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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
SQちゃんの内もも……第17話。そこだけやけに執拗に描写してくれやがりましたね。いや、贈る言葉は「ありがとう」だけなんですけど。 分かったような分からないような話が続く。いや、今回の顛末の目的みたいな部分は分かったのだが、結局サブタイトルに冠されている「バグ」って何なのよ、って話が飲み込めていない。ククルシカの騒動の時は「はいはい、原作ゲームにそういう役職があるのね」っていうレベルで飲み込んでいたのだが、今回のユーリの身辺についてはゲームシステム云々以上の説明が求められるわけで、いくら夕里子さんから「あなたはバグなのです」って宣言されたとて、「いや、だからそのバグってなんなんですか」というマジレスが必須である。でないと対処法も何も「対処する必要がある問題なのか」っていうレベルで定かじゃないのだし。いや、宇宙は崩壊するんですけどね。対処は迫られてるんですけどね。 ただ、そうしてよく分からない概念である「バグ」を振り翳されて困ってしまったはずなのだが、肝心のユーリくんが「そっか、僕はバグだったんだ……」と非常に物分かりがいいせいでそこは前提条件として話が進み始めてしまった。しゃーないよな。本人が存在矛盾を認めちゃったんだからな。そりゃま、目の前で何度も宇宙が崩壊したり、何度も自害に失敗したりすりゃ「頭でなく身体で理解」しちゃったのかもしれないですけどね。そのためには何度も何度もループを繰り返して調教される必要があり、エンドレスユーリがあの手この手でフラグを探し回ることに。まぁ、自死ラッシュのくだりはいくらなんでもドMが過ぎる気がしたが……こいつ、変なところで思い切りがいいんだよな。 結局、「いろいろやろうぜ」しか解決策が無いと判断したユーリはこれまで構築した仮想ハーレムを渡り歩くことを選択。なし崩し的にジナにお礼を言ったあとはお寿司運搬人のSQちゃんと遭遇。かつて教わった彼女の出自を話の種にして不謹慎な盛り上がりを見せ、ここで多少のSAN値を回復する。流石、内ももの効果は絶大である。そして一番効果的なアドバイスがもらえそうということで突撃したのがセツのところ。何かいいアドバイスがもらえないもんかと思ったが……なんとこの世界線のセツは「ループ数回目」というビギナーセツだった。そうだよな、互いに別ルートを辿ってループしてるんだから、順番が入れ替わるのはおかしくないんだよな。おかげでここも当てが外れて追加1ループ。 「セツがダメだとなると頼りになるのは……」と思案し、白羽の矢が立ったのはやはりというか、意外というか……我らがラキオニキだぜ! やっぱそこですよ。この船で一番頼りになるのは。まぁ、SQにしろラキオにしろ、「ループ&バグ」という意味不明のダブルパンチをこともなげに受け入れちゃえる理解力の高さはやべぇとは思いますが。そして冷静沈着なラキオニキは見事に問題の核心を分析。「今までになかったパターンでテンパってるみたいだけど、やること一緒じゃね?」と。なんとシンプルな答え。そうだ、ギャルゲ製造機である鍵が無限ループを強要してるのだから、ここでまだ回収できるスチルがあるってことだ。そのことに気付かされてからのユーリの判断は早かったですね。 「ここでしか回収できない情報って、なーんだ?」というクイズの答え、それは「ユーリの記憶」であった。自分以外の自分が存在するこの世界線でのみ回収できる「一人称視点の三人称」というメタ度高めの最終解答。ここに一発で辿り着けるユーリさんの発想の柔軟さはすげぇよな。俺がプレイヤーだったらククルシカからはじめて全クルーをローラーしないとあかんかったわ。まぁ、得られた情報は大したことなかったのだが……とりあえずこれで鍵も満足したようで、2週にわたる地獄ループは脱出成功。もはや人狼ゲームをやっていたことなど記憶の彼方である。 さて、そろそろゴールが近そうだが……夕里子さん、せめてもうちょい親切なヒントください。 PR 「破産富豪 The Richest Man in GAME」 5→4 すんごい変なタイミングでの番組感想です。……だってこれの後番組の「時光代理人」の感想を先にあげてるんだから。なんで終わった番組の感想が後に出るんだ、って話なんですが、これがいかにも私らしい間抜けな話でして。