忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[150] [151] [152] [153] [154] [155] [156] [157] [158] [159] [160]

UQ HOLDER! 〜魔法先生ネギま!2〜」 5→4

 個人的に一番辛かったのは、「あぁ、やっぱり志村由美はもう声優業は一切やってくれないんだなぁ」っていうところですかね。ほら、引退したって言っても担当役だけはそのまま仕事としてやってくれる場合もあるじゃない。宮村優子みたいな感じで。なんとか、彼女もそういうスタンスで参加してくれないかと期待してたんだけど、残念ながら最終回でちょろっと登場した千雨は別キャストになっていました。御堂ダリアって誰やねん。ちなみに、志村由美の引退でがっかりしているのはちうがいなくなったことよりも山梨犬が二度と見られないことへの嘆息です。

 さて、やっぱり懐かしネタで攻めるしかなかったわけだが、ぶっちゃけ原作漫画を読んだ時の感想とだいたい一緒。「あんまりネギま関係ないよな」という序盤の展開に、「不死者が主人公のバトル漫画って、面白くするのは難しいよな」っていう根本的な問題。まぁ、「不死にも色々と種類があるんやで」っていう方向性でバリエーションをつけるのは非常に面白いアイディアだとは思うのだが、やっぱり主人公に「命がけ」の切迫感がないので今ひとつ盛り上がりに欠ける気はする。最強最悪の魔法使いである祖父を相手取る時、スタート地点が普通の男の子じゃ何百年経ってもたどり着けないのだからしょうがないことなのだが……。

 スロースターターな内容なのは(原作をちょっとは読んでいたので)知っており、そのビハインドをアニメにすることでどこか打開できないかと期待してみていたのだが、結局原作をそのまま踏襲する形だったので短所はそのまま短所になった。さらに、お世辞にも質がいいとは言い難いアニメーションであり、最終決戦に至ってもアクションやキャラ描写にプラス要素が見込めない。せめて「人知を超えた能力者同士のバトル」なんだから、その辺りでアニメならではの売りがあれば印象も変わってきたのだろうが……。最終的に、「なんとなく懐かしい声が聞こえてくる同窓会」という価値以外には特に無かったのである。

 でもまぁ、同窓会をやってくれたことにはちょっとだけ感謝している。もともとのネギまキャストってのは、当時の時点で「誰だこれ?」みたいな新人が多かったわけだが、15年の時を経た今、業界で戦い抜いている人間がどれほど残っているかというのは、大掛かりな社会実験みたいで面白い。こうして見ると当時から1ミリもポジションをブレさせない堀江由衣の存在が化物クラスで、「お前が業界における不死者なのでは?」という疑念すら湧く。その他、今作でほぼデビューみたいな扱いだった小林ゆうや、当時若手扱いだった伊藤静・渡辺明乃・白石涼子・能登麻美子あたりが完全な「勝ち組」代表例。相沢舞もここがスタート地点だったんだな。当時から中堅クラスだった松岡由貴・皆川純子あたりは圧巻の仕事ぶりで、個人的にはやっぱり松岡由貴が元気に仕事をしてくれているのは嬉しい。彼女の「リクラクララックライラック」はやっぱり素敵だ。あとはネギ先生ですかね。いい具合に年季を重ねたおかげでラスボス感もたっぷり。あとはまぁ、「この人、まだ声優続けてんのかなぁ……」みたいな名前も多く上がってくるわけだが、個人的にはこやまきみこが今どれくらい本腰入れて仕事してるのかが気になる。

 おんなじようにして過去の名作リメイクから同窓会やったらどんな風になるんでしょうね。ちょっと前に「シスプリ声優の同窓会集合写真」っていうとんでもないお宝画像(?)が出てきて感動した記憶があるのだが、同じようなことができる作品ってどれくらいあるのかなぁ。(もう感想でもなんでも無い締め)

