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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「境界のRINNE(第3シリーズ)」 *→5 今更気づいたんだけど、俺、これが始まった時に新番チェックつけてねぇんだな。まぁ、もう3期目ってことで書くことも特になかったし、「いつも通りで安心します」の1文で済むからな。実際、この感想も「いつも通りで安心しました」って書こうと思ってるし。 というわけで、いつも通りで安心しました。一応今期から監督が差し代わってるんだけども、それで何かが変化するって作品でもない。映像としては本当に肩肘張らずにゆる〜い作りだし、これでわざわざ「省エネ作画がー」とツッコミを入れるのも無粋ってもんだ。ネタすら分かれば映像はもうベタの極み、お約束が成立すればそれでいい。新たな世界のサザエさんである。 しかし、今期から登場した輪廻のお袋さんのキャラ設定って、冷静に考えると結構エグいよな。ギャグにしてはいるけど、不慮の事故で死んでる(?)のは事実だしな。そして、そのキャストについに女らんまが登場するという高橋留美子大甲子園の賑やかさ。個人的には体は子供、頭脳は大人だからどっちかっていうと灰原のイメージなんだけどね(新一は頭脳が子供で体が大人になってる気がするけど)。こういう贅沢が許されるあたりも高橋留美子作品という特権のおかげなんでしょうかね。他のキャスト連中も新喜劇みたいにお約束ギャグを楽しげにやっているので実に良いです。第4期はいつになるんでしょうかね。 PR 「サクラクエスト」 6→6 やぁみんな! P.A.WORKS大好きおじさんだよ! 半年間お疲れ様でした! 毎週感想を書いていたのでここでまとめる必要があんまりないパターンの作品。意欲的な設定の作品を、過不足なくしっかりとまとめてくれていたのではないでしょうか。 本作は、スタート時には「お仕事三部作の3本目」というよく分からないコピーがつけられていた。P.A.WORKSお仕事三部作というのは「花咲くいろは」「SHIROBAKO」のことで、その続き、つまり、「なんかよく分からない仕事をする女の子の頑張りを描く作品群」ということだ。まぁ、わざわざそのくくりでこの3本をまとめる意味はあんまりないのだけども、狙いたい方向性を見定めるにはわかりやすい言葉だったのだろうか。しかし、終わってみればこれもよく分かることだが、3本の作品はどれもこれも異なった制作理念から作られていたものである。「花咲くいろは」は一応「お仕事をする女子高生」が主人公であったが、旅館での奉公という仕事自体はあくまでも副次的なもの。アニメとしての中心はそんな仕事を通じての女子高生の青春、心の成長、そして家族の関係を描いた完全なホームドラマであった。翻って、「SHIROBAKO」 の場合は「お仕事」にフィーチャーしている部分がかなり強く、特にアニメ製作という特殊な仕事を通じて、アニメ業界が「内輪ネタ」として仕事のあれこれをいじっていく、あるある作品のようなそれっぽさが虚実を織り交ぜた「お仕事感」を作り出す作品になっている。 では、本作の魅力とはなんだったのか。確かにホームドラマ、成長物語の部分はもちろんあるが、5人のメインキャラたちは少なからず社会的な独立は成し遂げており、家族との青臭い問題を考えるとか、仕事を通じて世間の厳しさを知るとか、大人への成長を経験するといった側面は薄い。では「お仕事もの」としてのあるあるネタを多く提供して業界を描写する要素が強いかというと、そもそも「町おこしの業界」なんてものを知ってる人間は制作側にも視聴者側にもいないわけで、そこで共感を呼び起こしたり、実情を赤裸々にさらけ出してエグさを見せつけたりという要素も薄い。 