実は、「まだ最終回を観てない」って思い続けてたんですよ。どうやら放送枠のこれの最終話と「時光代理人」の間に1週のブランクがあったらしく、その週にレコーダーが録画失敗してたんです(番組が無かったからね)。ただ、私は勘違いして「あれ? 録画できてない……機材トラブルかな? 最終話だけ見られなかったのイタいなぁ」と思って番組ページを確認したら、幸い私が唯一視聴可能なオンデマンド、アマプラで配信してたんですよ。「これは助かった。アマプラにはまだ上がってないから、一週遅れかな? よし、最終回を確認してから感想出そう」と思って……ず〜〜〜〜っと待ってたんですよ。なんぼ更新しても最新話こないなー、って思いながら(普段アマプラ使わないから仕様すらよく分かってなかった)。まさか、そんな最終話が存在しないなんて思いもせずにね。 こんな間抜けなミスが発生したのは何も私(だけ)が悪いわけじゃない。だって……視聴してた人なら分かると思うけどさぁ……どう考えても来週も続く話じゃん。最終話じゃなかったじゃん。調べてみると、どうやら本国では普通に放送されている内容なのに、日本語版は16話でぶつ切りにされてしまったらしいのだ。意味分かんないよね。放送するなら最後まで責任もってやってくれよ……せっかくここまで頑張って視聴してたのに、何一つ報われねぇよ……。というわけで、ぶつ切りで終わってしまったので「結論」も出てないし、放送枠としては印象が最悪になりました。 でもまぁ、枠の話は作品の本質とある程度分けて考えるか……えっと、Funnyではあった。正直、何故か観ていて退屈はしなかったのだが、終わってみて「面白かったのか」と問われると、疑問符の大量発生がががが。 まずもって、ほんとに筋立てが一本きり。「ヘンテコな悪魔契約で本当はすってんてんになりたいはずの主人公が、やることなすこと全部逆効果で大成功を収めてしまう」というたった1つのネタだけをひたすら繰り返してまさかの「拡大再生産」を行うという物語。私の勝手な分類としては「ラッキーマンパターン」よりも「カメレオンパターン(加瀬あつしパターン)」に近いもので、ヘタレ主人公がなんも考えずにやったことが周りから勝手にいいように解釈されて成り上がっちゃうというフォーマットが近い。 別にこれだけで話を作るのは構わない。それこそ加瀬あつしなんて何十年とそのパターンで活計を立てているわけで、充分なファニーがあればそれだけで成立するデザインなのだ。そして、最後まで退屈せずに観られたということは、今作もその点においては成立していたような気はする。ず〜〜〜っとゲーム製作のみで4作品繰り返すパターンだったが、レースゲーム・TCG・FPS・シミュレーションゲームとちょっとずつ目先をずらしているおかげで完全なる天丼にはならなかったし、途中からはゲーム製作に加えて会社経営のあれこれも入ってくるので、どんどん話が大きくなって手に負えなくなるコントとしてみることができる。やれやれ系のなろう主人公と違ってほんとにただのダメ人間でしかないチェンが訳もわからず「成功」してしまいもがき苦しむ様を楽しむのは、それだけでエンタメなのである(奇しくも、どこぞの無能マスターと声が同じだったりする)。 ただ、そうして「なんか最後まで見られちゃったな」という気持ちもありつつ、やっぱ面白くはなかったよな、という冷たい振り返り視点も出てきてしまう。最大の要因は作画のショボさ。チャイナアニメは超高品質と超やっつけ品質が極端だが(いや、それは日本も同じか)、今作は一目でそれと分かるやっつけ品質。このクオリティのアニメを手放しで面白いと言えるほど、私は作画に無頓着ではいられない。お話を語ることを優先させて、「なんでアニメにするんだろう」の部分にあまり考えが至ってないように見える。 加えて、筋立て部分にしてももう少し説得力は欲しかったと思う。ファニーテイルなのだから不条理なままでいいだろ、という考え方もあるが、今作最大の焦点は「失敗しようと思ったチェンの打つ手が全て逆効果になって大成功してしまう」という意外性だ。最初のレースゲームが偶然ヒットしたあたりはその理由の反転が1つしかないので「偶然」で片付けてもいいのだが、会社経営&FPSゲーム開発あたりは要素が多くなりすぎて、それら全てが「偶然」成功っていうには説得力が乏しい。何か1つくらい、「失敗要素だと思ってたのに実際はとんでもない成功要素になる可能性を秘めていたのさ!」でどんでん返しが見られればグッと締まった気がする。そのあたりの「上乗せ」を期待した部分で「今一歩」という結論だ。 でもまぁ、引き続きこうして中国文化が入ってくるのは(ご時世を考えれば特に)ありがたい話ですよね。ゲーム開発とかソシャゲの面白さ、不満なんかが日本も中国も同じだよな、ってのが分かったりするとちょっと嬉しいよね。
