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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 アネットの現在の財政状況が気になります、第3話。無断「退職」したってことはこれまでは務め人扱いで、現在は無職ってことよね。「転移者受け入れ神官」の収入がどの程度かは分かるはずもないがそれなりに高潔な仕事だったわけで、いい具合に高給取りだったんじゃなかろうか。だとしてもその職を辞し、事実上のヒモを1人抱えてる状態で、どこまで散財できるもんだろう。

 などということを考えてもしょうがない。異世界作品なのは間違いないがそれ以前に本作のベースはギャグですからね。他の異世界作品と違って「この世界の貨幣制度が云々」とかそんなこと考える必要性はあんまり無い。とにかく転移者がいて魔王がいて、なんか知らんけど討伐したりされたりするだけの世界設定である。そんな中で一際浮いているセンセーの存在。ほっときゃ死ぬだけの甲斐性なしだが、いろんな偶然が絡み合った末にアネットさんはセンセーにぞっこん。ここから先はもう理屈抜きでセンセーのために働き、彼のために尽くす可哀想な存在となってしまった。まぁ、本人は楽しそうだから別にいいんですけどね。推し活ってそういうもんだし、お堅い女が惚れるのは型破りな男ってのは昔っから相場が決まってるんですよ。まぁ、型破りの方向性にも限度はあると思うけども。

 しかし、残念ながら型破りなのはセンセーの性格だけではない。道を歩いてるとしれっとドラゴンに遭遇してしまうくらいにはこの世界も型破り。よくある異世界作品の「序盤はゴブリンやスライムから」みたいなセオリーなど通用するはずもなく、いきなりランダムエンカウントでドラゴン&魔王(?)。死にたがりのセンセーの願いは一撃で叶ってしまうのだが、それでも死なないあたりはやっぱり主人公補正というものか。センセーの美学の中で、「最強の魔王の一撃で死ぬ」はアリだったのかナシだったのかは気になるところだ。

 魔王との邂逅により、センセーの特異性が少し垣間見えた部分もありつつ、どっちかというとアネットさんの狂信の方がはっきり示されただろうか。彼女はもう、誰に何を言われたとてセンセーの願いを叶えるために命を張れるのである。タマは……まだわかんないけどアネットほど極まってはいないはず。多少客観的な視点からツッコミ入れてくれるポジション助かる。そしてそんなヘンテコ三角関係の一行は無事にアネットのお友達のイーシャさんと出会うことができたわけだが……。

 この世界のエルフ、みんな乳でけぇな。いや、エルフだけじゃなくてタマもそうだから、平均バストサイズがでかい異世界なのかもしれない。たいそうけしからん。ただ、おっぱいは似てても性格はだいぶ違っており、イーシャさんはもっと現実寄りの真面目さん。多分悪い人ではないよね。どう考えてもセンセーとつるんでる方が頭おかしいんだし。ただ、残念ながらもうアネットには誰の言葉も届かない。まぁ、センセーの言う通り、アネットの幸せは本人が決めることですからね(それをセンセーがいうのも違うだろ、という気はするが)。生真面目で一生懸命なエルフさんたちが、歪んだ転生者たちと戦う異色の異世界マッチメイク、ここからはギャグ無しで真剣勝負か?

 ちなみに大久保瑠美・鈴代紗弓というキャスティングにさらに中原麻衣・悠木碧と重なり、なんか知らんが全員近距離パワー型みたいなラインナップ。……異世界の悠木碧、だいたい魔力はクソでかい。


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 鉄腕!? 第2話。これ、もしかしてエンドカードでいろんなロボとコラボしてくれるってことなんでしょうかね? もしそうなら鉄人あたりは鉄板(?)だと思うんですが……いや、巨大ロボはねぇかな。それこそマルチくらいしか思い浮かばないが……その路線だと、まほろさんとかか? ……鋼鉄天使は候補に入りますか?

