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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 THIS IS KAWAII、第11話。こんだけ普通に「いい話」っぽくまとめたというのに、Cパートだけで一気に不条理のどん底まで持っていけるのすごいよな……「窓際で大根おろしをするんじゃねぇ」って台詞、多分死ぬまでに1度たりとも使うチャンスないよ。

 というわけで、大根さえのぞけば比較的「いい話」よりのエピソード。やっぱこの作品はどこまでいってもぷにるとコタローの関係性のお話なんだよね、ということが確認できた気がしますね。ぷにるはぷにるで自分の欲望のために振る舞っているようにしか見えないが、元々彼女には「カワイイを追求せよ」という生まれながらの目的が存在しており、それを与えたのは誰でもない、創造主のコタローに違いない。コタローは成長とともにいくらか立場や考え方が変わってしまったために現在のぷにるのイデオロギーが噛み合わない部分こそ出てきたが、彼女の奔放な振る舞いの根底には「コタローとの約束を果たす」という命題があるはずなのだ。

 しかし、そこにさらにややこしい要素が1つ絡んでしまっていた、ということが今回明かされた真実。かつて、幼少期のコタローは自分の趣味嗜好が周りから受け入れられずに苦しんでいた。大好きな「可愛い」が大っぴらに好きだと言えず、挙句幼稚園児からは「それは女子のものなので渡せ」と迫られる始末。そんな強権がまかり通るはずもないのだが、幼稚園児にそんな世の摂理も分からないだろうし、コタロー自身もそれに抗う言葉を持たなかった。そして、「可愛い」の権化たるぷにるにも周りの女の子の魔の手が迫り、「渡せ」と迫られた時に咄嗟に出た一言が「ぷにるはスライムだから可愛くない」だったわけだ。「可愛いものは持っていてはならない」→「可愛くないなら自分が持っていてもいい」というシンプルな発展だが、子供にしては頑張った主張だろうか。しかし、これによりコタローの中では「ぷにると一緒にいるためには、ぷにるを可愛いと言えない」というジレンマが発生してしまう。あれだけ可愛いことをぷにるに要求しておきながら、決してそれを評価することができない。だいぶカルマ値の高い板挟みではないか。

 冷静に考えれば、もはや周りに理不尽な要求をする女子もいないのだから、堂々と「可愛いぷにると一緒にいたい」といえばそれだけで終わりなのだが、そこは思春期の男の子。今まで頑なに「可愛くない」といってきたものを今更可愛いと認めてしまうのも気に食わないし、求道者たるコタローはこんな手近な(そして自前の)カワイイで納得してしまうのがギルティという発想もあるのかもしれない。どれだけ内心でぷにるが可愛いと思っても、決してそれを口に出すことはない。そしてぷにるにそんな細やかな感情の機微が分かるはずもない。真っ直ぐに向けられた「可愛い」は受け入れられる懐の深いぷにるだが、コタローとの関係性は近すぎるせいでかえってややこしいものになっているのであった。

 ……とかいう青春模様のいい話ではあるんですが、周りは相変わらずカオスでしたね。スパルタ主義で飴と鞭を使い分ける宝代とか、冷静に考えると何してるかよく分からんのよな……。御金賀家、もしかして思ったより闇深い? そして注目すべきは周りの面々のクリスマスの過ごし方。間戸先生がちゃんと家族サービスしてるのは分かる。雲母先輩ご自宅で素直にパーティーしてるのも分かる。ホネ剛コンビが2人して遊んでるのも……まぁ分かる。ルンルが1人寂しいのはちょっとしょうがない。ただ……あのクラスのギャル2人のクリスマスはなんだったん? 片方に彼氏がいて、もう片方がそれにびっくりした後にちょっと嫉妬してるような趣でしたが……その後のコンビニ前デート。……百合か? もしかして中学生百合だったのか? もうちょっと詳しく話してみなさい。

