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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 なまはげ生きとったんかワレェ! 第11話。いやー、久しぶりに聞く濃厚な秋田弁はかなり強烈ですね。まぁ、調べたら中の人たちは全員青森県民らしいのだが……。ネイティブじゃなきゃそんな細かい違いなんてわからないからしゃーない。しかし、青森出身声優っていっぱいいるのに、秋田声優とか山形声優ってあんまり聞かないよな。

 さておき、前回はインスタントなギスギスをとっとと解消することで絆の強さを見せつけたエピソードだったわけですが、今回はそれを前提にしているのでWUG内部での軋轢は一切なく、現れるのは外部のトラブルばかり。当面最大の障壁になっていたのは早坂に押し付けられた歌詞作成ミッションだったわけだが、これはなんかよくわからないうちにクリア。佳乃が必死に締め切りを延ばしてくれたり、実波が思いつきのとっかかりをくれたり、ちょこちょこ「解決への糸口」みたいなものは散見されるのだが、最終的に何が決定的な端緒となってブレイクスルーに至ったのかはよくわからない展開だった。「なんだかんだでみんな頑張って考えました」っていうだけなんだよなぁ。あと、早坂さんに仕事を命じられたのはそこそこ前のことだったのに、忙しさにかまけて結局締め切りを2日も伸ばしてもらったのはあんまり格好いいシーンではない(佳乃の態度が悪いわけではないが)。シナリオの要請上、「ギリギリまで頑張りました」っていう方が格好いいってんでそういう要素が入ってきたんだろうけど、普通に考えると夏休みの宿題が9月までに終わらなかった小学生みたいであんまり褒められたもんじゃない。締め切り過ぎてからまとまるなら、もうちょっと早く頑張れよ、って話だし。

 他にも、ここにきてバーチャルアイドルの存在感がグイグイ増してきて変な外人社長が登場したり、「ラスボス」の設定に余念がないのだが、やっぱりI-1と違って実体(と実態)がないせいであんまり「強敵」感が無いんだよな。幾ら何でもバーチャルアイドルが突然全米チャートを荒らしたりするかね? 日本の奇跡である初音ミクだって結局一過性のもので収束したことを考えると、まだまだアイドルコンテンツとしてバーチャルは根づきにくいような気がする。まぁ、最近はYoutuberもバーチャルらしいが……。構図としてはI−1とWUGが必死にバーチャルアイドルと戦っている状態なので、「よりによってそんなもんに負けるのか」というのが何だか拍子抜けである。まぁ、この世界でI-1以上の実在アイドルをいきなり新しく登場させるわけにもいかないのはわかるのだが……。

 なんか全体的にシナリオラインが雑なように見えてしまうのは、相変わらず画面が雑なせいだろうか。僕らはそろそろ事務所の壁アニメは飽きてきたんですが……。もうちょいアニメとしての刺激をください……。

 

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 結局橋本にゃーとトト子の関係ってなんなんだろう。第12話。チョロ松が追っかけてるんだから橋本にゃーはそれなりの知名度のアイドルのはずなのだが……それとも、結局どちらも地方アイドルの域を出ない存在なのだろうか。

 Aパート「栄太郎親子」。十四松名物、「なんかいい話っぽいけどそうでもない話」。今期は「十四松とイルカ」に続いての2本目のメイン会である。まぁ、話が作りやすいから……とは思うのだが、こうしてみると十四松も結構キャラにブレのある変な奴だ(今更)。今回も含めてよくブレるのは、本当に超絶ド天然の頭空っぽ状態なのか、最低限のニートとしての常識や羞恥心を持ち合わせた存在なのか、という部分。こんな生活してるくせに、一応少年から「ニートなの?」と聞かれることは恥ずかしいと認識しているんだよね。他にも、栄太郎のお母さんと初めて面会した時みたいに「都合の悪いことは隠そう」というこすっからい精神は持ち合わせていることが多く、本当にポンコツになった時よりも思慮が見て取れるタイミングは結構ある。まぁ、こればっかりはその時のネタの方向性次第なのだけども。恥ずかしがろうがなんだろうが、ニートやチェリーと言われて気まずくなるような奴が昼間っから小学生と遊び呆けてるのはまずいだろうと思うのだが、そのあたりに対するハードルは低いんだよな。

