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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 舞台に出てるキャストに七海ひろきとか森なな子がいるの笑った、第5話。「もしかしてそういうキャスティングなのか?」と思って確認したら案の定ロミオ役(内海安希子)もジュリエット役(岸本望)も宝塚出身者だったという。すげぇな、もしかして俺が知らないだけで声優業界って宝塚派閥がめちゃめちゃ多かったりする?

 というよくわからないこだわりのキャスティング作品だが、まぁ、あくまでその辺のキャストはガヤ。メインで頑張ってる子らは別に宝塚とは関係ない。ただ、知らなかったので確認したら、今回主役を務めた山田役の佐々木李子は宝塚ではないが「アニー」の経験者であるらしい。多田葵とか富田麻帆とか、こっち関係から声優業に入ってくる人もたまに見かけますわね。まぁ、舞台と声優業はやっぱり近いところにあるからなぁ。

 そんなわけで山田の歌がうまいのは当たり前らしいのだが、残念ながら作中の山田がそこにたどり着くまでには色々とご苦労がある。今作における「魔境に入り込んじゃった一般人」枠として、様々なプレッシャーに押しつぶされそうになりながら必死に戦う様子が痛々しい。どうにも、メインの2人が完璧超人だったり底抜け能天気だったりするため、選ばれし者だけが入れる狭き門の中にいるということは忘れがちになりますね。今回は山田の姿を通し、更には声楽の先生のあまりにダイレクトなエールを通して、「彼女たちは、ちゃんと選ばれるだけの才能がある連中なんやで」という保証を提示した形になる。やっぱり入学できる人数が極端に少ないってことは忘れちゃ駄目よね。そりゃ「東大以上」と言われりゃそれだけで勝ち組よね。山田の立ち直りは思いの外早かったが、先生からあれだけ熱のこもった説得をされてしまったらしょうがない。この学校、職員室も無駄にキャラが濃くて面白いな。声楽の小野寺先生はその中でもひときわキャラが立ってる気もするけど、毎年こんな心温まる指導をしてくれているのだろうか。生徒が少ないからこそ可能な教育よねぇ。

 で、そんな山田の物語の脇で大きく様子が変わってしまったのが我らが愛ちゃんであった。作中ではあっという間に夏になっちゃったのでその間にさらさともちゃんとコミュニケーションは取れていたと思いたいのだが……デレたとたんに凄まじいポンコツ要素が飛び出してきたよなぁ……。まぁ、分かりやすくて良いですね。そして例によって「髪型が変わるヒロイン」はおしなべて良いですね。愛ちゃんの場合は別に理由もなく変わってるんだけど、こういう時間変化の見え方は分かりやすくて良いかも。

 

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 エンディングバリエーションあんのかい、第4話。この面子でバリエーションがあるとなると、今後色々豪華だぞ。

 先週時点で「エピソードの描き方がエグい」と思ってみていた訳だが、今週改めて掲載誌が少女漫画だと気づいてなんとなく納得した(厳密にはもともと少女漫画じゃないみたいだが)。あの描き方は、少年漫画だとあんまり出てこないよなぁ。ただ、今週のキモオタくんの上げ展開は少年漫画っぽさがある。フィクションのキモオタ、なぜか報われがち(ずるい)。

 今週の見どころは何と言っても高身長女子高生によるオタ芸だが(?)、それに加えてサブタイトルにも出ている「涙」のお話がなかなかに秀逸。普段は鉄面皮の愛ちゃんが、今回は右に左に感情を揺さぶられすぎて大変な騒ぎになっていた。チャラ男に絡まれた時のイヤイヤっぷり、なんか無駄に作画に気合が入っていて、本当にどうしようもなく嫌なんだよなぁ、っていうのがにじみ出ていて辛いのだが、その後のキモオタくんの展開が急に漫画的になりすぎてて温度差がキツいな。ガチで刑事事件になりかけてる状況で、あんな空気の読めないのが出てきたら普通はもっとめちゃくちゃになりそうだけどな。オタクが最初に選択する必殺技がフライングクロスチョップってのもどうかと思いますね。まぁ、喧嘩慣れしてないので、とにかく身体から突っ込んでいくくらいしかやることないんだろうけども(俺も多分喧嘩するとしたらたんに頭突きとかしか出来ない気がする)。