拍手

PR

「ボールルームへようこそ」 5→7

 本当にエネルギーに満ち溢れた作品でした。やっぱりこうして「動きで魅せられる」ジャンルのアニメ化っていうのは破壊力が段違いですね。

 「ハイキュー!」の担当スタッフの多くが関わっている作品ということで、動画部分で文句なしに楽しめるものになることは事前にわかっていた。1話時点ではそれでも「ダンスって分からないしなぁ」「結局審査員スポーツってドラマ作りが難しいよなぁ」「スポ根的なアニメ文法に乗せて見栄えする作品になるのかなぁ」という部分が懐疑的だった。実際、多々良がダンサーとしてものになるまでの展開はそこまで心踊るものではなく、よく分からない基礎練習を続けられても、それがどれほど大切なものかもわからないし、映像としてどれほど真に迫っているかもわからず、「順当な少年漫画的な展開かな」という程度の印象だった。

 少しずつ見入るようになったのは、多々良が真子ちゃんとコンビを組むようになったあたりだろうか。ダンスという競技が他のスポーツと違うわかりやすい点は、常にそこには男女ペアの関係性があるというところ。そして、最終回で環先生もいっていたが、ダンスにはその人の人生が透けて見えるという。つまり、ただの競技としてのトレーニング→試合という展開だけではその全貌は見えてこない。競技に挑んでいる人間たちの背景が描かれることによって、「何が試合に叩きつけられているのか」が追加されて初めて成立するのである。空っぽだった多々良の人生が次第にダンスで埋められていき、兄との関係に悩む真子ちゃんのサポートをすることで兄妹の関係性をフォローするとともに、「支え合うパートナー」との関係性を醸成する。そうして多々良オリジナルのダンスが出来上がってきたところで、満を辞してちーちゃんが登場するのである。

 こうして「パートナーとの人生のぶつけ合い」としてのダンスがはっきり見えるようになれば、あとはもう、コンビの数だけドラマが膨らむ。途中まで「なんやねんこのいかつい奴」としか思われていなかった釘宮さんがラストで一気にキャラを彫り込んで無視できない存在になる行程なんかも見応えがあったし、ちーちゃんと明の百合ップルの高まりは言わずもがな(たまらなくなって思わず記事立てちゃったけども)。それぞれの戦いが見えて、それぞれの人生が語られる。それでこそドラマは幾重にも重なりあった深みを見せるのである。

 こうして作られた人間模様を余すことなく表出させるのは、やはり最初に戻って画面の力である。「迫力のあるダンス」なんてものは素人目にはなかなか分からないものだが、それでも本作は(ハッタリ混じりだったとしても)他を寄せ付けない迫力があったし、奇をてらうことなく、あくまで「ダンスの描写」という枠の中に描きたいものを詰め込んでいた。こうした「よく知らないジャンル」を評価するポイントとして「作品を見た後にそのジャンルに興味が湧くか」という指針があり、今期だったら「なんかよく分からないけど将棋が格好いい」と思わせる作品が「3月のライオン」であり、同様に今作を見れば、間違いなく「なんかよく分からないけど社交ダンスってめっちゃ格好いい」と思わされるのである。もう、それだけでも作品としての役割は充分だろう。機会があれば是非とも原作漫画に目を通し、アニメとの味わいの違いも確認してみたいところである。

 最後は当然中の人の話だが……終わってみるとMVPはちーちゃんの中の人のちーちゃんかなぁ。登場時の「何このムカつく女」っていう印象から、最終回のプロポーズ(?)のたまらない跳ねっ返りっぷりへの接続が本当に素敵。もちろん、そんなちーちゃんの「元の所有者」明を熱演したおいちゃんも問答無用である。その他、普段とはちょっと違うテイストで曲者の釘宮さんを引き立てたベテラン櫻井、どこまでもマイペースな兵藤役のしこりんあたりもいいお仕事。そして主人公・多々良役を務めた土屋神葉も、事実上のデビュー役で見事にその任をこなしていたと思う。こないだたまたまたバラエティ番組で知ったのだけど、この子って土屋太鳳の弟なのね。業界的に弟声優の躍進がすごい。

