忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12]

 ジョスト大会コネー! 第9話。なんやねん、今週からいよいよ試合開始でアツい展開になるのかと思ってたら、単なるベルティーユ先輩可愛い回じゃないですか! もう、あの人万能過ぎるだろ!

 ジョストの専門校として歴史を刻むウィンフォード学院。その学院のジョスト大会なんてよっぽど格式高くて名誉あるものなのだと思うのだが、その前日に何故か完全にチャラい大学生みたいなノリでミスコンやっちゃう不思議。しかも客席を見るとこの学園の関係者は結構マジである。いや、それなら審査員席に座る面子はもう少し選んだ方が良かった気もするのだが……なんでその辺の厩舎のおっさんが座ってるんだよ。ひょっとして彼って大物なのか? 保険医は大物かもしれない。あと、司会の子がスク水でノリノリなのも大物かもしれない。この世界のスク水はどこでもあるのだな……リサは何故スク水だけを所有していたのか。アウトブレイクカンパニーの世界の末裔だと考えれば説明が??

 さておき、そんな謎めいた世界でのミスコンイベント。事の発端はいつも通りにベルティーユ先輩の神がかったおっちょこちょいからであるが、事後には「あなたはトラブルメーカー過ぎる!」と憤慨していた面子も、何故か事の起こりでは疑問を差し挟まずに彼女のお花畑脳に付き合うことにするあたりがハートフル。みんな突然の提案にも関わらず堂々とミスコンに参加出来るあたり、彼女らもそこそこ自分の外見には自信があるんだろうな。まー、一芸については難の多い連中ではあるが。消しゴム彫刻や耳かきで何故いけると思ってしまったのか。そして、このイベントの観客は一体何を求めていたのか(約1名、求めているものがもろ分かりの審査員のおっさんはいました)。

 ま、あとはいつも通りなので突っ込みどころもそんなに多くないが、個別に見ていくと、まずトリをつとめておいしいところを全部持っていった会長のキャラはやはり強烈。彼女は一体熊でどんな隠し芸を見せてくれるつもりだったのか。そして、万一それを見せた場合、ミスコンの結果はどうなっていたのかが凄く気になるところ。茜ちゃんは刀持った状態でそんな会長を見ながらハァハァしていたので、今にも喘ぎだすのではないかとはらはらしてしまった。また、全ての原因であるベルティーユさんは、いざ本番になると怖じ気づくあたりが阿漕可愛い。「普段の鎧の方がよっぽど恥ずかしいですわ」って、アンさんとエマさんは全部分かった上であの人に付き従っているのね。やっぱり人望あるんだなー。どこかで見た構図だと思ったら、多分婚后さんと湾内さん、泡浮さんのグループだ。タカビー素直なお嬢キャラは可愛くてよいね。寝所に入ってくるくる頭を解いたベルティーユさんが割とストレートに可愛かったりする。

 そして、今回はそんな諸先輩方を差し置いて、一応リサ回だったのだろうか。フィオナとの関係がなんかギクシャクしてるのが残念だが、彼女が「すっかり馴染んで」いるらしいことが分かるのは良いことである。次回予告を見る限りでは来週分もリサにそれなりにスポットが当たるようなので、出来れば大会の結果でフィオナの愛情に応えてほしいものであるが。それにしても、激辛タルトってどこで売ってるんだろうか。

 今週も貴弘君はいつも通りの活躍で、ラッキースケベ力も格段に上がってきているようだが、ウィンフォード君のくだりが他のシナリオから完全に浮いてて笑ってしまった。あのパート、いらんやん。「外側の触り心地がいい着ぐるみ」ってなんやねん。そもそもウィンフォード君ってなんやねん。

拍手

PR

 未だかつてないストーリー紹介に目からうろこの第9話。いや、ええんかい、とは思うけども。

 アバンでいきなり不可解なことになってて、マジで「???」ってなってたんだけど、オープニングが更にエラいことになってて、最終的にAパート頭にテロップで全部が説明された。なるほど、今回の話と前回の間にOVA挟めってことなのね。いや、そんなん言われてもなぁ。知らないしなぁ。なんでそんな局所的にOVAにしちゃったのよ。しかもOVAにしたってことは、多分そのエピソードは単体で見栄えがするってことでしょ。くそ、どこかで借りられたらいいんだけどなぁ……。

