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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 さらにカオス度が増すのか……第8話。津田健次郎と竹内良太ボイスという壮絶イケボの男2人が小便にまみれて砂漠を歩き続けるだけのアニメ。いくらなんでもカオスがすぎる……。

 結局、百貴室長は逮捕されっぱなし、しかも何故かは不明だが彼の家からは残留思念が検知され、そのイドに名探偵2名が潜ることになってしまった。いまだにミヅハノメのギミックがよく分かってないので微妙なところなんだけど、現場(百貴の家か)から検出された思念って、それが百貴のものであるっていう確証は得られるんだよね? これまでも「誰のイドだ」ってのは確定させて潜っていたはずだし。ただ、それが確定なのかどうなのかがよくわからんのが怖い……もし作中でも「百貴の家で見つかったんだから百貴の思念だろ?」くらいの雰囲気で潜ってるんだったら、全然関係ない真犯人(誰だかわからない)のイドだって可能性もあるわけで、だとしたら百貴さんが必死に叫んでいた「全部罠だ!」ってのもわからんでもない。いや、でも残留した思念に罠を仕込むなんてことが常人にできるわけもないんだけど。

 一応、蔵の判断としては「本堂町が潜った鳴瓢のイドにコクピットがあって、そこから謎多き失踪者である飛鳥井木記のイドにさらにダイブして帰ってこなくなった」という窮状を解決するために、「イドの中のコクピットなら、同じく蔵の関係者である百貴さんのイドの中にもあるに違いねぇ」っていう割と無茶な推論からスタートして、「でも、鳴瓢が単身出撃しても結局本堂町の二の舞になるだけなので、イドの中で排出ボタンを押すためにもう1人名探偵が必要だよね」ってんで史上初の2人同時ダイブが実現することになったと。……この時点であまりに推論に推論を重ねすぎててヤバいんだけども……今のところ「確かにイドの中にイドがあった」、さらに「こっちのイドからも飛鳥井木記のイドにダイブできそうだ」と想定通りに物事が進んでいるのはラッキーなのか、何か確証があってのことだったのか。

 そして、さらにその上で「全部罠だ!」と言われてるわけで……もう、誰が何を企んでいるのかさっぱりわからん。少なくともジョンウォーカーはミズハノメの存在をすべて考慮に入れた上で存在している殺人(教唆?)犯ってことになるんだよな。どういうこっちゃ。現時点では少なくとも室長が悪人には見えないし、多分「罠だ!」は事実なんだろう。ただ、その場合に「室長はなんでそのことが分かっちゃったんだろう?」っていう新たな疑問も出てくるわけだが……やっぱり「今潜ってるのは百貴のイドではない」っていうのが普通の考え方になるよなぁ。

 それにしても……変な世界の創出も一切手加減なしで進んでいくなぁ。今回の砂漠、名探偵の死因が「渇死」になりそうってのも凄まじい。そりゃね、本格ミステリじゃ絶対に実現できないセッティングなのは間違いないけどね。

 

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 部屋着姿でくつろいでる玄田さんって初めて見た気がする……第6話。おっさん好きにはたまらないアニメになってるよ。おっさん好き、犬好きの両面待ちって考えると、意外と支持層の広いアニメになっているのでは?!(だいぶ混乱している)

 1話時点で「これ、キャストのギャラだけでも結構なもんだぞ……」と思っていたのに、さらに次弾を追加し続ける気概が素晴らしい。松永久秀役にはなんと中尾隆聖を起用し、さらにオリジナルソングをまるまる一本熱唱してもらうという、最近じゃありえないようなサービス満載である。また中尾さんが無駄に上手いから困る。前クールの「アフリカのサラリーマン」では大塚明夫がまさかのエンディング担当で度肝を抜かれたが、なんだろ、最近はベテラン声優の中でも仕事を選ばずやりたい放題させるのが流行ってんのかな。まぁ、もともと芸に貪欲な人たちばっかりではあるのだが……。ちなみにキャストロールの「入栗鼠自由」はまだ理解できるけど、「カメムシ潤」はもう完全にカメムシでしかない。

 しかし、まさかこの作品で歴史サスペンス(?)が絡んでくる展開になるとは……。いや、一切シリアス要素は無いからしょーもないオチで終わる気もするんだけど、一応メインストーリーみたいなものは用意されているんだろうか? まぁ、仮に真犯人がわかったところで、今のシナモンにはどうしようもないだろうしな……。