 さておき、ロボであることを隠そうともしないアトリ。でもロボらしいことは何一つやらないというかなり極端な設定になっており、同時期に放送しているどこぞの感情がない調理家電とはエラい違いである。まぁ、あっちに感情がない代わりに優先的に付与されている料理スキルは残念ながらアトリには1ミリもないわけですが……でも、普通に考えてロボのアブソーバとかをどんだけ調整してもナチュラルに卵割るのって難しそうですけどね(現代の技術ですでに実現してるらしいが)。

 こんだけアトリが「ロボらしくない」振る舞いをしているのも、今後の展開の下準備と見てしまっていいんだろう。そりゃま、家電っぽいロボを見てるよりも「どう考えてもお前生きとるやろがい」みたいな奴を巡るドラマの方が後々感情には色々と訴えかけるものがあるだろうからね。こんだけ精巧なロボが作れる世界でもちゃんとアシモフの理念は生きてるらしいのがなんか草。ロボットの権利を守る法もあるんだかないんだかよくわかりませんが、こんだけの性能のロボに余計な権利を与えたらとっとと人類なんて制圧されてしまいそうで恐ろしい。

 またアトリの立ち振る舞いがいちいち愛らしく描かれているのが憎らしい。TROYCAによるグラフィックは2話目も文句なしにハイクオリティで、細かい仕草の阿漕な「萌え」ポイント稼ぎが容赦ない。単なるアホ幼女キャラとしてのポイントを着実に稼ぎながら、主人公・夏生がちょっとだけ寝ぼけてしまった時に謎のママみまで稼ぎに来たりするのもどうにもこうにも。2話目でこんだけ家族として定着しちゃうと、今後どっち方向に振り切れたとしても筋立ての印象は強化されていくことだろう。

 ちなみに今回のコンテは引き続き監督の加藤誠氏も担当しているが、久しぶりに別所誠人の名前を見た気がする。確認したらここ最近のお仕事はずっと「アイナナ」の監督やってたんだっけ。「アイナナ」も最新シーズンでTROYCAに制作移管されてたし、最近はこのスタジオにご縁があるのかしらね。

 
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 よかった安定してる、第2話。いや、取り立てて何があるってわけでもないんだけど、悪くないアニメだからタイトルで敬遠してる人も観てみてね、という勧誘。

 これさ、気づいてなかったのは実に間抜けな話だとは思うんだけど、今作におけるセンセーが太宰治だってことは一言も書かれてないのね。原作読んでる時も、1話目をみてる時点でもそのことに全然気づいてなくて、なんなら先週は「アニメだと流石に太宰ってダイレクトに言えないから濁す必要があるのかもね」くらいに考えてたんだけど、原作からして別に太宰とは言ってなかった気がする。あくまで「すごく太宰に似た、死にたがりの文豪」でしかない。まぁ、そりゃそうかもしれん。実は「異世界スーサイドスクワッド」の新番チェックの時に「有名人転生」の流れに触れたのは今作への前振りのつもりだったのだが、先週は忘れててそのことに触れなかった。うっかり勘違いを暴露せずにすんでラッキーである(今ばらした)。

 というわけで「太宰に何となく似てる主人公」が活躍するお話だが、2話目はセンセーが異世界でどういうスタンスなのかを漠然とながらも示すお話。これまた先週も触れているのだが、「死にたがり」ってとことん主人公に向かない。「死んだらどうする!」なら主人公にもなれるだろうが、生きてようが死んでようがどっちでもいい奴は何をするにもモチベが上がらないし、共感も得られないので普通は画面映えしない。今作におけるセンセーがどうなっているかは原作序盤しか読んでない私はよく知らないのだが、少なくとも知っている範囲では綱渡りのようにギリギリの存在感で主人公として成立はしていた気がする。

 今回のお話もきちんと「死にたがり」が機能しており、ゲストヒロインの心の内を暴くために「一緒に心中してくれる人」というスタンスが効果を発揮した。これが嘘死にたがりでは結局他の婚約者候補2人と大差ないことになってしまうので意味がなく、マジで「死んでもいいよ」と思っているからこその展開になっている。ナツキスバルじゃあるまいし「死」そのものは武器にはならないが、「死を厭わぬこと」が武器になることはあるって話。

