忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

 フランシュシュ!? 第6話。そんな安易なコラボが実現していたとは……いやすまん、視聴中は1ミリも気づかなかった。流石にゾンビ声で気づけってのは無理があるやろがい。次のコラボ先は「HIGHSCHOOL OF THE DEAD」ですかね。いや、あれは主人公側がゾンビではないけど……(ダメなら「勇者が死んだ」でもいいか?)。

 そんなゾンビの個性などどこ吹く風、ゾンビもののお約束として、お話は結局「一番怖いのは人間だよ」の方向へ。放送が遅々として進まずまだ6話目ということでこれがラストステージなんてことはなさそうだが、ここに来て突如、「ゾンビ以前」の時代の記憶がフラッシュバック、ここまで幸せそうにゾンビ世界を満喫していた輝が一気に1話目の状態まで引き戻されてしまった。「どんだけメンタル弱いねん」と思ってしまうが、ブラック企業によるメンタルクラッシュってのはこれくらいに根深い問題なのかもしれんなぁ。何がすごいって、そんな会社で権力握ってた奴はこれだけ荒れ果てた世界でも権力を握り続けて生き抜いたということ。社長(とその愛人)が初日に即キル喰らってのと比べると、現場で図太く生きていた奴はやはりタフネスが高い。

 ただ、埼玉と群馬の県境あたりであんな罠を張ってわざわざステイしてた意味もよくわからんのだけどな。今回ようやくスマホのネットが使用不可能となり、これまで「なんでインフラは生きてるんだよ」という疑問がわだかまっていた部分が多少は解消された。それが理由で輝たちは地方へと舵をきったわけだが、あのたらこ唇連中はそんな輝たちよりも一足早く都心部から周辺部へと避難した連中のはず。本当にウィルス性で人を媒介して広がっていく現象であるなら、都心を離れればまだ生き残れる可能性があるのは事実であり、普通に考えたらどんどん遠くへ逃げようとするのが普通の発想。今回「普段は混んでいたばずの高速に人っこ一人いない」という状況も観測されているわけで、すでに逃げるの逃げないのといったパニックはおさまっている状況のはず。足さえあればまだ無傷の地域へいけるはずなのだが。それにもかかわらず、あの連中は何故かゾンビが襲いかかってくるような半端なSAで不便を承知の共同生活を送っている。それはいったい何故なのだろうか。

 シンプルな考え方として、「その方が儲かるから」というのはあるかもしれない。パニックと無縁の地方まで逃げ延びれば確かに命は安全かもしれないが、何も持たずに逃げ出してしまった場合にはそれから先の生活にあてがない。こんだけ大規模な災害が起こっているなら被災者には国からの援助があって然るべきだが、残念ながらその国の中枢部である首都が壊滅状態となると、しばらくは自分の手のみで生き延びる必要があるのだ。であれば、命のリスクがあったとしても、この混乱の中で食糧や人手が確保できる「王国」を築いてしまい、その中で生きていた方がいいという考え方もあるのだろう。まぁ、やっぱりリスクに見合ってない気もするけど。

 結局、国全体での現状がよく分からないのでなんとも言えない状態なのは間違いない。輝たちはこのまま群馬まで逃げ延びて、その先はどうなっていくのだろうか。

 

拍手

PR

 フグ刺し勿体無い……第8話。水炊き(?)とフグ刺しのコースってびみょーに取り合わせ悪そうな気がするんだけど、お高い料亭のコースってこんなもんなのかしら?