 というわけで、新たなキャラクター、妖怪ハンターざくろちゃんについては、一切情報がない状態でエピローグからスタート。……まぁ、何があったかはオープニングで推測するしかないね。多分またギンになんやかんやで操られてた人なんでしょう。本当の性格は見た通りの穏やかさんだけど、半妖だから力はそれなりにあって、暴走した状態でヒメや秋名と対決したと。そういうことじゃないかしら。その後は他の数多の妖怪同様、桜新町に住むことになり、今のところは鈴と一緒に中華料理屋に住み込んでいるようだ。彼女の苦労話とかが無いと、今回のことは・篠塚との半妖トークはあんまり響くものではないのだが、改めて「人間でも妖怪でもない視点」から七郷の存在意義などが確認出来たことで、これから迎えるであろうクライマックスへのいい下準備になったのではなかろうか。何より、今回はシナリオをスキップしたお詫びとばかりに様々なパンチラ劇が展開され、ハードな展開とは裏腹に目に優しいハートフルな回でもあったし。まぁ、ことはは履いてすらいないみたいだけども。それであのスカート丈はいかんでしょ。ちなみに、じゅりさんの見事なフランケンシュタイナーによるパンチラ(パンモロ)ももちろん見どころですが、実はこっそりとアピールポイントが高いのは、寝こけているコヒメちゃんのパンチラだったりする。アウト。

 さて、そんなこんなでまた新しい仲間が増えて和気藹々としているヒメ(風邪っぴき)軍団であるが、クライマックスに向けて、笑顔でばかりはいられない。狙ったようにして様々な陣営が訪れた「墓」の前で、三つの意志が入り乱れての壮絶バトルだ。秋名は円神にいいようにされてしまっているが、現時点での円神はあくまでギンのボディ。そのせいで秋名も好きなように立ち回れないというのがビハインドになっているのだろう(まぁ、前々回はみんなして好きなようにボコってたけども)。円神は謎の記憶転送術で「あの世」のイメージを秋名にたたき込み、おのが絶望を分かち合おうと画策する。ただ、あの攻撃をくらった後も秋名は割と前向きに動いていたので、「記憶」とやらがダメージになったかどうかは定かでない。まー、そもそも「記憶」って言っても円神のねつ造じゃない保証はないからね。

 森野のおっちゃんの大活躍を挟んで、元老院のじいさんが現れて「なんで少年漫画のじじいってこんなに強いんだろう」というお約束の大立ち回り。やっぱり今作は動いてナンボやな、と思える分かりやすい見せ場である。ただ、何故かみんなして円神に対しては詰めが甘く、いいように手玉に取ったと思いきや、新しい力を彼に手渡すきっかけにもなってしまっていたようである。元老院側からすると、円神自体は今完全に葬らない方が都合が良いって話もあるのかもしれないけども。「七郷を咲かせる」「七郷を潰す」「それ以外の解決を模索する」という三つ巴の戦いは、まだまだややこしい展開を見せそうである。

拍手

 ベルティーユ先輩はちょろい上に便利な万能選手、第8話。この世界観での温泉サービス回なんてどう表現したらいいんだ?! というスタッフのお悩みも、先輩がいれば一発解決。彼女とその従僕の解説さえ入ってしまえば、ヘレンズヒルに日本人が多いことなんて問題ナッシン!

 一応アニメ的には「温泉サービス回」というレッテルを張られるエピソード。典型的な温泉イベントをこなし、ほぼ全てのヒロインが揃っての合宿シーンから入浴に繋がるのだから非常にスタンダードな造りになっているわけだが、今作の場合にはこの程度の出来事は日常茶飯事である上、前回が神がかり過ぎていたおかげで、至極普通に見えてしまうのであった。まー、全裸+全裸鎧で町中を疾走した後には、風呂シーンなんて単なる日常風景には違いないですからね。どうにも心は穏やかになってしまいます。一応の見どころとしては、ベルティーユ先輩のあまりに節操の無いキャラのおかげで実現した「本当はヨーロッパなのに!」感や、「登場人物の過半数が白人女性って実は珍しいよな」感など。よくアニメの中身について「何故日本で作られるアニメは白人みたいなキャラしか出てこないのだろう」という疑問が海外ユーザーから持ち上がることがあるのだが、今作はまさに「白人メインのアニメ」となっており、おそらく美桜と茜は「すごく色白美人なジャパニーズ」なのだと思われる。そんなゴージャスな面々の入浴シーンはさぞかし眼福……いや、まぁ、普通ですけど。多分、あいつら全員温泉みたいな大衆浴場の入り方は知らないんじゃないかな……ベルティーユ先輩がドヤ顔で胡散臭い知識を披露しているのではないかと思われます。