拍手

「僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件」 4→4

 別段良いところがあるとも思わなかった作品ではあるが、特に毛嫌いすることもなかった作品。まぁ、毛嫌いする作品ってなんだ、って話ですけど。

 徹頭徹尾、望まれている仕事は全うしていた作品であったと思う。結局は「女の子に卑猥なことを言わせて楽しむ」というのが唯一にして最大の目的であり、1話から最終話まで、その目的はブレていない。ただ、結局その目的というのはそもそもどれくらいニーズがある部分なんだろうか。基本になる映像部分にエロスが感じられないので、本当に「冗談」レベルで下ネタを扱うだけになるのだが、それって女の子にやらせて面白いのかどうか。

 多分誰もがみんな比較対象として取り上げ続けているだろうと思われるのが、今作よりもはっきりとギャグに特化した「生徒会役員共」である。あちらは原作漫画のテイストがあれだけユルいにも関わらず、アニメにはGoHandsを起用し、無駄にダイナミックに動かしてみたり、変な映像を作って刺激を増やしていたし、何よりも中の人たちのテンションが尋常ではなかったこともあり、中学生男子レベルの下ネタでも深夜テンションのような「うわーい、楽しい!」が得られる作品になっていたのだが、今作の場合はベースに置かれているのが一応は「清く正しい男女交際」である。下ネタも何も、もうさっさとゴールインできる状態の二人を中心においての「下ネタ頑張ってます」アピールというのは、なんだかかえって白々しく見えてしまうものだ。こうして考えると、やっぱり「生徒会役員共」のタカトシって神がかったバランスのキャラクターなのではなかろうか。エロかったり際どかったりする女の子を周りに侍らせておいて、一切自分からは性的なものを感じさせず、それが自然に見えるってんだから。

 まぁ、ツッコミ役の主人公男子にどうしても物足りなさを感じてしまうのはしょうがないが、それ以外にも、ネタを振ってくる女性陣もやはり今作の方がおとなしい。というか、あまりバリエーションが無い。メインヒロインの香坂さんはどこまで言っても「真面目にビッチ目線」なので今ひとつ際どいところまで攻めきれていないし、他のキャラも同じように適当な下ネタを重ねるだけというキャラが多く、せいぜいさきっちょが別パターンから頑張ってくれていたくらいだろうか。主人公が多方面から同じようにネタを振られるだけでは、どうしてもパターンに限界が出来てしまうのである。

 まぁ、他にも色々と掘り下げられるポイントはあると思うが、最終的には「まぁ、SYDで事足りるかな……」という結論になりました。一応圧倒的ホモキャラだけはあっちに無い今作オリジナル要素なんだけど、そこをホられても困るしなぁ……。

拍手

「ネト充のススメ」 4→6

 今期最初にゴールしたのはこの作品である。なんとセル版のパッケージまで全て販売済みということで、あらゆる意味でバッチリ終わらせた作品。まぁ、同様の販売方法だった「えとたま」が今ひとつ売り上げを伸ばせなかったみたいだし、放送同時リリース戦略にどれほどの意味があるかは分からないけども。

 そして……ごめんなさい、割と楽しかったです。1話目ではこんな風に見入ることになるとは思ってなかったんだけどなぁ。やっぱりしばらく見続けないとダメですわね。いや、余計な誤解がないようにちゃんと書いておくけど、今作には特別目新しい要素は存在しない。ベタベタな恋愛を、ただひたすら予定通りに進行するだけのものである。どこかで「深夜にやってる月九ドラマ」っていう記述を見たことがあるんだけど、今時こんなベタな話は月九でやってもあんまり人気は出ないんじゃなかろうか。そんな一昔前の匂いすら感じさせるラブストーリー。テンプレ感という意味では一昔前の少女漫画なんかは近い印象かもしれない。加えて1話で感じていた通り、映像部分にも取り立てて見るべき部分はない。放送と販売が同時ということで制作スケジュールによる作画ダメージなんてものが無いのは嬉しいが、だからと言って映像がハイクオリティになるかといえばそんなわけもない。あくまで「最低限のものが出来上がってる」というだけの話である。