 引き続き、世界情勢が悪い方悪い方に進んでいくお話。今回の顛末でマックスが持っている手札はだいたいフレッドの知るところとなってしまったが、元凶になったのがゼニアのやらかしなので致し方ないというか……誰の命も失われずこの程度で済んだことをよしとすべきか。その根底には、結局悪人でもなんでもないゼニアのお人よしな部分と、それを受け入れて丸く収めちゃった秘書官さん(リム)の物分かりの良さがある。あのフレッドの下で働く人間は、このくらいの器のデカさがないとやってられなかったのかもしれませんね。

 とはいえ、もちろん単なる事故で済ませるわけにもいかないのがフレッド側の事情。なんとかお茶を濁そうと画策した魔王の頑張りも虚しく、そこは直接対決が必要になってしまった。あのまま押し入れの中の人が頑張ってフレッドを呪い殺すとかしてくれてれば話は変わってたかもしれないが……いや、でもフレッドがここで死んだら本当の悪人サイドの悪巧みを止められる政府要人がいなくなってしまうからな。フレッド・レオ・マックスがそれぞれの立場でなんとか世界平和を目指せるように戦ってもらうしかなさそうである。そうして人間界隈がゴタゴタしてれば魔王様にも付け入る隙が生まれてくる……はずなのだが、どうにもこの魔王、人が良すぎるというか、かつて人間とバチバチに対立していたとはとても思えない良識があるというか……普段の格好だとただの変態だけど、きちんと正装するとかえってエロボディが引き立つようになってしまうな……。

 そうして元勇者パーティが仲良く喧嘩している裏では、この国の本当の中枢機関が動き出している。マジで意味がわからんくらいのカロリーをずらりと取り揃えた大臣軍団。このアニメのキャラデザなので1人1人はそこまでアクが強くない見た目なのに、声がいちいち重たくて「こいつらなんで喧嘩もせずに集まってるんだ?」と恐ろしくなってしまう。大臣ばかりでそれを統治する主導者みたいな存在は今のところ見えないので、この国は完全に合議制、民主主義によって進んでいる国なのかな? だとしたら、その中の第三大臣が暴れ始めたらちょっと国も危ないかもしれないね。他の大臣がどれくらい仲間内に目を光らせているやら……。これで最終的に勇者パーティが大臣軍団と真正面からぶつかるような展開になればアツい、というか長期連載待った無しなのだが、さてどうなるものか。

 あと、ゼニアが必死に担いできたサーバーみたいなのが気になる。あれって今後キーアイテムになるんでしょうかね。

 

拍手

 いよいよあの畜生鳥がギャグを一身に背負うようになってきたぞ、第7話。魔界パートも一応ケンロスが頑張っちゃいるが、流石にバシバシギャグれる余裕がないからなー。

 というわけで基本はすっかりシリアスになりましたこちらの作品。人間サイドの攻め手がどう考えても禍々しいものだった上にサブタイにもなってる「人間の王」が胡散臭すぎるので、当たり前の話だが今のところ「魔族=正義、人間=悪」という構図が完全に固定してしまっている。まぁ、そもそも魔族視点で始まった物語なのだから当たり前の話かもしれんけど。

 今回もちょこちょこ新しい設定が公開され、これまで不思議だったこの世界の違和感というか、もやもやしてた部分が少しずつ解消されてきている。こういった重要な設定部分について、いきなりバーっと言葉で説明しちゃうのではなく、必要に応じて小出しにしてもらえると見てる側も負担が少なくて助かりますね。今回はアズドラさんが対人間の作戦会議をするという名目でこの世界のおおよその勢力を説明してくれたおかげで、魔界がそれ以外の存在とどのように触れ合っているかがようやく理解できた。

 一番大事なのはもちろん人間との関係性で、「なんで魔族はわざわざ住みにくい魔界を管理しながら動かずにいるんだろう?」と思っていたのだが、そもそも魔族はそのことを不便にも感じていないのだ。「魔王と勇者」という存在が示唆されていたおかげで「魔族と人間は長年にわたって熾烈な争いを続ける派閥」というお約束の構図を勝手にイメージしていたのだが、こちらの魔族さんは「そもそも人間とか雑魚だし、あんま相手にしてもいない」というのが実態だという。なるほど確かに、人間だって熊や狼と縄張り争いはしているが、人間優位のこの時代において、わざわざ「脅威になる可能性があるから根絶しよう」とは思わない。熊が熊なりに平穏に暮らしてくれているなら、わざわざその領分を侵そうとは思わないし、相手から攻めてこない限りは共存もできる。魔族にとって、勇者以外の人間ってのはその程度のものだったのだ。