 愛ちゃんがいろんなことで「涙」を流すお話で、かつてあまりに嫌すぎて感情が爆発してしまったキモオタくんを前に、今回は全く別な感情で涙を流す。「涙の上書き」はなかなか良いサブタイトル。まだまだ彼女の中で整理できていない要素が多いので「今はこれが精一杯」だが、凝り固まっていた何かが、ようやく少しずつ動くようにはなっていきているのだろう。まぁ、それが対さらさの面で現れるかどうかはまだ分からないが……。

 それにしても、花澤先輩(名前まだ覚えてない)、想像以上にストレートに悪い奴だったな。同期にはさも当然のようにバレてたってことは、今までずっとあんな調子だったのか。……さらさの受難は続きそう。

 

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 男なんて絶滅してしまえばいいのに……第3話。3話目でやってほしい話じゃねぇよ。でも、これで一気に愛ちゃんの解像度が上がるんだよ。

 なんでこんなに異常者の描写が執拗なんだよ。リアルすぎてこええんだよ。連れ子に手を出すクソ野郎っていうデザイン自体は古くからあるものだし、圧倒的な「大人」の暴力と「男性性」の暴力ってのも胸糞代表の定型なのだが、なんかね、その描かれ方が妙に生っぽいのが怖いのよ。何しろ、今回のエピソードではまさに愛ちゃんのようにゲボ吐きそうなくらいに気持ち悪くなってしまうのだが、一応加害者側は通常の意味での暴力は一切振るっていない(性暴力のカテゴリまで広げると違うかもしれんが)。そして、ほぼどのシーンでも笑顔を崩さずに愛に接していた。訴えられないギリギリのラインを見て、子供ならいけると判断して、取り返しがつかなくなる手前で引き返せるように動いている。「部屋の前で足音が止まる」みたいな描写、想像するだけで怖気がするので実に効果的。こんだけのイヤ要素を自己紹介がわりに叩きつけてくる愛ちゃん、とんでもない。

 そして、それに対する幼少期の愛ちゃんの反応もまた救われない。お腹に包帯巻く描写、誰がどうやって思いつくんだろう。そんなんされたら、もう大人サイドはなんとかして助けてあげるしかないじゃない。クマのぬいぐるみの解体、それだけだと意味のわからん錯乱状態の結果なのだが、執拗なモノローグとともに描かれた幼子の必死の抵抗としてあまりに切実。モノローグパート自体は10分ちょいなのだが、これだけで愛ちゃんの人生が全部説明できちゃうくらいの密度だった。アニメなんかでおなじみの「男嫌い」キャラなのだが、そこまで肉薄して説得力持たせなくても、とおっかなくなってしまう。

 また、それに接するさらさのキャラクターも不思議と生っぽいラインでブレーキをかけているのが面白い。天真爛漫で何も考えないタイプの主人公だとばっかり思っていたが、愛ちゃんに友達じゃない宣言されたら流石にへそ曲げるくらいの感性は持ち合わせているのか。当たり前といえば当たり前の反応なのだが、多分その辺のアニメキャラの多くは、「それでもめげずにお友達」って態度になってると思う。今後の関係性を掘り下げていく上で、さらさの守るライン、攻めるラインの見極めが出来るようになる展開は良い刺激になった。さて、あとはここから2人がどのようにして互いのラインを超えていくのか、という話になるのだが……今回の顛末だけだと、別にさらさに信頼を覚える状態にはならないはずなんだよな。来週何が起きるんだろう。

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 イケウチサン……第10話……。前回「なんで池内だけ名前の表記無いねん、可哀想やろ」と思ったわけだが、なるほど、可哀想だったわ……。別に悪いことしたわけじゃないのになぁ(最後はまぁ、しゃーないやろ)。

 絶体絶命の大ピンチをどう切り抜けるかと思ったら、すげぇざっくりした解決法だったでござる。マドカチームの対応もいい加減だったし、そこから抜けるための方策も「そんなんでええんかい」というよく分からないもの。クレアがあの花を所持していた理由もよく分からない(そもそもずっと修一の中に入ってたし、パッケージングされた花を持ち歩く余裕なくない?)。まぁ、その辺りの設定や展開については、基本的に雰囲気で切り抜ける作品なのだと割り切るしかないだろう。前回時点で「筋肉はよりでかい筋肉に負ける!」みたいな展開だったし、あまりお利口な能力バトルを期待するもんでもない。