 

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 超展開すぎィ! 第7話。まぁ、この世界での超展開なんてもう当たり前の話ではあるのだが……いや、でも現実パートでの展開はやっぱりびっくりするぞ。作中でも誰かが言ってた通りに「あっちこっちで何が起きてやがんだ」って感じですな。

 さぁ、本堂町きゅんがめでたく名探偵デビューを飾った。以前穴空きがイドに潜った時はすぐに排出されてしまったので「鳴瓢以外の人間がイドに入るとどうなるか」ってのはこれまでよくわかっていなかった部分だと思うのだが、なるほど世界設定は比較的に通ったパーツを持っているらしい。特にカエルちゃんはまとまったセットとして提供される存在らしく、潜る人間が誰であろうと、彼女は必ず死んでいる(かわいそう)。まぁ、今回はよりによって鳴瓢のイドに入っているので、彼の中の特別な「死者」としてカエルちゃんが出てきた可能性も否定はできないが、本堂町が何のためらいもなく「死の真相を暴かねば」と判断できたということは、おそらくイドという存在はカエルちゃんと不可分なのだ。

 そして推理される新たな世界の謎。毎回「カエルちゃんの死」の不整合から推理していくスタートなのだが、今回は手錠の謎だけなのでそのあたりの接点は弱め。そこに謎が残ってないなら名探偵は何を解けばいいんだよ、って思ったら、まさかのイドの中のイド。そんなんあっていいのかよ。観察チームも「イドの中のイドに入った……」とかすんなり受け入れてたけど、もっと慌てた方がいいと思うぞ。対応しきれる事態じゃなくなってるのでは? 本堂町は初めての捜査だったのだし、もうちょい慎重に成り行きを見守った方がよかったと思うの。まぁ、殺しても死ななそうっていう気持ちはわかるんだけど。

 そして、そんなカオスな状況にさらに一石も二石もぶん投げてくるさらなる展開。室長、どうなってるんだ。自宅の死体はまぁ、はめられたってことで構わないんだろうけど、すんなりジョンウォーカー容疑をかけられて逮捕までこぎつけたってことは……普通に考えたら上層部の誰かにはめられてるやろなぁ。今まで組織の体制なんてほとんど描かれたこともないし、怪しいとしたらあのじじいなんだろうけどさ。いや、でもこのアニメがそんな単純な結論になるかな……。

 さらにさらに、すでに終わった事件の犯人たちが鳴瓢も加えて謎のコミュニケーションを開始。穴空きさん、ここまで出ずっぱりだし、いろんな犯人たちに影響与えてるし、いつの間にか超重要キャラやんけ。いっそあんたがジョンウォーカーであってほしい。

 

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 最近はようやく花守ショタボイスが識別できるようになってきた、第6話。「ラディアン」がスタートした時にはどの程度のニーズがあるもんかと思ってたけど、随分堂に入ってきたものだなぁ。

 最近は本格的にアニメを作るだけのアニメになっているのだが、行程が細かくなってもテンションが落ちるどころかむしろ加速している感すらある。とにかくディティールに徹底的にこだわって作成過程が進行していくので、その端々に見えるマニアックな見せ方がいちいち面白い。今回アニメ的要素として大きく注目されたのは音響部分。特にSEと呼ばれる効果音に関してのところで、これもまぁ、普通にアニメを観ているだけならあまり気にするタイミングが無い要素ではなかろうか。しかし改めてこうした「素人が作るアニメ」での「物足りなさ」みたいなものを明示されると、普段我々が観ているアニメというものがどれほど人手のかかったものであるかに気づくことができる。そりゃま、音響マニアの百目鬼ほどではなかろうが、あの歩行シーンでのSEの違和感を叩きつけられたら、どんな人間だって気持ち悪くなってしまうだろう。こうして観せられれば気づくわけだが、逆に「観ていても気づかない」ことが多いってことは、それだけ音響の人たちが普段から頑張っているということの表れなのだ。まぁ、流石に華厳の滝で七十二候は多すぎるとは思うが……。