 ただ、繰り返すように「ただ死にたいだけ」ではお話が前に進まない。そこでセンセーは一応「生き別れた(死に別れた?)さっちゃんに再会する」という「生きる目標」も与えられており、表には出さないが生きる原動力も持ってはいる。この辺のバランス感覚が難しいところで、「さっちゃんに会いたいとは思っているが死んでもいいと思っている」だと単に薄情に見えたり、そこまで執着してないように見えてしまうのでモチベーションとして機能しなくなる。今回のお話は「機能してない」側なのだが、よその女性に対し「心中相手として失格」という烙印を押すことで暗にさっちゃんへの想いが垣間見えるのは意味がある描写と言えるか。まぁ、このまま進めて最終回はどうやって風呂敷を畳めばいいのかが想像できないのが恐ろしいが。

 そして、そんな危うい存在感のセンセーを中心におきながら今作が不可解なエネルギーに満ちているのは、やはり周りを囲むツッコミ女性陣の活躍のおかげ。いやー、やっぱりるみるみ・鈴代コンビでの掛け合いはいいわ。2人して圧倒的に生命のエネルギーに満ちている。どっちもボケられるし突っ込めるフットワークの軽さも良いね。まぁ、単なるるみるみファンの感想なんですけどね。

 
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 あのルービックキューブ、キタちゃんが5勝した時点でどうしたらいいんだろうな……第3話。「ゴルシさん、5面までなら揃いました」っていう怪現象が起こるんだろうか。

 迷ったけど、一応次回以降のために書いておくと、ちょっと危惧していた展開になっている。正直、2話3話とあんまりピンときてない。1期2期と楽しんだ勢としては期待しながら見守っているのだが、一応はキタサンが結果を出した2話は意義は分かるが今一つ熱が伝わってこなかった感があり、3話に至っては「何が描きたいエピソードだったの?」というのがよく分からなかったのである。ここまでシリーズを追いかけてきて、どうにもピンとこない流れになっているのが不安ではある。

 いや、「何を描いたか」は分かるよ。ゴルシのラストランだってあんだけ大仰に言いたててたわけだし。でもさ、これまでの流れで、そこまでゴルシってセンターにいなかったじゃん。アニメの本放送以外のいろんなところで看板の役割を務めてくれてたのは知ってるし、過去のシリーズでも傍にいる賑やかしとして頑張ってた印象はあるが、彼女が中心になるレースってなかったし、ゴルシがどういう気持ちでレースに参加してたのかは全然分からん。その状態でラストランと言われて(しかもなんかよく分かんないけど移籍とか言われて)、そのレースのパッとしない結果をどう受け取ったらいいのかが分からんのよ。「いっそゴルシがメインじゃなくてキタサンを引き立てるエピソードなのか?」と思ったらキタサンの方もピリッとしない結果だったし。今回のレースはゴルシの物語としても、キタサンの物語としてもとても「大舞台」には見えないので、これで何かが終わったのだとしたらもやっとした感情が残るばかりである。

 もちろん、このヘンテコ「史実アニメ」のこと、多分ゴルシが有馬記念で8着っていうのが真実なのでそれを入れ込んでいたということなのだろうが、そこまでの導線が無かったら、単体のレースとして見るべき点がない。「ラスト」ランと言われてるのだからゴルシにこの先の活躍のチャンスもなさそうだ。となると、唯一「ゴルシから後輩へのバトンパス」という側面だけがクローズアップされることになるが、ここまでの2話でキタサン×ゴルシ間の関係がそこまで強調されたわけでもない。単に「なんか今までふざけてた先輩が引退したぞ」くらいのもんで、例えるなら「はじめの一歩」で青木が負けた試合くらいの印象でしかないのだ。

 こうした印象を抱いてしまった理由が、純粋にシナリオが噛み合ってなかったが故なのか、単に私が「ソシャゲをやってないから」ピンとこないのか、そこが分からないのが怖いというのがいつもの状況。3期に入って、やはり「なんかよく分からん脇のキャラがしゃしゃり出てくるなぁ」みたいな展開も増えて、不安は膨らむばかりなのである。流石にこんだけソシャゲが大きくなってしまうと、ユーザー以外の視聴者がメインターゲットから外れちゃうのはしょうがないのかしら。だとしたら寂しいわねぇ。そうじゃないとしたら……もっと純粋に寂しいわねぇ。

 

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 拙者ぐだぐだファーストライブ大好き侍、第2話。厳密にはライブですらなかったけど……こういう描写ほんと好き。というかラブライブ初代3話がほんと好き。