 そんなこんなで脳天気な合宿が行われたわけだが、メンバーとしてはこれで「水野貴弘と愉快な仲間達」は確定しているようだ。リサが素直に着いてきたのはやや意外ではあるが、事前に茜らと友情タッグを成立させていたので、彼女の孤立した感じはすっかり無くなっている(食事時や就寝時も割と素直に団体行動が実現している)。せっかくだからフィオナも連れてきてやれよ、とは思うのだが、彼女だけは現時点でも孤高の存在(?)なので仕方ないところか。また、流石に生徒会長はついてきてくれなかったので、メインキャラの中で彼女だけは「一緒にお風呂」が実現しなかった。まぁ、彼女が着いて来ちゃうと遠慮がないので、ペグライターを巡るやりとりで他の面子が出てきにくいし、何よりも風呂シーンではまた茜がぶっ倒れてしまう恐れがあるので仕方ないところだろう。そのために前回のうちにお当番回を終わらせてたんだろうし。

 で、問題となるのはそのペグライターの件と、貴弘自身の目的について。今回は一応ノエルを中心視点としており、作中で最も切実なモチベーションを持つ彼女から、改めて貴弘に依頼を持ちかけるイベントが起こった。妹さんのこともあるし、父親との確執についても実家で目の当たりにしているだけに、貴弘もノエルの頼みは無下に断りづらいのがなかなか小ずるい。しかし、既にスィーリア先輩からも正式にオファーを受けている身でもあるし、何より自分自身で出場するという夢も断ち切れていないため、貴弘は一旦保留する形にしている。

 今作は惚れた腫れたではなくて「一緒に戦ってくれるか否か」という名目で貴弘争奪戦が行われているためか、普通のギャルゲーのハーレム展開よりもすんなり見やすいのが良いところであるが、こうしてみているとやっぱり優柔不断さというのはなかなか解消されるものではなく、「さっさと決めろや」と思わないでもない。しかし、そうした信頼感とは別次元で、美桜だけは貴弘に「やりたいことやればいいと思う」という理解を示しており、「やっぱりアニメじゃ美桜エンドで鉄板だよなぁ」ということも改めて感じさせるようになっている。現時点で既にリサと茜は戦線から一歩引いていることは明らかになっているので、今後は積極的に攻め続ける美桜とノエルの対決に、会長がどう絡んでくるかという展開になるのだろう。

 ちなみに、アニメを見ていて非常に気になってきたのでちょいちょい原作の情報も調べるようになった。原作では2作目(アペンド?)でようやく茜がヒロイン昇格(つまりエロシーンがあるということだね)らしいのだが、これに加えてベルティーユ先輩と保険医までが2作目での昇格らしい。え? 茜ってそのレベルなのかよ……幻滅しました。アン・エマさんのファンになります。

拍手

 一段落……しないよね、第8話。なんか今回、前半パートは今までと毛色が違う作画だった気がするんだけど、何故だろう。りょーちもが総作監から外れてるからかな。別に出来が悪かったわけじゃないから構わないんだけど、しっぽりした空気も相まって、なんだか別な作品みたいに見えてしまったわ。

