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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
可愛いんじゃね? 第4話。なんか、今期は「○○が可愛い」以外で感想書いてない気がするんだが……まぁ、アニメ摂取のモチベーションなんてそれでいいよね。 こちらの作品はねぇ、なんかこう……感想が書きにくいのよ。いわゆる日常系萌え作品のカテゴリに入るはずなのに、着実に狂気の薄皮に包まれているような感覚が付き纏ってて、その感覚がなんとも言語化しにくい。多分一番わかりやすい要素としては、この手の「○○さん」シリーズは個性的な彼女と、それに振り回される平凡な男の子っていう構図が定番なのだが、今作は主人公のライドウが阿波連さんに負けず劣らず頭がおかしいのよ。おかげで何を常識の基準に置いたらいいか分からなくなり、なんとも言えない不安感が生み出されるのだと思う。普通、問題が起こったらそれを解決する方法を常識的な方向に進めるはずなのに、ライドウはカオスにカオスを注ぐからな。おかげで妹さんあたりが出てくると多少セーブされた空間になるのだが……。常にイカレてる方が楽しくていいかもね。 そして、今回はさらにライドウ以外の観測者としての先生が追加されている。この先生の壊れ具合もいい感じで、デンジャラス花澤のお手本みたいなデザイン。キャスティング包囲網が容赦ない。なんか噂に聞いただけだが、コロナ下ではろくにキャストオーディションもできないもんだから、最近の作品のキャスティングは確認せずとも盤石な布陣でのキャスティングが多いとかなんとか。今作もまさにそんな印象よね。一応、ロリっ子の指出毱亜が若干攻めてるくらい? なんにせよ、いろんな方面で恵まれた作品だなぁ。 PR 圧倒的大団円! 最終話! 何も言うことねぇよ。 結果が分かっていてもドラマというのは面白いものなのだよな。今回は、おそらく2シーズンの中でも一番長かったと思われるレースシーンが描かれた回。しかも、名優たちが出揃っているというのに、レース中にスポットが当たるのはほとんどテイオーとビワハヤヒデのみという、あまりにシンプルな1対1の構図。要素だけを取り上げれば本当にシンプル極まりないのだが、それでも何もかもがてんこ盛りになっており、視聴者は劇中のオーディエンス全てと同じように固唾を飲んで見守り、涙するしかないのである。これこそが帝王の走り。テイオーの走り。 例によって視聴後に実際の有馬記念の映像も見に行ったのだが、こりゃすごいレースだわ。あまりにヒーローが多すぎるんだよなぁ。ビワハヤヒデは当然だけど、パーマーしかり、ネイチャしかり、マチタンしかり。歴史に残るレースばかりをこうして見せつけられるアニメファン、ちょっと感情がついていかない。にわかもにわかの一見さんでこれだけ盛り上がるのだから、当時現場に張り付いていたファンの盛り上がりは想像を絶するものだったんだろうなぁ。日本人、古くから推しへの感情の強さでは突き抜けた国民性よな。 今更細かい要素を拾うのも野暮ってもんだろうけど、個人的にお気に入りなのはレース後の各ウマ娘たちの様子。テイオーはさ、ああやって勝った後にもライバルたちに飛びついてこられるくらいに愛されるキャラなんだよね。彼女の復活はみんなが嬉しい。もちろんそれが一番なのはマックイーンなんだろうけど、敵からも認められていることがよく分かる描写。スズカさんが駆けつけてきた理由はよくわからんけども。スペちゃんが嬉しそうだったので良しとする。そして、惜敗を喫したビワハヤヒデの爽やかな笑顔。彼女が笑顔を見せるのって、多分作中だと初めてなんだよね。すごくいい顔で笑うじゃない。ライスは……まぁ、あんまり上手に笑えなかったけど、それでこそのライスって気がするな。 レースが終わり、時代が流れる。もしSeason3があるとしたら、次はキタサンブラックの物語になるのかしら。これだけファンが望むなら、Season3もきっと遠くないんじゃないかな。 