 それじゃ何を期待するかっていうと、悪いとわかってることに片足突っ込んだり両足でダイブしたりする人間の醜さや必死さを楽しむアニメということである。クレアさん、最初は単なる援交してそうな女子高生だったのに、いつの間にか「どんな悪辣なことでも目的のためなら涙を隠して実行するやで」みたいなピカレスクヒロインに成り上がっている(常時スク水で)。修一も修一で、そんな悪い子クレアにどんどん惹かれているようで、当初は「あの女に巻き込まれただけなんですぅ」みたいな対応だったのに、いつのまにやら一蓮托生。「二人で一人」とまで言い切っちゃう間柄に。池内がいなくなったとしても、残念ながら吉岡さんが入る隙間は無いようである。まぁ、実際クレアさんは頭も回るし決断力も度胸もあるし、ヒロインとしての器がノンストップででかくなってるからしゃーない。それもこれも、全部圧倒的すぎる姉を前にしての覚悟の成長なんでしょうね。エレナさんも、放っておいたらどんどんラスボス臭が強くなっていくな。

 そして可哀想なのはマドカチームの連中である。エレナがダークな面を強調しようとする影響で、その対戦相手だったマドカたちはもともと単なるチンピラ扱いだったはずなのに、いつの間にやら仲間のことを第一に考えるいい人集団になってしまった。いや、多分元からそういう設定だったんだろうが、それにしちゃぁチンピラムーブがひどすぎたよね。2チームとも、最初からもうちょいお互いに歩み寄って話をしてれば、案外平和裡に解決できてたかもしれんのに。いや、結局「宇宙人のコイン争奪戦」のゴールも目的も分からない時点で、みんなが幸せになるエンディングは無いのかもしれんけど。

 しかし、コインが一番集まってると思われる区域で山火事起こして毒まみれにしちゃって、今後の捜索に影響しないのかしら。マドカが死んだかどうかも確認できてないしなぁ。

 

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 池内だけクレジットが「池内」しかないの可哀想、第9話。いや、敵チームも「森田」とかだけども……仲間内であいつだけ下の名前無いの、扱い悪いだろ。そりゃいじけたくもなるわな。

 素直に怪獣大戦争みたいな様相を呈してきたバトル。「敵のでかくて強いやつが出てくる」→「実は味方のイケメンはもっと強かったぜ!」→「まぁ、敵のボスからは片手で吹き飛ばされるけどね」という分かりやすすぎるインフレ。まぁ、イケメン(村上)はまだ実力を全て発揮したわけでもなさそうなのでこれでランク付けが済んだとも思わないが、基本的にげんこつで解決できる問題が多い作品である。チームの他の連中の能力、ほとんど戦闘向きじゃないものばっかりだからなぁ。透明人間子ちゃん(相原)とか、今後使うタイミングが出てくるんだろうか。単なるガチレズ要員で終わったりしないだろうな?

 まぁ、そうしてバトル要素はかなり雰囲気重視でディティールはよく分からないのだが、そうして瑣末な部分を犠牲にし、とりあえずエロいことはしっかりキープしていこうという姿勢は素晴らしい。アニメ作画にありがちな「何故か女の子の乳首がみんなしてビンビンになってる問題」は今作でもフル回転しており、水着姿のクレア、そして囚われの小柳さん、どちらもおっぱいのポジショニングがよくわかるようにデザインされているのである。クレアの方はひょっとしたらサポーターの形が出ているだけという可能性も捨てきれないが……いや、でも彼女の乳でそんな形出るかなぁ……。小柳さんの方は揉みしだかれてたので、もう疑いようがないですね。

 そうして女の子のおっぱいにばかり目がいくように作っておきながら、話の中心にくるのはブッサイクな敵チームの首領というのがやるせない。だいぶ前に一回だけ登場した時には「山の上は群雄割拠で弱肉強食だよー」ということを表す単なるモブの1人だと思ってたが、どうやら少なくともこのアニメ1クールの中ではかなり重要な立ち位置の人物だったようである。よく分からんのは、「コインを手に入れて宇宙人に提供する」ということが目的のゲームであり、最終的に少ないコインは奪い合いになるはずなので団体行動が成立しないはずの状況下にありながら、あれだけのチンピラ集団が不思議な連帯感で結束している理由である。ボスが圧倒的に強いってのはもちろんあるんだろうが、そこからみんなして脅迫されてる感じでもないし、割と楽しげに連隊組んでるってことは、それなりの見返りは約束されてるってことなんだろうか。単なる悪役かと思って見てたら、なんか変なところで義侠心を見せてくれたりもするし……よく分からん連中である。

