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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 レオがマックスに「いや、同い年だろ」っていうのなんか好き、第11話。なぜかっていうと、中の人がだいたい同い年だから。ヒロシモノと中村悠一の繋がり、普段はあんまり感じないけどマブだよな。ちなみに松岡くんとあみっけも気づけばだいたい同い年。まぁ、芸歴は全く違うが。

 などという中の人の話題から入ったのもしょうがない。何しろ今週はただひたすらに三人で殴り合っていただけなのだから。マックスは嫌々ながら、フレッドはブチギレながら、そしてレオもキレてはいるが、どこか楽しそうに喧嘩している。これこそが腐れ縁、散々若い頃に馬鹿やった悪友同士の関係ってことなのだろう。お互いがツーカーでやりそうなこと全部分かっちゃってるもんだから、かえって泥沼化しちゃう関係ってのもあるもんでね。みんな不格好な大人になっちゃったから、守らなきゃいけないものがある。フレッドもレオもその背に国を背負っている。そしてマックスは……平穏なニート生活かな。

 前回も面白かったフレッドのリング魔術が今回は大増量。先週の5倍くらいはぶっ飛ばしてる。そんだけ大量に操れるってことは、先週時点ではまだ出力抑えてたってことなんでしょうかね。レオと二人きりの状態でマジになっちゃうと、ほんとに誰も止めてくれる人がいないからしょうがないね。そして今週になって本気出しちゃったのは、やっぱりマックスにムカついたからだろう。フレッドはレオみたいなタイプも嫌いだろうが、なんだかんだで一番ムカつくのがマックスみたいなタイプだろうし。まぁ、大概の社会人はマックスに対してはムカつくと思うが。

 そうして馬鹿な男が3人。2人だろうが3人だろうが取り返しがつかないことに変わりはないが、そういう場にいい具合にクッションを差し込んでくれるのは、いつの時代も素敵な女性ってわけさ。まぁ、まさか出産が理由で参戦できてないとは思わなかったが……しかも以前のバドミントン幼女が娘かよ。ストロングな家庭だなぁ……。まぁ、あのユリアのことだから肝っ玉の太いいい母親をやってるんでしょうね。事前にフレッドたちのキレ展開も予測していたようで、一番手っ取り早い方法としてマックスにドーピングを付与。多分徹底的な暴力で薙ぎ払おうというのが狙いだったと思われるが、現役を続けていた他の2人と違い、マックスだけがやたら錆びついてたのがちょいと誤算。おかげで喧嘩がだいぶ長引き、危うく焦土しか残らないところだった。魔王様のナイスアシスト、今回はちゃんとフレッドの最大魔力に対抗できてたな……先週の一撃はなんだったんだろうね。

 全てが片付き、残ったのはぶっ倒れた馬鹿と、立っている馬鹿。最後に立っていた馬鹿は、馬鹿なりの頭を下げてなんとかことを丸く収めようと精一杯やった。あとは世間がこれを受け入れてくれるかどうかだ。いや、大半の世間の人は「なんのこと?」くらいのレベルだと思うけどね。

 あとゼニア、お前はもうちょい緊張感持て。

 

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 俺はいったい何を見せられているんだ……第10話。いや、このアニメの感想はだいたい毎回そんな感じだけど……シリアスとギャグ……というかトンチキの温度差が激しすぎてどこを食べたらいいか分かんなくなるタイミングがしょっちゅうある。

 序盤は圧倒的シリアスパート。前回暴走してしまったトースマン親玉はヘルクでさえも苦戦するようなとんでもない相手かと思っていたが、まだそこまでの強敵ではなかった模様。多分本気で相手してたらヴァミリオも1人で対処できただろうし、放っておいても暴走の代償として自壊していた可能性もある。とりあえずヘルクがワンパン入れて勝利だ。個人的にちょっと驚いたのがヴァミリオの炎が敵の腕を薙ぎ払ったところ。「質量を持つ火炎」ってあんまりみない概念だよな。焼き尽くすんじゃなくて切り落としたり吹き飛ばしたりできる炎使いって案外珍しい。いや、ヴァミリオクラスの強さだったら自分の得意種目で何でもできる可能性はあるが。