 こうしてみると特別目を引く部分はないような気がするのだが……楽しかった理由は大きく2つだ。1つは、ベッタベタというのは悪いものではないということ。昨今ではアニメの上に現れる「テンプレ」の概念もすっかり変わっており、むしろこうした一昔前のトレンディドラマみたいな設定は逆に新鮮ですらある。ネトゲはやるけども決してその中で殺し合いもしないし、異世界にも行かなければハーレムなんかも作られない。ほんのちょっと、「ネトゲで知り合った人間がやたらとご近所さんだった」という奇跡があるだけだ。そして、そんな中がで描かれるメインヒロインのモリモリちゃんがまた可愛いのだ。思い出すのは「30歳の保健体育」ですね。アラサーのくせにどう見ても童貞&処女にしか見えないという天然記念物のようなありえないカップル模様。そのわりに、実はモリモリちゃんはしっかりOLとしてのキャリアも持っているので、「ネトゲアニメ」で「オタク女子」の割にはバックボーンはしっかりしていて、よくある「オタク女の卑屈さ」もクドくなく、本当に「そういう可愛い子」なのである(まぁ、結局彼女が美人さんだから許される部分はあるのだが)。単なる「引きこもりのオタク女」ではなく「仕事に疲れ、人間関係に疲れたから一時的にネトゲに逃げ込んだ可哀想な人」の方が、応援したくなるのは道理でしょう。そうしてこれまでの人生でちょっとだけ苦労してきたモリモリちゃんが、ネトゲというパラダイスを通じて少しずつリアルの人生も切り開いていくという過程がオタクにも優しいし、タイトルの割には結局「リア充のススメ」になっているあたり、閉鎖的なアニメ文化の中でもどこか「トレンディ」風味を残しているのがいいスパイスになっていたのだろう。

 とはいえ、ここまでならば「単なるラブコメやんけ」で終わる内容だ。オタクに受け入れ安いピュアッピュアな恋愛劇といえば聞こえはいいが、それって単に刺激が少なくて嘘っぽい恋愛ものというだけで終わってしまう。そんな作品の屋台骨、全てを許して「純愛」にまで昇華させる大きな役割を果たすのは、もう1つにして最大の要因、能登麻美子に他ならないのである。まぁ、これも毎回毎回書いてることだけども……結局我々の世代において、能登麻美子の持つ神性は揺るぎないのである。彼女が慌てふためき、ときめき、色気を醸し出すだけで、それはつまり全であり善なのだ。こんなにも素敵なモリモリちゃんが存在してしまうことは、これすなわち神が地上に能登麻美子を与えたもうたことの顕彰なのである(あとうえしゃまも可愛いです)。もう、とにかくそういうところだ。

 俺も巨乳で可愛くて優秀で隣でお腹鳴らしながらキャベツ剥いてくれるCV能登麻美子の女の子とクリスマスのコンビニで遭遇しないかなぁ……。

拍手

「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」 6→6

 今期最終評価もこれでようやくゴールイン。今シーズン完走した作品は35本。まぁ、頑張ってはいるよね。ぼちぼち体力的にも限界が近い気がするけどね。最後の感想がこの作品ってのは、救われるような、そうでもないような。

 この適当さも、このグダり具合も、シンフォギアだぁぁ! という訳で一旦閉幕でございます。今シーズンは次作が確定しているっていう状況のせいでなかなか評価が難しい部分はあるが……、とりあえず、「3期よりはずっといい」と言えるのは間違いないかな。3期はシナリオのグダり方も尋常じゃなかったが、それ以上に作画面でのリタイアっぷりが酷かったからなぁ。今期は途中に特番を挟んではいたが、幸いにして最後まで作画は良好な状態を維持することができた。ぶっちゃけ、ここまできたらストーリーがどうこういう部分は大した問題ではなく、あとは「クリスちゃんがどんなヘタレたことをしてくれるのかなぁ」とか「SAKIMORIは相変わらずポンコツだなぁ」とかいう部分を楽しむのが主目的になる訳で、可愛い奏者たちの姿が確認できればそれで満足なのである。まぁ、今期は比較的メインシナリオ部分もまとまっていたとは思うしね。ただ、今作の場合は「まとまっている」とか「整合性がある」ってのがいいことなのかどうかはよくわからないんだけども。