なんも言えねぇ……第12話。こんなことってあるかよ。 とかく運命は残酷で。常に限界を超えて走り続けるウマ娘であればこそ、怪我の心配は常について回る。そんな運命に翻弄され、テイオーはこれまで長らく苦しみ続けていた。それなのに、奇跡の復活を目指して望みをつないだテイオーに、天はさらに苦難を課すというのか。常にテイオーを上に引き上げてくれた最強のパートナーであるマックイーンの限界。戦い勝ちづけることを宿命づけられたウマ娘に対しての事実上の死亡宣告。それでもなお、この運命を乗り越えろというのか。 あとはもう、この二人の関係性をただ見守るしかないのであろう。意外だったのはラストシーンでテイオーがゆっくりとマックイーンの手を離して立ち去ったこと。お為ごかしの関係であるならば、おそらくあそこは手を取り合って、マックイーンが立ち上がるのを補佐してやるところだろう。しかしテイオーはそれをしない。これまでずっと、倒れ挫けてきた自分に対し、マックイーンが何をしてくれたのか、それを思い出したからだ。振り返れば、マックイーンがテイオーに対し、慰めをかけたことは一度たりともない。引退を決めたテイオーを直接引き止めたことすらない。それはきっと、マックイーンが一番テイオーのことを信じていて、常に自分が高みにあり続ければテイオーがその位置まで食らいついてくると疑わなかったためだ。どれだけ苦しかろうと、絶対に自分の背中にたどり着くと、そう思っていたからだ。 しかし、ついにそんなマックイーンにも選択の時が訪れる。最初はかろうじて被っていた虚勢の皮も、残酷な現実を前にすぐにひっぺがされてしまう。自分はもう走れない、テイオーとの約束を裏切ってしまった。そんな容赦ない現実を認識し、自分を責めさいなむ。これまで自分を信じ続けていた女帝にはあり得ない姿。それだけに、マックイーンがどれだけ絶望し、打ちひしがれているかが分かる。そうして初めて見せる親友の弱りきった姿を見て、テイオーは自分のなすべきことを理解する。ここでなすべきは慰めではない。自分がやってもらったことを全てマックイーンに返すだけなのだ。それは背中で、走りで見せるしかないことを、彼女は一番よく知っている。 背負ったものはふたり分の夢。成すべきはふたり分の奇跡。テイオーの目に迷いはない。
朗報、トレセン学園の自販機にはマウンテンデューがある、第11話。まぁ、おんなじ自販機にコーラもポカリもマッチもあるから「どこのメーカーだよ」って思うけども……。 このタイミングでまさかのお話になった。珍しく一切涙腺を刺激しないはずのお話だと思うのだが、私の涙腺はもうおかしくなってるので今回も泣いた。だってもう、テイオーの感情の塊が……わけ分からんようになってもうてる。なんかさ、出会った直後には毎回交差してすれ違っていたテイオーとマックイーンが隣同士で座ったりしてて、なんならそこからお互いに膝を向き合わせるようになってるって、どうしたらいいか分からないじゃない。その感情に名前をつけないでほしい。レース回とは全く違うベクトルで感情が揺さぶられるが、その絶対値は決して引けを取らないお話だ。なんだろ、ほんとに欲しいものを全部くれる製作スタッフだな。勘弁してくれ。 テイオーが復帰を決意し、そこからいきなりレースってわけにもいかないからワンクッション挟む目的でのお話だろうか。せっかくなのでテイオー自身の手でライバルたちを調査して、改めてラストランへ挑む前のキャラ紹介と準備の意味も込めているのかもしれない。まぁ、その偵察の中にツインターボは入ってなかったけども……。ターボはもう多分前回で仕事を果たしちゃったんだろうなぁ。個人的には授業中爆睡してるターボもそれはそれで可愛いんですが、隣の席からなんともいえない表情でそれを見守っているネイチャの方がかなりのダメージを残していきました。ねぇ、その表情は何? 何の顔?! ライバルキャラの紹介ってんで、前回レースでちらっと出てきたビワハヤヒデが正式参戦。というか、その参戦の仕方でいいのか。