 結論:雨は夜更け過ぎに、大根おろしへと変わるだろう。

 
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 続くのかよ! 第10話! すげぇな、クリスマス回なんてラブコメだろうがギャグだろうがお約束だけで適当に話作れそうなもんなのに、あまりに多方面にネタが発散しすぎててツッコミがおいつかねぇや。しかも2週跨ぎとか、よく分からんが盛りだくさんすぎるだろ。

 要素でまとめきれなかったのでちょっとずつ切り崩していくしかないが、まずはことの発端が「あの憎らしい人物にも悲しい過去が……」みたいな回想からスタートするコタローのクリスマス悲劇。主役がコタローだからなあなあですまされそうだが、起こってることは「ぱいのこ」と同じような嗜好と幼稚なジェンダー論のぶつかりなので実は結構深刻な問題。特に幼稚園児なんてその辺の話は容赦無く突きつけてきますのでね。多様性を許容する教育か、それとも親が望む子供の成長か。コタローはそんな時代の変革の中で苦しむことになる。ほんで、それを助長してるのはコタローの両親だったんじゃないかという気もする。コタローママ、美人だしいい人っぽくも見えるのだが、息子がクリスマスに興味を失ったと見るやさっさと割り切って旦那と2人きりのクリスマスディナーにしけ込むなど、実に自由な教育論をお持ちの方である。まぁ、こんな両親だからこそぷにるも受け入れて、コタローが(あまりまっすぐとは言えないが)自由に育ったのかもしれないが……変な家族。

 そして、幼少期を振り返るコタローの記憶の中に常に寄り添うぷにるの存在。今作が異質なギャグになってるのって、やっぱり「幼い頃から一緒に育ったスライム」という意味のわからない存在がいちいち説明できない理不尽さを孕んでいるからなんだよな。3年前の記憶では、ぷにるはずっとペンギンフォームのままだった。となればあれだけ達者な変身ができるようになったのはここ1〜2年の話なわけで、着実にぷにるは「成長」している。そして「可愛い」を突き詰める方向に進化を続けているのは、おそらく創造者(?)たるコタローの趣味嗜好が関係しているわけで、現在のぷにるにコタローが振り回されているのはコタローの自業自得とも言える。まさかの女の子フォームを研ぎ澄ませ、徐々に「異性として」意識しなきゃいけない関係性になってしまったコタローの年相応(?)の懊悩は悩ましく、今回ご丁寧に「ぷにるはそういう目で見てないのにコタローだけ意識しちゃう」というシーンの間にコタローがごくりと唾を飲み込むカットが入り、ちょっとだけ見えるコタローの喉仏が描かれている。……そうかぁ、二次性徴してるもんなぁ……コタローさ、こっから先の年代で「1人きりで部屋にいる時間が確保できない」のは結構大変だぞ……(遠い目)。

 などという下世話な話は置いとくとして、とにかくコタローは「ぷにると2人きりのクリスマスだけは絶対に避けたい」という歪んだ目的意識を抱えてしまう。そこで「2人」はダメだが「星飛雄馬パターン」も避けるという絶妙なハードルが用意され、周りの人間との歪んだ関係性がいちいち突き刺さることになる。まず、基本的に陽キャのラインではないのでクラスに真っ当な友達は少ない。代表選手のホネちゃんと剛やんは、なんとまさかのクリスマスデート(?!)。男2人で映画見にいく約束してるこいつらも結構な傑物であるな。そして勝手に勃発している雲母ファンクラブのバトルロイヤルは下手な学校行事よりもハードな設定。「バトルロイヤルキングに俺はなる」というコタローの気概、もしかしてぷにるが赤っぱなのトナカイになったので某トナカイ(CVルンルーン)が参加してるチームを意識したりしてる?