 というわけでメイン3人によるオーディションライブの模様が描かれました。3人の個性は嫌というほど別方向に発揮されており、天海春香さんのスピリットを受け継いだかのような主人公・未来は「出来ないながらも一生懸命」。純正主人公気質は疑いようもないが、考えてみりゃ天海春香・島村卯月と、アイマスヒロインって基本的に一直線だな。まぁ、ラブライブも澁谷かのんさんがちょい特殊なだけでそんなに変わらんか。とにかく「下手で元々、やったらぁ!」みたいな気質は日曜朝に相応しいパッと明るい主人公像。

 黄色い天才は気分屋の伊吹翼。こんな舐め腐ったメスガキをスカウトしちゃうからアイドル業界ってのはきな臭さが拭えないのだ、とは思いつつも、きっとPの目に狂いはないのだろう。生意気加減は天賦の才から生まれたもの。これまた典型的なアイドル像ではあるが、結果的に他2人に引き合わせてもらえたのはいいことだったのかもしれない。今後、この子の余裕の表情が曇る展開も是非見てみたいっすね。

 そして今回の中心人物・悩める努力家、最上静香。彼女がオーディションの舞台上で見せる表情にゾクゾクしますね。そりゃそうだ、どれだけ夢があろうと、どれだけ練習をしていようと、こんな女子中学生がいきなり舞台の上に担ぎ上げられてまともなパフォーマンスなんて出来るはずもない。そのまま芸能界の闇に呑まれて消えていく可能性すらあったが……まぁ、そこは友情ミラクルということで。次第に立ち直っていく静香の表情の変化がCGキャラデザのくせによく描けているし、なんといっても震え声からの声質の変化が一番の聴きどころ。逆転の一手を放つ彼女の声の強さは、やはりシンガーにして声優・田所あずさの面目躍如である。

 ぶっちゃけ、今回記事立てする気になったのは「やっぱころあずの声ええなぁ」と改めて思ったからですよ。ただただ元気がもらえるへごソングなどと違い、タドコロックはちょっとアンニュイな表情も出せるのがイカすのですよね。もちろん彼女の歌唱も好きだけど、アニメの中で「ドラマの乗った舞台」を演じるとなれば、さらにそこに色々と入れ込むだけの技術が求められる。ころあず、やべぇくらい真面目にお仕事できる子。

 正直、その他のパートで周りのアイドルがポコポコ出てきたとこについては「うわっ、一気に出てきたな。どうせ覚えられないしノーサンキュー」とは思ったが、今後メインの3人と「その他」のバランスがどうなるかは要注目。回想シーンで「先輩に指導を受けた」シーンが出てきた時に「高槻やよい……先輩?」と驚愕もしたが、まぁ、そりゃキャリアから考えればそうなるのか。未だ全然イメージできんけど。今後はそういう絡みもちょっとずつ見せていくとなると、本当に枠が足りない恐れがある。確認したら40人近くいるらしいし、流石に全員にお当番回を与えるのは無理だよなぁ……。

 

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 誰が何と言おうと大団円、最終話! 日常はどこまでも続いていく。そんな当たり前が一番嬉しい、幸せなアニメ。

 Aパート、弓耳祭の顛末。まずもって、このエピソードがBパートの大トリじゃないあたりが今作らしい構成でとても良い。一応これまでのシリーズの中では一番大きく、盛り上がりを見せるお話だが、それだって高耳神社の日頃の業務の1つでしかないわけでね。小糸にもエルダにも、ちゃんと活躍のシーンがあって良いイベントでしたね。