 そうしてトースマンを撃破し、想像以上に可愛らしかった呪われた民を救ったところまでが一応今回のシリアス。呪いから解放されて喜んでた村人たちの中でも姫様だけ明らかに種族が違うくらいの美少女だったのをみてヴァミリオがなんか突っ込みたそうにしてたけど、あそこで余計なことを言うのも野暮だってんで飲み込んでたようにも見える。結局なんだったんだあいつら。

 そうして更なる旅路を進む3人(2人と1羽?)だったが、どうにも世界の変容はヴァミリオが想像する以上に進行していたようだ。ヴァミリオも魔王喪失後は多分魔界の復興に全力を尽くしていただろうし、領土から外の状態ってのは何も知らなかった様子。まぁ、元々魔族が外界の情勢に興味がなかった可能性もあるが。帝国の領土外っててっきり人間の世界が広がっているものだと思っていたが、今回の村のように、どっちかってぇと亜人(と言う概念がこの世界にあるかどうか分からんが)の人口の方が多そうではあるね。これまで「魔族VS人間」てのが世界を二分する勢力図なのだと思い込んでいたが、「魔族」同様に「人間」もこの世界においては数多ある種族の1つにすぎないのかもしれない。そして、その人間だけが天使に覚醒できるのだとしたら……面倒臭いなぁ。

 後半はもう、ほんとに何してるかよく分かんないパート。いや、分かるよ。いわゆる「味っ子」的料理バトル漫画のパロディを全力でやってるだけなのだが……いや、あの前半戦からそのノリにいきなり合わせるのは無理だって。あれよあれよと不条理が進行し、終わってみれば「そうなれば、そうなるやろ」というだけの話。面倒ごとはすっ飛ばしてさっさと地図渡せや。今回のくだりが実は伏線になってて、後からあのレシピ本が意味を持ったり、アージカバが後半に再登場したらどうしよう(いらん心配だ)。

 アージカバはどうでもよくて、どっちかというと重要なのは路上で歌っていた吟遊詩人の子。ちなみにCVは愛美。歌う役だと最近ちょこちょこ出てくるようになったな。さて、次の流れはどこにつながっていくのかな? もう、ずっとこのヘルク・アンちゃんのぶらり旅編を続けててもいいけどね。(ピウイも大事だよ!)

 

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 この世界のエンダーズはなんぼでも強いやつを追加できる設定なのでタチが悪い、第10話。このタイミングでの「めちゃ強いやつ出てきたぜ」展開、きっちり1クールの締めに入ってるな……死者が出なかったのが不幸中の幸いか。

 いや、違うな。もうすでに他所のネストで大量に死者が出てるんだよな。せっかくなので今週のキーワードお勉強コーナー:“エンダーズ”とは、“新月の涙”後に現れた異形の存在。毒素であるブルーシストから発生し、AO結晶を狙う性質があるという。ぶっちゃけ、公式の説明でもこれだけってことは、おそらく作品世界内でもまだまだわかっていないことだらけなのだろう。人類との対立が続く中でさまざまな対応策も生まれてはいるし、少しずつその生態についても分析はしているのだろうが、よりにもよって空気中の気体を媒介して生まれちゃう存在なんて言われたら、基本的に根絶は無理だろうし、どれだけ予防したところで完全に脅威を取り除くことはできない。さらにエンダーズは単一特性だけではなくさまざまな種類が存在しており、前回スポットが当たった「寄生型」なんて特殊形態を含め、個体レベルでさまざまなものがいくらでも登場できる。そういう意味では、単体での脅威度がやや低いとはいえ、エヴァにおける使徒や、ストパンにおけるネウロイなど、「何をやってきてもおかしくないからその都度対策を考えなきゃいけない難敵」のグループに入っちゃうのかもしれない。