以前どこかで書いたが、「SHIROBAKO」と本作の一番の違いは、「ゴールが見えていない」という部分。アニメ製作は文字通りに「製作」なのだから、完成品が存在し、それがどのように評価されるかで「成否」が決まる。良いアニメを作れたらハッピーエンド、作れなかったら バッドエンドだ。結果が全ての「職業」ってのはそういうもんである。しかし、「町おこしの支援」というチュパカブラ王国の国王の仕事は、何ができたらハッピーエンドで、できなかったらバッドエンドになるのかははっきりしていない。結末を見れば分かる通り、そこで成し遂げる「成否」の描写が一段上の難度なのである。もちろん、「クエスト」というタイトルに表されるように、どこかデフォルメを含んだ世界観にして成否がわかりやすいように演出している部分は多かったが、本作の白眉な点は、それが最後の最後まで徹底的に「なんちゃって」に終わるのではなく、実にクールに「町おこしの成否」を現実の問題として扱っていたところである。25話を通じても、別に間野山の人口が増えたわけでもない。日本中から観光客が押し寄せるでもない。しおりさんの生活は由乃に出会う前と出会った後で何かが分かるかといえば変わらないだろうし、由乃自身だって、これからどれだけの困難が待ち受けているか分からない。しかし、彼女たちは間違いなく、間野山という町の町おこしの仕事を務め上げ、将来につながる「成果」を残した。その「成果」の扱い方が、なんとなくでごまかしたものではなく、「町」という1つのスケールを考えた時に「ありうべき」ものになっているのである。 作中で一度、由乃は実家に帰って「住みたい町」について考える機会があった。旅行者として「訪れる」ではなく、「住む」という行為。これが町おこしの最大のキーワードであり、単に物珍しさから遊びに来るだけでなく、そこに人生を根付かせ、そこで生活したいと思わせるのが「町おこし」。もちろん、生半な事ではよその人にそんな感情を抱かせることは出来ないだろうし、作中でも明確な成果を出してはいないのだが、今作を見れば、少なくとも「自分はなぜ、今の町に住み、この町を好きなのだろうか」ということを考えるきっかけにはなる。そうして「住む」という行為の特殊性を浮き彫りにし、女の子たちの成長物語と絡めて描き切ったことに、本作の価値があるのだ。 欲を言えば、「いろは」などで見せてくれたP.A.WORKSらしい目の覚めるような映像美をどこかで追求してもらえればより良い作品になったと思うのだが、今作は本当に描くべき要素が多くて、なかなか叙情的なところまで見せ場を盛り込むのは大変だったようだ(その辺りがホームドラマ中心の「いろは」とは違うところか)。まぁ、それでもどこかで作画崩れがあるなんて失態は犯さないわけだし、2クールの間、なんの不満もなしに見続けられたというだけでも充分満足です。 あとは中の人たちの話かな。今作はテーマの取り扱いがデリケートだったので、作中のキャラたちの心情描写にも一際気を使うことになっただろう。主役の由乃を務め上げた七瀬彩夏にとっては、かなり大きな経験になったのではなかろうか。なんとか、あやサマには今後とも清純派を守っていって欲しいところですね(?)。対して、自ら汚れへの道を歩き始めたというちぇみーは……。この子、変な度胸あるから今後もたくましく生き残っていく気がするよ。あとのお三方はいつも通りに。なんで僕がお気にいる声優ってのはこうして積極的に壊れていくんだろう、って立派な福井県民の姿を見ながら思うのです。ちかぺが突き進むこの道の向こうに、一体どんなゴールが待ち受けているのだろうか……。 「DIVE!!」 3→3 これ、結局どこの層に訴えたかった作品なんだろう。「Free!」だったらすごく喜んでくれる客層は明らかにわかるんだけど、この作品の場合、「そういう」そうに訴えかける作品になっていたとも思えないし、当然、私のような人間に何か響くものがあるわけでもないし……。