 そして、見たかった部分についても結構掘り下げてくれているのは嬉しい部分だった。今期一番いい思いをしたのはマリアさんですかね。中盤までずっといろんなものを抱え込み続けていたが、見事ミッションをこなして信頼を確立。今では6人の中でもすっかり頼れるお母さんポジションに落ち着き、マムの遺志を継いだかのような保護者っぷりが他の5人の追随を許さない。ただの優しいマリアさんは、今後もシラキリのお母さんをやりつつ、さらにはSAKIMORIの面倒を見るパートナーとしてチームを支えていくことだろう。最終話、どさくさに紛れて翼さんに「あーん」してあげてるたやマさん、何気にポイント高くないですかね? 他にも今回は変則デュエットにより各人のまだ見ぬ部分が掘り下げられたり、きちんと「やる意味のあること」をやっているのが嬉しい。正直、3期のクリスちゃんの葛藤とかまじでわけわからなかったしな。今回は調のミッションなんかがちゃんと説得力を持って機能していたので脚本部分も及第点です(まぁ、問題も多々あるけど)。

 強いて残念な点を挙げるとすれば、錬金術師トリオが予想以上にキャラとして馴染みやすくていいポジションにあったおかげで、彼女たちの退場がすごく惜しかったことくらいだろうか。3期のオートスコアラーも非常にいいキャラだったけど、連中はまぁ、所詮は人形だし、歌も歌わないし、壊れてしまうのはしょうがないかな、というくらいの認識だったのだが、今回の3人は歌だって歌えるしサービスシーンだって展開できる。何よりもサンジェルマンさんはキャラとして1人立ちして格好いいのである。どこかの機会で戻ってくることを期待しましょう。まぁ、現時点で「シンフォギア・戻ってきてほしいキャラリスト」には「フィーネ・ウェル・マム・キャロル」とどんどん名前が追加され続けてるわけですが……(どっかの飛行機のパイロットとかリストに入ってなかったぞ)。あ、ごめん、さすがにウェルはもういいかな……。

 とりあえず、ぶっ放す最大火力はそこまで大きくなかったものの、「そうそう、これがシンフォギアなんだよね」と充分納得できる品質には収まっていた優等生的な(?)シンフォギアでありました。さて、すでに次作でははっちゃけることが予告されてしまったわけだが……。もう、今から井口がアップ始めてそうで怖いわ……。

拍手

「アクションヒロイン チアフルーツ」 6→6

 ラストの杏ちゃんフィギュアは割と欲しいな! せっかくだから値段調べて見たら、12800円だそうだ! 買ったことないから相場はわからんけど、そんなものかな! 買えないな!

 というわけで、フィギュアにしても充分映える、ナイスなアクションヒロイン達でございました。ごめん嘘。アクションシーンなんて大して無かった。むしろそういうシーンは頑なに止め絵。「絶対に作画部分の力なんか見せてやるもんか」っていう鉄の意志すら感じる。まぁ、その分全体的には作画安定してましたからね。草川さん+ディオメディアという、なんとも不穏な空気を見事に跳ね除け、陰から陽へという作中のモチーフを見事に再現してみせました(そういうわけじゃない)。

 ぶっちゃけ、終盤のキャップのお悩みは「本人が悩んでるほど大したことか?」っていう印象が強く、それまででも充分力技だったシナリオラインがますます強引なものになっていったのだが(自転車でかっとぶシーンは別にいらなかっただろうよ)、まぁ、そのあたりの「ベタをネタ扱いして大真面目に振り回す」のも今作の仕様の一環なのでしょうがないか。別にふざけてるわけじゃないんです、そういうお約束の積み重ねがどこまで「アニメの脚本」として通用して、どっからがギャグになってしまうかを検証していただけなんです。いや、マジでそんな気がするんだ。そうでなきゃこんな誰も得しないようなチャレンジ精神に見返りがない気がするし……あー、でも脚本書いてる荒川さんは楽しいかもしれないな……。