 まぁ、視聴者目線だと「近隣のネストが大量に壊滅させられている」という情報を得ているにもかかわらず実態調査のために人員を分散させた今回の采配はどうだったんだ、という疑問もあるのだが……どこに脅威が隠れているかもよくわからない状態で、防衛にも人員を割いてわずかな人数での調査をやらなきゃいけなかったのはかなりのリスクを伴う状態。そしてそのリスクをモロに被ってしまったのがトキオで、彼の心配が全部的中した結果が今回の顛末である。もちろん彼が内省していたようにいつまでもカナタのことを子供扱いして余計な反抗心を植え付けてしまったのは失策だっただろうが、結果的には本当に「カナタが迂闊だったばかりにトキオが傷つく」という、最悪の展開になってしまった。カナタからすれば「トキオさんの言うとおりだった。自分はまだまだ半人前で、自分が余計なわがままを言わずトキオの言うことを聞いておけばこんなことにはならなかったのに……」と凹みまくってもおかしくない状況だ。ただ、そこはトキオも気を遣ったのだろう。最後にダメ出しをするのではなく、自分が退場してしまった後のことを考えてカナタに発破をかけることによって彼が凹んでしまう展開だけは回避した。あとは主人公に頑張ってもらうしかないのである。まぁ、カナタの実力が伴っていないというのは事実以外のなにものでもないので、もうワンランクのレベルアップは必須になるはずだが……ぼちぼちノワールが本気出してくれるでしょうかね。今んとこクラウディアさんに助けてもらうのが関の山。

 トキオの退場と同時に彼の悪友であるマイケルがどんな人物なのかが詳細に描かれ、おそらく今後の作戦は彼の「天性の感覚派」としての判断が活きてくるのだろう。多分そういう人をリーダーにしておかないと、まだペーペー呼ばわりされてるカナタが大きな戦闘で活躍する展開にはなりにくそうだからね。今回わざわざマイケルに「カナタは意外とやるやつだぜ」と認める発言をさせているのも、この後の展開でカナタが鉄火場に出撃しやすいようにしているのだろう。……そうなるとやっぱり「カナタはこんなふうにちゃんと強くなってます!」というのを示す要素が何か1つくらいは欲しいけどな……。今回の事件でコフィンも大きく破損したみたいだけど、大丈夫なんでしょうかね。

 

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 魂の喧嘩と、やけっぱちの仲裁、第10話。世界最強レベルが入り乱れての大乱闘、世界を滅ぼしかねない勢いだったが……この世界で勇者パーティに対抗できる武力ってあるんでしょうかね。

 何か思うところもあったのだろうか、いよいよキレたフレッドが衆目の集まる中でレオとのタイマン。腹芸の得意なフレッドが本当に無策でレオと対峙しているとは思えないし、わざわざメディアのカメラを通しているあたり、彼の策略がある気もするのだが……現状では本当に単なる男と男の喧嘩。互いの実力は認めつつも、嫌なところも全部吐き出しちゃってるもんだからどうみても命懸け。互いを殺さんばかりの全力バトルで鎬を削る。バトルシーンは今作らしいギミックも随所に散りばめられており、フレッドの戦闘スタイルが個性的なのがみていて楽しい。僧侶なのでロザリオ状の武器を握っているのはこれまで違和感もなかったのだが、それに加えて複数のリングを展開してのファンネルバトルは、生粋の戦士であるレオとのガチタイマンでも揺るがないフレッドの強さを表している。僧侶とは思えない魔法攻撃力を誇っているし、多分対魔王戦の時って、回復役も担当はしていたが、強引に4人でガンガン攻めるタイプのアグレッシブパーティだったんじゃないかと思う。いや、どこぞのザラキしか撃たない僧侶とかではなく。

 そうそう、パーティは4人だったのだ。これまで一向に姿を見せなかった幻の4人目、ユリアについての詳細がちょっとだけ判明した。未だ回想シーンだけの登場だったが、今回はアバンとCパートをユリアの回想で挟む構成になっており、どうもここからラストに向けて、ユリアの存在が大きく鍵を握るような描写になっている。流石にこのまま登場せずに終わるってことはないだろうし、馬鹿な男連中だけじゃどうしようもないいざこざを、唯一の女性パーティがなんとか捌いてくれることに期待したいところ。まぁ、みた感じではウィザードとは思えねぇような武闘派だったみたいだが……もしかしてこのパーティ脳筋だらけか?

