、たとえばエンディングが毎週超有名アーティストが持ち回りで担当してるとか、「そこじゃねぇよ」っていうプロモートかけてるところがやや鼻につく。まぁ、「アニメに金をかけると美味しい」のは集英社の意向だろうから作者の作風とは全然関係ないのだろうけども……今の時代はとにかく話題にされたら勝ちっていう売り逃げ戦略が正しいからなぁ。 幸いにしてアニメの中身にもきちんと予算は使っている。使いまくっている。ややCGデザインにクセがあって好みは分かれる部分だろうが、少なくとも原作漫画の「合わなかった」度合いよりかは緩和されている。「これ、絶対ジャンプでやる話じゃないよな」っていうお子さん向けじゃない内容も、深夜アニメになってしまえばどんぴしゃりでやりたいことができるだろう。制作はMAPPAだし、これでコケたら責任重大っていうプレッシャーもかかってるだろうから、おそらく大外しだけはしないと思う。あとは本当に内容が肌に合うかどうかだな。わしゃグロも苦手なんじゃが大丈夫かいのう。
○「BLEACH 千年血戦篇」 6 まだまだ続く「なんで今更?!」系作品の1本。確認すると「BLEACH」のアニメがスタートしたのは2004年(!?)、そしてこれが実はなんと8年も続けており、2012年に幕を閉じたとのこと。すげぇ、確かに長いことやってたイメージはあったが、そんな最近(??)までやってたんやなぁ。 先にお断りしておくとBLEACHに関しては私は全くフォロワーではない。世代的にはズレてない気もするのだが、もうオサレ漫画でしかないという認識が定着していた感があり、「画面が白い」とか「話が適当」とか、基本的にバカにする方のスタンスである。ただ、後輩連中とかに「口上はだいたい暗唱できます」とか、「毎週楽しみでしょうがない」とか、「ことあるごとにBLEACHのキャラが例えに出てくる」とかいう現象が確認され、「もしかして人気漫画なのか?」と戦々恐々としたもんである。一応そうは言いつつも旧作アニメも割と観てた方だとは思うのだが……どうやって終わったのかまったく記憶が無いので、多分最後までは追いかけてなかったんだろう。夕方アニメだったんで生活サイクル次第では流石に無理が出たものだと思われる。 そんなわけで今回の「再開」についても全く思い入れは無いのだが、改めて深夜アニメとして復活したことにはどうやら意味があるようだ。同じく時間帯を深夜に移したジャンプ漫画といえば「ワールドトリガー」なんかがあるのだが、あれは本当に「枠が動いただけ」という感じ。対してこちらの場合は、元々「夕方のヒーローもの」という古き良きジャンプアニメの伝統を受け継いだ、よく言えば昔ながらの、悪く言えば雑で幼稚なデザインから、思い切り「深夜向け」のデザインに変更されている。まぁ、視聴者層が「かつてファンだった大人たちへ」になるのは当たり前なので、そこに向けてのチューンがあるのは当然だろう。また、当時と比べて最大の違いは、「鬼滅」のヒット以降、集英社は「アニメにちゃんと金をかけると美味しい」ということを覚えたのである。そしてBLEACHという看板には、その「金が成る」権利があると判断したのだろう。改めてオサレアクション&オサレデザインセンスを爆裂させ、これぞBLEACHという見せ方を徹底している。監督は「アクダマドライブ」、そして直近では「夏へのトンネル、さよならの出口」で強いインパクトを残した田口智久。こりゃぁ、やる気ですぜ旦那。 何が面白いって、リメイクと言ってもいいくらい時代はすぎているのに、流石に「聖闘士星矢」とか「ドラゴンボール」とは世代が違うので、キャストは綺麗にそのまんまでリビルドされていること。例えば霊圧が消えることでお馴染みの茶渡(本人談)は安元のデビュー作と言ってもいいキャラ。今やすっかり一枚看板となった安元が原点回帰した久しぶりの茶渡はなんだか感慨深い。そして織姫役の松岡由貴に至っては半分引退みたいな形で最近はほとんど声を聞いていなかった。ちょっと前に「魔女見習いを探して」であいこをやってて「めっちゃ久しぶり!」って思ってたら、今度は織姫である。今は西暦何年だ。そして、そんなふうに「当時の感覚」での配役なので、たとえば檜山・福山みたいな連中が階級で言えばかなり下っ端の役で平気で出てくる。そして当然、新たな敵キャラはまだ「役を持ってない」若手に割り振られることになり、今回の敵サイドは一護サイドに比べたら、下手したら平均年齢が10歳以上若いんじゃなかろうか。とんでもねぇ連中を相手にしなきゃいけないだろうが、頑張れ若者たちよ。 ちなみに、最初に登場したのがマユリ様だったのでちょっと嬉しかったです(BLEACHは嫌いだったけどマユリ様ファンではあった)。