 ただ、その勇者というのが最大の問題であり、ヘルクみたいなとんでもねぇ存在が生み出されたら、そりゃ駆除も真剣に考える。まして今回は「勇者の大量発生」という天変地異が起こってしまっているわけで、うかうかしてたら滅ぼされてしまうというアズドラの想定も現実的なものだろう。いち早くヴァミリオと合流し、この事態にどう当たるかを魔族全体で考える必要がありそうだ。

 改めて、アズドラがどんだけ頼りになるかがはっきりしたが……そのアズドラが全幅の信頼を置いているヴァミリオは四天王の中ではやはりトップクラスに優秀だったのだろう。今となってはヘルクという最大戦力との繋がりも彼女次第。早く合流できればいいのだが……クソ鳥めが……。

 

拍手

 フォニックゲインの波動を胸にィ! 第7話! ……「歌いながら戦ってる!?」な作品はごく稀に登場しますが、流石にまだ「戦うためだけにスタジオで歌を収録してる」作品はアレくらいなもんですね……今回の画面はどっちかってぇとマクロスでしたかね。

 さて、アニメも中盤を超えていよいよ物語が動き出しました。そっちから動くのか、というのが多少意外ではあったけど……やっぱりカナタたちの知らない謎組織はあるんだよなぁ。カナタが探す理想郷、どうにもアンタッチャブルな世界の秘密に繋がっているようで、ここから先どんだけスケールの大きな話になるものかとちょっと心配。

 今回注目すべきは、割と力を入れてくれた作画によるヒロインの表情の豊かさ。特にちょろイン代表のエリーさんは喜怒哀楽がぽんぽん顔に出るので見ていて楽しいし、アンジェのツッコミも綺麗に決まるのでそれだけで実家のような安心感。純情可憐幼馴染ポジという、絶対に安全なように見えて結局ゴールに辿り着けない不憫な身の上のエリーさん、多分視聴者目線だと8割は「最終的にエリーと幸せになってほしい……」って思ってるぞ(俺調べ)。他にもマリアというアバズレヒロインもいるけど、そっちはまぁ、要所でエロいことを差し込んでくれればそれでいいや。

 そして、なかなか話の中核に食い込めないエリーさんに変わって一気に話を掌握したキーパーソン・シエルさん。そっかー、カナタとの関係性も偶然ではなかったかー……今回の設定、突然出てきたように見えてしまったが、シエルさんの過去の登場回を振り返ったらもしかしたら伏線あったかもしれんね。言われてみればこの世界における「パートナーなしメイガス」はちょっと怪しくはあったわ。ただ、そんな彼女が何かをしでかす前にカナタの方から先制パンチ。結果的に2人でしっぽりデートした後にユニゾンして敵部隊を殲滅するという初めての共同作業までクリアしてしまい、どうやらシエルさんはあっさり陥落してしまったようだ。エリーばかりがちょろイン扱いを受けているが、実際に一番ちょろかったのはシエルさんだったんじゃなかろうか。

 そんなシエルをオトすことに成功してしまったカナタくん。今回は彼のバックボーンが語られ、この世界の謎がまた1つ解けたような気がした。カナタは「メイガスの子」であり、その生い立ちのせいで他人とはメイガスを見る視線が違う。だからこそ、ノワールともあんな関係性を築けているという。やはり、主人公は何かしらの特別さがあるものだ。この「カナタの視点の違い」ってのは実は結構大事な要素で、これまでこのアニメについて引っかかっていた部分というか、気になっていた部分がちょっとわかった気がする。