 前回でバトルについては一段落。しかし、ギン(円神)が現れたことで世界には様々な爪痕が残ってしまった。お互いの秘密を共有してしまったヒメと秋名の関係もそうだが、最大の問題となるのが、町の名物であるはずの七郷の存在である。これまではチューニングに必要なシンボルだったものが、今や私怨を晴らさんと企む比泉分家の決戦兵器になってしまっているのである。全てを消し飛ばしてしまえば問題は解決するかもしれないが、今の町を見ればそうもいかない。もちろん、秋名の身体が持たないという問題もあるし、相変わらずチューニングの是非が定まらない状態では、全て無くしてしまっていいかどうかも分からないのだ。結局、ギンという数少ない手がかりを除くと、秋名やヒメには「向こう側」をどう扱っていいのかという判断材料がないのである。どうにもすっきりしないこの状態は、視聴者にもむずむずしたもどかしさを与えてしまう。元老院との対決の場面でも、彼らが「妖怪は毒である」などと言葉を選ばずに断じる行為に及ばなければ、もう少し考える余地ができたのではなかろうか。

 幸か不幸か、今回の会合で秋名たちははっきりと元老院と袂を分かつことになった。「妖怪は毒」というのはこれまでの秋名の生活を振り返れば絶対に受け入れられない思想であるし、ヒメをチューニングしてみるか、などと挑発されるのはもってのほか。この辺りの「妖怪を守る」という熱さこそが秋名の良いところである。本来なら「ひょっとしたらチューニングしてやった方が彼らのためになるのかも」という疑問は残り続けているのだが、それに対しての「あちらが100点の生活ならば、こっちは120点にしてやる」というのはなかなか若々しくて良い返答だったと思う。そう、最終的に、こちらの世界に人間と妖怪の差が無くなってしまえば、もうあちらもこちらも関係無いのである。当然、それこそが今作最大の「茨道」なのであろうが、少年漫画の主人公なら、是非ともそれを目指して頑張ってほしいものである。

 前半パートでゆっくりと振り返った篠塚との関係性が、そうした秋名の決意を裏づけるいいアクセントになっている。彼の場合には半妖なのでまた立ち位置は違うのだが、妖怪よりも更に微妙な立場にあるはずの半妖も広く受け入れてあっさりと「友達」になってみせる秋名の振る舞いは、元老院のかかげる「妖怪の殲滅」という思想を真っ向から否定するものだ。今作はバトルパート以外には「ご町内アットホームアニメ」になっており、小さな子供たちや女子高生が和気藹々と交流する姿を見ていれば、どれだけきな臭くても、最終的には秋名たちが正しいのだろうと信じることが出来るのだ。そういう意味で、今回のAパートは非常に良いお話だったのではないかと思う。いや、ことはのパンチラ(パンモロ?)がすごく良かったとか、そういうのは置いとくとしてね。なんだろうね、あの堂々としたパンツは。普段あんまりあけすけなアニメじゃないだけに余計目を奪われてしまったよ。直後に「未成年だー!」って声高に叫んでいたわけなんですけど、法的に大丈夫なパンチラでしょうか。ありがとうございました。

拍手

 ヒャッハー! 僕らはコレを待っていた! 第7話! めくるめく百合の園! あけすけなエロ! そして馬鹿! もう、突っ込みどころしかなくて最高じゃないか! やっぱり世界は百合で回っているんや!

 というわけで、期待に応える見事なまでのエロ回。毎話サービス回と言ってしまって問題無い今作であるが、作中でヒロイン勢がほぼ全裸(もしくは半裸)をキープしつつ様々なプレイに興じるという、下手したらAT−Xで年齢制限かけても放送出来ない内容は流石に過去最高。そして、そんな大切な打席に立ったのが百合の権化たる茜ちゃんであるというのがまた素晴らしい。真っ直ぐな恋心はあまりに分かりやすく、プラトニックで、何とも馬鹿馬鹿しい。最初の生け花のシーンでいきなり自分から百合の花を切り落としてしまったあたり、実に如才ないプレイスタイルである。