本作はそこまでギャグに振り切れてる作品でもないし、他作品のパロディみたいな方向性でのネタ回しはほとんど見られなかっただけに、いきなりぶつけてきて思いっきり最後までやり抜かれると呆然としてしまう。なんでそこだけいきなり切り取ってきたんや。しかもオチとして「いや、別にこいつそこまで賢いわけでもないからな?」みたいな部分を担保しているのがニクい。ソシャゲアニメなんだからキャラがいっぱい出てくるのは当然なんだが、どうにも今作は短い時間でビシッとキャラを印象付けるのがうまい気がするんだよな。次のレースが今から楽しみですな。 そして最終的にはテイオーとマックイーンのデート回というとんでもない地雷に踏み込みに行くわけですが、その前段階としてキタサンとダイヤの「幼女百合」を展開して見事なジャブ(致命傷)を見舞う。もちろん作中の意義としては「テイオーに2人の関係性を客観的に見せることで、自分とマックイーンの関係性を気づかせる」っていう意味があるわけだが、それにしたって、そんな幼女で大丈夫か? 大丈夫だ。問題だらけだ。 何しろ当のマックイーンは、別に「そういう方向」でテイオーを理解していない。いや、別にテイオーだって純正の「そういう方向」のキャラではなかろうが、マックイーンの感情が最初から強すぎるのだ。テイオーの意識とマックイーンの意識は最終的に同じレベルにたどり着くが、そこに至るまでにテイオーがこんだけ悩んで、最終的にマックイーンの背中を捕まえる形なのだ。どうにも、大西沙織キャラってのは抱える感情の総量が大きすぎる傾向にある。まぁ、当人があれだけピーキーだからしょうがないとも言えるのだが……。 だってさ、口についたクリームを云々のくだりとかさ、単純に「クリームついてるよ」でちょろっと取っちゃえば普通のシーンなんだよ。なのに、マックイーンの場合は「自分で取れますわ」でいっぺん拭って、その上でまだついてるんだよ。ほんで、さらにそのあとそのクリームがどうなったかは明確には描かれないんだよ。おかしくない? そんな匂わせ方ある? 直接何かを描くより、描かない方が罪深いってことをわかってやってるんだよ。スタッフもマックイーンもさ! 最低だよ! 助けて! ……スペちゃんの腹を数えて落ち着くんだ……(もりもり食べるライスも可愛いですよね)(ダイイングメッセージ)。
ターボ、嗚呼ターボ……第10話! きっちり毎回週替わりでヒーローが出てくるのが格好いいんよなぁ……。 落ち込んだテイオーがどのように奮起するかを描く展開。そりゃま、最終的にカムバックするって知ってるんだからこんなに予定調和な展開もないのだが、どん底が割とリアルにどん底なもんだから、見てる分にはどんどん胃が痛くなってくる。これまで必死に周りに気を使わせないように頑張っていたテイオーだったのに、いざ自分の引退が決まってしまえば、そこで誤魔化したところでもう意味はない。「自分はもうダメなのだ」という事実を告げるべきところに告げる必要がある。そして彼女が選んだのは、トレーナー、そして会長の2名。ここでマックイーンのところに行かなかったのは彼女の不義理だが、まぁ、気持ちを考えたらしょうがないだろうか。会長相手には「勝手に約束しただけ」と言えるので多少仕方ない部分もあるが、マックイーンとの誓いを破ることは、彼女の今後のウマ娘人生に影響を与えかねない。今回テイオーが悔やむべきことがあるとすれば、それはマックイーンに本当のことを言えなかったというその1点に尽きるだろう。もちろん、キタサンブラックへの対応なんてのも心痛めるシーンではあるが、あそこは本当にああするしかなかったんだもんな。あそこで嘘を吐いたところで、余計に子供を悲しませるだけだ。ただでさえ苦しんでいるテイオーが出来る、精一杯の誠意ある対応だったのだろう。 そして、そんなテイオーの決心を止められる人間はいない。誰だって知っているのだ、引退で一番悔しがっているのはテイオー本人であるということ。そして、どれだけ抗ったところで、どうしようもないということ。