 気になっていたのは、「このアニメ、アンドロイドが出てくる割にあんまり『機械の心』に触れないな……」という部分。過去のアニメ作品を見るに、よく引き合いに出す「プラスティック・メモリーズ」もそうだし、割と近いところでは「Vivy」なんて作品もあり、どれもこれも「人間と機械は違うけど、きっと分かり合える」みたいなお題目を最後に掲げるため、いかにして「機械人形の中の人の心」を印象付けるかという作品作りになる。現在放送中の「AIの遺電子」もそうした部分に踏み込んだSFだ。今作もメイガスという存在が「人と違う」ことは当然語られているのだが、そこにあまり焦点を絞り込まない。これまで登場したメイガスはみんなしてあまりにも「人っぽすぎる」し、「機械だから云々」ってのは例えば今回アンジェが自分から踏み込んではいたが、ヒトの方から「こいつら機械だからなー」みたいな区別をしている様子がない。ここまで「人として」描いてしまうと、もう「機械との交流」みたいなテーマは描けないんじゃないかと、勝手に心配してたというか、「どういう方向でこの設定に意味を持たせるのかな?」と思っていたのだ。

 しかし、今回カナタが「メイガスを機械と思えない人」であるという説明が入り、妙に納得してしまった。結局視聴者目線は主人公のカナタを追いかけることになり、彼の主観で見えている世界を拾い上げるのが主な情報の受け取り方である。だとすれば、彼がみている「メイガスも人も変わんないよね」という世界が入ってくる方が自然なのだ。そして、このカナタ的世界観が強ければ強いほど、「それにしたって明らかに機械っぽすぎる」というノワールの異質さが際立つことになる。ここからどのように物語を紡いでいくつもりかは定かでないが、こういう「機械の物語」は新鮮なので、先の展開は素直に楽しみですね。まぁ、なんも回収されずにしれっと終わっちゃう可能性もあるけどさ。それでもアンジュとかムートンが楽しそうにしてるのをみたら、「これはこれでいい世界だよな」で満足しちゃうかもしれない。

 ……普通に考えると、ここから先の展開でシエルが生きてる未来が想像できないんだけどな……。

 

 

拍手

 魔王と勇者にほとんど出番無し、第7話。まぁ、サブタイの方がメインだからしょうがない。……こっちもこっちで理想的日笠……。

 Aパート、へっぽこ秘書官ゼニアによる隠密行。そもそも魔力無し・フィジカルのみで生き抜いてきたゼニアに密偵調査を依頼する魔王の方が割り振りを完全に間違ってるってなものだが、ある程度信頼して任せてたってことは、ゼニアのやつ、今回こんなんだったけど過去にはきちんと任務をこなせていたということなのだろうか。こんなポンコツで今まで実績上げてたというのなら驚きだが……何が驚きって、向いてないはずの本人が己の適性を全く理解していないこと。

 ゼニア周りのあれこれは全部ギャグで処理されていく。見つかろうが捕縛されようが、スパイミッションは常に遂行中。相手から情報を得るよりもこちらの情報をダダ漏れにした量の方が圧倒的に多い気がするのだが、本人は健気に頑張っているつもりなので余計な茶々を入れてはいけない。最終的にフレッドやその秘書もある程度はゼニアを警戒する必要があると思ってくれたわけで、彼女の頑張り(?)も決して無駄だったわけではないのだろう。あのフレッドの秘書さん、ぶっちゃけ最初は男だと思ってたからゼニアのトイレのシーンで何が起こったのかと思ったわ……。

 そうして魔族側が頑張ってギャグってる間も、人間サイドのシリアスは進展していく。今回初登場の怪しげな人物、第3大臣のグリムス。最初におちゃらけた態度で登場してフレッドから呆れられることで「しょーもない人物」だと思わせておき、そこから具体的に政策の話になった時に少しずつ「あれ、意外とできるやつだし、信頼してもいいのでは……」と思えるように話が進んでいく。フレッドは元々グリムスのことをどのように見ていたのかはよく分からんかったのだが、最終的に手を握ることになったのだから、少なくとも今回の提案については、グリムスが決して悪い案を出していないとは思っているのだろう。フレッド自身が元々詐欺師の出身ということで勇者パーティの中では一番すいも甘いも噛み分けられるタイプの人間。グリムスのおちゃらけた仮面の下に潜んだ確かな才覚をどこかで嗅ぎつけているのかもしれない。