 そして、何故かことあるごとに特定の女性と関わりを持つのも十四松ならではの属性と言える。他の兄弟は(トッティを別にすると)どれだけあがいても女の子との関係性は構築できないのに、十四松は最終的に出待ちされるまでになるんだもんなぁ。まぁ、今回の場合は人妻だから(倫理的にも十四松的にも)ノーカンだろうけども。いや、十四松の好みなんてわからんし、案外人妻でも構わないのかもしれないが……さすがに栄太郎の手前、そういう流れにはならんかったな。

 個人的に気に入っているのは、こうして十四松の日常で壊れ現象が起こっていることを観測しているのが一松とトド松だったという部分。一松が一番念入りに十四松のことを観察しているのはいつも通りといえばそうなのだが、もう1人がトド松なんだよね。おそらく五男を見守っているのでポジションが近い四男と六男に任せたんだろうけども。結果的に一松&トド松っていうちょっと珍しい組み合わせになっている。以前、チョロ松との絡みだと1対1になることを極端に嫌がった一松だったが、末っ子トド松相手だとその辺は大丈夫なんだろうか(まぁ、ずっと十四松という共通の話題がある状態だったから平気だっただけかもしれんが)。

 Bパート「返すダス」。だから長いって。1つのネタで尺引っ張りすぎだって。今期はなかなかデカパン&ダヨーンネタにいいのが出てこないなぁ。ただ、デカパンが面と向かって「キミは何を考えているかわからない」って言ってたのは収穫ではある。やっぱり分かってないんじゃねぇか。なんであんなおぞましいキャラといつも一緒に行動できるんでしょうかね。あと、道中でカラ松&チョロ松の釣り堀シーンが出てきたので一瞬釣り堀ネタを期待してしまったのだが、結局何も起こらなかった。あの釣り堀にいつか帰ってくることはあるんでしょうかね。

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 早い早い、なんか色々早い、第10話。絶対そんなことないだろうけど、「特番入れて1話削れた分を慌てて取り戻そうとしてないか?」みたいなよくない想像をしてしまう。

 これまでほとんど起こらなかった「WUG内でのギスギス」が突然2件同時に勃発。まぁ、そんだけメンバーも色々と忙しくて余裕がなくなってることの表れなのだろうが、せっかくここまで「I-1は大変だけどWUGは順風満帆やなぁ」と思って見ていた安心感を挫かれてしまった気分である。別にギスギスするのが不快だからやめてくれ、というわけではないが、ギスギスするならするで、ちゃんと「正式にギスギス」してほしい。今回は何かとインスタントで、結局1話で(真夢と佳乃に至っては十分弱で)あっという間に問題解決してしまっているのでなんだか肩透かしを食らった気分だ。2話目の夏夜ちゃんのクサクサした感じもすぐに修復していたけど、今回の一件とアレでは持ってる意味が違うよなぁ。やっぱり尺の要請で駆け足になってるようにしか見えないのが難点である。これ、あと2、3話でなんか話をまとめることができるんだろうか。

 これまでなんだかんだ言いながらシナリオ部分に違和感はなかったのだが、今回はそうした部分が色々目についてしまったので今ひとつ集中できなかった。実波と菜々美の方はトントン拍子で喧嘩まで突入する展開が「今シリーズで初めての揉め事がそれかよ」って感じだったし、佳乃もさすがに余裕がなさすぎだ。ここまでなんの問題もなく7人の共同生活が送れていたのに、佳乃が突然カリカリし出すのはなんだか残念である。まぁ、1期の時もそういうところはある奴だったけどさぁ。特に相手はあの真夢なんだから、もう少し冷静さを保てないと佳乃のキャラとして違和感がある。まぁ、その後で夏夜ちゃんと2人で話してクールダウンするシーンは良かったけどね。こうしてみるとやっぱり大人チームはいいバランスなのかも(というか単に夏夜ちゃんが好き)。

 ツアーまでどれくらいの時間が残されているのかは分からないが、現時点でまだやりたい曲の歌詞すら決まっていないというのはかなりの綱渡り。歌詞ができたところで早坂が本当に曲をくれるのかどうかも分からないってのもおっかない。それでもWUGは個々人の仕事があるからなかなかライブの方に身が入らない。これだけ見ているとなんだか典型的なアイドルグループ崩壊の序曲に見えてしまうのだが……まぁ、大丈夫なんですよね。今回の「マッハ喧嘩→マッハ仲直り」のくだりは、WUGの絆の強さを示したかったエピソードだと信じていいんですよね。……やっぱりもうちょっと心情にタメが欲しかったなぁ。一応、後輩トリオが入り込むポジショニングはなかなか悪くないな、とは思います。