 さらにクリスマスを迎えて終業式も終わったってぇのに就業義務があるらしく「わざわざ有給をとった」というあまり恵まれてない労働環境の間戸先生、違うアニメの主人公とぶつかってパワーアップイベントをこなさなきゃいけない南波なども加わりカオスofカオス。多分今回一番突っ込まなきゃいけないのは脇アニメのキャスト陣が度肝を抜かれるくらい豪華すぎる部分な気がするんだけど、ほんと一瞬しか出てきてないのに「それっぽいキャラ」なのがわかるのがすごいよな。メガネの解説ポジ、絶対いるやつ。今回やたらとキャストロールが多くて、「コタローの幼稚園時代の女子」とかも全部キャストついてたのすげぇ。

 最終的にはご家庭の事情も複雑そうなアリスちゃんまで加わり、どうやら1話でまとめ切るのは不可能なご様子。こんな話で引っ張れる構成、あまりに自由すぎるわ。

 
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 オープニングが終わったと思ったらオープニングが始まった、第9話。今週もだいぶカオス度高めでいい感じですね。オープニング重ねネタ、ふつうこういうことする時って無駄に力の入った「架空のオープニング」にしそうなものなのに、わざわざ出してきたのがクソクオリティなのがかえっておかしい。そりゃタイトルだって変更したくなる(するな)。

 今回は「カッコよくなりたい」というコタローの妄想が暴走して多方面にやらかしまくるという変なオムニバスみたいな話。おかげでぷにるもいつも通りに傍若無人だが、負けじとコタロー自身も無茶苦茶やってくれるおかげでダブルボケツッコミみたいになって非常にテンポが良い。ぷにる、あんな性格なのにツッコミは割と真面目なんだよな……周りの環境によりによってぷにる以上のイカれた連中しかいないのが悪い。特に雲母先輩。

 冒頭、ヘアワックスのお話ではついにエンディングで指揮をとってくれていた謎のDJ風ぷにる、「カッコかわいいぼく」が登場。その次に出てきた「ドラゴン娘のかわいいぼく」も加えて、エンディングに登場する気になるフォームはこれでだいたい登場したかな? ドラゴンっ子はコタローの好みにはマッチしなかったけどあれはあれで可愛いんだよな。ぷにるは独自路線を突っ走ってる割に、きちっとニーズに合わせたナイスな姿を維持できるのが偉い。

 ワックスの話題はあまり長続きせず、そこから南波を通して「ドラゴンのかっこよさ」を探るも当然そんなものは女子の心に1ミリも刺さらないので自滅。家庭科のエプロンのドラゴンってネットなんかではよく見る「あるあるネタ」っぽいけど、少なくともおっちゃんが子供だった頃にはなかったからちょっと羨ましい(?)。あれかな、家庭科のお裁縫セットのパッケージとかならもうちょい似たようなニュアンスはあった気がするけど。俺、確かサンリオキャラかなんかのやつ選んでたはずだからマインドとしてはどっちかというとコタローよりの少年だったんだよなぁ……。そういえばコタローのあれこれを評してくれる謎のクラスメイトギャル2人はいったい何者だったんでしょうか。前からいたっけ? このクラスの女子、モブっぽいのにやたら存在感あるよな。CVも伊藤彩沙&稲垣好と無駄に力が入ってるし。コタロー、あの2人のギャルっぽい子の好感度が上がったんだから最終的にお前の勝ちやぞ。

 ドラゴン作戦が失敗した後は実に短絡的なバンド作戦にスイッチ。あれだけの短い話をわざわざサブタイトルにつけた意味もわからんが、まぁ、冒頭のオープニングが一応の伏線になっていたことを考えると、スタッフの中ではバンド話はもっとみてほしい対象だったということなのだろうか。あまりに音源がシュールすぎて笑っちゃったし、個人的にはぷにるの「焼売の醤油差しみたいなフォルム」って表現があまりに絶妙すぎて草だったわ。特定の一社の醤油差しやないか。ぷにるって(本人の意思次第だが)無機物への変身も一応は可能なので今後の展開的にも無限の可能性があるよな。

 最後はあまりに猟奇的なコタローの思いつきから「コタローとずっと一緒にいるのはぼくですよ」というぷにるのプチマウントなどもありつつ、それを上回る猟奇性を持つ雲母先輩で締め。ほんと、バーサークモードの雲母先輩はいい声出すんだよなぁ。プリキュア声優とは思えないくらいに。最終的にはコタローが吹っ切れれいい話風にまとめてみたり、どっから楽しさが飛んでくるか予想がつかないのがとても良いアニメです。