 しかし、その才覚が本当に王国の平和のために使われているかまでは感じ取ることができない。「アホなやつ?」→「あれ、意外とできるやつで、良いやつ?」→「あれ、こいつもしかして……」という綺麗な3段展開。常に画面中に時計を表示し、少しずつラストの展開に向かって引っ張る構成がこの作品にあるまじき緊張感も演出している。

 最終的に勇者パーティは仲直りしてこの国のために協力してくれるのが一番の理想形だが、そうなるためにはどうしたって共通の敵が必要。そしてそれは魔王ではありえない。となると王国内部に不穏分子が必要になるわけで……ねぇ。

 

拍手

 だいぶ構図がスッキリしてきた、第6話。主人公(?)連中がのんびり孤島で飯食ってるけど、与り知らぬところで死闘が起こってるのはどうにかならんか。

 「島編」(そんなふうに呼んでいいんだろうか)の方はとっても平和。なんやらファンキーな村長にも迎えられ、ヴァミリオちゃんもヘルクも安心安全の漂流生活を送れている。まぁ、ヘルクはどこだろうと生活はできただろうが、この島で「歓迎」されたことをことさらに喜んでいるのは素直な感情の表れのようである。そして、そんなヘルクの行動を見て少しずつヴァミリオの方も警戒を解いていく。ハナからそうしてれば早かったのではないかと、今になれば思えてしまうが、ついにここで「何故人間を捨てて魔界へ来たのか」という問いがヘルク本人に投げかけられた。まぁ、もっと前なら、多分ヴァミリオはヘルクが何を言おうと信じなかっただろうが。そしてそれは視聴者目線も似たり寄ったりかもしれない。これまでのヘルクだったらあの不適な笑顔でどんな綺麗事を言っても「裏があったらどうしよう」と勘繰ってしまっていたが、この度ついに本人の口から語られた動機は、「多分本当なんだろうな……」と思えてしまった。天使という現象をすでに見たあとだからってのもあるかもしれないけどね。

 今まではっきりしていなかったヘルクの動機。それは、「人間がすでに変わってしまったから」だという。それは人間の醜さとかいう話ではなく、「人間の王」と呼ばれる存在により、人間という種の全体が変化を受け入れ、天使に変わりつつある。それは圧倒的な武力の強化であり、何者かに仕えるという目的意識を満たしてくれるものでもあるのかもしれない。今回攻めてきた天使連中を見ていると、どうやら「人間の王のために魔王を討ち滅ぼせ」という命令に何一つ疑問を挟む余地はないようだ。この人間全体の統治と征服が、ヘルクの恐れる最大の要因。そうして人間を全て「握られて」しまったため、彼は魔族に助けを求めるしかなったのだろう。「人間を滅ぼそう」という過激なセリフはこれまでギャグのように受け取られてきたが、彼からしたら「変わり果てて取り返せなくなった人間は殺す以外に救いがない」という悲痛の決断だったことになる。勇者はどこまで行っても孤高で、悲劇的だ。

 そうして天使側の目的もだいぶ明確になってきたところで、魔族VS人間の対決は避けられないものに。魔王候補生たちの奮闘も虚しく、他勢に無勢で一時は陥落寸前までいったが、魔王城からの援軍がなんとか間に合い、ここで意外なまでの強さを見せてくれた。正直、アズドラが強いのはまぁ、いいだろう。一応ヴァミリオと並び立つ存在だったはずだし、これまでもその力を見せていない節はあった。びっくりなのはホンさんがきちんと戦闘でも役に立っていたことである。まぁ、彼だって魔王のおそば付きとして活動していたのだろうし、単なるサポート役では務まらないポジションだったのだろうが……つい最近まで散々ギャグってた連中がふつーに強いというこのギャップも案外魅力なのかもしれません。戦闘描写も不思議と説得力があり、そこまで動画パートとかがキレキレでもないのに、ちゃんとバトルの説得力は最低限保持されている。そうね、こういうのでいいのかもしれないわね。