 作画の方は相変わらず低空飛行で、事務所の壁、ファミレスの遠景には毎度お世話になっていますが、こうした状況も最終回へのタメ……だったらいいな。

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 ハタ坊を小金で買収すんのはおかしいだろ。第11話。Mr. フラッグはお金云々よりもチビ太との友情を大事にする男である(六つ子との友情は知らん)。

 丸々1話使ってワンエピソードの回。テンポ重視のギャグ作品において長回しのネタってのはよっぽど自信がある時しかできないものであり、実際、今作においても1期2期合わせて1話で1エピソードという構成の話数はほとんど存在していない。そんな珍しい話となった今回、自信に見合った中身だったかというと……うーん。

 まぁ、2期に入ってからはやっぱり飽きられているという危機感も含めて、なんとなく「無難な」路線で抑えてきている気がするんだよね。今回のネタも、テンポでひたすら笑わせようとしている回ではなく、どっちかというとスリラーっぽさを全開にして、引っ張る緊張感みたいなものを見せる方向性に本気で挑んでいるのだろうということは理解できる。いつもの松野家のはずなのに、どこか不穏な空気にしてホラー映画ばりの恐怖を演出し、その対象がチビ太であるというしょうもなさが笑いにつながる。そういう部分が丁寧に作られていたのは間違いないだろう。

 ただ、やっぱり本作にそういう「真面目な不真面目」を望んでいるかというと、そうじゃないんだよな。スリラー作品がやりたいのは分かったから、せめて倍の速度でサクサク死んでいくくらいのテンポで狂気を見せた方がしっくりくる。もしくはホラーのふりしてその実全力でネタに振っていく(1期のSAWパロディみたいなやつ)っていう方向性もあるだろうけど、今回はネタ自体がそこまで高密度ではないのでちょっと難しい。要素だけを取り出せばいつも通りに見るべき点はあって、最後に十四松が残って自らの犯行を全部認めるシーンとか、その直前のなぜかチョロが十四松にお姫様抱っこで抱えられてるシーンとか、「どないやねん」っていうポイントはきちんとあるのだ。ただ、やっぱりそれが「復讐のチビ太」っていうワンタイトルで引っ張るにはちょっと弱い。何かもう1つ上の狂気が欲しいんだけどなぁ。まぁ、最終的にトチ狂ったチビ太と全く同じ顔になっていた正常なはずの(?)十四松は充分笑えたので、それはそれで良しとしようか。

 カラ松の「断れない」ネタが週またぎで引っ張られてたけど、今後はその要素もパーソナリティとして確定させていくんでしょうかね。

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 俺らも進んでるって信じたい、第9話。少しずつ動きのある絵が増えてきました。まぁ、それでも大人数で動くべきシーンの多くは止め絵メインなのだが……最後の方で佳乃のモーションがぶっ壊れてたところが不憫でしょうがなかった。リーダーは常に不遇の身の上よ……。

 まぁ、しつこく画のことにばっかりこだわるのも男らしくないのであとは普通だったと割り切って話を進めるが、ただ、ここにきて気づいたのだが、実は本作はメインで進行しているストーリーがあんまり無い。いや、色々と枝葉末節はあるんだけど、中心となるWUGの動きが、「イベントを成功させたいねぇ」「そうだねぇ」みたいなぼんやりした目的意識で進行しており、何を持って「次のフェイズ」に移るのかがわかりにくい。かつてのようにはっきりとしたゴール(I−1を倒すとか)が無いので、今季のWUG自体はあんまり緊張感のない存在である。そのぶん、新人トリオやらI−1側に動きが多くて、特にI−1の方は「もうIー1物語新章で別にアニメやってくれねぇかな」って思うくらいにドラマティックな展開。I−1の乾坤一擲の復活劇の方が、色々といじりがいはありそう。

 ただ、そうしてメインのシナリオがあんまり進まないからと言ってつまらないってわけでもない。WUGメンバーもピンで目立てるチャンスが少ないから、ってんで、貴重な機会にはしっかりとアピールするようにキャラを見せにきていて、色々と普段の活動を想像させてくれる部分はあるからだ。後輩が入ってきたというのも良い刺激になっており、今まで「新人」「若手」だったWUGメンバーが後輩相手にどのようなコミュニケーションを取るのかは今後も注目だ(中の人のカワイガリのことではなくてね)。相変わらず社長の振る舞いが実にひどいのだが、それによって振り回される人数が増えたおかげか、なんだかメンバーたちも楽しそうである。「チケットさばくのは私たちの役目」とか、社長は言うことだけはいちいち正論だし格好いいのだが……。