だからこそチームの面々だって感情を飲み込んで、何とかテイオーを送り出そうと笑顔を作る。中でも今回一番苦しんだのはきっとマックイーンなのだろう。テイオーに去って欲しくないと一番思っているのは間違いなく彼女。しかし、彼女はそれをテイオーに一度たりとも言っていない。最後のステージ上ですら、マックイーンだけは「戻ってこい」という言葉を使っていないのだ。それが彼女なりのけじめ。テイオーの最大の理解者たる必死の虚勢。そんなマックイーンの気高さも、テイオーを奮い立たせる一要因となったのかもしれない。 しかし、世の中にはそんなテイオーの事情を分からない、分かってやれない馬鹿もいる。その第2位のポジションにスペが来ちゃてるのはどうかと思うが……それでもスペはまだこらえようと必死だった。我慢できない最大の馬鹿、それがツインターボだったわけだ。結局、理屈でどうしようもない、条理に逆らえない状態をぶち壊せるのは馬鹿だけなのだ。「テイオーだって辛いんだ」という共通認識を「そんなもん知らねー」と一蹴し、自分のわがままだけを叩きつけるターボ。そして、「無理だ」というテイオーをねじ伏せるために道理を引っ込める無茶苦茶な走りを見せたターボ。ウマ娘の人生を決定するのに言葉はいらない。ただ走り続けて、その姿勢を見せれば良いだけなのだ。今回そのことを一番理解していたのが、マックイーンと、ターボだったわけだ。理解者と挑戦者と。2つの熱に挟まれて、テイオーは無理やり押し出されてしまうのであった。こりゃぁもう、しょうがないよね。 しかしゴルシよ、お前、そんなとこでまでセグウェイて……。
ちくしょう、今週は泣かされないと思ってたのに……第9話。まぁ、今作を観てる時は情緒がわけのわからん状態になってるので何観ても泣きそうになるんですけどね。正直いうと、何故かツインターボで泣きそうになったわ。 「三度目の怪我」。普通、アニメの脚本だと考えると「流石に同じくだり繰り返しすぎやろ」って呆れるところなのだが、これが史実だってんならしょうがない。というか、普通に考えて競走馬が人生で骨折3回もやって勝てるようになる方がおかしい。まぁ、だからこそテイオーの人生は誰もが認めるドラマだということなのだろうが……(史実についての予習は一切してないが、流石にここから復活するだろうことくらいは分かるよ)。それにしたって辛い人生である。 何が悲しいって、そんなテイオーの絶望的な状況に、誰もが諦めずに走り続けているという事実である。ライバルたちは当然テイオーの怪我などで立ち止まったりはしない。サブタイトルの「ストップウォッチ」はテイオーが「止まる」こととの関係性を考えたくなるが、むしろ最後のマックイーンとのシーンを見れば、テイオーが何を思おうが、マックイーンや他のウマ娘たちの時計を「止められない」ことの悲哀を示したものであると考えられる。ウマ娘が走り続けるのは、勝つことへの本能がそうさせると先週のライスが示してくれた。みんな勝つために走っていて、テイオーだって勝つためには復活しなければならない。だからこそみんな、全力で走りながら待ち続けているのである。 そしてまた、スピカの連中は気のいいやつらばっかりなんだよなぁ。完全に賑やかしになっちゃってるスペの扱いはどうなんだろうという気もするが、みんなしてテイオーに対して余計な気遣いをせずに、「当然テイオーは戻ってくる」と信じて待ってくれている。それは当然マックイーンも同じだ。そして、そのことがさらにテイオーを追い詰めてしまっているのが辛い。 まぁ、こうしてとにかく辛いっていう鬱の期間があればこそ、ここからのクライマックスも輝くってもんでね。周りには頭角を表す新たなウマ娘たちも続々名乗りをあげている。ちなみに今週視聴したリアルレースは冒頭でやってた「BMW」のレース。差し馬ってここまでの距離があっても差してくるもんなんやなぁ。そして、こんだけ重たそうな話してるけどさりげなく入れてくるネタも気が利いてて楽しいのが今作の良いところ。個人的には爆速スワンボートでめちゃめちゃ笑ってしまった。あんだけのことやってるのに特に誰かがボケを回収するでもなく当たり前のように処理するのがね。ちなみにターボがディクタスにキン肉バスターかけられてるのは謎。 あ、ちなみに話題になってるソシャゲの方は一切触ってません。やる余裕無いってのもあるけど、あんまり人口の多いゲームやりたくないねん。
