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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 この度、「戦姫絶唱シンフォギア」シリーズの公式ソシャゲ、「XD UNLIMITED」が眠るようにして静かに息を引き取った。稼働期間は約6年半。決して短くない付き合いの中で、たくさんの思い出を残してくれた。終わってしまうのはもちろん寂しいという気持ちもあるが、基本的にソシャゲってのはどこまでも引っ張って長続きできるような媒体ではないと思っているし、終末医療みたいな状態で愚にもつかないものをダラダラと垂れ流されてもしょうがない(そもそも商品なのでそんなこと出来るはずもない)。ここいらが潮時。ファンの人たちもそれは分かっているんじゃなかろうか。

 ……まー、ほんとに愛憎こもごもではありますよ。ゲームとしてはお世辞にも「おもしろ!」ってもんではなかったからなぁ。世の大半のソシャゲ同様に基本的には課金ゲー。でもまぁ、シナリオを読むだけなら微課金でも無課金でもイケるから最後までお付き合いできたってもんで。でも、わたしゃ微微課金くらいだったけど、後半2年くらいは大して不満もなくガチャは回せてたんだよな。その販売形態になっている時点で「もう集金能力ないやろし、どこまで保つもんかな」とは思っていた。正直、想像以上に頑張ってくれたと思う。内容についても、1つ1つのシナリオはさ、ぶっちゃけ同じことの繰り返しではあるんだよ。毎回敵ユニットがちょろっと変わるくらいで、展開はベタの極み。でもそれってどんな作品でも同じようなもんで、お約束をお約束として見せてる分には不満はないし、毎回新しいカードが出てくれば「今回はこんなコンセプトかー」って見守るのはそれなりに楽しい。そう考えるとシンフォギアの心象変化っていうアイディアは良かったよね。それだけで「お人形さんの着せ替えごっこ」はずっと続けられるわけで。

 メックヴァラヌスみたいに時たまクッソ刺さるシナリオが出てくることもあったし、ちゃんとキャラの個性や心情に寄り添った描写もあるから「あ、アニメのその要素をそう解釈するんだ」みたいな感覚がポロポロ出てくるのも愛が感じられた。後半はかなり数は減ったけど、ゲーム由来で新曲がいくつもリリースされるのも嬉しかった。お気に入りは「裸になって…夏」。ついでに好きなシナリオは「太陽の三撃槍」。あのクオリティがちょこちょこ出てくれればいうことなしですよ。個人的に心残りがあるとすればノーブルレッドの活躍がもう少し見たかったことくらいかな。エルフナインについては、多分参戦するのがほんとに最後の切り札扱いだっただろうから量が少ないのはしょうがない。

 キングポーンに移管した後もそこまで大きな変化もなくプレイすることができたし、グダグダで終わるんじゃなくて、最後はきちんと「最後らしい」ことをやってくれたのも好印象。決して無責任なお仕事じゃなかったというので、シンフォギアプロジェクトの1つの形態として誇っていいだけの結果を残したと思いますよ。あとはもう、ファン目線からは「XDで見せたギアが、どっかでアニメになってくれればいうことなしなんですが……」っていうくらいですかね。新プロジェクト、どうなるかなー。

 お別れにあたって、せっかくなのでちょっとだけ思い出を記録する意味でカードをいくつかピックアップしよう。一応メインキャラで1キャラ1枚縛りにして、だいたいの時系列で並べていきます。古いカードが多いのは思い出補正なのでご容赦を。みなさんの思い出のカードはなんですか?

 




 

マリア/EMPRESSREVELLION

 
 マリアさんだけ初期カードでなおざりな扱いみたいになっちゃってごめん……。でも強いカードばっかり取り上げてもネタ被っちゃうからね。このカードはもう単純に、「最初に引いた
☆5」です。まだソシャゲのなんたるかも全然わかってなかった私はリセマラなんてしてないし(あの当時ってもうリセマラって常識だった?)、「わぁい、強いカードはこれ1枚だぁ!」ってんで、頑張ってレベル上げたんですよね……カードごとの強さというものを思い知らされるまでに時間はかからないわけですが……。

 

 

クリス/NIRVANA MAGOG

 というわけで私の前に最初に立ちはだかった分厚い壁がこいつですよ。最初期からの無課金プレイヤーは同じ思いをした人も多いんじゃないでしょうか。こちらはアリーナメダルと引き換えにもらえるカードだったはずだが、防御無視ダメージの効率がダンチで、アリーナで勝てる人間は早々にこいつを完凸させて鉄壁になり、雑魚は「狩られる側」に回らなきゃいけなかった。自軍にこいつがいないせいで、アリーナの対戦相手リセットで延々時間を消費する地獄が……。

 

 