 餅は餅屋。音響は専門家を雇って任せることにするならば、あとは映像研は映像を突き詰めるだけである。音のリアルさも何も、まずは絵がなければ話にならない。アクションの方は水崎氏がだいぶノッてきたみたいだし、ロボアクションなんてのは過去の偉人たちの蓄積の最たる部分だろう。こだわり抜いたアクション作画は今後のお楽しみである。彼女が見せてくれたラフ案はまだ中割りが全然入っていない状態で動いており、その不自然さが認識されればされるほどに、動画ってものがいかに大変なのかが伝わってくる。

 そして今回はどっちかってぇと天才肌の側面がよく見えた浅草。彼女の作劇の根底には「リアル」が根強く存在しており、何かを生み出す時にはやはりもっとも重要なのはあらゆる事象に興味を持てる巨大な好奇心であることをうかがわせる。アニメなんてのは空想の極地であり、画にも「嘘」を紛れ込ませることは欠かせないはずだが、嘘をつくためにはまず「本当」を知らなければどうしようもない。徹底的な観察力、そしてそれを深める探究心。彼女の作る世界は嘘と本当のバランスをどこで保つかが勝負の分かれ目になりそうだ。

 そんな浅草を強く引っ張り上げる金森が、今回も問答無用で格好良すぎる。ほんと、回を重ねるごとにますます魅力に磨きがかかっていく恐ろしいキャラである。今回はラーメン屋での髪をまとめる仕草でちょっと可愛いとすら思ってしまったし(その後寝落ち前にすぐ外しちゃったのは笑ったけど)、本当に献身的に動き回ってクタクタになっているはずなのに一切そんなそぶりを見せない鉄仮面なところも彼女の魅力。対外的にも、そして仲間に対しても鬼の形相を見せ続けるのは彼女の愛(と打算)ゆえのことである。ラストに浅草のケツをひっぱたいた啖呵を切るシーンはあまりのまっすぐさに泣いてしまったよ。誰よりも浅草のことを信頼してるのが金森なんだよなぁ……。確かにこりゃぁエロくない金×浅の同人誌が欲しくなるのもやむなしだな……(作者に配慮)。

 

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 コンテ神戸守かよ、第5話。なんかもう、やりたい放題になってきたな。いいぞもっとやれ。

 ロボ回。その割に序盤はちょいサスペンスホラー回。映像の光量を落とした場合って作画が楽になるのかしら? なんてことも気になってくるのが今作の面白いところ。暗がりの描写って色彩設定は楽になるような気もするけど、結局いつもと違う設定作らなきゃいけなくなるから面倒なのかしらね? 

 前回の一件で映像研創立に関するすったもんだは一段落したので、今回はステップ2といったところ。都合よくロボ研とかいうよくわからない集団とのコネクションが繋がり、次のアニメ制作はロボットものである。文化祭のテーマがロボットってのも意味のわからんところだが、そもそも先祖代々のロボットが受け継がれてる意味が一番わからん。まぁ、それが許される高校なのだろう。学生が自由に出入りできる謎の地下ピットとかある世界だしな。こんだけ舞台がファンタジー風味溢れてるのに、そこからさらに空想を広げてアニメを作りたがる映像研の罪深さよ。

 当然今回の見どころはロボ関連の作画部分ということになるのだろうが、個人的にはロボにあんまり思い入れは無いので感情は金森の方に近いかもしれない。空想と現実の間でいろんなもの(時に自分自身)と戦い続けるロボットマニアの人たちはご苦労様としか言えないが、現代アニメにおいてそこまでカルトなロボット信奉者って生き残ってるものなのでしょうかね? 昨今のロボアニメの衰退っぷりを考えると、こういう暗い熱情ってある程度世代が上のイメージがあるんだけども。ロボの歴史ってガンダムからエヴァに引き継がれて、そこで一つの終焉を迎えてしまったイメージなんだよな(エヴァをロボットものにカテゴライズすると怒られる場合もあるらしいが)。そのあとの世代で歴史にインパクトを与えるロボットものって何かあったのかなぁ。スーパーロボット系ならグレンラガンがあるが、リアルロボットだと……個人的には「クロムクロ」が印象的なんだけど……多分世間的な認知度が桁違いだしなぁ……。