ただ目の前を通り過ぎていくだけの作品だった。 「今作のダメな部分」については、1話時点で懸念していたことが大体的中していたので新番チェックを参照してもらったほうが早いのだが、中でも一番のマイナスは、やはり「競技の魅力が映像からさっぱり伝わってこない」という部分だろう。元からマイナー競技である飛び込みを映像化することには大きなビハインドがあったはずだが、勝手に推測するに、今作のスタッフに「飛び込みの素晴らしさ」「飛び込みの凄さ」を心底理解して映像を作っている人間はほとんどいないと思う。何を描いたら一番「格好いい飛び込み」に見えるかが分からなければ、そりゃぁアニメの映像として魅力的なものは出てこないだろう。まぁ、アニメーターや制作スタッフを責めるわけにもいかないけどね。世の中の一般人に「飛び込みの良さがわかってる人間」なんてそうそういないでしょう(かくいう私もさっぱり分からない)。 しかし、分からないなりに見せる方法というのもアニメーションにはいくらでもあるはずなのだが、今作はそうしたこけおどしを見せようという意思もあまり感じられない。確かに、飛び込み競技の魅力、見所はコンマ数秒の瞬間に凝縮されているのだろうから、その「儚さ」みたいなものをそのまま伝えるのも一つの手であろうが、残念ながらアニメで一瞬にしたら、現実世界の情報量よりも圧倒的に少ないのだ(1秒に12コマとかだからね)。そんな「画」で、実際の飛び込みに勝てるわけがないではないか。時間を延ばし、空間を伸ばし、映像を作るからこそアニメにはアニメの強みがあるわけで、そこに工夫も情熱もなければ「良いスポ根」は実現しない。 まぁ、そういう実際の競技面は全て投げ捨てて、競技に挑む選手たちの人間ドラマに絞り込むという演出方向もあるのは事実。ノイタミナでは「バッテリー」がそうした方向性の作品で、媒体が小説という共通点もあるので今作もどっちかっていうと「競技自体じゃなく、そこに紡がれる人間ドラマを見て」という作品だったのは間違い無いのだろうが、今作の場合、果たしてその人間ドラマも面白かったのか。各人の競技スタイルに人生観が出る、というお話になっていたので、やっぱり実際の競技シーンが映えないと、各々の心情劇もピンとこないところが多くてなぁ。沖津くらいわかりやすくキャラ特性があればなんとなく少年漫画的な処理ができるのだが、それ以外の面々、特に主人公(?)の知季の個性がどうにも……。 絵にピンとこず、物語にピンとこず、テーマの楽しさも分からずじまい。もうちょい、どうにかできた気はする。結局、彼女の寝取られたのはなんだったんだよ。 「異世界食堂」 4→5 オラオラァ! 異世界モノの時間だぁ! というわけで、「異世界」という文字列が出てくるだけで身構えてしまうような物騒な世の中になってしまったわけですが、そんな魑魅魍魎が跳梁跋扈する異世界バブルのこのご時世、なんともゆるりと、肩肘張らずに展開されるこちらの作品。「異世界である必要ないやんけ!」というお約束の文句をさりげなく回避する内容、あまり露骨に「異世界人を驚かせるから現世えらい!」を持ち上げすぎないシナリオライン。どこかが強く訴えかけるような作品でないのは間違いないのだが、幸いにしてどこかに嫌悪感を抱くような内容にもならなかった。それはもう、それだけで美点になっているような気がするのだ。 作品が始まった時点で、「グルメものってどうやって楽しんだら良いんだろう」ということでひとしきり悩み、その楽しみと「異世界」が噛み合いづらいだろう、という難点を提示したのだが、今作の場合は望んだ通りのハートフルホームドラマ方向に舵を切ってくれたおかげで「楽しみ方」は理解しやすいものになった。料理は特別じゃないが、それを食べる舞台が特別。食べる人間の数だけドラマがあり、それを引き出すための舞台装置としての料理、そして食堂がある。