勇ましいなぁ……第16話。真正面からスポ根を貫き通す構成、とても清々しい。 前回は4人同時展開などもあって一気に選手を処理してみせたわけだが、今回は一転、焦点を絞り込み事実上たった1人の演技のみで1話を費やした。そのターゲットは鴗鳥の「一番弟子」である八木ちゃん。当然、この子もSeason2が始まるまではさっぱり出てこなかった「ポッと出の新キャラ」である(だよね?)。しかし、そこに手っ取り早くドラマを盛り込むための手管が如才ない。まず監督が鴗鳥であるという設定で一気にいのりちゃんたちとの距離が近づき、おっさんたちの愉快なギャグシーンも交えながらいきなりいのりちゃんの「ライバル」として(文字通り)真正面に立ちはだかった。トイレでの精神統一ルーティンなど、ちゃんと子供っぽい部分を出しながら、その裏での血の滲むような努力、そしてその努力を生み出すモチベーションの描写などを加え、ほんの数分で一気に「倒すべきライバル」として成立させるシナリオラインはやはり上手い。「一番努力した人が勝てるわけではない」とは八木ちゃん本人の言葉であるが、例の名文句よろしく、それでも「勝った者は皆努力している」の分かりやすい例である。 また、そんな八木ちゃんのモチベーションを支えるのはほとんどが鴗鳥コーチであるが、そんなコーチの下で繋がりを持ってしまった光の存在もでかい。狼嵜光というあまりに大きすぎる才能に目を焼かれてしまった1人であり、どう足掻いても太刀打ちできない相手を前に、色々と打ちひしがれてしまった過去もある。それでも八木ちゃんは決して諦めることなく、必死に自分にできる範囲で食らいついたのだ。いわば光が生み出した「影」のような存在といえるかもしれない。 いのりも光という存在には大きな影響を受けているが、受け止める側の性格の違いもあるのだろう、彼女にとっての光は文字通りの「ひかり」でしかなく、憧れ、たどり着こうとする純粋な目標、勝手に定めた遠い遠いライバルでもある。陽の対象として光を仰ぎ見るいのりと、陰の対象として光に追い縋る八木ちゃん。この対比がいかにも今大会の「天王山」らしさを演出してくれている。 そして、その八木ちゃんの実際の演技シーンがまた見事。前回時点で今作の競技シーンのクオリティの高さは見せつけていたわけが、違いが分かりにくそうな「フィギュアの演技シーン」にうまいことフィクションも盛り込みつつ、個々の選手の違いを見せてくれている。まぁ、そうは言っても素人の私にゃうまく表現する言葉が見つからないのだが……今回の八木ちゃんの演技は一言で言うならどこか「泥臭い」。必死に縋り付くような演技であり、どれだけみっともなくても、ただ光に追いつきたいという「あがき」にすら見えるような演技プランだ。実際はフィギュアとして高く評価されているのだから決して無様なわけもないし、洗練された所作になっているはずなのだが、なんか分からない要素から「泥臭さ」が感じられ、その執念の強さが滲み出ている。この辺の演出プランの差がどういう要素からきているのか、アニメに詳しい人かフィギュアに詳しい人に解説してほしいもんである。現実にも受付のじいちゃんがいればいいのに。 そうそう、今回もう1点気づいたこととして、今作のスケーティングシーンに見応えがある理由の1つに「ブレードの見せ方」がある気がした。スケートなんだから絶対に履いてるスケート靴。その刃の部分の見せ方が上手い気がする。例えば光の反射でその鋭利さを見せる演出もそうだし、今作で演技するのは皆幼女であることも関係して、その靴の「重み」みたいなものがどこかに感じられる気がするのだ(多分、大人の演技と比較したら絶対幼女の方がスケート靴の比重は重いはずだ)。今回の八木ちゃんの演技の「泥臭さ」と「鋭さ」。そんなものが堪能できた画面でした。 そうしてお膳立てを整え、最高最強の舞台についにいのりちゃんがまかり出でる。司が散々悩んで檄を飛ばした後のいのりちゃんの勇ましいことと言ったら。こんなにも幼女が「格好いい」アニメも他にないですって。 色々と騒がしい作品でしたね……。あらゆるレベルでさ……。 まず、言うてもしょうがないことだとはわかっちゃいるが、私はスーパー戦隊シリーズが(たとえ一時のことであっても)途絶えてしまうことに納得いってない。