 まぁ、どうせドリームが先行するならいつの時代だって夢の方向性は変わるまい。相変わらずノリノリの浅草・水崎両名に、今回は「触らんとこ」みたいな金森氏のちょっと引いた態度が印象的。金森さん、金が絡んだ時の本当に真っ当な倫理観が高校生とは思えないところが素敵だし、発する言葉の重みがいちいち図抜けているのでほんと好き。「開かない扉があってたまるか、扉は開くのが仕事だろうが」とか、普通の脳だったら出てこないセリフですよ。この子が浅草氏と長い付き合いになってるのって本当に謎だよなぁ。

 

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 夢と現実とまた夢と、第4話。相変わらずの凄まじさ。これが現代アニメとして毎週放送されるのは結構な事件ですよ。

 疲れるどころか、毎話毎話さらにテンションを上げてパワーが高まっているかのような作品展開。どうやら作り手側も本当に今作のオリジナリティを最大限に発揮できるよう、出し惜しみなく全ての要素をぶち込んでいるようだ。前回は一人コンテ・演出・作監回というハイカロリーな陣容だったが、今回もコンテ演出は一人で担当しており、作り手側のこだわりが随所に感じられる、なんとも内省的な仕上がりになっている。なんだかフラクタル構造のような本作だが、おそらく作中の浅草氏・水崎氏のこだわりと、本当にアニメを作るスタッフのこだわりは必ずしも同じものではないはず。それを理解した上で、どうやったら女子高生の「夢」を現実に形作ることができるかをひたすら実験的に掘り下げている。1秒たりとも手抜きカットが無いというのは本当に作り手冥利に尽きる作品なのだろう。今回コンテ演出を担当した山代風我という人はもともと作画畑出身ではないらしいのだが、その演出プランに並々ならぬこだわりを持っている様子。やっぱ湯浅さんのところに集まる人材って、そんだけ個性もこだわりもまるっと抱えている人たちになるよなぁ。

 今回の見どころは大きく3つ。1つ目は序盤に描かれた、金森氏にせっつかれた結果の「省エネ作画術」の数々。世間知らずの水崎氏に対して金森がバシバシ現実を斬って捨てていく訳だが、そこに妥協案として浅草が持ち込む「省エネ裏技」。これらは業界的にはある程度常識になっている部分なのだろうが、改めてアニメ視聴者に丁寧な解説付きで展開されるというのがどうにも滑稽である。実際の画面を丁寧に見せてくれるので、「あ〜、あるある〜」ってな感じでアニメ業界の苦労と歴史を感じさせるものになっている。かける手間と画面の「見栄え」が必ずしもイコールでは無いってのがわかるのは面白いね。

 2つ目は、初登場であまりにキャラが濃い生徒会の面々。まぁ、この学校の生徒たちはどれもこれも無駄にキャラが濃い連中ばっかりで、映像研の前にプレゼンしてた炭水化物云々の奴らだって充分おかしかったのだが。生徒会長とそのサポートの黒い人、あの金森氏を前にして一歩も引かぬバトルができるのはなかなかの胆力。それでも金森氏の面の皮の厚さはさすがだが、これでは学内での活動も一筋縄ではいくまい。しかしまぁ、きちんと良いものは良いと評価する公平な精神も持ち合わせているようだし、ものを見る目はもしかしたら金森氏以上に持ち合わせているのかもしれない。今後も映像研とのバチバチに注目したい。強いて難を挙げるなら、浅草氏の中の人が少し頑張るとボロが出てしまうので、今回の啖呵を切るシーンなんかが物足りなかったことくらいか。

 そして3つ目は当然、完成した映像研のプレビュー映像だ。確かに尺は短くなったというが、それでも文句なしで聴衆を惹きつけるだけのパワーを持っていたし、そこかしこに2人のクリエイターのこだわりが感じられる集大成。さらにちらほらとアラが見えるように作ってあるのも心憎いところで、まだまだ夢には程遠い途中経過であることもよくわかるようになっている。1発目の完成品としてはむしろ出来過ぎの部類ではあるが、さて、ここから映像研はどんな進化を見せてくれるのだろうか。

 いろんな方面から楽しみの多い作品であるが、毎回観終わるたびにどっと疲れるのが悩ましいところではあるな。これだけのエネルギーを持つアニメ、なかなか無いからなぁ。

 

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 なんか嫌いじゃない、第5話。相変わらず訳のわからん作品には違いないのだが、「どうせ訳わからん」と割り切ってこの世界の理に身を委ねると、連鎖的な不条理の接続が気持ちよくなってくる。なんだか不可思議なドラッグみたいなアニメである。

