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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 3月8日 ドラフト模様(MBS,SOM×2)

ピック順 【ThraxiNewcomerMetallicaSeachickenebichili

 今回は番外編です。今週は、定例会である金曜日のドラフトが開催されないことが確定している。普通に考えればおやすみのところだったのだが、1つ前の通信で書いた通りに、「なかなか包囲戦のパックがむけねぇ!」という悩みもあり、ドラフトおやすみはなんだか癪。そこで、いつものメンバーが居ないところで、ちょいと思いついたことにチャレンジしてみた。

 それが、「初心者入門ゲーム」である。本当はよりデッキメイキングが見やすい(そしてたくさん包囲戦パックが剥ける)シールド戦でデッキメイクの練習をしてみようと思っていたのだが、参加可能とおぼしき人員が思いの外多かったことと、そのうち1名から「ドラフトがやりたい」という希望が出たことから、「初心者たくさんドラフト」をやってみることになったのである。確かに、普段初心者たちがドラフトの敷居をまたぎにくいのは、一緒に卓を囲む面子に毎週毎週騒ぎながらドラフトをやっている熟達者(あくまで初心者目線でね)といきなり勝負をするのはおっかないという理由がある。そこで、なるべく実力に差が出ない「初心者多め」の卓を作れば、練習も兼ねて入りやすいだろうという話である。

 今回の面子は初心者が2人。一応全員が基本ルールをぼんやり理解し、サンプルデッキでこの環境の2大アーキタイプである「感染」と「金属術」は体感してもらっている状態だ。もちろん、ドラフトに関するノウハウなんてレクチャーもしてないから、ピック+デッキメイクについてはその場で概数を指定して多少不自由ながらもデッキを作ってもらっている。さぁ、一体どんなピックと、どんなデッキになるだろうか。色々と興味深いイベントになったぞ。



     TH EB MI CH MT 

TH  ー  ◎  ○  ○  ◎  4ー0 1

EB  ×  ー  ○  ○  ×  2ー2 2

MI  ×  ×  ー  ○  ○  2ー2 3

CH  ×  ×  ×  ー  ○  1ー3 4

MT  ×  ◎  ×  ×  ー  1ー3 5

 

1位 【Thraxi】 黒青緑 <飛行機械の組立工 伝染病の留め金 胆液の鼠>

 まぁ、私も完全に外で指導役に徹していたわけではないので、ちゃんと参加してるんですよ。ちなみに初心者とのピックは有効カードが流れて来やすいので、当然のことながら経験者はより有利になりますので、勝ちます。今回は1引き「飛行機械の組立工」に始まり、「赤の太陽の頂点」→「鏡操り」とレア3連引きが炸裂したために「お、珍しく純度の濃い赤絡みの金属術が組めるか?」と期待していたら、5引きのパックに「荒廃後家蜘蛛」が現れたため、流石にこれは半カット狙いのキープ。でもさ、あとはもう感染に流していくしかなかったよ。遅い順目で「悪性の傷」×2とかも引けてるしなぁ。最初は黒メインの緑サブ、赤タッチ感染にでもなるかと思っていたのだが、1パック目終盤で「青が誰もいない」ことも判明。2パック目は序盤から青回収へ向かい、最終的には黒青タッチ緑(蜘蛛と鮟鱇)になった。幸いにも増殖絡みがそこそことれたので、感染持ちクリーチャーはそこまで多くないが「悪性の傷」や「胆液の鼠」あたりで毒がスタートすればそれなりのレベル。遊びイベントってことで「容赦無い潮流」もばっちり採用しているぞ。でも、こういう導入ゲームで勝ってしまうと印象が悪そう、ということに後で気づいた。すまん。

 

2位 【Ebichili】 赤青 <核への投入 ヴァルショクの模造品 恐慌の呪文爆弾>

 ハンドルネームを見れば、関係者の方々は誰が参加したか分かるだろうか。一応外部の人のために彼の履歴を紹介しておくと、一応マジック経験者で、数年前、アラーラ環境あたりでは何度かドラフトにも参加してもらったのだが、その後諸般の事情により参加が続かず、結局メンバーとして定着しなかった人間である。今回は初心者講習ということで参加もしやすく、人数調整のために参加してもらった。ちなみに「やるならシールドじゃなくてドラフトがしたい」といったのはこいつである。さておき、そんな数年ぶりのドラフトチャレンジは、「核への投入」からスタートしての赤。最終的には「セルターチ」や「停止命令」などのために青がサブカラーになり、3パック目で手に入った「カルドーサのフェニックス」に勝ち手段を絞ってそこそこ金属術が維持出来るように心がけたデッキとのこと。赤の方は火力がボチボチ、「燃えさし鍛冶」なんかもいるので金属術を目指すのは正しい判断だろうか。ただ、今になってピック表を見直してみると、サブカラーに青を引っ張ってくる必要があったかどうかはやや微妙。というのも、とにかくフェニックスのために「金属術を維持しないと!」という意識からアーティファクトが無駄に多く採用されており、色の合わない「起源の呪文爆弾」や、アタッカーが少ない「恐慌の呪文爆弾」あたりはあまりしっくりきていない。そして、アーティファクトにスロットを空けるために「カルドーサの首謀者」「オーガの抵抗者」「刃族の狂戦士」といった赤のメインウェポンが全てサイド落ちしてしまっていた。「重いカードは増やしたくない」「アーティファクトはこれ以上削れない」などは、試合前に行ったレクチャーで「金属術にはとにかくアーティファクト」や、「マナカーブという概念があってな」などという上っ面の講釈を厳しく受け取りすぎてしまったようである。なかなかマジックを他人に教えるのは難しい。ま、一応2位だからいいよね。

 