 さらに、無茶苦茶なミッションを回すために用意された様々なフィールドトラップの雄々しさ。もう、どこから突っ込んでいいか分からないドリフ顔負けの舞台装置である。なんと言っても最も有能だったのは風車さん。どこをどういじったら衣類がそんなピタゴラスイッチなコトになるんだよ、という見事なメカニズム。どう考えても動力部分の歯車から最終的に風車の羽根に行き着くはずがないのだが、それを黙々と流してしまうことによるシュールな笑い。そして、屋外に運び出された衣類をきちんと貴弘のもとに届け、更に、来るべき道筋にパンストなどの手がかりをきっちり残す便利な風さんも有能。まず送り込んだのがブラで、ラストシーンでオチに使うのがパンツである。まずパンツが飛ぶよね? とか言っても仕方ない。そして、ブラジャーはわざわざ持ってきたのに、川を流れてきた一番不審であるはずの上着は無視して歩き始める貴弘。無能……いや、有能。貴弘さんはこんなアホなフィールドにも関わらず、ギリギリでクールなキャラを保っているのが偉いといえば偉い。「粉塵爆発です(キリッ)」んー、やっぱり馬鹿かもしれん。

 更に待ち受けるトラップは数知れず、さっきまでどしゃぶりだったのに何故か平然と傘も持たずに訪れる「しゃせい」大会の学生たち。会長と茜のしゃせいトークの間、きちんと男子学生の股間を意識させるアングルを取ったり、容赦ない馬鹿さ加減は言わずもがな。さらにさらに、一番おかしかったのは貴弘が風車小屋に入った途端に閉ざされる閂。いや、閉めた衝撃で閂が降りるっていうのはたまにあるシーンだけど、あの小屋、なんで扉の外側に閂があるんですかね……どういう目的の施設なんだよ。

 結局、数々の試練に挑んだ茜と会長は今までよりも親密になれましたね、というハッピーエンドなわけだが、今回は茜の駄目百合っぷりよりも、会長のポンコツの方が際だっていたような気もする。突然全裸で茜に迫る倫理観もどうかと思うが、更に荒縄を発見して一人SMに興じる様子とか(ご丁寧にこのシーンで「ろうそく」を映すカットがあるのが笑える)、みんなで頑張って脱出しようと協力したのに、単なる熊のために貴弘は置き去りにしていく容赦のなさとか、あの人かなりデンジャラスだと思うよ。まぁ、半裸状態の上からフルプレートの鎧なんて着込んで走ったんだから、多分あの夜は確実にお腹壊したり風邪引いたりしてると思うけども。そもそもが「濡れた服を着ていたら風邪を引いてしまうぞ」から始まった物語だったのに、作中ほぼ全裸でいたら結局同じだったと思うんですがね。ちなみに、小麦粉を塗りたくる一連の流れについても、背中などの手の届かないところに完璧に塗装が施されていたことから、確実に2人は全身を触りあった仲ではあります。原作ゲームにこのシーン(本番)はありますか? あるなら買わなきゃいけませんね。

 いやー、良い話だったなぁ……やっぱり百合といえば生天目キャラなわけですよ。昨今はすっかり百合営業声優も数を増しましたが、元祖と言えばやっぱりこの人。ナバに始まりナバに終わる。そういうもので、あって欲しい。

拍手

 シリアスとギャグの狭間、第7話。相変わらずこの辺のバランスが面白い。今回は多分シリーズが始まって以来一番の衝撃が明かされたかなりシリアス寄りのエピソードのはずなのだが、それでもどこか抜けているやりとりが笑いを誘う。下手すると食い合わせの悪くなるセッティングだが、上手いこと共存出来ているのがお見事だ。

 前半戦決着。龍槍を手にしたヒメは基本的に無敵で、相手側が最終決戦ということで気を遣って出してくれた巨大トカゲも圧倒する。恭助とのコンビネーションも決まったし、ことは・秋名のタッグも見せた。アクション部分も前回に引き続きこの作品らしいクセのある動きが非常に愉快で、恭助が消火器ハンマー投げの後にわざわざ叫んでいるモーションとか、実に芸が細かい。まぁ、あまりに愉快な動きのせいで、ギンが桃華にぶっ飛ばされた時の顔とか、ゴロゴロ転がるシーンで笑えてしまうのが難ではあるが。ああいうところをスタイリッシュではなくベタッと迫力重視で描くのがこの作品らしい。