ライス……ライスよぅ……第8話。もうボロ泣きだよ。これが勝負の世界、これがウマ娘の世界……。 もう、何を書いても野暮にしかならないエピソード。運命の天皇賞を走る2人のウマ娘の物語。そこには走るために生まれ、走るために生きるウマ娘たちのドラマがある。というか、競馬の世界のドラマがある。そうかぁ、こういう結末だったのかぁ……。Aパートあたりでその予感はひしひしと感じられたわけだが、ここまで用意してきた全ての配置が、最後の一走で全て持っていかれる展開は身震いするほどのカタルシスである。これ、単に「競馬はドラマ」っていうだけじゃない。アニメ作りの妙味ですよ。 「勝ちたくない」という倒錯した欲求を持ってしまったライスシャワー。彼女のその願いは奢りでもなんでもなく、彼女の気の弱さ、優しさからくるものであった。しかしそれはウマ娘の本能と相反するものであり、他のウマ娘たちからすればあってはならないものである。だからこそマックイーンは彼女に正面から勝負を挑み、それが間違いであることを示そうとした。そしてその結果、「勝ちたくない」というライスの意志が反転し、ついに最強のウマ娘に「勝ちたい」という闘志が宿る。これまでとは全く逆のベクトルが生じたライスは、徹底的に自分と向き合い、勝つために全てを投げ打った。それは、絶対王者を陥落させるに充分な覇気となって表れたのだ。勝負の世界に偶然は無い。勝つべくして勝ち、敗れるべくして敗れる。そのことを一番理解していたのは、間違いなくマックイーンであっただろう。 「勝ちたい」と思ったライスの演出が本当に完璧な一本。高ぶる闘志がわかりやすく画面にほとばしり、Aパート終わりの入場シーンはまさに鳥肌モノ。これまで本能に抗ってきたライスだからこそ、溜まりに溜まった何かが、身体の内でくすぶっていたに違いない。それが実際にマックイーンへの執念として表れるのが実際のレースシーン。圧倒的逃げ馬としてパーマーを置いておき、早い段階でそれをかわすことでマックイーンの絶対性は文句なく発揮されたはずだった。普段なら、それでまくって勝負は終わりだ。しかし、そこからがライスの時間。ここまで積み上げた彼女の怨念も、悔恨も、経験も、悲願も、全てが一体となってマックイーンを凌駕していく。ヒールからヒーローへ。目に宿した炎はメカクレキャラの両目へと広がり、これ以上無いほどにライスの覚醒を禍々しく飾り立てる。これが、勝利を掴みとらんとする力だ。 今はまだヒールかもしれない。それでもブルボンの言葉の通り、ライスシャワーの名は人々の心に深く深く刻まれた。いつしかその名前が、祝福にたどり着くために。
何故何故セグウェイ、第7話。いや、治療中に歩行の負担を減らすためなんだろうけども……テイオー、ブルボンにセグウェイ渡した後に普通に全力疾走してるからね、意味ないじゃんね。自動車以上の速度を出すウマ娘やらセグウィエやらが平気で廊下を走ってるトレセン学園、すげぇ危ない。 今回はレースらしいレース無しの「溜め」のエピソードで、そのスポットが当たるのはライスシャワー。少なくともアニメの中では先週ようやく出てきたくらいのキャラである(おかげで私はよく知らないわけだが)。そして、この一本でがっつりとそのキャラを固めにきた。何しろCV石見舞菜香のいじけキャラである。それだけでももう、応援したくなっちゃう機運がバリバリである。どうやらこの作劇をみるにつけ、ブルボンの3冠阻止というのはかなり話題にはなったのだろう。実際にリアルのレース映像を見ても、菊花賞のゴールでの歓声というか、悲鳴にも似た叫びが会場で沸き起こっているのが確認でき、その壮絶な「ヒール」っぷりを確認することができる。 