そりゃさ、モロに少子化の煽りを受けてビジネスとして難しくなってる事情は理解するけどさ……代替策が似たようなギャバンっていうのが軟着陸にしても半端じゃない? とは思ってしまう。でもここでほんとに特撮シリーズが完全に切れちゃったらもはや再開の目処も立たないだろうし、色々と苦しい部分はあるんだろうなぁ。色々考えながらも、結局単なるいちファンが感じるのは「頑張って続けてくれよ」しかないので、終止符を打たれたことはただただ悲しい。 そんな悲しいナンバーワンが、さらにほんとにどうしようもない理由で作中に拭えぬ汚点を残してしまい、花道を飾れなかったと言うのも本当に悲しい。スタッフさんは本当に頑張ってくれていて、ギリギリの現場はよく作品を成立させたとは思うが、当初予定していた完璧な形で提供されなかったことは残念でしかない。結局、「人」を資源にして作り上げているエンタメは、こういうリスクが常に伴うってことなのよねぇ……。スーパー戦隊シリーズ、なんで周年作品で毎度毎度トラブルに巻き込まれるんでしょうね。 などという外野の要素を全部取っ払って「ゴジュウジャー」という作品単体で見ると、実は中盤にちょっと心離れた部分があったことは白状せねばなるまい。個人的には、今作の戦隊リング、歴代レッドの使い方はあんまり好みじゃなかったんだよな。まぁ、どこまでいってもゴーカイから戦隊に入った人間はレジェンド戦士の使い方であれ以上のものを求めてしまうので絶対に叶えられない夢を持ち続けているだけなのだが……「変質した過去の先輩たちと戦う」という構図、ジオウで危なくなって路線変更したアイディアなんだよな。「変質した戦隊魂」については数代前のイカレ野郎どもがやり尽くしてしまったし、もう少し別なアプローチでアニバーサリーを飾る手段があればよかったのに、とは思っていた。 でもまぁ、そこはほんとにないものねだりだったし、中盤以降にどんどんキャラどうしの絡みが増していけばいつも通りに楽しめるようにはなっていた。ここんところ引き合いに出す機会が多い概念だが「敵組織のわちゃわちゃ具合」が本作はかなり良かった。テガソード・テガジューンの2体は最初から最後まで「仲良く喧嘩してる」状態なわけで、身も蓋も無い言い方をすればずっと茶番を見せられていたようなものなのだが、クルクル変わる敵組織のモチベーションはきちんと刺激として機能しており、常に新鮮なマッチメイクでドラマも戦闘も盛り上げてくれた。まぁ、やっぱ最大の立役者はファイヤキャンドルさんだと思いますけどね。キャストの三本木大輔氏の名演もあり、ヒーロー勢を差し置いて今作のMVPに認定したい。ちなみに時点はおにーちゃん。敵組織の濃さが本当に最高の作品。ちなみにヒーローサイドで一番のお気に入りは竜儀。名言・名エピソードの数々に加え、ブレない姿勢はあちこちに振り回される作品の世界観を強固に支えてくれていた。イエローが格好いい戦隊は良い戦隊である。 総括すると、いろんなレベルで「心残り」がある作品にはなってしまったが、これはこれで歴史の一里塚。これを1つのけじめとして、次なる歴史のスタートを、ただただ願うのみである。 いやさか。 探偵のくせして、サブタイコールがなんかルパンレンジャーっぽい、第2話。まぁ、パトレンっぽくしたらクソダサかっこよくなってしまうからな……。 流石にわんプリみたいに毎週感想を書き続けるってことはない気もするが、2話目までなら書いてもいいだろう。確認したらキミプリも2話目感想は落としていた。何故視聴後即感想を書くまでのモチベがあるかというと、2話目でも想像以上に構成がしっかりしていたからである。「プリキュアだし、探偵要素なんてさっさとおざなりになるだろ」と思っていたが、もしかしたら1年間やり抜く覚悟があるのかもしれない。 サブタイにある通り、今回のメイントピックは新キャラのジェット先輩。2体目の妖精にして解説役にしてアガサ博士役にして名誉ショタ枠という要素のがっちゃんこ具合が激しすぎるキャラだが、個人的には時期(と声)が被ったせいで「東映が送り出す2体目の悪魔くん」みたいに見えてしまうのはご愛嬌。梶ボイスだと人間フォーム時と妖精フォーム時で大して声をいじる必要が無いのがずるいよな。歴代の妖精キャストたちがどんだけ頑張ったとおもてんねん。 とにかく「先代プリキュアのことを知っている人物」であり、妖精パワーで数々の便利アイテムを提供してくれる彼は、当然今後もキーマンとなるのは間違いない。