 話の方は急展開で重要な真実が明かされた。いままで散々ちょっかいをかけてきたじいさんの正体は、体はアオの兄ギンであり、中身はチューニングで島流しにされた比泉分家のもの。美談だと思われていた分家チューニング事件が実は陰惨な過去の業であることが報され、七郷がチューニングのための指針などではなく、向こう側が送り込んできた次元合一のための楔であることも判明。これまで描いてきた図式が大きく歪み、秋名はますます自分に与えられた使命に悩まなければいけなくなってしまった。これまで「あちら側の世界」の存在というものは一切確認出来ていなかったはずなのだが、今回ギンが帰還したことで、少なくとも確実に「ある」ことが分かり、更にあちら側には確実に比泉や現世に恨みを持つ一党が存在していること、その狙いが次元の接続であることも判明している。つまり、あちら側が問答無用のパラダイスなどではなく、「繋ぐ意味」を見出せるような世界であることも分かったわけだ。漠然としか見えていなかったチューニングの意味についても、今後はギンの存在を加味した上で考えなければならず、比泉家当主の責任はどんどん重くなるのであった。

 他方、もう1人の重責を担うものであるヒメの方は、今回の事件でお仕事は一段落といったところだろうか。コヒメの町長選についてはとんでもない横紙破りで決着がついてしまったし、今回現職の森野さんの執拗なまでの「実は割といい人」アピールのおかげで、そこまで目くじらを立てて対抗する必要もなくなったのだ。森野さん、確かに憎めない人だよ。おっさんが頑張るシーンは良いものだね。まー、9歳の町長も見てみたかった気がするけど……どんぶり1つで喜んじゃう町長はやっぱりアカンかな。で、町長選については一段落した代わりに、ヒメはギンに対する壮絶な恨みも抱えることになった。秋名が刺された時の回りの連中の反応は怖気が走るくらい真に迫っており、鬼兄妹の無言の鉄拳制裁に加え、ことは・ヒメと順にブチ切れていく情念がよく出ている。中でもヒメの「そいつ殺すから」は流石の福圓節。統一感を捨てて勢いを重視させたキャラ画の迫力もあり、相変わらず退屈させない画面である。今回も2話と同じ鈴木清崇氏のコンテ回。前に比べると慣れたので違和感は減ったが、相変わらず視点の切り替えが忙しくて退屈しない画作りになっている。

 次回は一段落して別エピソードに移るかな、と思ったのだが、サブタイトルはまだ同じなのね。かやのん魔法少女とか、どこ行ったんだろう。

拍手

 一体何のアニメなのか、第6話。1,少女達がジョストに青春をかけるスポ根アニメ。2,主人公がこまめにヒロイン達のもとを訪れて丁寧にフラグを立てていくギャルゲーアニメ。3,鉄の胃袋を誇る主人公がただひたすら食べ歩きに挑戦するフードバトルアニメ。4,とっとこリスアニメ。

 前回のノエル・生徒会長の紹介エピソードでキャラの描写の一段落。今回は「休日」ということで、ギャルゲーでもよくあるいわゆるフリー行動パートになっている。流石にただダラダラ歩き回るだけではシナリオにまとまりが無くなると判断されたのか、各ヒロインの間をまめに巡回する貴弘のために用意された共通テーマは「食事」。朝からリサのタコス、副会長のサンドイッチ、ノエル姉妹のイタリアン、茜のおにぎり、会長のクッキー、美桜のマフィン、そして最後のタルトと、とにかく食って食って食いまくるだけのお話。これ、ゲームだと「満腹ゲージ」とかがあって規定の量以上食べると行動出来なくなるとかいうルールでもあるのだろうか。冷静に1つ1つのミッションをこなしていく貴弘の甲斐甲斐しさが何とも哀れである。まぁ、美味いならいいんだけどさ。

 そんな本筋のおかげで、個々の交流エピソードはそれなりに中身があるはずなのに、全編通してギャグにしか見えないのが難しい。まー、最後のリス襲撃なんかをみれば今回はギャグということでいいと思うのだが、たとえばリサを頼むと副会長に依頼されるところなんかはそれなりに真面目な話だし、会長も茜も、真面目にベグライターになる件はお願いしているはずである。前回まで不明確だった茜・リサからも正式な依頼が来たことになり、現在の貴弘は5又状態。最終的に誰を選ぶのか……って、まぁ、アニメだったら美桜一択なんでしょうけどね。ただ、「単に楽しそうだからジョストを始めた幼なじみ」よりは、「実力を見込んで頼んできた実力者の生徒会長」や、「妹の無念を晴らすために家をかなぐり捨てて来たお嬢様」、「悲嘆に暮れた人生をジョストで明るくしたい少女」なんかの方が、手伝ってあげたくなる気はするんだけども。茜は……まぁいいや。彼女だけあんまり貴弘にお願いする理由もないしな。