難しいのは、現実の「競馬」だとそこに賭博の要素が絡んでくるのでヒールは確実にヒールなのだが、ウマ娘世界線においては、あくまでレースはレースである。単に「ブルボンが勝つところを見たかった」というだけの観客と、「ブルボンに全部突っ込んじゃった人」では受け取り方も変わってくる。そのあたりの熱の上げ方みたいな部分は難しかったと思うのだが、ここで効果的に効いてくるのが「三冠」という言葉の重み。我々視聴者はテイオーのドラマですでに「三冠果たせず」という展開の悔しさを知っている。そこに至るまでのドラマの重みを見せつけられている。そのため、ブルボンが達成できなかった悔しさも押しはかはることが可能になり、その結果として「打ち破った者」であるライスへの感情の重さも理解できるようになるわけだ。「ずっとレースを繰り返すばかりだし、徒競走だけのアニメってどうやって面白くするのさ?」というマンネリズムへの不安を、逆に脚本部分の効率化に転じて活かしているわけだ。この采配は非常に面白い。 それ以外にも学園パートにコミカル要素を強めにしてライスのキャラがすぐに受け入れられるようにも気を使っているだろうし、「勝ってしまうと嫌われる」という、ある意味で非常に傲岸な悩みに対し、まっすぐにテイオー・ブルボン・マックイーンという高潔の士をぶつけることで粉砕し、ライスの奮起の物語が浮き彫りになるようにしている。なるほど、やはり「史実を元にしたドラマ」の作り方がうまい。 さて、これで確実にマックイーンとライスの一騎打ちに展開になると思われるが……どっちが勝っても涙は必至。どんな結末が待ち受けているのだろうか。
もう、こんなもん大吉山じゃん……第6話。あのままマックイーンがトランペット取り出したらどうしようかと思ったが、ウマ娘がトランペット取り出したら確実に違う音が鳴り響くだろうな。 緩急で言えば「緩」のお話、メインに絡むレースシーンはなく、前回のレースの余韻から、次のレースにつなぐためのお話だ。あれだけの激戦が終わり、敗れたテイオーは抜け殻のように。そりゃそうだ、無敗が消え、三冠が消え、これまで目標にしてきたものは何も自分の手の中に残らなかった。この時点で、もう彼女が拠り所にするものがない。「勝ちたいと思うのがウマ娘の本能」とはいうものの、それは喪失を埋め合わせるようなものではない。一時的とはいえマックイーンが去り、テイオーは目の前の人参がなくなってしまった状態なわけだ。 しかし、この世界には数多のウマ娘たちがひしめいている。それはしのぎを削るスピカの仲間であろうし、テイオーとは全く別な場所で戦い続ける未来のライバルでもある。同じレースを走らずとも、そうしたウマ娘たちの脈動はきっとテイオーにも届いていたはず。戦うこと、走ること、勝つことへの執着は、テイオーにも人一倍備わっているものだったはず。あとは、最後の一押しをするだけだ。そして当然、その役割はマックイーンに任せるのが一番なのである。 「収まるべき場所に収まった」というだけのお話ではあるが、あまり急かさずに、ゆっくりとテイオーの内側から沸き起こる感情だけを切り取っての復活への一歩は非常に丁寧で見応えがある。そのついでに、まだまだたくさん出てくる他のウマ娘たちの姿が描かれることによって将来への伏線にもなっているのだろう。どれだけ強いウマ娘であっても、いつまたその上を行く者が現れるかは分からない。その「乗り越える存在」に、テイオーはこれから成り上がっていくのだ。 ちなみに今回視聴後にYoutubeで見に行ったのはライスシャワーがまくった菊花賞、そしてメジロパーマーが大逃げを見せる有馬記念。全部同じ時代のレースだから、意外にみんなして絡み多いのなぁ。
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Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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