今日のおすすめポイント:ちゃんと太鼓が上手いホネちゃん。

 
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 一瞬画面がアシュラマンVSバリアフリーマンみたいになっててワロタ、第8話。冷静に考えれば随分な異形でも、ぷにるなら可愛いからセーフなんだ(バリアフリーマン側はぷにるですらないが)。今回の「アシュラマンみたいでかわいいぼく」はやたらディティールが凝っててモーションも面白かったですね。改めて、アシュラマン動かすのってほんと大変だろうなぁ、と再確認である。

 タイトルで「全員集合」って言ってる割にはあんまり集合してないお話。前回夏休みだったアリスちゃんが帰ってきたが、やはり彼女の役回りはどこまでいっても狂言回しであり、初期の頃にそこまでやってなかった「お金持ちわがままロール」を臆面もなく振り翳してくれているので、最終的に不憫ポジに収まってしまうのがなんか可哀想。今作をコタローとぷにるのラブコメとしてみた時にはアリスちゃんが一番の当て馬ポジであり、いわば「負けヒロイン」になってしまうのでなぁ。まぁ、どこまで行ってもぷにるとコタローの関係性は「そういうもの」として割り切れないとは思いたいところだが。

 そうしてアオハルしているコタローたちを差し置いて、今回は本人も言ってた通りに裏主人公がホネちゃんである。じわじわ変態レベルをあげてクラスでの存在感が増していたホネちゃんだったが、ついに今回一線を超えて主人公になった感は確かにあった。昨今「欲望に忠実な男子中学生キャラ」なんて減ってきているご時世なので、ギャグ漫画とはいえ、なんの迷いもなしに畜生ロールで頑張ってくれるホネちゃんは偉い。そんで脇でずっと支えてくれてる剛やんはもっと偉い。ホネちゃんがなりふり構わず頑張ってたのはよくわかったが、その結果として文化祭で最大効率を上げた意味もよく分からんのだけどな。雲母先輩以外にクラスメイトも割と協力してくれてはいたみたいだが、なんだかんだでいいクラスなんでしょうかね。

 そんなクラスの盛り上がりとは全く別軸で立ち回っていたせいでちょいとアンニュイな風味も伴っていたぷにる。今回は実に久しぶりに変身バンクがお目見えしたものの、最初のアシュラマン以外の変身はなんと「アリスのコピー」ということで、どこか自分の「可愛い」を犠牲にしている風でもあった(別にアリスが可愛くないということではないが)。なんかね、ぷにるって普段はわがままなくせして変なタイミングでちょっと後ろ向きなスイッチ入っちゃう時があるよね。今回はコタローの外道ムーブがたまたまハマっちゃったもんだからいくらか負荷も大きかったみたいだが、まぁ、これで懲りたりせず、一晩寝たら全部忘れてるでしょうよ。あとコタローも多分忘れてると思う。嫌だった記憶を引きずってるのはアリスちゃんばかり。ほんと、可哀想なヒロインである。誰か彼女のフォローもしてあげてよ。いや、宝代ではなくて。

 
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 めっきり冷え込んできた昨今、このタイミングでの空気を読まない真夏エピソードもよいですね、第7話。ぷにるはドロドロのスライムだから夏の話の方が映えるんですよね。

 前回までのアリス&ルンルーンに関わるエピソードが一段落し、今回は「真夏」をテーマにした小話を重ねる形式で久しぶりに純正ギャグに振り切ったお話。そして……なんか今回はすごく面白かった! これはもうほんとに感覚レベルの話で、今作は毎回ちゃんと一定の面白さは提供してくれてると思うんだけど、今回のエピソードはその中でも群を抜いてテンポ・演出・映像の回し方が光っていた。スタッフはと思って確認したらコンテ演出は「ちな」さんという謎の名義の人がほぼ1人で受け持っていたという。こりゃすげぇや。こういうギャグ作品で良いデザインを提供できるのってほんとにセンスだと思うわよ。