 

拍手

 おっさんと野郎の裸体ばかりが楽しめるアニメ、第6話。ジジイの半裸に変なバンド、かなりマニアックなフェティシズムだよな……。

 視聴環境の関係でもう次の話数がきちゃうくらいのタイミングでようやく観られたので感想は短めに。メインプロットでの動きは「いよいよノワールのメイガススキル発動」くらいかな。これで少なくとも黒仮面たちにはノワールがゼロ型であることが明らかになった。ただ、やはり黒仮面(命名がまさかのカナタ)は悪い人ではないらしく、ノワールのスキルを見ても特に反応した感じもなく、前回までのクラウディアさんたちの企みとは直接関係なさそう。まぁ、もっと崇高な目的を持っているが故に最後の最後でカナタとぶつかる可能性はまだ残っているけども。風俗での一幕を今度はカジノでも繰り返しており、ほんとに単なる世間知らずの変な奴ということにしとくのが良さそう。周りから変な目で見られるのはいいんだけど、シュネーさんも平気でその論調に乗ってるの笑う。

 そして、今回個人的にヒットだったのはネタに全振りしてるカジノの様子。前から「一度文明が滅びた後の近(?)未来としては微妙に描写が変」ということは言ってたけど、今回の描写はネタ混じりとはいえ色々と面白い「こんな未来は嫌だ」みたいなたらればが出ていて面白かった。流石にRemove Grandma(ババ抜き)やMind Destruction(神経衰弱)はネタすぎるし、「それ、カジノでやるのに向いてない競技なことくらいはプレイしてたらわかるやろ」とは思うが、その前の描写でバリバリにカジノなテーブルで丁半を繰り広げてるところや、ルーレットと見せかけて人生ゲームやってるところは予想外すぎて笑ってしまった。確かに、わずかな伝聞情報から娯楽施設を再建しようとしたらこういう間違いが起こるのもわかる……って、んなわけねぇ。

 

拍手

 何故人はこうもサメが好きなのか、第5話。いや、ぶっちゃけぼくぁそんなに好きでもないですけど……なんか特別な愛着とか恐怖とかを覚える人が絶対にいるんだよなぁ。

 というわけで、パニックものの王道であるゾンビとサメのコラボレーション。すでにこのコラボは先人の手によって実現してしまっているらしいが、思いついた人もすごいし、それを実現しようってんで実際に作品にしてしまった人もすごい。まぁ、その映画が面白かったかどうかは知らんが。そもそもサメ映画(とゾンビ映画)ってのがどの程度「面白い」と思って視聴するものなのかも知らんが。そう考えると、俺はこのアニメについても「どうやってみるのか」は知らない状態からスタートしたのかもしれんな。

 今作のアニメとしての面白さは何と言っても作画部分。前回1回特番を挟んだ効果もあり、今回だってハイクオリティな動画とエキセントリックな色彩で魅せてくれる画面になっている。サメとの直接対決シーンでの重さ荒ぶるモーション作画も見事なもので、愛されながら作られてるよなぁ、というのは伝わってくる。こうしてとにかく無茶苦茶な画面を叩きつけるのがパニック作品の本懐だとするなら、今作は間違いなくその王道をいく作劇と言えるだろう。前回芸人が出てた特番で殊更にフィーチャーされていたように、「どうやってゾンビ世界を生き延びるか」なんてことを真剣に考えながら見るような作品ではない。だからこそ、今回登場したスーツでの輝の無鉄砲な戦いぶりなどにツッコミを入れる意味はないのである。