 そんな脳筋パーティに敗北した過去をもつ魔王様……今回はようやく魔王らしいところを見せて勇者たちを苦しめることになる……とは誰も思ってないよなぁ。あの形態を解除してないってことは当然まだフルパワーは戻ってきていないということ。フレッドに一蹴されるのも予想通りの展開としかいいようがない。それでも健気に横槍を入れてなんとかマックスに立ち直る機会を与えようとするその姿勢は素晴らしいが……もう、単なるマックスのファンだよな。誰よりも甲斐甲斐しく勇者パーティのことを思い遣ってくれる優しい魔王。もう、ここから先に勇者と魔王の対立はあり得ないだろうよ。今回回想シーンで割と骨のあるモンスターが登場しており、「あ、ちゃんと魔王軍ってマックスたちとガチで命の削りあいしてたんだな……」って久しぶりに思い出した気もする。こっから先で魔王が完全に力を取り戻して女の子フォームを捨てたらそれはそれでショックだろうな……。

 

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 冷静に考えるとウマンゴってすごくね? 第9話。あのヘルクでさえ手を焼いた大渦や怪物が跋扈する海域をあんなボヘっとした顔の生き物が「行ったり来たりする」生態を持っているという。しかも今回ヴァミリオに開放されたら陸に上がるでもなく、とっとと海に帰っていったってことは、繁殖とか冬眠とか、特に大陸に目的があるわけでもなく、マジで「往復してるだけ」なんだよ。なんだあの生き物、怖くね?

 前回からやたらとウマンゴの咀嚼シーンが長かったのでどうしても気になってしまったわけですが、そういうなんかよく分からない不条理を大きく引き延ばして見せてくれるのが今作のみょうちきりんな味わいなのは事実。島の連中も大概おかしかったが、今回登場した可哀想な部族たちも、その呪いの元凶であるトースマンも、「よくあるファンタジー種族」というだけでは終わらないオリジナルの造形になっているのはとても好印象。どうしても最近のなろう界隈はあらゆる事物が「ありきたり」で終わってしまうことが多くてな……。まぁ、なんと言っても一番のキワモノはピウイなわけだが……なんだろ、あんな誰でも考えつきそうな造形の、「3秒で考えたゆるキャラ」でしかないのに、やたら存在感を放ってるんだよ。単に声がでけぇってだけであれだけ個性が吹っ切れるキャラ造形もすげぇわ。

 どうでもいい話なんですが、このアニメ放送が理由かどうかはよく分かんないけど、最近電書で今作コミックの序盤が無料で読めるんですよ。こちとら「アニメ放送中は原作読んじゃいけない教」に入信しているのでほんとは読んじゃいけないんだけど、「まぁ、アニメ放送した部分まではええやろ……」ってんで島編までは原作で追いかけちゃったんですよね。そしたらやっぱり原作もピウイ推しが強いわけじゃない。このキャラ、よく作ったよなぁ……そしてここに井澤詩織ボイスを当てる英断。200点です。今作はほんとにキャスティングが良い。脇役のトースマン王の声もやたらインパクトあったし。

 ほんで、ついでにピウイが単独で主人公やってる漫画もあって、そちらは普通にWebで読めるからちょっと読んだ。……作者は相当このピウイが気に入ったんだろうなぁ。まぁ、手応えあるキャラになったのは間違いない。今回も可愛かったし、番兵との緊張感がある(はずの)出会いのシーンも、ヘルクたちの強さを置いといて、ピウイのおかげであんだけ訳のわからんシーンになったのだからね。今作はヴァミリオちゃんの積極果敢なツッコミと、そのツッコミすら黙らせるピウイの存在感でなりたっています。

 いや、ヘルクも強いんだけどね。今回いよいよヘルクの武力でもちょっと怯んじゃうような敵キャラが登場。トースマン王の「肥大化」は「死にかけたところから復活して強くなる」という部分は(ちょっと違うけど)天使陣営の強化方法にどこか似ている。この世界の理はどこまで歪んでしまっているのか。そして、未だかつて出会ったことがない脅威に対し、魔女が危険視していたヘルクはどこまで冷酷になれるのか。……次回のサブタイ見ても、あんまり緊張感はなさそうだけど……。

 

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 設定掘り下げ回、第9話。前回のトロピカってる雰囲気とはうってかわって、レイニー&ウェッティな状況でのじっとりしたお話。特に暗い話があったわけではないのだが……これから始まる不穏への予告みたいな感じもしますね。