 感心してるのに具体的にどう褒めたらいいのか分かんないのが悔しいのだが、ギャグに振り切ってるはずなのにきちんと「日本の夏っぽさ」というか、季節外れの「夏感」が前面に押し出され、単にクソ暑いだけのしんどい描写の中に、ところどころ昔ながらの「夏の風景」の涼やかさみたいなものが混ざってくるバランス感覚が絶妙。ぷにるとコタローの間にあるのかないのか分からないほのかな「特別な感情」なんかも匂わせつつ「結局ないんかい」的な持って行き方で綺麗に落とす。取り留めのない話だったはずなのに、見逃せないカットの連続でぐいぐい引き込まれてしまった。

 もうちょい具体的に切り分けていくと、例えば冒頭の(ホネやんが頑張った)海パート。思い切りコントラストをいじってスカッと抜いたような色彩配置が見事で、いやでも「夏らしい暑さ」を感じさせつつ、ユルめのキャラ作画でサクサク回すことで野郎ばかりの寂しさを紛らわせるあっけらかんとしたギャグがマッチする。なお、先週あたりから剛やんは完全にツッコミ(保護者?)ポジションに回ってしまっており、ホネやんのヤバさばかりが加速していってる。いや、地味に南波もやってることはおかしいんだけどさ。

 「夏の太陽」をアイキャッチがわりにつなぐ役割に表示し、お留守番退屈ぷにるからおうちでダラダラするぷにるとコタロー。1つ1つの動きのコミカルさも目を引くが、ここではコタローが外に飛び出そうとしたお外のとんでもねぇ暑さの描写の勢いが愉快。シーンによっては遠景からの定点カメラを使って日常感を強める一方で、水族館の演出やクリームソーダの描写をダイナミックに画面の分割で繋げる自由な構図の取り方が常に新鮮な刺激を与えてくれる。まるで新海映画のような印象的な入道雲からのほのかな夏の思い出の描写が涼しげな「避暑地のかわいいぼく」の特性を際立たせてくれる。そういや今回ぷにるはいつも以上にいろんな変身を見せてくれたけどもうすでにバンクはやらなくなっちゃったわね。重ねられると鬱陶しくも思ってたが、無いなら無いでちょっと寂しい。またどっかで見られるといいな。

 雲母先輩との初デート(?)エピソードでは、喫茶店でコーヒーサイフォンを駆使した大胆な構図の取り方が面白い。事前に水族館のイメージ演出が入っているおかげで、サイフォンのガラス容器のイメージが「水槽」に重なって3人でのやり取りの密接さや「小ささ」みたいなものが強調されるし、この辺も「夏の涼」の演出に一役買っている。コタローが余計な気取りを外したところで「外枠」がなくなる演出も面白いね。炭酸コーヒーがどんな味わいかはとても気になる。

 そして最終日の宿題パート。相変わらず奔放な南波に振り回される原点回帰の良きギャグ回し。状況次第でぷにるがツッコミにまわんなきゃいけないあたりが今作のパワフルさの一端を表している。そして南波とぷにるの絡みはいちいち何かしらの危うさを感じさせるのでドキドキするよね。押されてる時の防戦状態のぷにるもかわいいのよ。細かいところだとカブトムシフォームのぷにるのモーションがけったいなのがちょっとおもろい。

 ほんと、30分のエピソードに今作の懐の深さがぎゅっと詰まってる感。是非今度はアリスちゃんもいるところで同じくらいのクオリティを発揮してくれ。

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 剛やん、お前だけが頼みの綱なんだからもっと頑張ってくれ! 第6話! ……なんかもう、ホネちゃんがずっとおかしいもんでそうしないとツッコミ役が不在のまんまで……今作はコタローがツッコミ役として常に信頼できるわけじゃないのが怖いんだよな……。