今作のタイトルが「食堂」というのも象徴的な部分で、今作は料理を作るマスターのキャラが極めて薄いという特徴がある。他の食漫画の場合、だいたい料理人が一人称視点で「こういう客にはこれを出せば」とか「こういう工夫がキくんだろ?」みたいな押し付けがましさが出てしまうものだが、本作の場合は本当にマスターが「食堂」の一部としての舞台装置に徹しているため、そうした「食べさせる側のエゴ」みたいなものが鼻につかず、「食べる側」のドラマに終始できるのが良い。あとはその食べる側のアクの強さでドラマの濃淡が変化するのだ。個人的にはリザードマンの話の「どないやねん」感が強くて楽しかった。「異世界」らしさをああいう形で出してくれるのはどこでもドアを活用した今作ならではのセッティングだろう。 本当に「ただそこで飯を食う」作品なので、何か大きな充足感があるというようなものでもないのだが、比較対象として最初に並べた「甘々と稲妻」の「料理を初めて作る特別感」と比しても、今作の「料理を初めて食べる特別感」は見劣りするものではなかっただろう。欲を言えばもうちょい作画部分でプラスがあれば応援しやすかったのだが……そこはしょうがない。あと、こういう作品のアフレコってすげぇ腹が減るだろうなぁ、ってキャストの人たちにちょっと同情しようかと思ったんだけど、毎週アフレコ現場に食い物が溢れてる写真見て「そりゃそうだな」っていう気持ちに。ベーさんが食道楽だしなぁ。 「最遊記 RELOAD BLAST」 4→5 あのね、嫌いじゃないんだ。すごく、分かりやすく。 結局、何が重要かっていうと「こんだけ濃いおっさんキャストたちが毎話毎話熟年夫婦みたいにして息のあった伝統劇を繰り出し続ける」というそのシチュエーションである。ぶっちゃけ、1クール見終わった現状でも三蔵御一行が何を目的に旅をしてるのかもよく分からん。今回やたら絡んできた上層部の思惑もわからないし、今回キーパーソンとなったナタクが悟空たちと結局どんな関係だったのかも正直理解してない。そこかしこで出てくる「なんか昔から知ってるみたいな敵キャラ」のことなんて分かるはずもないだろう。長期シリーズの途中も途中から見ているのだから、こうなるのが当然なのだ。 でもね、別にいいんですよ。「こいつら仲良いなー」っていうことさえわかれば。そこは分かるでしょ。毎回夫婦漫才みたいな会話しかしてないんだから。わたしゃね、どこまで言っても「すれっからした関俊彦の声が聞ける」っていうだけで満足してしまう人間なんです。三蔵さん、駄目人間のくせに格好いいのずるいね。キャラのバランスも良くて、なるほどこれは人気が持続するのも分かる気がする。常に腹が減ってるだけだけど生い立ち複雑な悟空。常に女のケツ追いかけたいけどやっぱりこの先複雑そうな悟浄。常にダルそうだけどやっぱりどこか坊主らしい優しさに溢れてる三蔵。そしてそれら問題児の面倒ごとを全部おっかぶっているのに、自分もちゃんと問題児という八戒。彼らの目的がなんなのかは最後までわからなかったが、まぁ、仲良く喧嘩してるんだからそれでいいんじゃないでしょうか。周りの人たちもちゃんと空気読んでくれてるしね。最終話くらいになると、今期初めて見始めた俺でさえ「お尋ね者の三蔵一行だァ〜!」って妖怪軍団が出てくると「またかよwww」って思うようになった。マンネリズムの重要性な。 本作は、そうして4人のキャラを立て、壊さなければ末長く付き合っていけるコンテンツなのだろう。別に映像面で特に力が入ってるなんてこともないのだが、決めポーズの三蔵が格好よければそれでいいのである。こういうコンテンツって、案外他に探そうとすると無いもんなんだよね。 もう一回書いておきますが、関俊彦は本当に格好いいのです。それに今作では平田さんやら石田彰やら、おっさんマーベラスですよ。