○「夫婦以上、恋人未満」 4 今作のタイトル部分を見て初めて認識したんだけど、英語って「夫婦」にピッタリ当てはまる一単語が無いのか(今作の英語タイトルが「More than a married couple, but not lovers」になっていた)。それはそれで不思議なもんだなぁ。 さておき、なんかこう、見ててジリジリと精神が削られるアニメである。理由は明白で、設定そのものが完全に私のホームグラウンドである(?)「NTRものエロ漫画」の前半パートになっているから。強制的につがいになるシステムなんかはありがちだし、何よりも幼馴染の立ち位置と展開が完全にNTRの予備動作。下手したらメインヒロインの方の関係性だってそう見える可能性もある。つまり、私の中では今作のシナリオは完全にルートが決まっている三段跳びの「ホップステップ」にしか見えないのである。しかし、今作はNTRでもなければ18禁ですらない(多分)。つまり、この後絶対に私が知っている「ジャンプ」はやってこない。延々「NTRモノエロ漫画の序盤」が続くという、「絶対に胃カメラやらないのにバリウムだけ飲まされ続けてる状態」みたいなもんである。そりゃゲップも出ませんよ。 そんな状態なので精神的に落ち着ける部分が何一つ無いというのが、非常に個人的な理由の1つ。ただ、そんなネジくれた性癖を差し置いても、やはり今作は落ち着かないものには違いない。なにしろ作品コンセプトの根幹となる「夫婦実習」とやらの理由が何一つ説明されていないのである。つい最近まで実力至上主義って言われてるのになんの実力なのかさっぱり分からない学校なんてのもあったが、それと同じように、システムだけはそこに転がっているのに、何故そのシステムがあるのかがさっぱり分からない。冒頭の500円玉にわざとらしく「令和」と書かれていたのだから今作の舞台は間違いなく現代のはずなのだが、そんな「現代社会」のアナザーワールドは、ただ謎の夫婦システムだけをペタッと貼り付けた妙な現代なのだ。そこを飲み込むのがまず難しい。 「いやいや、特殊設定なんてなんぼでもあるやんけ。地下にある舞台で延々レヴューを続けてる女子高生よりよっぽど理解しやすいだろ」と言われるかもしれないが、特殊設定を設ける作品ってのは、その特殊設定のための世界を設けるアニメである。今作は、妙なシステムがあるはずなのに、他の部分が全く現実から離れようとしていない。普通に考えて、そんなシステムがあるなら既に社会的な交際の認識や性の認識などは現実とは変わっており、あのような生活が「当然の」社会に変容しているべきだ。何故かそこは我々と同様の倫理観を抱えているのに、作中キャラの誰一人としてシステムに疑問を持っている人間はいない。そのことがとてつもなく気持ち悪いのである。ついでに言えば、お約束の「悪友」ポジションの眼鏡。あいつも同じ実習を受けて誰かとつがいになっているはずなのに、そのことをおくびにも出さず、主人公もそこに触れていないのが気持ち悪い。「あるもの」以外は適当に「無い」と処理される世界は、気持ち悪い。 あとはまぁ、映像部分はそこまで悪くないはずなのに、色彩設定とかキャラデザの微妙なところでなんか気持ち悪い。なんで現代社会のはずなのにヒロインのデザインがシェリルノームみたいになってんだろう。ギャルのくせに髪型が猫耳から微動だにしないのもよく分からん。「エロギャルに見せかけて実は奥手」っていうキャラがただエロくてどうすんだよ。なんか、端々に「設定作ってはみたけどあんまり深く考えてない」みたいな様子が見え隠れしてるのが引っかかるんだよなぁ。直近までやっていた「カッコウの許嫁」あたりに通じるものもある設定かと思って見ていたが、あちらはまだやりたいことが理解の範疇で描けていたが、今作はそこからはみ出してしまいそうである。期待は薄め。 ……疲れた……。ハイ、劇場アニメでございます。知ってる人はどういう試みか知ってるでしょうし、知らない人は知らないだろうから適当にググってください。ちょっと前にどこかで宣伝を見て、流石にどんなギミックか気になったので観に行くことにしたんですが、悩ましかったのは「どうやって観るか」なんですよ。私のポリシーというか、致し方ないルールの1つに「劇場アニメは1日1本まで」というのがある。これはブログに記事を書く前提で視聴するため、2本観たらおぼえきれない、処理できない。