 これにてアリスちゃんとルンルーンを巡る悶着は一旦片付いたってことでいいのかしらね。ただ、一応は丸くおさまった形にしてはいるものの、この世界で抉り出された闇はとても深い。ギャグアニメのフリしてるけどアリスちゃん視点からしたら何一つ笑える部分などなく、ちょっとしたホラーみたいな展開だったことを我々は忘れてはいけない。まぁ、そう考えると最終的に全部宝代が悪いって話になるのだが……なまじ技術のある金持ちに無茶させちゃいけませんわね。

 そして、ルンルーンという比較対象がしゃぶりつくされることにより、自然とこの作品の中心であるぷにるにも目を向ける必要性が出てくる。流石に中学生は興味なくてもしょうがないけど、我々視聴者目線で見たら間戸先生の分析はとても気になるものだったよ。まー、ぷにるという異形の存在はどうしたって理解の及ぶものではないので結局は単なる憶測ばかりで何も言ってないようなもんだったが、一応はその道の専門家であるはずの博士からぷにるの「自我」についての言及があったのは貴重なことだ。曰く、形而上学的な核が存在してそれが脳の役割を果たしているとのこと。言葉の意味はよく分かるが何言ってるかは分からん。まとめると「なんか知らんけど意思を持って動いとる」っていうだけだからな。もうちょい頑張って調べてほしいんですけどね。

 残念ながら単なるギャグアニメでぷにるの心の在処はあまり問題にされない。なんとなく動くし、なんとなくイキるし、落ち込むとなんとなくカビる。こんな理不尽な存在のせいで大きく人生を狂わされて一時的とはいえ「親友」を裏切ってひどいことを言ってしまったアリスちゃんはマジで不憫である。いや、人生を狂わされた度合いで言ったらコタローの方が間違いなく大きいはずなのだが……こいつはこいつで割り切ってる感がなぁ……今回コタローの口からはっきりとぷにるのことを「命あるホビー」って言ってたのがちょっとびっくりよね。まぁ、ルンルーンとの対比でそういう言葉を選んでただけかもしれないけど、南波以外の人間にとっても、ぷにるは一応「スライム」なんだよな、ということを再確認。でもコタローはそのことをあんまりネガティブにも捉えてないんだよな。幼少期からずっと一緒なもんだから、もうこれが普通になっちゃって上にも下にも過剰に評価しないってことなんだろう。ふつーに下校時刻に「ぷにる〜一緒に帰るぞー」って言ってる時点で単なる家族でいいんだろうな。

 なんとか窮状を脱したアリスちゃん、次回以降はもうちょっと笑顔が増えると助かりますね。いや、この子もこの子で面倒ではあるので、メイドともどもしばらく謹慎しててほしい気もするが。

 そういや今回初めて変身バンク無しだったな!?

 
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 CV小林ゆうのメイドが的確にイカレてるとホッとするよね……第5話。でも宝代さんって黙ってれば単なる忠臣だし、案外セクシーだったりするよね。泣きぼくろとか可愛いし。……ホウダイってどないな苗字やねん(今確認したら全国に300人ほどある実在の苗字らしいです)。

 ギャグ漫画なんだから毎回スパッと話題が変わると思ってたんだが、存外尾を引いている御金賀アリスちゃんのルンルーン騒動。前回の顛末でいたく傷ついたアリスちゃんを慰めるために宝代さんは頑張ってくれているのだが、なんと話の焦点はそっちじゃなくて廃棄された偽ルンルーンの方にいってしまうという。どんな展開だよ。これじゃ悲嘆に暮れて暴れてるアリスちゃんが単なるピエロじゃないか!(単なるピエロなんだよ) そこに必死に奉仕してる宝代さんも健気ではあるのだが……この人らも端々で微妙に倫理観がおかしいもんだからあんまりまっすぐに同情できないという……なんかこう、一般的なギャグ漫画の「金持ちキャラ」の処遇とは微妙に違うんだよな。こんだけの世界観なら完全に人智を超えたロボルンルーンくらい作ってきそうなもんなのに、よりによってそこだけは技術レベルが追いつかず、「人智を超えて生成されてしまったぷにる」という超越存在を変な方向からフィーチャーしてしまうという。以前間戸先生の人生もぶっ壊されてたし、ぷにるという存在は思いの外他人の人生をめちゃくちゃにしてしまうものなのかもしれない。そう考えればコタローが振り回されてるのなんてかわいいもんよ。

