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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 一週間遅れで、第10話。なんだか久し振りに見たから前回までの流れを忘れ気味になってしまっているのは難です。やっぱり画ばっかり見てるとストーリーとか頭に入ってないな。

 とは言っても、今回はいよいよクライマックスということで、分かりやすい内容になっているので追いかけるのに苦労はない。夢路が最も大切に思っている人、勇魚が物語の中心となり、それを守ろうと結集する各種夢魔たち。夢路とメリーは臨戦態勢を取りつつも勇魚を見守り、エンギは夢路からの報せを受け、メリーには相談せずに撃破出来るようにと思いを巡らせる。彼女の中でも未だに「夢魔を消滅させること」については整理が出来ていない可能性もあるが、相手は仇敵の一派であるミストルティである。油断は出来ない。

 そして、今回一気にクローズアップされたのが、謎の夢魔レオンの器となった少女、河波千鶴である。両親を失った過酷な家庭環境が明かされ、そこに入り込んだ無頼の夢魔であるレオンとのやりとりも描かれた。互いにどこか空虚な印象がある2人だが、河波の心にはいつの間にか勇魚が入り込んでいた。あくまでミストルティを討ち取ろうと目論んでいるレオンと、とにかく勇魚を守りたいと願う河波。その思惑は少しずつズレが出始めているようで、最終決戦での河波の関わり方に影響を与えそうだ。

 そして、敵方はひたすら飯を食い続けてエネルギーを蓄える先生とミストルティの非道コンビに加え、ピエロ夢魔(ランズボローというらしい)から報せを受けた、大ボス中の大ボスであるエルクレス。正式な登場は初だが、これまで登場したどの夢魔よりも分かりやすい「敵キャラ」であり、その能力もエンギやミストルティと比べてもぶっ飛んでいる。どっかで見たことがある気がすると思っていたが、そういや「シャナ」に似たような敵キャラがおったよな(天目一個)。原作との兼ね合いを考えると、こいつとはアニメシリーズで戦うことはないんだろうけど、パンチキックしかないメリーがどうやっても炎の鎧魔神に勝てるイメージは湧かないので、それが正解だと思われる。

 2話続けて随分見やすい画面が多かった今作。あんまり小難しいことを考えずに、単なる不思議バトルものとして見せてくれて、そこに夢世界のちょっと不思議なイメージが重なれば、それで充分セールスポイントにはなるみたいだ。今回は河波とレオンが絡むデイドリームの映像が面白くて、それが河波が現に戻った時にも影響していた画面が随分印象的だった。最初からもうちょっとテンポ良く話を繋いでこういう画面を見せてくれていたら、作品全体としてもっと盛り上がっていたのかもしれない。でもまぁ、最終回に向けて、楽しみは増えましたね。

 ところで河波さん、両親を失ったことは分かったんですけど、なんであんな廃屋に住んでるんでしょうか。心を失うことと、生活環境を良くすることは話しが別だと思うんだけどね。……まぁ、やたら扇情的なサービスカットを披露してくれたので、今週はそれで良し。

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