 そして、I−1がらみもありつつ、まさかの早坂逃亡展開。バーチャルアイドルの仕事は嫌気がさしたのかな? 適当に遊べる仕事としてWUGへの曲提供は気になっている様子だが……ただ、今回の過去エピソードが出てしまったせいで、早坂は単なる極悪人しか見えなくなってるのはどうかと思う。さすがにあれだけ身勝手で傲岸不遜な態度は弁護しにくくないか……まぁ、天才肌のキャラって得てしてそういうもんではあるが。人格と作品は別とはいえこいつからもらった曲が「良いもの」になってしまうのはなんだか倫理的に問題がある気がする。

 とりあえず、現時点で一番興味があるのは「松田さんがどんなミラクルを見せればスタジアムが埋まるか」と言う部分なので、もしかしたら「最強マネージャー伝説松田」が一番面白いのかもしれん。

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 チョロ松演じる十四松は大体あってたやんけ、第10話。なお、狂人の真似をする者はやっぱり狂人らしいで。

 1本目、「カラ松とブラザー」。ガールズ待望のカラ松メイン回。カラ松って実は六つ子の中でも比較的常識人寄りになってしまうためになかなか単体でエピソードに笑いを盛り込むのは難しいキャラなんだよね。1期序盤の釣り堀シリーズみたいな迸った奴が面白いんだけども……あれ復活しないかなぁ。今回はカラ松の特性である「優しさ」(本人談)をテーマにしたお話。「おだてられて調子に乗っちゃう」っていう傾向はこれまでにもあり、十四松にすらそれでいいように扱われていたのだから兄弟の中でもトップクラスの馬鹿なのは間違いないのだが、今回のように「断りづらくて全部受けてた」っていう流れは今まであんまりなかった気がする。はっきりと他の兄弟にダメだと思ってたらダメだっていうキャラだと思っていたのでちょっと意外。下手したらキャラがぶれている可能性はある(まぁ、今作でキャラの芯なんて気にしてもしょうがないけども)。ただ、そんなカラ松の密かな悩みを唯一見てくれていたのが苦労性の三男っていうセッティングは不思議と心温まって良いと思う。やっぱりぶっ壊れ連中が多い兄弟の中で、2、3、6番目あたりが割と損な役回りになるな(6番目は別方向でモンスターだけども)。あと、前から割と気になってたんだが、2期になってから一松の尋常ならざるカラ松ヘイトがあんまり感じられなくなってるな。あれも一過性のものだったんでしょうか(一松の不可思議な十四松愛は感じる)。

 2本目、「新入社員トト子」。基本的にはありがちな「ゆとり若手」ネタなので、あんまりいじりようがない。トト子がイラつくキャラなのはいつも通りなわけだし、設定もパラレルなのであんまり「おそ松」でやる必要がないネタ。強いていうなら最後の女子松がらみの救いの無さはアリといえばアリか。こないだのイルカといい、もうこの世界には完全に男女両方の六つ子がいることが確定しているな。

 3本目、「アフレコ松さん」。中の人を崇め奉るような、徹底してDISるような。ハイパー売れっ子ばかりが集まっている現場なので、全力でこき下ろすのは怖くてやりにくいよな。トッティの「海外に行ったのに云々」だけやたらと攻めてたのはちょっと笑った。あとはまぁ、どうせ中の人連中はこんな感じでフリーダムなのは事実だし……。福山とかちょっといじったら全裸でアフレコやってくれそうな気配すらある(筋肉みせたいだろうし)。しかし、トッティはホタテこすりを持ちネタにしていっていいのだろうか……。よっぽど思い入れがあるんですかね。

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 病み上がり1戦目、第8話。特別編を挟んで改めての放送スタートということで、いくらか作画リソースは回復することができた。まぁ、残念ながらまだ怪しいところもちらほら見受けられるのだが……。「病み上がり」っていうのが適切な表現かも。このあと改めて病む可能性も大いにあるのだが。

