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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 L字と速報の乱舞、最終話。うーむ、せっかくの記念すべき話数だというのにこの台風……仕方ないこととはいえ、やるせない気分である。でも、その程度で揺らぐような作品ではございません。この日常は、ちょっとやそっとじゃ揺るがないですから。

 ゆかりさんの風邪は、結局そこまで大したもんでも無かったようで。大吉とりんは玄関先まで見舞っておいとまする程度に留まった。コウキは相変わらずどこまでもフリーダムではあったが、「しっかり面倒をみろ」と大吉に言われたら良いお返事。男の子だねぇ。りんも、ちゃんと看病してくれたゆかりさんへの恩義を果たすために見舞いの品を送り、ゆかりさんもそれに対して誠意ある返事をする。ほんと、この2つの家族の関係性は素敵です。

 そして、歯の生え替わりやら縄跳び大会やらのイベントを経て、大吉はりんが確実に成長していることを感じると共に、些細な出来事で右往左往する自分の生活に多少の疑問を覚える。こんなに小さなことで大騒ぎしていては、自分の時間なんかあったもんじゃない。この先の人生、これでずっとやっていけるのだろうか、と。奇しくも実家に帰ると大吉の妹さんも結婚が決まり、子供が出来た後の自分の人生について不安を抱えていた。結婚すること、子供と共に生きること。それがはたして、良い人生となるのかどうか。

 だが、そんな疑問に対するパパとも軍団やゆかりさんの答えは至って簡単なもの。「それが普通のことだから」。そう、世の中には父親と母親、子供を持つ人間で溢れているのだ。たとえ大吉のように奇妙な縁に結ばれていたとしても、子供と一緒の生活、子供と成長する生活は、人類普遍の「普通の風景」。損得だとか、苦楽で判断するようなものじゃない。いつの間にかそこにあり、善し悪しで判断するのではなく、自然に受け入れていくもの。だからこそ、そこにあることが平穏に繋がる。

 大吉は、多分それを知っていた。知っていた上で、一度は確認する必要があることだったのだ。当たり前のことは、当たり前だと認識することで幸せにもなろう。これからの大吉とりんは、ずっとこの「当たり前」を受け入れて、幸せに続いて行くに違いない。まさに、ハッピーエンドである。もう、何も言うことはないです。

 今回も素敵ポイントは多数あったのですが、なんと言ってもクライマックスで大吉が振り返った回想がじんと来ましたね。わずか1年足らずのりんとの共同生活の中でも、いっぱいの想い出が詰まっていることがほんのわずかな時間でぎゅっと表されていて、こちらまで想い出を共有しているみたいでした。他にも、少しずつ大きくなっていくりんの勇姿が素敵。後ろとびでトップの回数って、りんちゃんは将来は運動系の部活にでも進むんでしょうかね。歯が抜けちゃったあとの間抜けな表情まで可愛いんだから、きっと将来も絶世の美人さんだしね。

 あと、やっぱりゆかりさんね。優しそうなゆかりさんが不安げな女の子に向かって「さやかちゃんは……」って言ってるのが面白くて仕方なかったです。中の人的に。

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