 ここから来週以降は真面目に「夏の大会」のトレーニングを始めるのか、と思ったら、次回予告もなんだかおちゃらけた雰囲気になっていた。お前ら、ちゃんと練習しろよ。ベルティーユ先輩を見習えよな。彼女はキャラに似合わず努力型だぞ。取り巻き2人から完全になめられてる感じがたまらないぞ。「季節外れのどんぐり〜」。おっ、鎧武か?

拍手

 制服ヒロイン花盛り、第6話。今期は女子高生が制服のまま戦う姿が活き活きしてますね。中でも今作のヒメと京騒戯画のコトがいい感じ。まぁ、コトの場合は女学生なのかどうかもよく分からないけども。

 中盤戦で一つ目の山場、といったところだろうか。妖怪潰しの結界のおかげで半妖以外は活動出来ず、ヒメ、恭助といった主力がことごとく無効化されてしまった町内会チームの大ピンチ。相手側は半妖だからってぴんぴんしてて動けるなんかよく分からないあんちゃんと、ジジイの手によって増産可能なお化けトカゲの二段構え。更に町から出る気が無くなる呪法まで使われてしまい、東京タワーに結界発生装置があると判明したところで打つ手無し。まさに絶対絶命のピンチだが、ここでようやくことはに見せ場が訪れた。「町から出られないなら、町の中から壊せばいいじゃない」という逆転の発想から、言霊で繰り出したのはなんと列車砲。もう、言霊遣いはなんでも有りやな。「当たると言えば必ず当たる!」というのもなかなか思い切った話で、そこまでやられちゃ結界だって大人しく壊れるしかない。まぁ、最後はちょっとずるっこだったみたいだけども。平凡な町並みの中に突如現れる厳めしい列車砲の画的なギャップも壮絶だし、「列車砲に女子高生1人」もまた画的に映えるのである。ことはの普段からおちゃらけたイメージが、無茶過ぎる突破方法に何となく説得力を与えているのも面白い。

 結界解除後は、恭助・ヒメが機能するようになり、あとはステゴロ勝負。今回、Aパートは長距離砲撃の無茶な絵を見せるパートだが、後半はシリアスなガチンコ殴り合いバトルを濃いめのキャラデザインで見せる独特の絵柄が目を引く。今作はキャラクターデザインも原画によってコロコロとかなり変わるイメージなのだが、このくらいの思い切りがある方がりょーちも監督作品らしいと言えるかもしれない。ぶん殴られて転がり続けるモーションとか、背景動画で動かす町中での密度の高い戦闘なんかは,すごく手作り感がにじみ出ている(骨董屋のおっさんが使っていたロボットアームだけはCGかな)。そして、ヤスダタダヒト絵、CV小野Dで郵便ポストとかぶん投げられると、ほんとに桜新町じゃなくて池袋に見えてしまったりするのである。湯馬崎、セルティ、三ヶ島に静雄ちゃん。結構面子も揃ってたりする。

 結局、結界解除されても敵味方双方の力が解除されるだけということで、トカゲだけは片っ端からぶっ飛ばすも、ヒメ達の劣勢は続いた。骨董屋の親父のサポートも、相手に余計な目標を与えるだけでいまいち効果が無く、ヒメのトレードマークであるマフラーがどんどんほつれてしまう。「このままではアイデンティティが失われる!」と危惧した(?)骨董屋の親父は、まさかの自宅店舗爆破。「必死でヒメたちが守ってくれてるのに、なにしてくれんねん!」と思ったが、どうやら彼の店舗によって、先代町長は龍脈の制御を行っていたらしい。爆破とともに気の流れはヒメに一気に流れ込み、龍槍の完成形態、「逆撫」が爆誕する。これまで幾度となく見せてきた槍術の演舞も破壊力が20割増し。まさに千切っては投げの大舞台に、巨匠・福圓美里が猛り狂う。やっぱり福圓先生は「必死に何かと戦っている」ときの表情が輝いてる。