 基本的に私は雰囲気でアニメを見てしまうのでこういうSF作品もなかなか専門用語が覚えられず、ガンダムなんかは途中で置いてけぼりを喰らってしまうことになるのだが、今作も一気に難しい用語が出てきて、そろそろ基盤部分くらいは認識しとかないとまずそう、という気になってきた。特に今回はこの世界がこうなった前提を知る「伝説のドリフター」が登場し、それを伝手にノワールの過去を探るお話。どうせだったらこの機会にキーワードをいくつか確認しておこう。以下、公式HPを参照しつつ。

 まず今回繰り返された「アメイジア」という言葉が気になったのだが、それを知るためにはキーワード“新月の涙”が必要。こちらは「正体不明の毒性の雨による大洪水」とあり、これがこの世界をぶっ壊した天変地異の名前。世界人口の92%が失われて文明が崩壊したとのことで、どうやら隕石やら地震やら、はたまた宇宙生物やらによる襲撃とかではないために、文明が崩壊したのちにも残っている遺物が多いのはあくまで「毒殺」が主な崩壊要因だったからなのかもしれない。この世界の人たちが雨を忌み嫌い、警戒しているのもこの影響で、“ブルーシスト”と呼ばれる毒物は現在も人間を蝕むという。

 この“新月の涙”を生き延びた人々が地下に築いた都市国家が“アメイジア”とのこと。「超高度AIによって全てが統制され、一定水準の生活が保証されていた」とあり、人類は壊滅の危機を逃れ、一旦は団結できたということ。その他諸々のキーワードはまた折を見て触れたいが、なんやかやあってアメイジア体制が破綻、人々は地上に出て各ネストにてAO結晶の採掘などで生計を立てているらしい。なるほど「本物の野菜や果物」がやたら珍重されているのは、この世界の土が毒性を持ってまともに植物が育たないせいなのか。ちなみに公式によれば物語の舞台となる時代は2242年、“新月の涙”が2099年ということで、約140年ほどが経過しているとのこと。まぁ、確かにそれだけあれば人々も災害から復旧してそれなりの生活に落ち着いているのも頷けるか。

 そうして高度な文明が築かれながらも一度は滅び、そこから情報を吸い上げての復興状態から生み出されたのがメイガスというシステム。前回もちょっと触れたけど公式解説によれば「体重は平均120㎏」とのことで……前回ノワールたちが器用に泳いでたのすごくない? 多分普通に戯れ合う程度でも、細身で体重120㎏のやつとだと命の危機はちょいちょいありそう。まぁ、他の部分も色々すごいけどさぁ。今回はカナタがそんなノワールの秘密を探ろうと頑張ったわけだが、残念ながら「普段からなんかブラックボックスの中で負荷の高い情報処理をしてるもんだから、日常的にはぼーっとしてるように見えるよ」という、今後覚醒して何かをやらかすであろうフラグがきちんと建立されるにとどまった。まぁ、そんなもんだろう。この世界なら「古いメイガス」も決して「性能が劣るメイガス」を意味しないわけで、ロストテクノロジーの極致である骨董品メイガスが世界をひっくり返す可能性もないわけじゃない。おそらくそうした過去のメイガスが「ゼロ型」と呼ばれる連中であり、今回初登場のエイダもゼロ型らしい。ここまで結構な数のゼロ型が登場しており、そこまで珍しい珍しい存在ではないのかもしれないが……どっちかってぇとその相方のアルバの方が珍しい存在なのかしら。「アメイジア崩壊以前から活動しているドリフター」とのことで、カナタが知りたい情報も色々抱えてそう。ただ、今回の一件でノワールについては本当に何も分かってない様子も見え、多分はったりとかじゃなくてマジで謎なんだろう。まぁ、どこまで行ってもたかだか1体のロボでしかないはずだが……世界の真理とかに繋がってほしくはないなぁ。

 

 

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 来週また総集編かい、第7話。日5枠ってかなり管理体制がしっかりしてるイメージがあったのだが……こんだけ自転車操業で大丈夫なのかしら。いや、でもすでに次の番組枠も決まってるし、総集編挟んで後ろに押すこともできないはずなので、こんだけ総集編挟みまくるのも事前の計画通りなんだろうか?(水星の総集編は織り込み済みな感じはあった)