 オチを見ればもちろんエルダの株が上がるわけだが、実は巫女の責務はなんだかんだ言いながらきっちりこなす生真面目な小糸の株が上がるお話である。彼女がわずか3日の修行で何もマスターできなかったのは致し方ない。弓道はそんな簡単なもんじゃないし、足場が不安定な船の上で、しかも相当風が強いであろう海上。かてて加えて鏃の部分がモロに風圧を受ける吸盤のおもちゃなんて、プロの弓使いでもまともに飛ばす方が難しいだろう。一朝一夕でどうにかなるもんじゃない。それでも小糸は、きっとできる限りの猛練習をしたに違いない。本番に挑むに際して彼女の頬についていた絆創膏、あれはおそらく練習中に「顔打ち」した結果だ。顔打ちとは、弓を持つ手(弓手)の形がうまく作れなかった際、綺麗な弓返りが起こらず、離した弦が真っ直ぐに顔に当たってしまう現象のこと。初心者にはありがちな失敗で、このほかにも弓手の内側に当たってしまう腕打ち、女性ならちゃんと防具をつけとかないと「胸打ち」なんてのも。初心者が使う軽い弓でも、これが結構痛いようだ(私はやったことないから分からんけど、腕打ちで苦しんでた部活仲間の腕が真っ赤に腫れ上がってて痛々しかった)。いっぺんでも「顔打ち」してしまうと、その痛みがフラッシュバックして弓を引くのが怖くなるものだが、どうやら小糸はそんな状態にもめげずに練習し、本番では立派にそれなりにいい射形で矢を放っている。3日での急拵えでもここまでできるなら大したものだ。案外、このまま特訓すれば来年にはいい弓引きになってるかもしれないよ。

 そんな小糸の頑張りを見ていたからなのだろう。エルダが普段は見せない一世一代の大仕掛けで見事に祭事を成功に導いた。やっぱエルフだけあって、俊敏に動いたときは絵になるよねぇ。ちなみにエルダの弓引きも格好良かったんですが、彼女は馬手(右手)の離れ(フォロースルー)が小さい「小離れ」と呼ばれる状態で矢を放っていた。これはおそらく、実際に森で獲物取る際など、なるべく小さなモーションで矢を放てるようにしたもので、「武道」としての型を推し進めた和弓による「弓道」とは一線を画するもの。なんだかんだ言って、エルダも立派な「森のエルフ」なんでしょうね。

 ちなみに、Aパートで一番気になったのは観客に紛れて精霊さんも神事を見守っていたこと。精霊さん、小柚子の隣でドキドキしてましたね……小柚子、なんか妖精とかに好かれそうだよな。

 というわけで、いかにも最終回らしい晴れがましいエピソードをやっておきながら、そこからBパートは「神頼みする祭神」という途端にダメダメなエピソードを締めに持ってきた。うん、やっぱりエルダはこうじゃないとね。小糸もちょっとエルダのこと甘やかしすぎな気もするんだけど、こういうのんびりした家庭だからこそ、エルダもめげずに幸せを享受できるのだろう。じいちゃん、せっかくの機会だしちゃんと怒ってあげてね。

 高耳神社の御神体は間違いなくエルダ。そのことはこれまで400年変わらなかったし、今後も変わらずそこにいてくれるのだろう。シマデンのばあちゃんも言ってたけど、「変わらないでいてくれるものがあること」が、本当に安心感をもたらすのだ。エルダには、そしてこのアニメには、そんな安寧の象徴になってほしいと思います。サザエさんくらい続けばいいのに。

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 ユミミミマつりって、キャストをいじめたいとしか思えない名称だな、第11話。2人して頑張ってました。

 Aパート、サブタイ通りにコマちゃんの暇つぶしに付き合うお話。これまでも短い登場シーンでやたらインパクトのある仕事をしてきた謎の親友・コマちゃんだが、今回は長丁場で出ずっぱり。そんでそれだけによく分からん性格もフル回転。基本的には後先考えない享楽主義者なのだろうが、その割には意外と分析眼が優れていたり、不思議と思慮深いところもあったりする。この町の女子高生は色々と優秀だ。

 事件の内容はエルダが大事にしていたプラモの紛失事件。ただ、大事にしていたという割には以前の大掃除の時点で既になくなってたことに気づいてなかったっぽいし、エルダがあの本殿に住み始めてからの年月を考えると、そりゃプラモの1つや2つ無くなったところであんまり問題ではない気もする。オタクの収集癖ってさ、集めるまでが仕事で保管しはじめた後はそんなに意識が向かないもんだしな。そりゃ踏まれるようなところに置いとくほうが悪い。