 さぁ、一気に逆転ムードで押し切るだけのターン。あれ、でもまだコヒメちゃんって人質扱いだった気がするけども。あと、主人公がいまいち地味。今回の一番の働きは、苦い記憶に挫けそうになった恭助に「いい記憶だけ思い出せ!」とアドバイスしてたところ。どこまでもシリアスになりきらないこの雰囲気は何とも良いものだ。

拍手

 サブタイトルからしてエロい話だー! 第5話。 そうでもなかったー! くそぅ! 期待させやがって! まぁ、別に毎週エロいからいいんだけどね! ちなみに「ワルキューレロマンツェ」でググるとエロいフィギュアの情報が上に来ます。あと画像検索するとモザイク画像がいきなり出ます。まぁ、エロゲなんだから当たり前だけど。

 前回までで美桜の克己エピソードは一段落。正式に学園にも認められ、いよいよ「夏の大会」とやらに向けて各々のヒロインが心身ともに準備を始める物語が本格スタートである。メインとなる攻略ヒロインの最後の1人、生徒会長も今回ようやく表舞台に現れ、全員が出そろったことに。Aパートは生徒会長と貴弘のお話、そしてBパートはノエルと家庭事情についてのお話で、きちんと背景もフォローされ、後は好きなヒロインをつまんで下さい、という状況だろうか。まぁ、会長の方はどこまでの強キャラで、どこまで貴弘に気があるのかがそこまで明確になっていないような気もするのだが、持っている空気だけで何となく説得力はあるので、「もしマジでジョストの大会をやるなら、多分決勝の相手はこいつなんだろうな」くらいの感じにはなっている。何しろ部屋中が熊ちゃんで埋め尽くされるような奴だ。ただ者ではあるまい。

 そんな会長とのお茶会では、本当は貴弘との関係や美桜への興味に焦点が当たるべきなのだが、一人だけ異次元に飛んでしまっておいしいところを持っていった感があるのは茜ちゃんである。同じ空気を吸うだけで失神してしまうレベルの憧れってそうとうなものだ。一体、何が彼女をここまでの真性にしてしまったのだろうか。そして、彼女は幸せになれるのだろうか(まぁ、どさくさに紛れて会長の部屋から熊を一匹ちょろまかしてきたみたいなので、多分今晩のおかずになるのは確定だろうよ)。そういえば、ナバボイスのキャラが百合百合しいのは自然な流れなので違和感はないのだが、憧れられる側ではなく、恋慕を募らせる側っていうのは珍しいかもしれないね。

 一方、百合ではなくて姉妹愛が中心となるのがノエルである。過去に自分の責任で騎士を目指していた妹に怪我を負わせてしまい、その責任感からジョストを続けているというバックグラウンドが判明。これまでの軽いキャラとは裏腹に、ヒロイン勢の中では一番重たい目的意識があった。貴弘はどのヒロインを選んでも最終的に周りからすげぇ恨まれそうな設定になっていて可愛そうである(まぁ、ギャルゲ主人公なんてそんなものなんだろうけども)。出来れば彼女はセクハラ役に徹して欲しいので、あんまり重たい空気は保持しないでいただきたいものである。

 そういえば、今回Aパートで美桜がノエルを探していて全然見つからないシーンで気付いたのだが、この世界の時代背景がいまいち見えてこない大きな理由に、「誰も携帯を持ってない」という事実がある。舞台設定はイギリスらしいので背景を見ても時代は分からないが、衣装を見る限りではお話は現代であるはず。それなりのに、女学生たちは誰一人電子機器に触れていないのである。おかげで、「ひょっとしたら中世のお話なのか?」とか思えなくもないような不思議な空気に。多分、誰もパソコンとか持ってないだろう。まー、ジョスト専門校なんてストイックな施設に入学するような連中だし、多少ネット環境が不自由でも文句はないのだろうが。でもノエルの家も回線引いてそうには見えなかったな……不思議な世界観である。

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[04/26 な]
[04/25 な]
[04/19 NONAME]
[04/17 NONAME]
[04/17 NONAME]
バーコード