ただ、ポジショニングがまだ分からない部分もあり、あんなのサポート妖精がポチタンなのは間違いないのだが、ジェット先輩は誰か特定のプリキュアとのサーヴァント契約には至るんだろうか。コンビキュア設定だから「ポチタン1人でアンサーとミスティックの2人分の変身パワーを供給しています」っていうモフルン状態であり、ジェットはしばらく珍しい「相棒無し妖精」の状態で進んでいきそうである。あと、形はどうあれ、そして222歳という年齢はどうあれ、それなりにかっちりしたショタフォームを持つ「男の子」の家に主人公の少女(14歳)が単身居候という設定も刺激的といえば刺激的。みくるは「泊めてあげて!」とあっさりしたもんだったが、当の本人たちからしたら「今日、うち俺しかいないんだけど……」状態である。まー、そんなこと気にする性格でもないのだろうが……風紀に問題があるので、できればちゃっちゃとみくるが転校手続きをとってあんなを寮に連れて行ってほしいものである(そうなったら風紀が乱れないとは言ってない)。 さて、そうして新しい設定をゴリゴリに説明して尺を使い、「今回はどう考えても説明で終わる回じゃろ」と思っていたら突然のSOSサイン。そして今回も失せ物探しの依頼である。何が偉いって、ほんの数分しかないエピソードにも関わらず、最低限(ほんと最低限)謎→伏線→解決という基本フォーマットを守ったところ。そりゃま、犯人がファントム団なのでやってることは無茶苦茶だしなんでもありなのだが、きちんと小学生向けの探偵クイズ本みたいなネタを(伏線から一定の距離を保ちながら)出せているのは感心だ。あと、「おばあさんがいなくなった? ……こんなひらけたところで?」みたいな謎の提供台詞が日常の謎として非常に魅力的なところも良い部分だ(まぁ、ここは答えが「ファントムだったから」なので別に解決はどうでもいいのだが)。 さらに容疑者を複数出さなければいけない関係上、毎回いちいち大量のモブが出てくるところもプリキュアとしては新鮮で、このフォーマットを毎回維持できるならお子さんたちも大興奮に違いない(そうであってくれ)。ちなみに「通信障害中でもジェット先輩のボイスメモは通信可能なのすごすぎるだろ……」と思ったが、おそらく一般的な電波インフラを使わず、なんかこぅ、いい感じの妖精パワーを通信に使っているに違いない。 2話目ということでまだ作画状態も良く、ジェット先輩宅にあるいい感じのサンルームはまるで舞台のような演出を可能にしている。「嘘VS真」という対立構図が明確になり、正義の志を誓うあんな。そして手を取り合って問題解決にあたるみくる。ここから2人の関係がどう繋がっていくのか、引き続き期待してます。 ○「時光代理人 -LINK CLICK- 英都篇」 ー 一応冬クール最後の新番チェック。だいぶ間が空いてしまったが、一応もう1回確認するとこれで54本目となる。こないだいただいたコメントで完全に見落としていたアニメが1本あったことが発覚して結構なショックだったのだが、最近はアニメの発信方法も多様化してきているし、配信オンリーの作品が話題になることも増えてきている印象。もう、「全部の作品をチェックできていない」ことを気にしてもしょうがない時代なのだろう。 とかいいながら頑張ってこちらのB8ステーションはチェックしているわけですが。フジテレビ系列が根強くお届けする中国アニメ枠の新作は、日本語版で3クール目となるこちらの作品。当然のごとく前シーズンで何が起こっていたかなんて覚えているわけもないが、一応基本設定くらいはなんとなく覚えている。ただ、2期目と3期目については「なんかすんげぇところで突然終わった」→「そっから容赦無く再開した」という流れなので、そりゃもう覚えてないとかいう話ですらない。どうしたらいいか不安でしょうがないが、作品本体がフォローしてくれることを祈るしかないだろう。 ちなみに不安だったのでWikiで確認したが、なんとこの3期目、6話しかないらしい(だからこんなスケジュールなのか)。中国本土での配信でも「シーズン1→12話」「シーズン2→12話」ときて何故か「シーズン3→6話」だし、配信期間も日本と同じようにしっかり1年以上空けての「3期目」。つまり「日本の翻訳版だから変なとこで切れてた」わけではなく、本国でもこのスケジュールで放送したというわけで……なんとも妙な作品である。 今作でめっちゃ気になるのは、2期目で作画の性質がガラッと変わったこと。いわゆる中国的AIっぽい作画になった。