 そんなわけでどうにものんびりな展開ではあるのだが、ぶっちゃけそこまで「毎週続きが気になる!」ってタイプの作品でもないし、どっかでブツっと切れて終わってしまってもそこまで違和感のある作品でもなく、「まぁ、出来るとこまでやってもらえればそれでもいいか……」くらいの印象ではある。丁寧に作っているおかげもあって作画状態は毎回これ以上ないくらい良好だし、このビビットカラーの画面が毎週展開されればいうことはない。特に今回は閑ちゃん活躍回ということもあり、画面に華がありましたからね。日曜日の夕方とは思えないくらいに下世話なワードがポンポン飛び出してたのはどうかと思うが……健太はこういうゲス台詞を何の違和感もなく吐ける声なのがとても良い(本人は割とさっぱり目の印象があるのが不思議なところだ)。

 展開としては輝の脱却を描く展開で、「オメェ、そんな簡単にオチるのかよ……」というのが前回、そして「オメェ、そんな簡単に立ち直るのかよ……」というのが今回のお話。まぁ、社畜の呪い自体がインスタントにかけられたものなら、それを解くのも何か1つきっかけがあればいいってことだろう。また、復活のきっかけとして退職後にここまでの旅路で体験してきた「したいこと」の思い出があり、それぞれ単話形式で切り出されていたヒーロー譚やちょっとしたメロドラマなど、確かに日々を無為に生きる社畜生活では味わえない経験がたくさんあったおかげで、輝は精神が成長して呪いを解きやすくはなっていたのだろうと考えられる。その部分は割と自然に飲み込める。

 個人的に気になったのは、どちらかというと閑が父親の呪縛を解くきっかけは何だったのだろう、という部分。これまで自分語りがなかったおかげで謎に包まれていた閑のパーソナリティが回想形式でいきなり導入され、「いくらなんでも父親無茶苦茶すぎだろ」とは思ったが、一応これまでの閑の行動原理などが理解できるようになっている。「べき」というたった1つの助動詞を中心に広げるストーリーテリングはなかなかに巧みで、わずか2文字のその響きに彼女がこれまでどれほど苦しめられてきたのか、というのが伝わる画面になっている。そうして彼女が「縛られてきたもの」はよく分かったのだが、そうして人格形成期に積み重ねられた呪縛は、輝の社畜精神なんかよりもよっぽど解放しにくいものになっていたはずなのに、それがしれっと無くなっているのがちょっと違和感。閑本人が「輝と出会って変わることができた」と独白していたが、彼女のこれまでの人生に、そうした転機が全く訪れなかったというなら随分かわいそうな話ではある。まぁ、彼女は「輝のせい」と思っているが、実際には単にゾンビパンデミックのせいで彼女の父親が築き上げてきた成功の理念が容易くぶっ壊れてしまったことの方が大きな外圧だったとは思うけど。フツーに考えて、こんだけの極限状態でそれまでの人生観を保ってられる人間の方が珍しいだろうからな。

 さて、もう9月もすぎたというのに、未だオープニングで出てくる金髪ねーちゃんが出てこないという状態……再来週、出てくるんでしょうかね。

 

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 なかなか1つの画面にCV井澤詩織キャラが2体並ぶことってないよな、第8話。まぁ、あれを「2キャラ」とカウントするかどうかは別問題だが……ピウイって個体名じゃなくて種族名だと考えた方がいいよなぁ。

 前回が帝国サイドのお話だったので、今回はまるまる島編(だからその呼び方でいいのか)。おかげで今作最大の魅力であるヴァミリオちゃんの表情が色々と楽しめてよかったです。やっぱり彼女のツッコミが乱舞してこその作品だからね。前回のツッコミ不在っぷりは困ってしまった(ホンさん1人では限界があるし、あいつも割とボケに回るし)。

 飛ばされた島については、もうちょい何か裏があったりするのかとも勘ぐっていたが、こちらは本当に「偶然飛ばされただけの辺境」で間違いなかったようである。強いて気になる要素があるとしたら、あんなところで隠遁生活をしていたゆかなボイスの魔女の存在くらいだろうか。ヘルクも言っていたし本人の自覚もあるだろうが、外見上はかなりヴァミリオに似ている。別に血縁とかではなかろうが、「同種族」であることは充分に考えられる。帝国で働いていた経歴もありそうだし、魔族側の人物で、おそらく今回の天使騒動についても何か知っていることはありそう。さらにヘルクという謎の存在についても、まだ確定情報ではなさそうだが、何か思い当たる節もある様子だった。前回・今回の絡みで「ヘルクの目的もわかったし、彼はもう魔族の味方だと考えていいだろう」と考えをあらためていたヴァミリオちゃんへの再びの牽制。やはりタイトルにある通り、今作は常にヘルクを中心に回っているということなのだろうか。ヘンテコな番外編扱いでも怒られなさそうな「島編」だが、もしかしたら今後の展開に大きな影響を及ぼすパートだったのかもしれない。あんだけ奔放すぎる多種多様な島民が集まって共同生活を送っていたのも謎といえば謎なんだけど、ヴァミリオたちがまったく気にしてなかったからあれはあれで普通の光景なのかしら。