ぱっぴーもすげぇな、って思う(今期2度目)。さらにナタク役に幸田夏穂とか、今時のアニメじゃなかなか見られないイカした配役で攻めてくれるのも嬉しい。アニメ制作者の皆様、もっとこういう「だらだら続けられるご長寿コンテンツ」を大事にしていきましょうよ。 「恋と嘘」 4→4 ホモ特有の優しさ。彼だけなんだか不幸になってる気がするんですが、主人公チームの不貞は許されて同性愛は許されないという、差別が深刻化した未来世界のお話です(嘘)。 ん〜、なんだろ。思ったよりも悪くなかった作品なんですよ。1話目時点では「このゆかり法っていう設定の意味がわからん。こんなことが出来るような科学の進んだ世界には見えない」と設定に噛み付き、実際にその部分については作中で全く解説は行われなかったのだが、まぁ、ぶっちゃけそういう話はどうでも良かった。もう、「そういう世界」なんだからしょうがない。そして、わざわざこんな妙な設定まで作ってやりたかったお話は、非常にわかりやすい三角関係。かたや真実の愛(?)、かたや与えられた愛。さぁ、健全な男の子はどっちを取りますか? っていう。そして、結論としては「どっちも取る」なんですよね。原作が完結していないらしいので、こういう終わり方になってしまうのはしょうがない。しょうがないのだが……。 でもさ、そこに決着をつけないんだったら、やっぱりこの世界設定の意味がないんだよ。これ、ごく普通の現実世界の恋愛ドラマでも何の問題もなくて、わざわざ2つの恋愛に質的な差を明示するような設定を設けるなら、ちゃんと答えを片方に定めないと意味がない。わざわざややこしいルールを決めたのに運営側が「まぁ、そのルールはあってもなくても一緒なんですけどね」って言ったら、そりゃ参加者は怒るだろうよ。原作ではこのあとしっかりと「ゆかり法を設定した意味」が出てくるのかもしれないが、わざわざこんな半端で、無意味なドラマになってしまうような区切り方になる時点で、アニメ化は失敗だったと言わざるを得ない。もっと落ち着いて原作消化しようよ。 まぁ、そうして大筋を見たら「何じゃそら」っていう結末でしかないので、1クール分のあれこれが無駄になってしまった作品ではあるのだが……これ、余計なこと考えずに昼ドラとして見てれば、おきまりのフォーマットに乗っているだけなので問題なく成立はしてるんだ。ヒロイン2人がちゃんと各々の可愛らしさをアピールしてくれているので、萌え路線としても一定の収穫はあるし。キャラの絡みは(ホモの存在は置いとくとしても)悪くない部分も多い。ただ、結局主人公の「恋愛模様」を中心に据えてしまうと「何じゃそら」という言葉しか出てこないのでもやっとする。ベースとなる設定だけが残念という、(それはそれで致命的だが)なんか惜しい作品とも言える。んー、でも結局「何が好きなの?」っていう根源的な部分がわからないままで何となく恋愛やってただけだからなぁ。このまま推し進めても得られるものはないのかなぁ。 何とも半端でもったいなかった作品。もし原作が好きな人がいるなら、きっちりそちらは追いかけて供養してやってください。 「アホガール/徒然チルドレン」 *→6 まさかこれが今季でも指折りの楽しみな作品になるなんて、誰が予想したよ……。いや、何も特別なことはしてないんだ。本当に、ただのアホガールなんだ……。 こういう作品を見ていると、やっぱり私は本質的には「アニメファン」というよりも「声優ファン」なんだな、ということがよく分かる。諦めるしか無いのだ。私は、とにかく悠木碧がブチギレている様子が大好きなのだ。もう、それだけで毎週楽しくてしょうがなくてね。他のキャスト陣の配置も完璧で、特にサポートに回ってるのが井口・しーたむ・前田怜奈っていう「お前ら脇に回るには個性的すぎるだろ」みたいなこれの連中なのが良かった。ヤンキー女連中とかもそうだしなぁ。