 そして、どっかしら悲劇的な展開がありつつも今作がどこまでもギャグであり続けるのは、画面に映るキャラの全てが適切にぶっ壊れてるから。今回はなんでか知らんが周りでガヤを入れるのが主なお仕事のホネちゃんにスポットが当たっており、最初のくだりでぶっ壊れたあと、さらに南波が教室を這いずり回ってる間もずっとそこにいたり、なんけ妙な存在感を醸し出している。相棒の剛やんが今回はずっとツッコミ側に回っており、この2人にも奇妙な力関係があるのかもしれない。また、壊れ方がまっすぐな雲母先輩という面倒な存在もおり、この人はただ1点の「子供クレイジー」要素さえ除けば理想的なメインヒロインのムーブをしているだけに色々と残念。ぷにるは現時点で先輩のことをどうみてるんでしょうね。

 周りに濃い連中ばかりいて埋もれてしまわないかと心配になってしまうぷにるだが、彼女には何にも負けない「カワイイ」という武器があるから大丈夫。毎度の変身バンク、無駄になげぇから早送りしてしまってもいいくらいなのだが、どーしても一緒に「ぷにゃん」って言いたいがために毎回観てしまう謎の魅力がある。毎回2回変身がお約束で、いちいち違ったテイストに変身してくれるのは気が利いてるし、変身の際にどんな小物を使うのかなんてのもちょっとした楽しみにはつながってますね(まぁ、変身後の姿とそこまで関係ないようにも見えるのだが)。そういえば、毎度楽しみに見てるエンディング映像の中のいろんなぷにる、よくよく見るとちゃんと毎週の変身姿が反映されたファッションショーみたいになってて適材適所で映像に映り込んでるのいいですね。今週の「リッチで大人なディーラー」の配置が良き。あと当たり前だけど大人形態になってちょっと声音が変わるんだけどちゃんとぷにるのラインを守ってキャラを作ってくれている中の人のお仕事も良き。今回は薄切りにされて大量のぷにるがワーワー喋ってるシーンも賑やかでしたね。

 あと、すげぇどうでもいいことなんだけどぷにるが南波のことを「遊助」って呼んでて、その南波がぷにるのことを「スライムちゃん」って呼んでるのちょっと気になるけど面白いよね。南波は女の子じゃなくてホビーにしか興味ないんだろうな……。

 
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 作中での「ホビー」って言葉の使い方がなんか違和感、第4話。文脈からして「玩具」と同義で使われてる気がするのだが、「人間ではなくホビー」とか、「ホビーの最新作」みたいな言い回しって普通に使われるもの? 若い子の間ではそういう認識なのかしら、って思ったけど、別にこの作品は子供向けではないということに気づいて困惑。

 まぁ、どうでもいい話なんですけどね。相変わらず愚にもつかぬギャグを展開してるくせして、なぜか今期アニメの中ではしぶとくTier1を維持し続けている作品。ちなみにTier評価は個人の判断に依る。何が腹立つって、こんだけぐだぐだなギャグをやり散らかして「子供向け」と「オタク向け」のライン上をフラフラしてる作風のくせして、ぷにるを中心とした「可愛い」はしっかりと結実してるのよね。「流石に1話で2回やられるとダレるぞ」と思っていた監督肝入りの変身(?)バンクも今回は1回だけで収まり、変身後のぷにるのバリエーションは確かにThis is Kawaii。なんでかさっぱり分からんけど何故かそこだけはブレない作品なのよね。