 そして、そんなよく分からん相手リーダーが、何故か思いっきり修一に興味を示した。まぁ、珍しいタイプの収集者なのは間違いないだろうけど、こんだけヘンテコモンスター大集合な中で単なる着ぐるみに注目したってことは、何か特別な理由があるのかしらね。

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 ガチレズだ、第8話。みんなにそのこと公言して回ってんのかな。ガチレズだからこそ、たくさんの野郎がいる前であんな格好してても気にしないのかもしれません。何の話だ。今回もいろんな人が折に触れて脱いでくれるので、そんな文脈は無いはずなのに適宜エロい画面は保持されています。今作の女体、スレンダーなのが多すぎて不安になるんだけど、腹筋のつき方とか恥骨のあたりのラインがやたらとマニアックな見せ方になってるんですよね。ちなみに今回のコンテは現在「プリコネ」もやってるはずの金崎さん。どういうスケジュールかは分からないのだが、こっちでも作業してくれてるのね。

 1クールだとしたらそろそろラストに向けての助走が始まるくらいのタイミングだが、謎が謎を呼んで随分なカオスになってきた。その謎の中心にいるのは間違いなくエレナで、彼女が過去に何をして、現在何を思っているのかが全く明かされていないため、修一まわりの謎も深まるばかりだし、宇宙人が用意したステージの真意も色々と引っかかりが多くなっている。誰が正しいってこともないお話なのだろうが、最終的に笑うのは一体誰になるのだろう。

 主人公ポジションのくせにあまり見える世界が広くない修一君は、よりによって前回の超絶バトル間の記憶が無いらしい。彼の様子を見る限りでしらばっくれてる感じでもなさそうだし、怒りに任せて暴れまわっていたあの時のことを忘れたってのは一応本当だと思っていいのだろうか(仲間に嘘つくのはダメ、っていう小柳バインドがどの程度効くのかはよく分からんけど、安元ゴリラの話は隠してても平気なんだよな)。

 しかし、中に入って融合していた吉岡の方は、流れ込んだ修一の記憶も含めて割と覚えているっぽい。この差は「入るもの」と「入られるもの」の差なのか、それとも、修一のダメージがでかいということなのか。まぁ、修一サイドが思い出せると、吉岡さんのこれまでの人生記憶も読み取られてしまうわけで、倫理的に問題は多そうであるが……(すでに色々アウトだろうに)。

 また、「修一が忘れた記憶」はどうやら今回のことだけに留まらないという。エレナが散々匂わせてはいたのだが、彼女が修一と過去に何らかの関係を持っており、それを「エレナが意図的に」忘れさせたのは間違いないようだ。回想の断片からして、恋人要素とも言えるくらいに深い関係だったみたいだが……気になるのは、今回冒頭に流れた「もっと幼い頃の記憶」にまで消去が及んでいるということ。いや、修一の中では欠落が認識されていないので、消去というより改竄に近いのかもしれない。おそらく「一緒に帰っていた友達」の記憶も、エレナ要素と同様に何らかの埋め合わせでごまかされているのだろう。ただ、犬を埋めていた彼の記憶にまでそのあたりの「改竄」が及んでいるようなのが気になるところだが……はたして、エレナが修一の記憶に介入したのは、いつのことなのだろうか。 

 結局、エレナの消息が追えないことには修一は何も分からない。そして、当然クレアは何も報われない。「入る」「入れられる」の関係性が倒錯しきった三角関係は修一の知らぬところで激化の一途を辿るが、まぁ、この手の設定で真ヒロインに負け判定が降ることはないからなぁ。ただ、出会ってまだ1日そこらの吉岡ちゃんでも、「融合して記憶を分け合った」という肉体関係以上の濃厚接触を持ったわけで……あれ、クレアさんも油断したらあかんのかしら。でもなぁ、最終的に修一の身柄はエレナが確保する気もするしなぁ。展開だけを見ればすっかりハーレムものなのに、なんだろう、この全然羨ましくない配置は……。着ぐるみプレイが全部セックスのメタファーだと見てしまうと、とりあえず一通りの関係構築が終わってるからなぁ。

 

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 なんでもありになってきた、第7話。まぁ、こんだけ多種多様な能力が付与されているのだから、別に「死なない」でも問題ないわけだが……宇宙人のえこひいきがひどいのか、それとも、単に個々の潜在能力の違いないのか。