みんなして「座長」のおいちゃんや杉田の吹っ切れテンションに引っ張れるようにして、実にいいのどの締め上げ方になっていたと思います。これ、音響やってる人も楽しかったんじゃねぇかな。わたくし事で恐縮だが、先日ブックオフで「アホガール」を試しに立ち読みしたんですよ。「アニメであんだけ面白いけど、原作別に面白く無いんだよなぁ」って思いながら。そしたらさ、もうよしこママが喋ってるの読むだけで面白いの。CV日笠陽子で完璧に脳内再生されるだけで吹きそうになるの。なんかもう、末期だな、って思いましたよ。 同様の評価はもちろん「徒然チルドレン」の方にも言えます。こちらはまだテンションは抑えめではあるが、やっぱり中の人の功績が大きい。ヒロイン勢もいいんだけど、個人的にツボだったのが下野&保志のあのコンビ。保志総一朗は、いつまでもああやって「拗らせた青少年」の声を出し続けて欲しいですね。あと、浪川御大がゴシップ誌にスキャンダルすっぱ抜かれながらどちらの作品でも生き生きしてたのが笑ってもうた。犬は可愛かったし、先輩はうざかったですよね。 この2本はどちらも15分だから絶えられた部分があると思うので(流石にアホガール30分は無理だろ)、今後もこうして「ショートアニメなら存分に実力を発揮できる」みたいな作品をしっかり見極めて、身の丈にあったアニメにしてくれる製作者が求められています。 「潔癖男子!青山くん」 4→4 MANPAの枠内で「妖怪アパート」は2クールなのにこっちだけ終わったせいで、録画分の編集がすげぇ面倒。マジでさ、MANPAは同一枠じゃなくてちゃんと番組データとして分割してもらえませんかね? 1話時点では「これ、潔癖をネタにして今後やることあるの?」と心配していた作品だったが、なるほど、潔癖ってのはあくまで青山の属性でしかなくて、周りの友達にガンガン新しいキャラを追加して話を回していく形式だったのね。あと、一応なんか微妙にサッカー部分でスポ根。まぁ、あんまり根性関係無いかもしれないけど。こんだけサッカー部に焦点が当たる作品だとは思ってなかった。おかげで最後の最後まで「潔癖症ならサッカーやるなよ」っていう疑問は頭から離れないままだったんだけど、まぁ、青山は潔癖云々以前に色々おかしいキャラだからな。 やりたいことは無事に理解できたわけだが、それがアニメとして面白かったかどうかは話が別。「アクの強いキャラを連打してギャグを回していく」っていうのは定番の設定だし、その時々で絶えず新しい刺激を出し続けられるのだから話は展開しやすいはずなのだが、今作の場合はあんまり個々のキャラ同士のエピソードが有機的に結びついておらず、毎回毎回その場凌ぎでぽっと出のキャラをいじる、みたいな印象が強かった。ずっといじられ続けてたのってかおっちくらいだよね。青山が主人公としての押し出しを持たない「薄い」キャラなので勝負は周りのサブキャラがどれだけ支えてくれるかにかかっているのだが、最後まであんまり「こいつらがメイン!」っていう中心地が定められず、部活アニメとしてもギャグアニメとしてもやや半端な印象。全体的に「青山は頭がおかしいのに押しが薄いので主人公として機能しない」っていう部分がもったいなかった気がする。映像も割とあっさり目の演出方向だったので、青山の「薄さ」に拍車をかけていたし。少年漫画の主人公を作るのって難しいですね。 まぁ、印象に残るキャラもそれなりに現れたので全部が全部悪いってことでは無い。上述の通り、かおっちのキャラはしっかり立っていたので彼が中心にある限りは安定してみて入られたし、ストーカーマネージャーは可愛かったし。出だしから純愛全否定でネタキャラに振り切れてたせいで、純正の可愛いシーンがあんまり見られなかったのは残念だけどさ。あと、小田切さんは好き。「野崎くん」の鹿島とすげぇかぶるけど。 すげぇどうでもいい話だけど、個人的には「サッカー部のメインの面子(の中の人)が大体ガンダムに乗ってる」っていうのが個人的にツボだった。