ただ、こうして久しぶりに見ると直近の「ある日お姫様に云々」ほど露骨にAI的な違和感があるわけではなく、どちらかというと「TO BE HERO X」に近いかもしれない(あそこまでの超絶作画でもないが)。でも時折元のヘナヘナ作画のニュアンスも見え隠れするので……どうにも製作体制が想像できない作品なんだよなぁ。面白いよね。中国スタジオももっとサンプルを増やして色々と見れば日本のスタジオ同様に個性が見えるのかもしれないが……まだ大枠でざっくり「中国っぽい」というしかなさそうである。 少なくとも作画状態がストレスにならないので視聴に不便はない。あとはわずか6話で何かしらの爪痕が残せるかどうか。そして、本編シナリオがちゃんとまとまって把握できるか。できれば「中国アニメの中ではいい方の作品」のままでいてほしいところである。 ドゥーチェ! ドゥーチェ! 第5話。……正確には「ドゥーチェ」は「総帥」なので今作には一切関係ありません。陛下人望篤い。 相変わらず良き絶望具合。まー、普通の軍記物と違って今作の場合は作戦立案の時点でハナから「無理無茶するから死んでこい」と言われているわけで、「もしかしたら失敗するかも!?」じゃなくて「なんか間違って成功しないかしら?!」くらいの期待値からスタートするのがなかなかエグい。こういう無理ゲーベースのバトルアニメってそこまで多くはないのだが、イメージとしては初期の「進撃」が近いでしょうかね。人類は思い知らされ過ぎ。 まぁ、死ぬのがお仕事とは言ってもその中心にザイロさんがいるのだからなんとかして生存ルートを模索しなければならない。今回の作戦でキーマンとなるのは新入りのツァーヴ……なんだろうか? 正直、能力的に見ても単なるいち白兵でしかないし、破壊力でいえばこないだの戦闘のタツヤの方が高かった気もする。そりゃま、遠距離射撃も得意だし戦力としてはそれなりに優秀なのだろうが、今回の作戦の中核って感じではないんだよな。そんなツァーヴの導入をしっかり丁寧にやってくれており、2週続けて登場の関俊彦が相変わらずの絶望感で勇者系に処してくれている。 そして今後の焦点となるのは、やはりこの関俊彦側が何を考えているのかという部分。前回のベネティムの回想でほぼ答えを言ってたようなもんだが、どうやら上層部は必ずしも人間第一ではないようで、その中枢に「魔王崇拝者」とかいう物騒な連中も紛れ込んでいる様子。そのことに触れちゃったベネティムは哀れ勇者刑だし、今回の作戦が露骨に「死ぬこと」を目標にしているのも、どっかの誰かが「殺そうと」しているせいだなんて話も。結局どこまで行っても「人間の敵は人間」という昔ながらのお約束である。 ただねぇ、そうなってくるとこの作品は根幹から揺らぐんだよね。ザイロをはじめとした勇者軍団はその身に制約を課されており、どう足掻いても上に逆らうことができない設定。その上層部がハナから人類を滅しようとしているのであれば、もはや勇者にできることなどなにもない。巨悪というにも分の悪すぎる対立である。でもまぁ、いうてそこまで決定的なものではないのかしら。考えてみりゃ「進撃」だって中枢というか味方サイドだと思ってたところに「巨人側」が混ざってたわけで、それくらいのちょうどいいバランス感で絶望を調整しつつ、「8割死ぬ」をひっくり返して勝利に持っていくのが醍醐味ってもんだ。まぁ、そんな真綿で首を絞めるようなことをして誰が楽しんでるんだ、って話ではあるが……。 とりあえずテオリッタちゃんが今日も可愛かったので視聴者は楽しんでますよ。ついに現れた女神2号機もそれなりに可愛かったですが、この世界の女神ってみんなしてあのモチベーションで動いてるんか……。 嵐のおさまる気配もなく、第28話。各々が進む地獄の道行き。 本当に不穏さを出すことにかけてはピカイチのアニメ。今や嵐の中心となったルビーからの幕開け。前回、私は感想で「作り物めいた匂いが強い」という感想を書いた。アニメ作品(ひいては原作の漫画作品)としてお利口さんに着地させたというニュアンスもあったが、それ以上に作中における「成功譚」がうまくいき過ぎているという話。そこにどこまでルビーの意思が介在しているかでおっかなさが変わってくると思ったわけだが……ご丁寧にアクアに向かって洗いざらい話してくれましたね。「兄妹のよしみ」とのことでこの2人の絆はもちろん「血の絆」なわけだが(前世の話も考えるとさらに面倒くさくなるが)、同じ方向に歩いていなければその絆は強固なリード線となり、他方を引き摺り回す束縛と化す。