 しかし、コマちゃんの悪ノリはおさまらずに暇そうな(?)大人連中も召集してのお裁きも開始。本殿の台上って、巫女と御神体以外が上がっちゃっていいもんなんだろうか。しかもあんなラフな様子で。コマちゃんは自由だからしょうがないのか。ちなみにエルダは「接着剤という大きめの選択肢」とは言っていたが、冷静に考えれば普通の女子高生は手の届くところに接着剤置いてないと思うぞ。木工用ボンドくらいならあるかもしれないが……そんなもんで接着されても困るだろうし。エルダは素組み以外の工作もするだろうから流石にちゃんとしたプラモ用の接着剤はもってるんでしょうかね。さらに確認してみると、なるほどガンダムはファーストシリーズが全43話だった。……微妙な尺だな……。小糸だって忙しいんだから、いかに罰とて一気見は流石に無茶振りな気がする。興味のない女子高生にガンダム全話視聴させる行為、完全にやっかいおじさんである。

 Bパート、うってかわって今度は祭事のお話だが、なるほど月島ってぇと海に関わる行事も色々とあるわけか。エルダはやたらと「船怖い、海怖い」と主張していたが、さて、エルフって海が苦手なもんなんでしょうかね(エルダ本人が「海無し地域にいたから」と言っていたので完全に個人の属性かもしれないが)。思い返してみると、「森の民」たるエルフって森を育む水との相性はむしろいい方だとは思うが、潮水でしかない海となると確かに相性がいいかどうかは微妙。まぁ、火属性に比べればまだ毛嫌いしない方向性だとは思うのだが……具体的に海について言及してるエルフがあんまり思い出せない。あぁ、ソードワールドRPG初代のケインくんは多分船は嫌いだと思う(ノームが使役できずにスネアが使えないから)。

 あと、もう1つ気になったのはエルダが家康の行った江戸地域の治水事業に関して言及していたこと。家康がかつては単なる田舎の湿地だった江戸を大改造して一大首都に育て上げたというのは事実であるはずだが、エルダはその様子をどのタイミングで見守っていたのだろうか。わざわざ江戸に召喚されたってことは、多分家康がそれなりの地位になってから召喚されてるはずなんだよな。関ヶ原よりも後だと勝手に思ってたんだが、家康の死没は確認したら1616年。つまり関ヶ原の後に権力をふるったのは十年程度ということになる。その間にエルダを召喚して一緒に江戸が発展していく様子を見ていた……いや、多分違うんだろうな。同時期に召喚されたというヨルデが豊臣方に使役されてたんだから、多分もうちょい前の時点、まだ天下の趨勢が揺れ動いてた頃に召喚されたと考えたほうが自然か。だとしたら、家康がさっさとエルダを江戸の月島に固定してそこでなんらかの信仰対象として祭り上げ、民衆のコントロールに活用したと言うほうがありそうな図なのかもしれない……いや、真面目に考えるトコじゃねぇけど。それでも当時のエルダがどこで何してたのかを想像するのは楽しい。

 肝心の神事については、エルダが弓矢の話で何か言葉を濁しているシーンが印象的。多分、小糸のお母さんがらみの話だったんだろうなぁ……「小金井の者は代々弓道をやる」って言ってたのは、多分おかーさんも含まれたんだろうし。小糸らの母親についてはあんまり明確には語られないんだけど、やっぱエルダは色々と思うところがあるんだろうし……その辺のしっぽりした空気も含めて、一応最終回前に「小糸と一緒に頑張って神事を成功させろ!」というそれっぽいミッションが発動。スカイツリーの時と違って、今回は多分お客さんが多いぞ。エルダ、大丈夫か!?

 

 

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 明日は明日のエブリデイ!!! 第10話! いいなぁ、元気の出る言葉だ。そしてちょっとキュッとなる要素もあった前回とは逆に、今回は徹底してほんわか、だらだら。このアニメに一番望んでいる素晴らしい空気。唯一の不満があるとすれば月島一の美人さんと言われるタマのご尊顔が拝めなかったことくらいだろうか。きっとカワイスギなクライシスなんだろうなぁ。