そういう意味では豪華なアニメだよな。 「バトルガール ハイスクール」 4→3 ソシャゲアニメの「あるある」を出し切ったような作品。主に、よろしくない方向に。 例によって途中からほとんど真面目に観られていないのであんまり正当に評価することもできない作品なのだが、やっぱり「真面目に観たくならない」というのは作り手側に責任があると思うんだ。「美少女動物園」という言葉が生み出されて久しいが、今作は非常に純度の高い動物園作品である。そして、残念ながらそのパークの中には目玉となるような商品は陳列されていないようなのだ。 1話目の時点で「キャストの名前の方がキャラ名よりもデカく表示される」というある種の潔さを持った作品で、その後も毎話忘れないようにキャラ名のクレジットだけは必ずやってくれるんだけど、覚えられない人間からすると、名前だけ表示されても意味ないんだよね。制作側はそうして表面上のラベルを確認するのではなく、物語の中から自然にキャラが頭に入ってくるようにしなければならない。ストーリーを追っているうちに自然と「こういう個性を持ったキャラなんだな」ということが理解できれば、別に名前など覚えられずともキャラとして認識できているのだから視聴に差し支えないのだ(実際、わたしゃギリギリまでチアフルーツの緑の名前を覚えてなかった)。今作の場合、キャラの顔の造形が全部似通っているという致命的な欠陥もあるのだが、とにかく1話の中に主要キャラを全て出し尽くそうというディレクションがいただけない。普通に考えて、初対面で10人以上もの人間の名前と特徴を一気に覚えることなんて不可能だし、10人以上もの人間が絡むドラマを毎回追いかけることなどできない。序盤はある程度ウェイトに差を作り、「まずはこの中心キャラを覚えて、そこから他の学年に広げていきましょう」みたいなライン作りがあってしかるべきなのだ。 しかし、残念ながら本作は原作ゲームファンに気を使いすぎたのだろう。特定キャラのファンが「ボクの推しがアニメだと空気!」とキレてしまわないよう、満遍なく全員出てくるし、漫然なく全員役割がある。そんな状況では個々のキャラに時間など取れるはずもなく、少なくともアニメ内部での掘り下げは不可能。そうなれば、アニメから入った視聴者が興味を持てるわけもない。まぁ、この辺を全てひっくるめての「ソシャゲアニメあるある」なんだけども。先んじて放送された「スクールガールストライカーズ」の方が、アルタイルトルテに集中すればいいとわかったぶんだけ、見易さは上だったと思う。 全部が全部悪かったとは言わない。動物園ならば動物園なりの見せ方があるわけで、例えば個人的にはスケベ先輩がみさおキャラと入れ替わる回(6話)なんかは割と楽しかったと思う。キャラが際立って理解が及べば見ることはできるクオリティの作品なのだ。しかし、途中からはそうして「キャラを描き分ける」というよりも、むしろ「一致団結して問題に当たっていく」という総力戦の部分にばかり力を入れてしまい、終盤のクライマックスに向けてますます視点が散るという残念な結果に。最終回とか、どこで誰が何してるのかよく分からんかったからね。まー、「お話が書きたいのか」「キャラが描きたいのか」っていう違いなんだろうなぁ。アニメ業界は、そろそろソシャゲのキャラ人気を下地にしたアニメ作りってのは脚本のハードルが尋常じゃなく上がるってことを認識した方がいいと思うんだけど。 |
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Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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