 そして元々「ぷにるの中の人に全部持ってかれたぜ!」と思っていた中の人応援作品だったはずなのに、2話目で早々に雲母先輩が存在感を発揮して「決してぷにるにおんぶに抱っこの1強アニメじゃないんだぜ」という事実を知らしめ、さらに今回は「こんな濃い奴が今までどこに隠れてたんだよ」って新キャラをしれっと投入。良識ある漫画だったら転校生扱いとかで強調してきそうな異物感を気にもせず、何の断りもなく「まぁ、今までもこの学校にはいたんですけどね」ってツラで平然と登場したお嬢様キャラ・御金賀アリス。まぁ、金持ちキャラも子供向け漫画の定番だが、今作におけるスネ夫(ホネちゃん)が別に金持ちでもなんでもない単なる変態なので、ここでそのカードを切ってきた。そしてCVが花守ゆみりという堂々たる対抗要素に加え、お付きに小林ゆうボイスのメイドまで連れているというおまけ付き。2話目で台風の目になるかと思われていた真戸先生なんてさっさとツッコミ役の常識役に回ってしまっており、この学校の倫理は果たして大丈夫なのだろうか。

 ほんでこの無駄に贅沢な布陣から展開されるコロコロギャグに何故か変なアクセントもあって、要所では可愛いところを惜しげもなく強調したり、徒に命を与えられてしまった機械生命体の人間性に思いを馳せたり、ちょっとキュンとさせるようなぷにるとコタローの関係性にドギマギしたり、普通のアニメみたいなふりして見せてくる要素がちょっとよく見えてしまうのも憎らしい。なんなんだよこれ。

 
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 この1週間でエンディングの映像を無限リピートしてたことだけは報告しておきますね、第2話。なんの因果か今作がどうにも気になるポジションまで上り詰めている謎。

 何が悪いって、1話目のインパクトの強さ、そして中の人への興味から公式で配信してるラジオ、そしてそこで繰り広げられる1話のオーディオコメンタリーを聞いてしまったことなんですよね。そんなことしたら愛着とまで言わずとも関心は高まるわけで、また中の人がどうにも今作への熱情を迸らせてましてな。まぁ、そりゃここまでキレッキレのメインヒロイン任されたらテンションが上がるのもやむなしではあるのだが。おかげで内容に関しての余計な情報がいろいろ増えてしまい、「30秒くらいで収めるはずだった変身バンクが気づいたら70秒超えてた」とかいう馬鹿馬鹿しい頑張りに裏打ちされたアニメだってことを考えながら観ちゃうわけよ。興味を持ったアニメは注意して観るのでより興味が湧くし、序盤でなおざりに処理しちゃったアニメは興味が薄れてフェードアウトしがち。そう考えると序盤の1、2話ってやっぱり生命線よな。

 てなわけでこの馬鹿馬鹿しくもクレイジーなアニメは楽しく観られる側の作品となりました。まー、毎週感想を残すに値するかどうかはまだ定かじゃないが、2話ではいきなり核弾頭のような雲母先輩というカードを切ってきたために勢いは衰えず。ギャグとホラーって紙一重で、これ、マジで子供が見たら泣くまであるぞ。1人1人のキャラの細部にまでギャグ漫画としての爪痕を残そうという制作理念はお見事。南波のキャラの意味の分からん統一感というか、ぶれない信念みたいなものも変な見応えがあり、ひたすらポーズを維持するためにプルプルしてんのに誰も突っ込まない、みたいな無駄すぎるネタ回しは好き。あと「母性溢れすぎる異常者」が「精神年齢低すぎる異常者」とマッチングして仲良くしてるなんて設定もさらっと出してくるにはエグすぎるんだけど妙にハマってんのもナイス。ほんでツッコミに回らなきゃいけないコタローも常識人のふりしてどっか壊れてるしね。良いバランス感覚だよほんとに。

 もちろんそれもこれも中心にいるぷにるのキャラのおかげなわけで、多分今期はずっとこの「かわいいぼく」を追い続けることになるのだろう。Wiki見にいったらぷにるの変身後のバリエーションが全部リスト化されててワロタ。なんのこだわりだよ。ほんでワルイプニルの「影を用いて他者の悪心を促す」っていうパルテノンみたいな能力なんなんだよ。デザインが絶妙に格好いいぞコンチクショー。

 
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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