 修一は今回めでたく「レアキャラ」認定をいただいた。まぁ、認定をくだしたスバルとやらもよく分からないで使ってるっぽいのでレア要素がどこなのかはよく分からないが、確かにぐちゃぐちゃに潰したところから蘇生&変形は他の収集者にはなさそうな能力ではある。スバルは気づいていないが、さらに「中に入っていた他者との融合&他者も蘇生というミラクルを気合一発でやってるわけで、そりゃもう理屈も何もあったもんじゃなくて、単に「レアキャラだから」としか言いようがない展開である。そういう意味では興ざめではあるのだが、別にみんな平等に戦う必要もないわけで、付与された能力がスペシャルだったからどんどん強くなりますよ、というのもアンフェアではないだろう。なんでもいいから今回みたいに巨大な敵を相手にぐりんぐりん見せる動画が展開されるなら視聴者としては満足である。

 今回の流れを見るに、修一の能力を与えたのはエレナで間違いないようで、そのエレナの妄執とも言えるような壮絶な思念が今の修一の変身スタイルを構成していると考えられる。前回「能力をもらう時のイメージ次第で具体的なスキルがもらえる」みたいなことを言っていたし、おそらくそのタイミングでの取得者の才能がものをいうのだろう。エレナがバケモンクラスの能力者になっているのだから、その彼女から直々に能力をもらった修一がバケモンになるのは半ば必然ですらあるのかもしれない。

 そうして生み出されたハイパーモンスター形態の修一。可愛くおとなしい(割にはエロに積極的な)吉岡さんと融合したわけだが、多分、今回の猫モードには彼女の能力は一切絡んでないよね。前回「動物の気持ちがわかるだけ」みたいなこと言ってたし。あくまで猫っぽいデザインのみが中にいた彼女の影響を受けた部分で、残りの運動性能はおそらく修一に与えられたもの。どうやら怒りのエネルギーを滾らせることで身体能力は向上していたようだが……なんなんでしょうね。シンクロ率の高さで性能が変わったりすんのかな。だとしたら、堂々と寝取ってるのを目撃しちゃったクレアさんが何を思ったものか。

 結局、修一の能力に謎は増すばかりだし、エレナの目的もさらに分からなくなった。彼女らは単にこの山の中でコイン探ししてるだけとも思えないし……これ、1クールでどう落とし前をつけるんでしょうかね?

 

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 あっちもこっちも濃厚接触、第6話。まぁ、正しい方向でエロアニメとしての任をこなしてくれている感があって非常に信頼できますね。大変けっこうなことだと思います。黒髪ロング+巨乳+レズビアン=伊藤静ボイスになるのは世界の真理。百合営業声優の草分け的存在。

 相変わらず突飛な展開で「あれ? 一週見逃した?」とか不安になる展開だったが、前回も書いた通りに、どうにもクレアの目的意識がざっくりしすぎているので、その辺りの帳尻合わせが難しい印象だ。彼女の最大の目的は、今回のやりとりで「姉との接触」であることが改めて確認されたわけだが、その副産物というか、姉に出会うための端的な手段としてのコイン集めがその間に入ってくる。他の収集者たちのメインの目的はコインであり、クレアはそうじゃないというところに微妙なズレが生じているということか。さらに加えると、修一に至っては別にエレナに会いたいわけでもないし、なんならコインだってそこまで求めてない。単にクレアのことが心配だからこうしてついてきているだけ。そんな妙なモチベーションの連中なのだから、そりゃ迎え入れる方だって困惑するだろう。

 その「迎え入れる方」となったのが、上述の伊藤静率いる収集者チームである。やはり収集者ってのは例えるなら全員が己の欲望のためにドラゴンボール集めてるような連中なわけで、普通に考えたら「チーム」なんて作って共闘できるはずがない。それを無理やりやっているってんだから、それなりにいびつな集団でしかるべきだ。謎集団を束ねているのは御前(小柳という名前らしい)の特殊能力である、秘密守るよチョーカーである。なんとまぁ、完全に念能力みたいな扱いになってきたな。彼女いわく「しっかりイメージして能力を貰えば具体的な能力だってもらえるんやで」とのことだが、それならもっと使いやすい能力でもよかったんじゃなかろうか。わざわざチョーカーを巻くとかじゃなくて、「自分の前で嘘をついたやつが消し飛ぶ」とかじゃダメだったんだろうか? あんまり強くなりすぎると流石に宇宙人から制限がかかるのかな。