 長めのアバンで、まずは東京のエルフの1日。何がこえぇって、エルダの日常、一時期の俺の日常と大差ないっていう……まぁ、ニートのタイムスケジュールなんてこんなもんか。起きる時間も自由、家から一歩も出ないのにそこに何か不自由を感じることもなく、ただひたすらゲームとネットだけで時が過ぎていくという。その上でネット通販で何気なくぽちぽちするので財布はすり減っていく。エルダは将来への不安とかないんでしょうかね。まぁ、420年生き延びてるとその辺はあんまり気にしなくなるか。それにしても小柚子ちゃんの料理はいちいちクオリティが高くて羨ましいな……いわゆる「母親がドアの前にご飯置いてくれる」系のニートでも、ここまでハイクオリティな食事を堪能し続けられる恵まれた環境はそうそうあり得ないだろう。江戸前のエルフのくせに食ってるものがいちいち洋風なのがなんかムカつくわ。不思議と朝食のちょっとオーブンであっためたクロワッサンが一番うまそうだったかもしれん。

 Aパートの残りは大阪のエルフ。久々登場のヨルデ様、相変わらず容赦無く釘可愛いのでコロコロ変わる表情を眺めているだけでも多幸感に包まれる。小糸とエルダの関係性は一応エルダが年上っぽい要素も多いのだが、大阪組の場合は向日葵が恵体ってこともあり、完全にヨルデが妹にしか見えないのである。エルフって何年生きても精神性は成長しないように出来てるのかしらね……まぁ、多分生き物って寿命にあった成長のスケールみたいなものがあるので、多分エルフは400年くらいは無垢なままでいてもいい生き物なのだろう。みんなしてどこか煩悩に忠実で社会性のどっかが欠落してるのも、そういうエルフ独自の成長過程の現れなのかもしれない。そんなエルフの隣にいたら、そりゃ向日葵ちゃんが一足先に大人になっちゃうのもしょうがないことよね。梅田の地下街に1人で行っちゃだめだぞ。

 Bパートは水星金沢のエルフ。こちらはいきなりいすずちゃんの爆裂画像データストックから幕を開けたので「実は巫女の方がヤベェパターンか?」と思わせておいて、やっぱりハイラの方が純然たるダメではあった。いやでも、10歳から始めた写真集が200冊目はかなりやばいだろ。いすずちゃんは確か小糸と同い年だから16でしょ。だとしたらわずか6年で200冊。6年がざっと2000日強なので、10日に1冊の写真集が生み出されていることになる。もう、ほぼ少年ジャンプじゃん。いすずちゃんのモチベーションがどこから出てくるのかも気になるところだが、そうして写真集を生み出すための必要経費は神社の経理で落ちてるのかが一番気になる……多分、世界中で需要があるのはいすず本人だけだと思うのよね。出版したり配布したりするもんじゃないから……まぁ、もしかしたら社務所で販売してる可能性はゼロではないか。御神体の写真集、ご利益あるかな?

 そんな危険ないすずの目を掻い潜り競艇場へせっせと通うデッドオアアライブなクソエルフ・ハイラ。でも声の魔力のせいでそんな生き様すらどこか崇高に思えてくるから不思議なもの。一応お小遣いは無駄に消し飛ばしつつも、家庭菜園(?)で渋く家計に貢献したりもしてるんだよな。3組のコンビの中ではやっぱり一番おねーさんムーブしているのがハイラだし、これだけ文句を言いながらもいすずちゃんが心酔しちゃう不思議な魔力はやはりエルフのパワーか。もしかしたら、この世界の人類は無条件にエルフを保護したい欲求に駆られてしまうのかもしれません。それこそカワイスギなクライシスです。

 というわけで、エンディングはさんでもう一度月島へ。改めて描写されると、エルダとの対比のせいもあり、小糸がどんだけ真っ当で清く正しい生活を送っているかがよく分かる。普通に勤労学生なんだよな。高校1年生がこれだけの仕事をこなしながら真っ直ぐに育っているのはとても清々しい。これももしかしたら高耳様のご利益なのかもしれません。でも、多分健康面へのご利益はあんまりないと思われるので、寝る前の甘いものは気をつけるんだぞ小糸。若いからって代謝を過信するな! 太るぞ!