今回のルビーの独白はまさにそんな「地獄への強制連行」である。 実際、先日の事件はある程度の可能性の下で進行していた話ではあった。プロバビリティの犯罪なのでこうならない未来もありえたわけだが、どうやらルビーの中ではかなり「勝算」は高かったようだ。「ADじゃなくDを直接」というストレートコースプランに、漆原Dという適任の人物。そしてそこにぶつけるメイヤの素行。ほぼ読み切った上でのキャスティングが綺麗にルビーの手のひらの上で踊った結果である。アクアが震えていたのは、このキャスティングの結果、どこかで噛み合わせが狂って不幸になる人間が出てくるかもしれなかったという部分。痛み分けから和解と発展につながったのは本当に幸運だっただけで、漆原Dは業界から干されていた可能性が高いだろうし、メイヤだって騒動に巻き込まれてレイヤーとして再起不能になったかもしれない。そのリスクを天秤にかけられたのは、「ルビーにデメリットがない」というその1点のみである。 およそ人の心が無いそのプラン。しかしアクアは面と向かってルビーを叱責するわけにはいかない。ルビーの中の黒い星は、かつて自分の中にも宿っていたもの。形こそ違えど、似たようなメンタリティで動いていた時期がアクアにもあったわけで、ルビーだって「お兄ちゃんの真似をした」とはっきり言っている。それを咎める権利はアクアには無いのだし、さらにはルビーの目指す大願は、どうやらアクアも未だ心の奥底でジクジクと燻っている「宿願」に繋がっている。血のリード線により、アクアは再び、あの地獄へと引き上げられるようとしている。一歩先をいくルビーは、非常にわかりやすい三叉路で闇へと姿を消した。道の向こうにぼんやりと見えるネオンの明かりは、栄光の果てか、夢幻か。 ルビー周りの動きの大きさを見て流石に動かざるをえなくなったアクア。ガードの甘い妹を追跡し、あっさりと元社長のところへたどり着く。かつては同じ宿願を宿したどうしの「復讐者」たる2人の再会。アクアは自分の復讐は果たされたものだと信じていた。いや、信じたかっただけなのかもしれない。熱を帯びた2人の口論は感情を溢れさせ、壱護は思わず「仇が生きている可能性」を漏らしてしまう。そんなことをしてもアクアの幸せには絶対につながらないと、分かっていたからこそ一線から身を引いて沈んだはずなのに。結局、彼の中でもまだアイは死んでいないのだ。 アクアは、ルビーを評して「人の職業すら変えさせる力を持つ」と語った。しかし、その母であるアクアは、死してなお人を動かし続けている。ルビーを、壱護を、そしてアクア自身を。結局、星野アイという呪いから逃れられた人間など誰一人いなかったのだ。黒い星を宿した幼き日の自分、そして雨宮吾郎。2人の「自分」に追い詰められ、アクアの目の「星」が疼く。自分はその可能性に気付きながら見ないふりをしていただけなのかもしれない。実の母への不義理が内面からアクアを締め上げていく。そして本当に最悪のタイミングでしか接触できないかなの不幸……。もう、どうしようもないのか。 かなが打ちひしがれる中、同時に大きな動きを見せる黒川あかね。やはり彼女が目に星を宿す時、何かが起こる。自分の中に取り込んだ「アイ」が何かを伝えようとしている。アクアが見ようとしなかったその可能性。地獄の先にあるその終着点。 復讐は、まだ始まってすらいなかった。
心のどっかがずっとキシキシ言い続けている、第5話。ほんとどうしよう、すべてのシーンで何かが揺さぶられるよう。これ、解体しようとするとどこをとっても自分語りというか、自分の人生に還ってくるみたいでちょっと怖い……。 どーしても書きたいので最初に一番頭の悪い感想を落としておくと、本作の中核にいる実里・槙生の姉妹、キャストが私の中の「女王」と「怪物」なんですよ。毎回そのお仕事ぶりにくらくらしているんですが、今回は特にこの姉妹にスポットが当たったことで凄まじさが際立っていた。中でも分かりやすいのが「現代(生前)」→「中高生時代」→「幼年期」って記憶がどんどん時代を跨ぐ時の描写で、2人の掛け合いの調子や声のトーンが本当に時代を飛び越えるんですよ。それ以外にも槙生ちゃんのほんとに言葉では説明できないような厄介な人間性を一呼吸で持ってくる沢城みゆき、そしてすべての元凶である実里の「母」「姉」「人」としての側面をまるっと飲み込む大原さやかの役作り。こういうお仕事を聞いている時が、僕の一番幸せな時間です。 閑話休題、今回は(今回も)そんな実里をハブにして若き朝の人生と悩み多き槙生の人生が並行し、ねじれ、つながっていく。