 とりあえず、改めて話を大きく動かそう。WUGの方の活動は本当にじわじわとではあるが固まってきている様子。社長が思いつきで割り振った仕事も存外相性が良かったようで、バラエティチームだの食レポチームだのといった役割分担からそれぞれに専門色が強まっている様子。実波が食べ物専門になるのは想定内だとしても、まさかの夏夜ちゃんがそのまんまの路線で突っ走ってしまうとは思わなかった。バラエティ組2人も、適性はそれでいいのかがちょっと不安になる。そもそも、みんなそっち方向に輝きたいのか? っていう疑問もあるのだが……このままの路線で行くとどう考えても袋小路に入りそうなのがバラエティチームなんだよなぁ。まぁ、できるところまでやってみたらいいとは思うけども。至極真っ当な路線でスペックを発揮している真夢あたりがソロの方をメインステージにしないことを祈るばかりである。

 とにかく、ちょいちょい問題はありながらも前に進んでいることがわかるWUG。それに対し、今季はなんだか暗い話題しかなくて苦しい戦いを強いられているのがI-1。白木さんの奇策もさすがに限界らしく、挙句早坂にまで仕事を蹴られて拠り所を失っている状態。起死回生の一手で戦力を一極集中した最強ユニットを作ろうという作戦に出ているのだが……I-1内部に不穏分子が出てこないといいんだけど。これで1グループだけCDの売り上げが多少回復したところで、I-1全体としてはダメージの方がでかい気がするのだが……大丈夫なんでしょうかね。志保も想定通りに騒動の渦中に放り込まれたみたいで、朗らかムードで前を向いている真夢との対比が痛々しい。かつての(WUGが見据えるライバルとしての)I-1の姿を取り戻すことができるのだろうか。

 そして、ついに動き出したもう1つの核、Run Girls, Run!。これまで単なるファンでしかなかった女子中学生が、前回のバスツアーで調子に乗って事務所へ殴り込みである。いくら地域密着型のローカルアイドルとは言え、こんなにホイホイ部外者が事務所に転がり込める時点でかなり問題がある気がするんですが……。グリーンリーブスならしょうがない、みたいなところもあるだろうか。もちろん最初は取りつく島もない態度で追い払ったわけだが、次のチャンスではなんと中学生による宣伝ビラ強盗からのプロモーション参加。さらにビラを返却して謝罪からワンモア宣伝大使。松田さんももうちょっと一般人への防壁あげてくれよ、とは思うのだが、どうしても「たかだか女子中学生」ということで油断してしまっているのかもしれない。3人とも素直でいい子だから助かってるけど、これ、ちょっとヤバい奴が混じってたりしたらWUGどころか事務所全体の命運絶たれてた可能性もあるぞ(見知らぬ女子中学生を勝手に働かせてる時点で割とグレーだし)。まぁ、それだけ破れかぶれの姿勢で突っ込んできている3人を褒めるべきところなのだろうが、なかなか無茶な殴り込みであった。

 最終的には社長が熱意に折れる形での事務所所属へ。なるほど、アイドルになるのって簡単やな! 思い返せばWUGだって割と適当な成り立ちだったわけで、「これから作っていこう」という社長の方針はぶれてないんだよな。若さを武器だと考えれば、案外ただ同然で3人もの熱意ある新人を拾えたのは良い買い物だったと言えるのかもしれない。まぁ、今回の顛末が噂になって大量のアイドルワナビーがなだれ込んできたりしたら大変だけども……まだそこまで知名度が上がりきってないWUGだったからこそギリギリ許される領域だったんだろうな。ちなみ、改めて見ると新人3人って綺麗にキュート・クール・パッションで属性は分かれてて綺麗な組成だ(そんな分類はこの世界にありません)。さて、「3つの」アイドルグループはそれぞれにどんなゴールに向かうことになるのやら。そして、次週の作画状態はどうなっていることやら。

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 謎の照英推し、第9話。もうレギュラーとして定着させてしまえばいいのではなかろうか。いや、誰が得するのかは分からないけども(少なくとも照英自身は得しないだろうな)。