調/終α式・天翔輪廻

 「勝てないよこのアリーナ」……って思ってたところに勇気を与えてくれたのがこちらのカード。高効率の回復性能によってなんとかデッキの戦線を持ち直すのに一役買ってくれたナイスサポーターで、しばらくはうちのエースを担ってくれていた。こうしてみると、このゲームは最初期から回復性能で勝負するゲームだったんだなぁ(今回のラインナップに回復キャラがやたら多い)。

 

 

未来/黒叫

 これも思い出深い、バンドリコラボの時の未来さんですね。カード名がまんま「BLACK SHOUT」っていうのも良かったし、湊友希那とのひだまりトークは今でも忘れられません。ちなみに、その後のコラボでは流石にカードの枚数を絞ってガチャから出るのは2枚にすることが多かったが(カード枚数が増えたのはキラメイジャーの時くらいか?)、この時は初のコラボということもあってか、オリジナルカードが5枚作られたもんで期間中の完凸が無理ゲーだった。未来さんも1枚か2枚しか出なかった気がする。最終的にクリス×Afterglowだけ性能が良くてしばらく使われてたっけ?

 

 

セレナ/DWARFADVENTURE

 今回唯一☆4から選出。低レアリティでもまだ戦えていた貴重な時代の徒花。常闇付与は当時ガチで強かったため、手軽に投入できる☆4のくせに相手を完封できるありがたい存在だったなぁ。こういう「コストが低いカードもやりくりしてデッキを組むぞォ」みたいなのがもっと長続きすればゲーム性も上がったんだろうけど……まぁ、そんなバランス調整できるわけねぇよなぁ。今回見返してて、「セレナはカード数自体は少ないのに変な形で環境に影響与えるカード多かったな……」とちょっと思った。

 

 

奏/SUNFLAME♾️CREMATION

 ブリーシンガメンの登場、つまり初のデュオレリック! この辺りからの一連のストーリーは色々と高ぶる展開で印象に残ってます。それぞれの奏者が、相性の良いレリックを見つけて独自の方向にギアを伸ばしていく純正成長譚は「続編」としてすごく真っ当な展開だったし、ギアの形状にも個性が見えて楽しかったですね。奏&ブリーシンガメンは初期だったせいもあって制限の大きなギアっていう設定になってたけど、その辺りもまた奏らしくてねぇ。青や紫が入ってデザインもオシャレ。デュオレリックだとミョルニルの無体なデザインも大好き。

 

 

切歌/UNLIMITED OVERDRIVE DEATH

 続けてカードの性能以外の話を書いておくと、ゲームオリジナル要素である「アナザーの面々」も大きな魅力の1つでしたよね。確かつばクリが最初に出てきて、その後は「どんな変なアナザーが出てくるのかな?」って思ったら切ちゃんがまさかのメカっていう(本人もちゃんといたけど)。こちらのメカ切歌さん、ギアでもなんでもないからフォルムがとんでもないことになってて「これを戦わせていいものだろうか……」ってちょっと悩んだわ。あとやっぱりアナザーだとカデンツァヴナ姉妹の設定が大好き。どっちも超可愛い。アニメ化希望。

 

 

キャロル/エラプションエイジ

 白状すると、結局面倒だったので最後の最後までアリーナのメインパーティーに入れ続けてました。しかしほんと強かった。こいつと奏(SUPERNOVA♾️BLINK)の緋コンビだけで相当長いことアリーナは放置してたくらいで、バトルパレスも困ったらとりあえずこの2人でなんとかなることも多かった。それくらいに回復が強かったし守備性能が高い。確か緋属性のお披露目カードがこの2体じゃなかったっけ……もう、あの時点でバランスとかむちゃくちゃになってたのかもな……。

 

 

翼/夢幻結刀

 こちらもコラボからで、「アサルトリリィ」の時の翼と夢結様の合わせ技。これも記憶に残ってる人が多いだろうが……コラボで出しちゃいけない性能で当時のアリーナが一気に塗り替えられたんですよね。そもそもの立ち位置が強い翠属性に加えて尋常じゃねぇ回復力。こいつ1枚で「負けないけど勝てない」みたいなゾンビみたいなデッキも横行し、アリーナのターン数が伸びる伸びる。私は引けなかった勢だったので大人しく回れ右してました。頑張ってお姉様ぶろうとする翼さんも新鮮だったな。

 

 

響/我流・多元協腕響来拳

 というわけで、やはりラストを飾るのはこちらでしょう。思い出とか特にないけど(つい最近リリースされたカードだし)、こいつの演出があまりにも壮絶だったもんで「あぁ、多分サ終なのだな」と悟ったプレイヤーも多かったはず。6年分の思い出を全部背負って出てきてくれた、華々しくも実に「らしい」響の必殺モーション。これが私のシンフォギアだァ!

 

 

 改めて、スタッフのみなさん、最後までプレイしたプレイヤーの皆さん、お疲れ様でした。

 
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