 ラストはゴタゴタしてたので感想書けなかったけど、終始一貫して描くべきものを貫き通していたし、制作サイドの信念が感じられるので私はかなり好きなデザインでした。まぁ、特撮好きでないと面白くない部分も多かったと思うので、ただでさえ地味なところでさらに客層を選ぶような作劇だったとは思うけども……。いいじゃない、こういうノリのオリジナル作品が作られる土壌が維持されているだけでも喜ぶべきことだと思うで。何でもかんでも「お金をかけて! 人気が出る要素を何としても突っ込んで!」って目ぇ血走らせて作品作ってたら、そりゃぁアニメ業界だってクサクサしますよ。いや、今作だってちゃんとお金は儲けたいだろうし、大ヒットを期待して作ってる人もいるんだろうけど。ガルパン、けもフレに続け、みたいな願いは業界全体にあると思うんだよね。そして、今作は一大ムーブメントとまでは行かずとも、「届くべき人には届く」みたいな一定の成果は上げてたと思うんだ。あと、多分制作費はそこまでかかってないから作り手側にもやさしめ(妄想)。

 個人的にツボだったのは、まず杏ちゃんの中の人がガチの特撮オタだっていうことを初めて知ったこと。伊藤未来は今回のつながりでそのうちライダーとかに出演してるかもしれませんね(荒川さん、紹介したれや)。そしてもう1つは、そんな杏ちゃんはエンディングもメインで出ているので主人公だとばっかり思ってたけど、終わってみると結局主人公はキャップであり、ゴールはキャプ×ロコだったっていうところ。ロコ先輩の無償の愛の貫き方は見事でございました。まぁほら、杏ちゃんはラストにあった通りにムラムラちゃんがいるからさ。杏ちゃんがフィギュア化してるんだったら、ムラムラちゃんもロコ先輩もフィギュア化してくださいよ。特にロコ先輩の衣装デザインは秀逸なので立体にしたら映えるぞ。あ、でも緑とか売れなそうだし、全員作る必要はないかな(差別主義者)。

 さて、作中ではヒナネクターの第2シーズンがめでたく決定したそうである。じゃぁ、チアフルーツの続編は……いや、さすがに無いか……。

拍手

「僕のヒーローアカデミア(第2期)」 5→5

 正直いうと、放送が終了したという事実に気づいていなかった。だって、なんか普通に来週もありそうな雰囲気だったやん。そうか、ここで終わるのかぁ。そういえば放送が始まった時も気づいてなかったし……読売系列はあんまりアニメの放送が多くないからその辺のスケジューリングがピンとこないよな。

 さておき、まぁ、安定感のある作品ですよ。贔屓目で見ずともアクション方向の見せ方は上質な部類だろうし、きっちり山を作って盛り上げるジャンプ的王道展開も心得たもの。「ハイキュー!」のアニメがあれだけ面白かったのだから、こちらだってもっと評価が上がってもいい気もするのだが……なんか突き抜けてないんだよなぁ。なんでだろ。もともと原作絵でも充分な動きが出てるおかげでアニメにした時の衝撃が相対的に小さくなるのかなぁ。

 2期は途中にオリジナルを挟むなど、ちょっとスケジュールにゆとりをもたせつつの2クール。1期の時にも感じていたが、集英社は今作を息の長いものにしようと考えているようで、ほかのアニメと比べても随分ゆったりした進行になっている。おかげで単にキャラがドタバタするだけでなくてしっかりと心情面も追えるだけのゆとりがあり、雑多にキャラが集まる大所帯の作品にもかかわらず、あまりとっ散らかった印象がないのも良いところだ。ただ、その分横道にも目がいってしまうようになり、今作最大の難点である「主人公のはずのデクにイマイチ魅力を感じない」という部分がさらに際立ってしまうことに。まぁなー、単にパワー型の能力をもらってる割に本人は頭脳派キャラで行きたいみたいだしなー。爆豪とか飯田の方がよっぽどわかりやすいキャラだから少年漫画の主人公に向いてる気がするんだよなぁ。実際、主人公不在のトーナメント決勝戦はちゃんと盛り上がるわけでなぁ。サブキャラまでしっかり作られているのも良し悪しである(いや、普通にいいことなんだけども)。今回はさらに各方面で脇のキャラが中心に来る機会も多くなったので、その辺りの「中心線の弱さ」が浮き彫りになってる気がするわね。