 海を越えるのに1週間以上使ってしまったし、どうやら次回でもまだ大陸で無事ゴールインという感じにはならなそう。何がやりたいアニメなのかはよく分からなくなってくるが……ヴァミリオのツッコミさえ衰えなければそれでいいことにしておこう。あとピウイのモフモフ。

 

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 プールの水深が全く分からない世界、第8話。どう見てもカナタがしゃがんでるとこは浅いし、その周りも普通に立てる水深なのに何故かメイガス連中が絡むシーンだけ一気に人が死ぬ深さになるという……きっと変幻自在の謎の科学力が働いているに違いない。

 正直、このアニメで「8話目ですし、水着回やりますか」みたいな流れになるとは思ってなかった。全く期待もしてなかった。まぁ、マリアやクラウディアなんて普段から割と痴女気味の格好してるし、メイガスに「水泳」の概念が、いや、「水着」の概念があるかどうかもよく分からんかったし。以前も書いたけど、この世界におけるメイガスって、本当に「自分は機械だ」っていう負い目は1ミリもないんだよね(特にアンジュ)。活き活きとしながら、公式設定では割と重たいはずの体重も気にせずにプールを満喫できる連中ばかり。まぁ、楽しそうでなにより。そもそも一番のびっくりはこの荒廃した未来世界にもちゃんとレジャー施設が運営されてるってところだよな。

 そんな水着祭りを舞台に描かれたのは、これが最後じゃないことを祈るばかりのエリーメイン回である。個人的にはカナタはエリーエンドを迎えて欲しいと思っているのだが、どうにもアニメ業界の常識として(?)ツンデレ気味の幼馴染ヒロインというのは不利な状況にある。どう考えても今作メインヒロインはノワールであり、今回ゾクリとしたのは、よりによって最後のキャストロールではエリーがなんとシエルよりも下にいたこと。念のために公式ページのキャラクター紹介も確認したが、並びはキャストロールと同じで「カナタ→ノワール→シエル→トキオ→エリー」の順(今回登場してなかったけど、公式ページだとさらにトキオのあとにムートンも入る)。この並びではなかなかメインヒロインだと自信をもって言えないのもしょうがない……がんばれエリー。トキオだって気がないわけじゃないのだし、きちんと攻めの姿勢が維持できれば、ポンコツノワールなんて目じゃないぜ!(ノワール、あれで意識的に邪魔してるんだとしたら最悪だぞ)

 どっちかっていうと、エリーにとって厄介なのはノワールではなくて周りの野次馬ども。こないだの一件でマリア×クラウディアという面倒臭すぎるつながりが生まれてしまったようで、応援していると言いながらもカナタたちの恋路を邪魔する騒音がでかくなるばかり。そこにシエルまでもがちょっかいを出してきたら、そりゃぁエリーも胃に穴が開くってもんで。元からあんまり押しの強い子じゃないし、周りの連中が煽れば煽るほどにますます意識しちゃって空回り。こんなに可哀想な幼馴染ヒロインはなかなかいない。多分、一番の害悪はちょっかい出すだけだしといて、いざという時に邪魔してるアンジェなんだよな……結果的に今回濃厚なキスシーンを披露したのはエリー&アンジェだったわけで……もう、いっそエリーさんは異種間百合に目覚めてしまったらいいんじゃないでしょうかね。

 そうしてヒロイン勢が頑張っている姿が描かれただけなのでメインストーリーにあんまり進展はないが、一応シエルが開き直って近場で堂々と商売を始めたのは気にしておくべきところだろうか。彼女はどこかで「組織」から呼び出されるのは間違いないわけで……彼女の腹は決まっているのだろうか。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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