最初に悩みを抱えたのは朝。彼女は高校に進学し、部活だのさらなる進学先だの、新たに「選ぶ」ことを迫られる時期。そこで何度もフラッシュバックする母の言葉は「あなたの選びたいことを選びなさい」というもの。世の素晴らしき母親は子供の自主を尊重し、無限の未来を謳ってくれる。何をやってもいい、何を選んでも応援する。そう言ってくれた母は間違いなく存在した。しかし、同時に朝の脳裏をよぎるのは、自分の人生の「選択」にことごとく介入していた母の面影。好きで選んだ合唱部も、思い返せば「絶対ここがいい、間違いない」と母の太鼓判が決定打になっていた。その他些細な諸々に、母の影響は色濃く残る。そしてそんな母は「何を選んでも応援する」はずだったのに、勝手にどこかへ行ってしまったのだ。これから先の朝の人生を、何も支えてくれないところへ。「嘘つき」とはあまりに無体な誹り方ではあるが、朝の心情からしたら致し方なし。 それでも、いつか選ぶ時は訪れる。何気ない学校の日常風景にも朝はそれを感じとっている。新たな学校、新たな友達。ずっと一緒と誓い合った親友のえみりすら、クラスが離れれば別なコミュニティで別な人生を歩んでいる。今まで通りではいかないことは、これからもっと増えていくのだ。この朝の「変わらなければいけない」という感覚が本当に辛い。いや、普通の人には当たり前の光景なのかもしれないが、常々泣き言を言っている通り、私はとにかく「何かが変わってしまうこと」への恐れが人一倍大きいのだ。「高校生の未来」なんてその最たるものでして、朝がそんな「無限の未来」への不安をどこかでチリチリと感じとっていく様子が、とてつもなく恐ろしい。自由とは、それ自体が幸せではないのである。 転じて、槙生の話に移ろう。槙生の実母(朝の祖母)・高代京子から朝に連絡が入り、久しぶりに実家に帰った槙生。そこでの母との関係性はなんとも絶妙なもので、実里と違って喧嘩別れしたわけではないが、互いにいい歳の大人どうし、単なる「母娘」では終わらない絶妙な距離感。おそらく京子はまだ実里という愛娘を失った傷が癒えていない。それを知っているから、槙生も久しぶりに里帰りし、最低限のコミュニケーションを図った部分もあるのだろう。完全なる家族愛などというものはすでに過去になってしまっているのだろうが、そこに縁がないわけではない。 槙生の中ではある程度片がついているであろうその関係性を、朝は「姪」として、「孫」としてじっと観察している。目の前の2人のつながりも「母と娘」であり、朝が自分と実里の関係を見直す鏡の役割も果たしている。そして、どれだけ槙生が拒否しようと色濃く流れる血のつながりというものは存在するわけで、京子が分けて考えていた長女と次女の間にもやはり「姉妹」のつながりがある。朝は祖母が槙生に向ける目線から、改めて「母とは」を考える。もしここに実里が存在していたら、京子は実里にどんな視線を向けていたのか。 「色々と口出しする母」を久しぶりに見てか、槙生は頑なに朝に対して束縛しないスタンスを表明し続ける。髪色も好きにすればいい、部活だってどこに入るも自由だ。しかし、今回ただ1つだけ、槙生が朝に対して下した命令があった。それは「母を好きなままでいなさい」だった。別々な道を歩いている姪に、自分の道を塞いでいた障害物を押し付けるつもりはないのだ。 槙生のこのスタンスは本当に立派で、実に理知的ではあるが、残念ながらそれが最上のコミュニケーションではないというのがまた難しいところで。最後に飛び込んできた後見監督人の塔野さん。彼のご心配は本当にもっともで、槙生たちの関係性は一触即発……と思われたが……まだまだ2人の間には時間が必要なようですね。朝のどうしようもなくて起こした行動、これもまぁ、話を聞けば気持ちはよく分かっちゃうんだよなぁ……今作の何が辛いって、大人の方の辛さも分かるし、朝の子供っぽい悩みも全部分かっちゃう気がするところ。みんな、ほんとに不器用に人生を自分の生きている。 しょうがない、他人なのだもの。話せば分かるなんてのはお題目。分からないままで、どこまで他人の人生を尊重できるようになるか。朝は、まず自分の人生を見定めるところから始めなきゃいけないんでしょうね。 |
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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