だから1本まで。ただ、この作品(群)についてはそうも言ってられない。いや、1本観てから日を改めて観に行くのも可能だろうけど、そうすると今度は「1本目の記憶が薄れる」という問題が出てくるし、そもそも今作を1本だけ観た時点で書く感想に意味があるのかどうかも定かじゃない。脳に負担をかけて頑張るか、それとも多少の取りこぼしを前提に分業するか。幾らか悩んだんですが、やはり前者を取りました。100分+100分の200分作品ですよ。まぁ、洋画の長いやつだったら1本でこれ以上の作品とかもあるからねぇ。アニメ1クールが20分×12話だとしたらギリギリ耐えられる量……かどうかは分からない。 てなわけで、私史上最も感想をまとめるのが難しい作品になっています。いくつか理由があるが、最大のハードルは今作最大の「順序転倒」効果をどこまで想像できるかという部分。1本目視聴後に2本目を観つつ、脳内では1本目の情報をもとに「2本目」として追いつつ、さらに「もし1本目を観てなかったらどう感じるか」を想像しながら観なければいけないのだ。ぶっちゃけ、無理でした。今までやったことのない試みだが自分の脳のキャパで処理し切れるかと思ったんですが、いくらなんでも無理や。この失態については、「もう一回、今度は逆順で観る」というチャレンジをすればある程度は解消されるのかもしれないが……いや無理だよ。他にも、両方の作品はかなりの部分で共通するカットがあり、文字通りに世界を「挿入」していく形をとってるんだけど、その際に「あれ、あっちではなかったカットがこっちではちょっと足されてる……そこにどんな演出意図が?」とか考え始めると、もう負荷が天元突破しました。諦めて、以降はほぼ今作を「1本の200分映画」として処理することになるかと思います。 ちなみに折り返し前にネタバレ無しの大枠だけまとめておくと、面白い試みだったことは認めます。映画料金2本分を払うことに躊躇いがない人は体力に余裕がある時にチャレンジしてもいいですし、私と違って1本ずつゆっくり観るのもアリといえばアリかもしれません。ちなみに私はあんまり事前情報がない状態で、記事タイトル通りの順番「君愛」→「僕愛」と視聴しました。これは、単に劇場の上映順がそうなってたから。確認したらちょうど今日までが「君→僕」のセットを昼と夜にやっていて、明日からは「君→僕→君」という1セットになるみたいです。なるほど、それならちょっと時間をずらせばどっちのパターンも見られるからね。 私同様になんの事前情報も無い人が一番気になるのは「本当に順序云々に意味はあるのか」という部分と、「各々1本だけで作品として成立しているのか」という部分かと思われます。まず1つ目の疑問への回答としては、「おそらくあるだろう」が僕の答え。ただ、上述の通りに私は途中から「逆順だったらどう感じていただろう」というイメージを半ば放棄してしまったので、逆順で観た場合にどれくらい後味が変わるかはあんまり言及できません。一応、自分が体験したからそう思うだけかもしれないけど、僕は「君→僕」の順で見ることをお勧めします。「僕→君」で観た時の視聴後感、いいものになる気がしないんだよなぁ……どうかなぁ。2つ目の疑問に対してはちょうどいい例えが思い浮かんだんですが、だいたい「シュルシャガナとイガリマ」くらいの関係性だと思ってください。え? わかりにくい? いや、そんなはずは……。まぁ、分からん人は確認してください。シュルシャガナもイガリマも、単体ならば問題なく1つの作品として成立していると感じるとは思うけど、微妙に「なんか空いてるパートがあるな……」って感じるじゃないですか。それがEdge Worksになったのが2本連続視聴した状態ってことです。 あと、ざっくり評価ですが、ぶっちゃけ「君愛」だけ視聴し終えて休憩に入った時点では4点くらいでした。そもそも映像クオリティはあまり高くない作品なので「この感じで後半戦……お察しじゃね?」って思ってたんだけど、後半に観た「僕愛」で巻き返してくれて6点くらいまで一気に上げてきました。ただ、これが単純に2本の面白さが違ったのか、「2本目」が強くなる効果だったのかも定かではないです。いっそ逆順で観た人の感想も聞いてみたいところだ。
<というわけでようやくここからネタバレありです>
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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