 あと、女の子にもっと活躍のチャンスをあげてもいいと思うんだけど、その辺のバランスも「少年漫画」を維持しようとしている姿勢の表れかしら。もう、梅雨ちゃんだけで一本漫画作ろうぜ。いや、カエル少女が主人公の漫画ってどうやったら面白くなるかはわからないけど。個人的には(世間の多くの人と共通らしいが)梅雨ちゃん派なので、彼女がケロッと活躍する展開がもっと見たいですね。そういう意味では、アニメオリジナルは割と嬉しかったり。

 なにやら既に続編は決まっているようだし、あんまりここで区切りをつける必要もないかな。2期目では割と大人しめだったヴィランサイドの物語もこれから進んでいくことになるし、自作でまた別な盛り上がりが起こることを期待したい。

拍手

「メイドインアビス」 6→6

 度し難い作品でしたね……。劇場版ユーフォと同じ日に最終話を視聴したせいで、1涙腺キャパが大変なことになった。

 多方面に魅力を見せた作品だった。正直いうと、1話で感心はしたものの、そのあとはしばらく意識が離れる期間があった。「背景が綺麗だなぁ」というところからスタートしたけど、本当にそれだけだったら慣れてしまえば毎週張り付いて見たいというわけでもないし、リコたちが地上にいる間のあれこれは、そこまで見どころがあったというわけでもないんだ。あと、リコのキャラクターに関して最初のうちは疑問に思う部分が多かった。何しろ「たまたま拾ってきた超便利兵器であるレグがいるから無茶な探窟を開始するよ」っていう単なる阿呆だったのだから。レグの存在が便利すぎて、こんなん、お前の手柄じゃないやんけ、ってな感じだ。実際、リコはレグにとって事実上のお荷物になるシーンが多く、ヒロインとしてどうなのよ、という印象がしばらく続いた。

 そうしてちょっと訝しんでいた印象が変わり始めたのは、やっぱりオーゼンさんの登場後だろうか。オーゼンさんの基地で修行を始める段になってようやくリコが多少なりとも特殊性を見せ始めた、というのもあるが、オーゼンさんのおかげで、「別にリコ&レグだけをみる必要もない」という広がりがあったからだ。考えてみれば地上パートでもこの2人以外には大してキャラも出てこなかったわけで、せいぜいリーダーのキャラが立っていたくらい。そんな状況では物語もなかなか動き始めませんわ。オーゼンさんが登場し、彼女との交流でリコのキャラの掘り下げと同時に、世界観がようやくその全貌を見せる。1話目見た時には「よくわからない場所に潜るって設定だから『マギ』や『ダンまち』と大体同じじゃね?」って思ったけど、そうじゃないんだ。今作の場合、奈落は攻略すべきステージでもあるし、この世界の原理の根幹をなす世界そのもの、そして、すべての不幸を生み出すラスボスでもある。奈落の設定が色々と作り込まれていることがわかると、まさにタイトルの表す通りに、今作は「潜る」ことに大きな意味がある作品だということが分かってくる。

 こうして独特の世界が形成され、初めて出会う「濃い」キャラだったオーゼンさん。独特の風貌、しゃべり方、そして芯の強さと心の優しさ。なんかもう、いろんな部分にフックのあるキャラだった(まぁ、当然声がいいというのが第一なんですが)。彼女がヘンテコなことをしてくれればそれだけ奈落のことにも興味が湧くし、ライザという謎の存在、そしてそこから帰結するリコという謎にも興味が接続し、最終的にはレグにそれらがおさまっていく。彼女がいてくれたおかげで、改めて「探窟」がスタートしたのである。