 ……いや、でも無茶だよな……そりゃリスクヘッジ女に愛想を尽かされるのもしょうがない。好き好んで死地に飛び込む人間は、やはりどう考えても「馬鹿」という他ないだろう。もちろん彼がそのような行動に出たモチベーションは丁寧に描かれてはいるが、それだって今週の冒頭にぽっと出の回想で語られただけであり、例えば緑谷出久のように何年も何年もひたすらにヒーローへの憧れを吐き出し続けた主人公とはわけが違う。前回のCAさんの時もそうだったが、本当に今作は「やりたいこと」を1話で1つポンと提出し、それを30分で叶えていくオムニバス作品のようなテイスト。あまりそこに余計な要素を挟む必要もないということなのだろう。まぁ、一応激闘の際に輝の脳裏に前回のCAの子がよぎったりしたのは、このゾンビ社会での積み重ねがあったとも言えるわけだが。

 とりあえずすったもんだの末にヒロインゲットだぜ! と思ったのだが、この期に及んでまだ別行動とか言ってるのか。オープニングに出てきた人らが揃うのって、いったい何話になるんだろう。今回輝が憧れてたヒーローがどう見てもハリケンジャー(カブトライジャー+シュリケンジャー?)みたいな造形だったし、だとしたら全員集合までは相当時間がかかるぞ(関係あるわけないやろ)。

 

拍手

 双眼鏡ならぬ三眼鏡はやっぱり陛下のオリジナルなんだろうか、第6話。あ、ちなみに更新頻度の低減と視聴順が前後してるのは数年振りの帰省をしているからですね。実家の視聴環境が色々と変わっており、おかげで観られないアニメも結構ある(戻った後のレコーダーの積ん録が怖い)。

 というわけで前回からちょっと間が空いてしまったが魔王とマックスの草津旅行の続き。相変わらずしっぽりと新婚旅行を満喫しており、諸々のレクリエーションを終えた後はご丁寧に温泉タイム。まぁ、オチはしっかりと効いていたが……もうマックスの方が意識しまくってんじゃん、というのが嫌でも伝わってくる珍道中であった。

 しかし、当然ながらそんな平和ボケな旅行もさっさと幕引きとなってしまい、2人して目的通りに(何が目的だっけ?)戦場の最前線の視察に出向く結果となった。どうやら共和国側に何やら想定外の魔導兵器の配備があるとかで、フレッドたち王国側が攻めあぐねているのも何者かの支援で独立側が予想外に粘っているせいらしい。もちろんレオの規格外の戦力というのも大きな要因ではあろうが、流石にその1枚だけで戦線を維持しているわけではないようだ。人間の国を相争わせて国力を削ぐ魔族の企み……なんて可能性も一応考えたが、魔王様があの様子だからそんなこともないだろうし……この戦争のバックグラウンドについては、今作放送中にちゃんと明かしてもらえるんでしょうかね。

 今回一番の見どころとなったのはもちろんレオとマックスの白熱の攻防。ギャグもゆっくり丁寧に回している今作だが、シリアス部分できちんとシリアスを見せることも忘れてはいない。フレッドの時は「相手が何考えてるかよくわからない」という緊張感があったが、相手がレオなら余計なことを考えずに純粋に武力衝突。しかも手数で勝負するタイプじゃないので一撃一撃の重たさがある即死上等の殴り合い。魔王の魔力に対してはレオも一切の手加減がないため、投槍攻撃とか、マジで殺しに来てる一撃だったんだよな。マックスの身体が鈍ってるとはいえ、かろうじて対抗できるくらいの余力が残っていたのは幸いだった。

 そして最後は当然お約束の正体カミングアウトからのアホなオチ。レオはマックスのことを現時点でどう考えてるんでしょうね。まぁ、流石にあの立場にいる人間なのでそう易々と会いにくるとも思えないけども……マックスが現状を把握した上で、今後もだんまりを決め込むか、自分から動き出すことになるか。そのあたりでぼちぼち大きな節目を迎えそう。

 しっかし今回は押入れの人(?)よく喋ってたな……あんだけがっつり自我がある人なのね。

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[04/26 な]
[04/25 な]
[04/19 NONAME]
[04/17 NONAME]
[04/17 NONAME]
バーコード