 Aパート「キャンペーン発動!」。とりとめのない話だが、六つ子の日常が掘り下げられ、それぞれのパーソナリティが確認できる話なので割と好きなタイプ。というか、一松の神経質すぎる寝られない状況が、個人的に痛みを伴うくらいによくわかるのでどうしても共感が強くなる。すげぇ個人的な話だけど、私の人生における最大の欠点として、「寝るのが下手」っていうのがあるんですよ。元々神経が細い方なのでちっちゃいことが気になってすぐにお腹が痛くなるタイプの人間なのだけど、こと睡眠に関しては本当に悩みが多い。ちょっとした心配事があるだけで寝られなくなるし、光が気になるので就寝時は真夏でもアイマスク必須。この症状は振り返ると小学校低学年の時代まで遡るというのだから業が深い。この歳になって親に話を聞くと「年端もいかない子供が寝られないって言いながら泣いているのは不憫だった」とのこと。本当に、眠るのって難しいんですよ。

 そんな中での一松である。いや、彼の場合は不眠とかじゃなくて周りの環境が悪すぎるわけだが……色々なアイディアを提出された際の微に入り細を穿つ徹底した反論がとてもとても「分かる」。ちょっとでも光が入ったら気になるんだって。脇で誰かが話してたらとてもじゃないけど眠れないって。なんでお前らはそうやってすぐに寝付けるんだよって。いや、一松はこれまで20年以上もずっとこうして6人で寝てきたんだから、今更ガタガタ言うなって話だけどさ。たまたまチョロのラノベタイムとおそ&トドの動画タイムが重なってしまったのでしょうかね。六つ子それぞれにやっていることも様々で、十四松は今回割と大人しく(?)ボール遊びに興じた後は我関せずで爆睡。カラ松もしばらくファッション誌を眺めていたが、いつのまにか寝落ちした(毎回気になるけど、なんであんなに仲が悪いのに一松とカラ松は隣同士で寝ているんだろう)。となると問題は残りの3人。チョロ松のラノベは本当にタイミングが悪かったとしか言いようがないが、気になるのは長男&末っ子コンビだな。六つ子って全員スマホ持ってたっけ? トド松は間違いなく持っているが、あのスマホはトド松のものだったのだろうか。2人して盛り上がるポイントは噛み合うらしく(まぁ、おそ松はなんでも楽しめそうだが)、よりによって夜中にバタバタ騒ぐ。寝る前にどうでもいい動画やWiki見始めると止まらなくなるってのもあるあるですけどね。

 この構図でわかるのは、結局諸悪の根源がおそ松だったという話。オチもそこに帰着しており、なんだか2期は長男の救えなさが際立っている気がしますね。まぁ、放っておくとキャラが薄くなりがちなので、オチを任されるのはありがたいのかも。

 Bパートは「ゲームセンターイヤミ」。救いのないオチ、よく分からないネタで安定して尺潰しである。なんで突然ゲーセンに乗り込んだのかは不明。あとあのゲーセンはなぜやたらジャンルが被る筐体ばっかおいてあったのかも不明。

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 色々反則すぎた、第8話。このカオスこそが松ワールドよなぁ。

 Aパート、「合成」。大谷翔平のくだりだけやたら具体的で笑った。あとはこうしてダヨーンの狂気が見える回はリアルに救いようのない怖さがあっていいですね。欲を言えばオチはもうちょっとひねって欲しかったけど(とぐろをではない)。

 Bパート。毎度波乱を巻き起こしがちな十四松メイン回。今回は筋立てだけを見れば割と普通の頭のおかしさ(なんだそれ)だったのだが……キャスティングがずるくない? 1期で唯一彼女ができた十四松の素敵な思い出が今回の一件で全部リセットされてしまったやないけ。遠藤綾・桑島法子という東北の星の夢の共演である(遠藤綾の事実上のデビュー作みたいになったマクロスFで共演してるけど)。

 あと、今回は地味に「女子松さんと普通の十四松のクロスオーバー」というよくわからないこともやっている。あれは同じ世界線に松野六兄弟と女子松さんが別々に存在しているということなのか、単にスターシステムを採用しているというだけなのか。でないと東北に行ってしまった「彼女」が今回なんの前触れもなく飼育員として登場したことにも説明がつかない……か? さらに、なぜか十四松が突然泳げなくなった、などという謎現象も確認されている。1期であれだけ元気にドブ川を泳いでいたはずなのに。まぁ、彼女のスパルタすぎる教育で水が怖くなっただけなのかもしれないけど。あと、十四松が真剣な顔になって目や口の緩みがなくなると他の兄弟と区別つかねぇな、っていうことに初めて気づきました。

 それにしても……今回の挿入歌の「イルカになった青年」はカラオケとかに入るんでしょうかね。マスターしときたい。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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