3位 【Mei】 赤緑 <忍び寄る腐食 シルヴォクの模造品 エズーリの大部隊

 初めて書く名前なので新人っぽく見えるが、実はいつもの面子。これまでは【Newcomer】と記載していた男である。今回ニューカマーよりニューカマーが多数登場したため、いつまでもこの名前ではまずかろうということで、適当に改名しました。今後ともよろしくお願いします。で、そんな彼の目指すは、相変わらずの非感染。もう、いい加減に飽きないもんだろうかと思うのだが、今回のデッキは案外面白い出来。一応「忍び寄る腐食」は感染向きのカードであるし、1引きの時点では普段と違う方針を考えていたのかもしれない。だが、3引きで「カルドーサの炎魔」、4引きで「核への投入」なんかが引けた日にゃ感染なんてやってる場合じゃねぇ。いっそいつも以上に濃いくらいの純正金属術デッキである。今回上手いと思ったのは、金属術の時にやや扱いが難しい緑の軍勢、「甲殻の鍛冶工」などのための周りのアーティファクト配備で、ホームカラーの白を使わずとも、かなりの純度の金属術を実現している。「太陽の宝球」×2はかなり美味しいし、「絡み線の壁」×2など、序盤から並べられるアーティファクトのおかげで、「エズーリの大部隊」の安定感が半端じゃない。「らせんの決闘者」など緑赤というちょっと珍しいカラーリングだから使えたカードも多く、流石に一日の長があるということを見せつけてくれた。でも、マッチの関係で3位ですけどね。うん、土地が事故ったのは分かったから、そう何度も何度も何度も何度も何度も言い訳せんでいい。お前が引いた土地の数とか、別に誰も興味ないからな。

 

4位 【Seachicken】 白 <主の呼び声 危険なマイア 起源の呪文爆弾>

 こちらはまっとうな意味での初心者プレイヤー。……だと思っていたのだが、実は過去にちょっとだけマジック経験があったらしい。個人的にはカードを触っている姿を一切見たことが無かったし、この環境のことなんか全然知らないだろうと思っていたのだが、前述のサンプルデッキで一応練習はしてくれていたみたい。意外な伏兵である。そして、そんな彼がとった戦術は実に潔い。「一応ルールは知ってるけど、どうせカード情報やメタ戦術で不利なのは自明。それなら、ピックで悩まないように完全に決め打ってしまおう」という戦略である。1引き「主の呼び声」からスタートして、とにかく「白い」「軽い」の2つの要素だけを見据えての一心不乱のピッキング。その結果出来上がったのが、「レオニンの空狩人」×2に「ケンバの空護衛」、「ガルマの守護者」が2体の白単ビートである。アーティファクト戦力は「刃の歩哨」×2「危険なマイア」などの他には「回転エンジン」×2「ヴァルショクの模造品」とパワー偏重のカードが多めに採用されており、とにかくビートビートビート。除去は「存在の破棄」が2枚と、このデッキ速度なら「微光角の鹿」も充分除去だ。結果、個人的には試合をしていて一番怖いデッキだった。はまった時の速さは、本当の尋常じゃないのだ。「叫び角笛」まで投入して早いターンから必ず動いてビート&金属術達成を狙うので、4ターン目の「ガルマの保護者」の威圧感が半端じゃない。ここまで決められると、2パック目で「ワームとぐろエンジン」を流して「危険なマイア」をとったのも正解とすらいえるかもしれない。本当に惜しかったのは、「バランスとかわからねぇし」というので土地を平地だけにしてしまったこと。「回転エンジン」×2「ヴァルショクの模造品」がおり、サイドボードには「電弧の痕跡」なども見えるため、少なめでもいいので赤に触っておけば、ひょっとしたら全勝も狙えたかもしれない。何とも不可解な勢いのあるデッキだった。そして、改めて後ろで観戦していて、やっぱりマジックで一番難しいのはコンバットなんだなぁ、ということを再確認。ビートデッキって、シンプルなはずなのに初心者には難しい要素がてんこ盛りなんだよね。

 

5位 【Metallica】 緑黒 <マイアのタービン キマイラ的大群 ダークスティールのマイア>

 今回の真のターゲット。純正初心者であるが、それなりにマジックに対しては興味を示してくれており、サンプルデッキでの試合なんかは積極的にやってくれている。だが、生まれつき神経が細いためか、むくつけき野郎共が集まるドラフト卓に参加するのがおっかなくて、誘ってみても「や、今回はちょっと……」がお約束。そこで、これだけ初心者がいれば良いのでは? という新たな勧誘を試みたところ、ついに卓に付いてくれたのである。ピック中・試合中も「俺弱い!」「アカン!」「わからへん!」を連発して、相変わらず自信が無さそうにしていたのだが、ピック表を見て分かる通り、これまでの地道な練習は着実に結果に表れている。感染デッキ狙いは「感染さえ集めればいいから楽だと思った」ということだったが、実際はそこまで簡単なものではないはず。その中で、ちゃんと感染デッキの体裁を保ち、デッキの強さもそこそこになっているはずだ。ただまぁ、いかんせん引きがね……残念。試合途中で心が折れ、またよんどころない事情もあり、途中退席という結果になってしまった。一応デッキが残っていたので、最後の1戦は私が彼のデッキを使って最終戦を消化し、ちゃんと結果を残せているので心配ない。君のデッキは弱くない。え? いやまぁ、感染デッキなのにワームが殴るだけで勝ってた試合とかもありますけど……いいじゃない。神話だもの。

 

 

今回のピック表

 

 【Thraxi】(黒青緑) Newcomer】(赤緑) 【Metallica(緑黒)

                         

 【Ebichili】(赤青)            【Seachicken】(白)

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