 そのあたりの能力の上限下限もよくわからないし、変身の形態も十人十色。そんな状況で、まだまだビギナーであるクレアと修一が思い切った行動にでようってんだから、リスクは相当大きいはず。今回の件だって、たまたま小柳がそれなりに話の通じる人間だったから真っ当な「交渉」として成立しているように見えるが、これが単なる悪いやつだった場合には余裕でアウト。手篭めにされた挙句に食い物にされて殺されるなんて展開だってあり得た。しかし、そこはリスクを冒してでも突っ込まなきゃいけないってんで一か八かに賭けたクレアの判断だろう。そのあたりの思い切りの良さが彼女の最大の武器なのかもね。

 そして、クレアがベッドで奮戦している間に、修一の方も謎シチュエーションに突入している。女の子に突っ込むならまだしも、全裸の女の子を自分の中に突っ込まれるなんて……いや、スク水だろうがなんだろうが充分エロいのだが……というか、いっそ全裸よりもスク水の方がフェチ要素が多くてエロかった気もするけども……いや、単にクレアの方がいい身体してるからかな。まぁ、今回のケモ耳っ娘も充分可愛かったと思うぞ。なんか今までのところ、登場した女性キャラはもれなくエロい目にあってるな。そういう漫画ですか、そうですね。クレアさん、もうちょいレズ方面に積極的になってみるのはどうでしょう?

 

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 善い安元と悪い安元、第5話。この手の声質の役者って、なんかすげぇいいやつとすげぇ悪役のどっちかに振れる印象があるんだよね。稲田さんしかり、健太しかり。「今回の安元は良いやつか? 悪いやつか?」って思ってたら、割と良い方だった。なお頭は悪い模様。

 ステージが次の段階に移った印象のお話。宇宙人との懇談でとりあえず変身の謎が解け(てもないけど)、その上で次の行動の指針も発表され、日常にグッバイして修一とクレアは山にやってきた。ただ、この山に入った理由もすげぇ漠然としてて、宇宙人に「多分あそこにめっちゃコインあるから」って言われただけ。めっちゃ捜索範囲が広い上に、宇宙人の野郎は接触した収集者の大多数に同じ情報を与えてしまっている様子。そんな状態なので、クレアさんが覚悟して挑んだ通り、そこら一帯は一触即発のデスゲーム模様になってしまっている。画面だけみたらまさに「キリングバイツ」のバトル展開と同じような絵面だ。

 ぶっちゃけ、こんな状態で「頑張ってコイン探せよ」は割と無茶な振り方。めっちゃあるとは言われても、それが数百枚なのか数千枚なのかもよくわからないし、どれだけ多かったところで、広大な山岳地帯の中で、散らばった極小のコインを捜索する方法など、普通の人間は持ち合わせていない。そうなると、一番手っ取り早いのは「必死で探した奴を襲撃して上前をはねる」になるのは必然なわけで……これ、宇宙人は狙ってやってるんじゃねぇかな。バケモノ同士をぶつけることが目的だと考えないと、安元をわざわざ山に送り込んだ理由が無いんだよな。なんでわざわざコイン集めの障害にしかならないような奴を派遣する必要があるんだ。どう考えてもコインの回収が遅れるだけじゃんね。

 とまぁ、どうにもはっきりしない部分も多いわけだが……多分それも含みでの「第2ステージ」だろう。今にして思えば、クレア宅を襲撃して殺されたあの女は単なる情弱だったってことよね。まぁ、一応街中にもコインはあるみたいだけども……。「情報戦」っていう側面はそれなりにフィーチャーされてて、クレアが重要視していた「変身ギミックの妙」がいきなり初戦で活きていたのはなかなか面白い。

 他にも通常のデスゲーム設定とちょっと違っていて面白いのは、それぞれの目的意識が微妙にズレているというところ。そりゃね、「コイン集めたらいいことあるよ」くらいしか言われてない状態なのでモチベーションも人それぞれには違いないが、そもそもなんでコインを集めなきゃいけないかもよくわかってない連中だっているかもしれないし、コインに興味がない人間だっている。修一だってコインに興味がないといえば興味がない。そんな人間も駆り出されて、それぞれが違う方向を向きながらも最終的にバトルになっちゃうっていうのが、よく言えば自由度の高い部分、悪く言えばぼんやりしてて弱い部分である。まぁ、冒頭に出てきた岩田のみっちゃんみたいにイカれた連中も多そうだし、放っておいてもバトルは待った無しやろなぁ。

 それにしても、今回瞬殺されたあのクズはどうみても進撃してくるタイプのやつだったのだが……あれってOKなんですかね?

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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