 あとはもう、ナナチ編が残ってるだけですからね。物語が怒涛の展開を見せるのはご存知の通り。リコはまたしてもレグに迷惑をかけてしまうわけだが、そこで見せた彼女の執念は、もう「お荷物」なんて呼ばせない立派な主人公(の1人)である。またナナチのキャラが際立ってるしなぁ。こっちも声がいいっていうのが第一にあったけども、あのビジュアル、あの声で「んなー」って言われたら誰だって諦めるしかないじゃない。ついでに触れておくと、ミーティの中の人がキタエリって設定もなかなかショッキングではある。キタエリとシーの師弟芸が炸裂しているのが濃密な聞きどころ。キタエリのミーティ、すげぇ仕事だと思うんだよ。だってさ、あの状況でミーティは「シリアス」やっちゃいけないんだよ? ひょっとしたらミーティだって何か考えていたかもしれないし、少なくとも中の人は現実をすべて理解しているのに、それを声に出さずに「ミーティ」しなきゃいけない。あの仕事は本当にプロの所業。今作は本当に職人芸が光る現場だったなぁ、と思います。オーゼンさんとか、オーゼンさんとか。

 中の人トーク多めになっちゃったけど、色々と見応えのある作品だったのは間違いないです。これ、終わり方からすれば当然2期目をやらなきゃいけないはずなのだが……原作溜まってないって話聞いてるし、お預けなのかしら(原作読めばいいのでは)。

拍手

「コンビニカレシ」 5→5

 環境音楽みたいな作品でした。間違いなくそこにあるのだが、スルッとどこかに抜けていくような。その存在に気付ければどこか心地よさもあるのだが、注意しないとすぐに意識が外れてしまう。そんな儚い作品でした。

 物語の運び方はすごく丁寧なんだ。いや、正直いうとメインヒロイン2人が「深窓の令嬢」と「大病持ち」っていう時点でめちゃめちゃ安易にドラマ作るな、とは思ったんだけど、まぁ、それで話が膨らむならしょうがないね。アニメになる前のプロジェクトではもっとたくさんの主人公、たくさんのヒロインがいるプロジェクトらしく、オープニングに登場するキャラとか、作中でちょいちょい絡んできたサブキャラめいた人たちもそれぞれにドラマがあるらしいのだが、アニメではそこを割り切って2組の物語のみに絞り込んだ。この判断はおそらく正解で、尺に余裕があるおかげでベタな恋愛ものでも丁寧に中身を掘り下げることができた。釘宮ボイスでツンデレる委員長なんて手垢まみれでどうしようもないやんけ! と思いきや、彼女がデレていく過程や、そこからの本格的な関係構築が「ありうべき」恋愛模様としてじわりじわりと進んでいくのは見ていてやきもきさせられるし、とても良いものだ。「セイレン」も似たようにしてヒロインを絞り込んでのアニメ製作だったが、こちらの作品は完全に一本の時間軸に絞り込んで2つの恋愛模様を同時並行で描いたところが効果的。真四季のお話、委員長のお話、それぞれが「あんたんところも色々大変ねー」と思いながらも、男は男同士、女は女同士で連絡を取り合い、戦略を繰り広げていく様は縦にも横にも広がる恋愛模様である。こういう地味ながらも堅実なドラマをアニメで見るのも良いものだ。

 1つ最後まで謎だったのは、やっぱり今作がなぜ「コンビニカレシ」だったのかということである。コンビニが重要な場所だったのは間違いないし、忘れた頃に適宜テコ入れしてコンビニ要素を思い出させてくれるくらいの関係性は維持したのだが、これって別に「コンビニ恋愛」でも「コンビニラブ」でもいいんだ(クソダサいという話は置いといて)。なぜ「カレシ」に「コンビニ」をつけたのか。それが最後まで分からなかった。多分、元のプロジェクトではいろんな男から1人選べますよ、みたいなところに「コンビニ」感があったのだろうが、アニメの場合はそういう性格の作品じゃないしなぁ。何かラストで「あぁ、この男、コンビニだ!」と思えるような仕掛けがあれば感心したのだが……。いや、ごめん、別にそんなもんいらないですね。

 結論:釘宮ボイスは時代を超えて、キャラクターを超えての文化である。以上。

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
07 2026/08 09
S M T W T F S
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[08/01 NONAME]
[07/26 な]
[07/19 な]
[07/17 NONAME]
[07/13 とみしの]
バーコード