 流石にこれだけの話数を重ねると、この世界のルールについては随分馴染んでくる。「殺人衝動」というなんともいえない物を察知する機械が開発された世界。その衝動を追跡することで「イド」と呼ばれる概念世界を開くことが可能で、その内部世界には犯人の衝動の根源が様々なヒントとして散りばめられている。それがダイレクトに犯人に接続することもあるし、ワイダニットの側面から犯行実態に迫り、現実世界での犯人の足取りを掴むこともある。全ては「なんとなく」の接続なのでそこにロジックは存在しないのだが、珍妙な捜査機を活用しての地取り捜査を繰り返しているのだと考えれば、割とオーソドックスな刑事物のフォーマットの転用と言えるかもしれない。

 今回の主人公は、1話目時点で割と気になっていたショタとロリの間を行き来する絶妙な存在である本堂町。彼女の調査と推理が「墓掘り」の本質に意外な方向から接続する様子が描かれており、これまでのお話の中で一番「現実パート」が重要になってくる展開だ。その分イドの中での酒井戸の活躍はあっさりしたものになっており、カエルちゃんと出会って1秒でのスピード解決(?)。まぁ、「カエルちゃんの死の不自然な点を暴く」っていうのは解決じゃなくてスタート地点ではあるのだが。

 前回のスナイパーのお話もそうだし、今作の見どころの1つは、無茶苦茶な世界設定になったイドの中で、どんな突拍子も無い謎が与えられ、どんな突拍子も無い解決を導くかという部分。ここにもロジックらしいロジックは無いのかもしれないが、非常に「画面映え」する謎になっているというのがアニメ的な見どころになっていて、例えば前回の「回転する塔」なんてのは現実世界じゃありえないのは間違いないし(「賭ケグルイ」は?)、今回の「無重力死体の謎」にしたって、本気のミステリでやろうと思ったら場面を用意するだけで一苦労。イドの中だからこそ、気軽に提示して、気軽に解決できるバランスになっているのである。こうして「見た目優先の不条理謎の展開」っていう目的のための世界なのだと割り切ると、なかなか楽しい作品なんじゃなかろうか。個人的には犯人サイドのキャラが実に濃いのも魅力的な部分で、まさか最初の犯人である穴空きさんがこんなに出ずっぱりで活躍できるキャラになるなんて思ってなかったし、今回の犯人(?)もなかなか意味深な言動が多くて楽しい。どうせ前例のない世界なんだから、やれる限りの無茶苦茶をやってほしいところだ。

 

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 食堂のおばちゃんのキャスト誰やねん、第3話。ただでさえキャストの少ないアニメで突然見たことのない名前が出てきたからびびったわ。

 さて、今期新番組もあらかた放送されて落ち着いてきたので、3話目から個別感想を書く作品を模索していくことになるが、第一印象で抜きんでていた今作はどうだろうか。毎度毎度本当に刺激的な画面を見せてくれるのだが、残念ながらこちとらアニメーション技術については大して詳しくもないので、なかなか今作についての有意味な感想が書けないのがもどかしい。結局大半のアニメファンなんて「なんかすげぇ」で終わってしまうものでなぁ。

 それにしても、今作の場合は本当に「アニメを作ること」という楽しみに内容が肉薄しているおかげで、1つ1つのツールの意味合いが際立っているのがおいしいし、ありがたい。普通のアニメでどれだけ作画がほとばしろうとも、受け取る側が流してしまえばそれでおしまいだが、本作では作品内でダイレクトに「動画とは如何様なものか」ということを繰り返し話題にしているため、視聴者側はどうしたって動画に注目せざるを得ない。前回の風車のシーンもそうだったが、「女子高生たちが色々言ってるけど、実際に日本のアニメーターはそんなことできんの?」ってな意識が強く立つわけだ。そんな風にしてどこまでも自己言及的なアニメーションなので、あげまくったハードルを乗り越えるのは大変なことだと思うのだが、幸いにして今作はその辺りの任を見事にこなしてみせている。これがNHKマネーの力なのか、単に湯浅さんのスタジオに地力があるおかげか。

