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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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  公式ページで「M12」の情報の公開が始まり、「あれ? 新エキスパンションが発売されたばっかなのに、ちょっと早くね?」と思っていたら、気づけばもう発売日まで2ヶ月きってたのね。やっぱり年に4エキスパンションが出るようになってから、1つ1つの間隔が短く感じますな。

 年1回の基本セット改訂が行われるようになってから、やはり環境の変動も大きくなった。M11でいえば、なんと言っても多大な影響を与えた衝撃のタイタンシリーズがあるし、ほかにも渋いサポートが光る「神聖の力線(M11)」や、カウンタースペルの雄「マナ漏出」「否認」などなど、なんだかんだで、現代のデッキは基本セット無しでは成り立たないのである。「脅迫」も「破滅の刃」もない黒なんて怖くないし、「耕作」も「酸のスライム」もなければ緑は立ち往生してしまうかもしれない。それくらい、基本セットが変わるというのは大事件なのである。さて、今期は一体どんな新しいカードが現れ、どんなカードたちが姿を消すことになるのだろうか。個人的には、強いくせにあんまり枚数を持っていない「タイタン」シリーズが退場してくれると助かる(財布的に)。



○新システム

 新システムと言っても、流石に基本セットで全く新しいコンセプトが現れることはない。再録システムと、過去にあった能力のキーワード化が主である。

 

1,キーワード化:Hexproof (このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない)

 複合語だから日本語訳が難しいけど、キーワードっぽく二次熟語を生成するなら「呪抗」とか、「魔抗」とか、そういう雰囲気になるだろうか。これまで個人的には勝手に「ワンウェイ被覆」と呼び習わしていた能力がキーワード能力になった。これまで存在していたこの能力は全て緑のクリーチャーに与えられたもので、現時点では緑固有の能力となっているようだ。かの有名な「トロールの苦行者(MRD)」がそのパイオニアだとばかり思っていたが、調べてみたら意外なことにポータル三国志にこの能力を持ったクリーチャーが2体も存在していた(「道教の隠者(PTK)」と「嘲笑する仙人、左慈(PTK)」)。流石の中国である。名前があんまり基本能力っぽくないのは気になるところで、いっそのこと日本語訳は「一方通行(ヘクスプルーフ)」とか書くと流行ものっぽくなる気がするけど、それだと「木原クン」に負けるから駄目だな。

 

2,新用語「Die(死ぬ)

 「Die(死ぬ)」とは、以下の状態を表す新たな用語である。「このクリーチャーが、戦場から墓地に置かれる」。つまり、過去に「〜が戦場から墓地に置かれたとき(When is put into the graveyard from the battlefield)」と表記されていたものが、「〜が死んだとき(When dies)」という簡略化された表記になる。「死んだ」という特定された語になっているおかげで、現時点ではクリーチャーにしか使えない用語であり、エンチャントなんかは今まで通りの表記になる。ルールテキストが短くなるのは直感的に理解しやすくなるので良いことなのだが、専門用語が増えることで初心者に対する敷居が高くなるのはどうかと思う。もういっそ「bury」も復活すりゃいいのにね。

 

3.復活キーワード「狂喜(bloodthirst)

 狂喜X(このターン、いずれかの対戦相手にダメージが与えられている場合、このクリーチャーはその上に+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る)

 M11では過去の懐かしキーワードとして「占術」が復活したが、今回は予想外のところでギルドパクトから「狂喜」が復活。こんな特定的な能力が復活するとは意外なところである。「占術」はそれなりの活躍を見せたが、「狂喜」はラヴニカ当時もそこまでスポットが当たらなかった能力。はたして基本セットで日の目を見るかどうか。グルールビートにおける「瘡蓋族のやっかい者(GPT)」の圧力は半端じゃなかったので、カードの素体のかみ合い方次第だとは思うのだが。色分布はやっぱりグルールカラーになるのかねぇ。

 

以下、カード情報

 

・再録カード

・「Archon of Justice/正義の執政官(EVE)」 R

 PIG能力が「死ぬ」になったことの参考例として再録。強いことは強いんだけど、初登場時にどこかで使われたという情報は聞いたことがない。

 

・「Sorin Markov/ソリン・マルコフ(ZEN)」 M

 今回も当然全ての色に1体ずつのプレインズウォーカーが収録されるわけだが、黒は長年レギュラーを張ったリリアナ姉さんを退けて、この男が乱入した。他の4人が現役続行確実と見られているため、ちょっと可哀想である。ただまぁ、次の「イニストラード」でリリアナさんの本気モードが見られるとの噂もあるので、そっちに期待しよう。ちなみに、ソリンになることで地味に黒が進める「単色化」を後押ししていたり。

 

・新規カード

Gorehorn Minotaurs (血まみれ角のミノタウルス) (2)(R)(R) C

クリーチャー・ミノタウルス、戦士

3/3 狂喜(2)

 復活キーワード狂喜の紹介カード。コモンなのでそれなりのレベルであるが、色拘束を無視すればあの「丘巨人(10ED)」の上位互換なわけで、基本セットのレベルも上がっていることが伺えるのである。4マナ3/3なら素出しで文句はないし、4マナクリーチャーをプレイする際に狂喜条件を満たすのはそこまで難しいことじゃない。労せず4マナ5/5ってんだから、コモンレベルじゃない活躍を見せる可能性も高い。おっかない世界ぞな。

 

Dungrove Elder (2)(G) R

クリーチャー・ツリーフォーク

*/* hexproof

〜のパワーとタフネスは、それぞれあなたのコントロールする森の数に等しい。

 こちらはhexproof のお披露目カード。素体は緑によく登場する森の数を参照するタイプで、一応純粋な先輩カードとしては「ウークタビー・ワイルドキャット(7ED)」があげられるが、個人的には時代が近い「不屈の頑固皮(LRW)」の方がイメージが近い。緑単色デッキならば3マナ3/3から始まり次第に巨大化していく非対象生物となるため、リミテッドで固め打ち出来ればなかなかの戦力になる。ゼンディカーが落ちれば「巨森、オラン=リーフ」や「カルニの庭」といった特殊土地も減る可能性があり、その時点で緑単が生き残れるならば、ワンチャンスが無くもなくもない。多分、ない。

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コメント
無題
進藤欣也さんのツイートによると「Hexproof」の訳は「呪禁(じゅごん)」となるそうです
Duels of the Planeswalkers 2012 の予告壁紙や動画を見るにアジャニもギデオンに交代なようで
リリアナ姐さんはイニストラードの予告絵からほぼ登場確定なようですが…アジャニはこのままさよなライオンなのかしら…
【2011/05/23 21:07】 NAME[DRAKE] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
呪禁……呪禁かぁ……proofって被覆みたいに防壁を作る意味なんだから、「禁止する」みたいな能動的な語はしっくりこないんですけどねぇ……仕方ないかな。

そういえばM12のPVはギデオン先生がメインでアジャニさんはおらんかった! やだー! 今度のイベントの報奨カードがアジャニのくせにー! 地味キャラがリストラされるんなら、もっと使用頻度が低い赤のあの人が肩を叩かれるべきなのにー! 男女比か? 男女比の問題なのか? 
【2011/05/23 22:57】


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