 

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 40年前に始まった漫画が「アクリルの仮面」なのは先見の明が凄すぎる、第9話。がっつりアクリルフェイスガードの話みたいだったし……いったいどういう発想で連載まで漕ぎ着けたのだろうか……。

 なんだかいつも以上にテンポがのんびりで随分だらだらとしたお話。まぁ、雨の日のどこかアンニュイな感じとか、過去を掘り出してのノスタルジーとか、いつにも増してゆったりと空気が流れる話ばかりだったので必然といえば必然なのかもしれないけど。エルダのテンポに合わせようとすると自然と人間はネイチャーな歩みになっていくのかもしれませんな。

 Aパートは雨、そして雨漏り。高耳神社の本殿もだいぶ年季の入った建物なのは間違いないので、そりゃ普請を考える必要があるのは当たり前の話。古いとはいえ、エルダがあれだけ引きこもり続けてさらに居住環境に一切文句を言ってないことを考えると、おそらく時代に合わせて適宜リフォームは繰り返しているのだろう。以前の騒動でスマホは持たないことになったので別にWi-fiは必要ないかもしれないが、ネットジャンキーなので高速回線は必須だろうし。いや、普段エルダが使ってるノートPCに物理的な配線が見えないことがあるので、もしかしたらネット回線はすでに盤石かもしれんな。

 江戸時代の雨具についての蘊蓄は、なんと400年の時を超えて「やっぱ傘って全然進化しないよね」という定番の話題へ。もう、人類が傘を手放すには完全に天候を操れるようになり、計画降雨のみのスペースコロニーみたいな状態になるしかないんやろな。なんだろね、おっちゃんも長いこと生きてはいるが、むしろ傘の進化よりも天候の荒ぶりレベルの向上の方が凄すぎて、昔よりも雨の日が過ごしにくくなってる感すらあるぞ。まぁ、たとえ凄まじい技術レベルの傘が開発されたとしても、わざわざ高い金払って単なる雨具を買いたいかと言われたら微妙だけども……。ちなみに「合羽」の語源についてはエルダから「諸説あるぞ」とのことだったのだが、出来れば悠久の時を生きるエルフだったらどの説が本当なのかも知っていて欲しかった。まぁ、引きこもりエルフが市井の民の言語の変化に敏感なわけがないので無理に決まってるが……。

 Bパートは大掃除からの思い出テープ。小糸がビデオテープを「初めて見た」と言ってる時点で割とショックだったが、まぁ、今の女子高生だったら当たり前かぁ……16年前っつったら、わたしゃギリギリVHS使ってた時代なんですけど、世間的にはもうだいぶ時代遅れだったしなぁ。ちなみにベータについては私も世代的にギリギリ。見たことはあるが流石に使った経験はほとんどなく、父親の荷物の中に入っていたような気がするくらいである。電気屋とはいえきちんとデッキを保管していたシマデンのおばあちゃん偉いな。

 そんなベータで録画されていた過去の高耳神社の光景は、エルダたちの会話からしてFF7のころ、つまり1997年ごろであることが分かる。……この時代ってもうベータはほぼ死滅してた時代だな……まぁ、映像の中でエルダも「久しぶりに見た」って言ってたので、シマデンのおばあちゃんも懐かしいベータの録画装置をどこかで見つけて、最後の空テープを埋めるために記念録画したということなのだろう。ちなみにWikiによれば最後のベータデッキの発売が1993年、生産終了告知が2002年ということなので、思ってたよりもそこそこ長生きはしていたみたいだ。

 そうして掘り出されたビデオの中で、小糸は懐かしい母親の顔を見る。そして若かりし母親の姿に時代の移り変わりを実感しつつ、何一つ変わらぬ様子で写っているエルダを見て、改めてエルフという存在の特異性をまざまざと見せつけられた形。小糸がビデオの所有についてエルダに持ちかけられ、「やっぱりエルダが持っていて」と返したのは、おそらくその方がビデオが長い時を生きて有効に機能すると考えたからだろう。確かに娘である自分がビデオを受け取り、折に触れて見返せるようになれば母親の思い出としては宝物にもなり得るが、それでも自分が生きるのはせいぜい数十年スパンにすぎない。もしも自分がビデオを受け取ってしまったら、その先の時代も生きていかねばならないエルダの思い出を1つ奪ってしまうことになるのだ。普段から憎まれ口も多いが、やっぱり小糸はエルダのことをきちんと思い遣ってくれているのである。多分、そのうちスマホで録画した自分たちの動画とかもシェアしてくれるんじゃないかな。まぁ、今の時代だと動画ファイルの保管先がクラウドとかになるから、逆に数百年後に残ってるかどうかはかなり怪しいが。

 

 

 

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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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