 作中では浅草氏と水崎氏の理想のアニメーションが語られ、設定厨の浅草氏が見せる、ギリギリで現実と嘘がせめぎ合うアニメーションの面白みに加え、水崎氏が思い描く「動きの妙」がこれでもかというくらいに自己主張を繰り返す。この作品の宿命として、そうした「ネタ見せ」以外のパートでも何気ない動画にどうしても目を光らせてしまうが、それこそ作中でバラされていたような省エネ作戦も駆使しつつ、文句なしで成立するレベルに引っ張り上げているのは偉い。個人的には手足の長い金森氏がどんな動きになるのかっていうのが一番興味のあるところだったが、例えば電車に乗るときにちょっと頭をかがめて入るところとか、そういう動きには文字通りに「筆を割いて」いるのがわかるのである。

 あとは大見得を切った「動画勝負」のパートを堪能するだけ。今回の演出でいうと、たとえばスケッチブック旅行のシーンなんてのは遊び心に溢れていてとても良いし動画用紙のラフが駆け回るところなんかも「省エネ」のはずなのにやたらとカロリーが高いのは笑いどころかも。そして水崎氏の渾身の訴えからの様々なモーション作画の妙。アニメーターさんが机の上で刀をいじる何気ない仕草からお侍さんの大立ち回りシーンにつなぐことで様々な作画のカロリーの違い、見せ方を意識した時のアニメの力というものを見せつける配置。本当に今作「ならでは」の展開だ。

 思い返すと、こうして「アニメ製作」そのものをテーマにしたアニメ作品って、あんまり目立った成功例がないんだよなぁ。多分筆頭に出てくるのが「SHIROBAKO」だと思うが、あちらはどっちかってぇと「製作」じゃなくて「制作」のお話だったしね。そういやあちらも劇場版の放映が近づいてきているらしいが……なんとも奇妙な巡り合わせ。今年はアニメofアニメの年になるのかしらねぇ。

 

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 エンドロールで終わらないで〜、最終話! うーん、これこれ。この適当さ、底抜けの幸福感。これこそがえんどろ〜の世界。無限に続く白紙のページ。

 「こまけぇことはいいんだよ!」の精神ながら、実は1つ1つの精神性はなんとなく理解できる部分もあるという不思議な感覚。全ては予定通り、というわけではないけど、そこまで特別なことじゃないんだよ、っていう日常感。言われてみれば確かに、今回の件だってマオが「目覚めた」わけではなくて最初から魔王として振舞っていたはずのものが、ちょっと表に出ただけのこと。メイゴが出てきちゃったことで問題が表面化したが、彼女はむしろトラブルの種ではなく解決の糸口を持ってきてくれたのである。もし彼女が現れず、このままダラダラとマオたちの関係が続いていたら本当に世界が滅んでいた可能性もあるわけで、全てが丸く収まったのは奇跡的な話なのだ。いや、まぁ、そういう風に世界ができてると言われればそれまでなんだけどさ。

 前回の話で急展開だったもんだから色々と勘違いしていた部分もあって、ユーシャたちは「一周前の勇者」ではなく、あくまでマオが持ってきた「未来の記憶」をインストールされただけのペーペー勇者だった。まぁ、それでも元からポテンシャルが高かったから数々のクエストもクリアできたということで、おそらく勇者の周りにいろんな意味で奇特な人間が集まるというのも運命的に定められているのだろう。それがたまたま、「クラスで近くの席に座った」というつながりになっただけでね。まぁ、チビの存在だけは何をどう頑張っても一切説明はつかないのだけど……そういうやつがたまたま次元の狭間にいたんやろなぁ。やっぱりあいつがラスボスだったじゃねぇか。

 何が嬉しいって、チビというブラックボックスが残った状態なら、いくらでもこの世界は広がりを見せて構わないということだ。やろうと思えば、マオを放っておいて新たな世界の危機に立ち向かう第2シーズンだって……作ってくれませんかねぇ。別にそんな面倒なシナリオ考えなくていいんですよ。1クールやるなら4人+ローナ+マオで6人分の個別エピソードをやるだけでも話数が半分は潰れるわけじゃないですか。あとはパーティできゃっきゃしてる様子さえ見られれば視聴者は不満なんて感じないわけで。無限に続くこの平和な「魔王と勇者の世界」を垂れ流し続けてほしいんだよ。

 ダメですかね? できることなら今回のスタッフを再結集してセカンドシーズンプリーズ。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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