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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 グリーンが女性戦士とか! 第9話。ウィーンはその辺ちゃんとプロデュースしてくれよ! まぁ、彼の場合は戦隊マニアじゃなくて「ガンバライジャーファン」なだけみたいなので、その辺が適当なのは仕方ないけども。偶然にも女性3人に対応可能なカラーリングだったのになぁ……あのスーツ、どんだけフリーなサイズなんだろうなぁ……

 というわけで、圧倒的戦隊回になったということは、妙なところからウィーン回だったということである。前回までに和奏・紗羽は大きな問題を解決させ、多分大智もクリアしていた。残りがウィーンと来夏だな、と思っていたら、ウィーンの問題解決がこんな適当なことに。いや、本人の悩みもそこまで大きくなかったみたいだから別にいいんだけどさ。あんだけ思わせぶりに手紙の描写を繰り返しといて、「多分ヤンも元気にやってるから大丈夫だよ!」って、それだけでいいんだろうか。それだけ戦隊レッドが偉大だということなのかな。CV檜山だもんな。……あれ? でも変身後の声が檜山ってことは、変身前も檜山じゃね? もしくは電王みたいなイマジンシステムなのか。だとしたら新しいな、ガンバライジャー。

 とんとん拍子で話が進んだのは、白祭の準備と、そのために必要な資金繰りのバイトのお話。紗羽のお母さん、志保さんの計らいで、今が旬とも言えるご当地ヒーローへの道が拓けてしまった合唱部の面々。いくらご当地ヒーローといっても流石にフェイスマスクぐらいはしてもらわないと困るのだが、この企画、本当にやっつけなんだろうな。もし万一、ショウテンジャーが一山当てたとしても、デビュー時に顔出しだったら役者の替えが効かないからずっと和奏達にやってもらわなきゃいけないわけで、アルバイトの仕事としてはあまりにもヘヴィー。商店街の人たちにもう少しやる気があればマスクくらいは発注出来ると思うのだが、それすらやってくれないだろうしなぁ。そもそも「衣装に心当たりがある」寺の嫁の時点で異次元の存在なので、回りの人たちがついて行けなくても仕方ないけど。過去にこの商店街で一体どんな催し物があったというのだ。

 とにかく、大人の意向と若者の要望が合致し、どさくさに紛れて教頭の審査も突破した5人はめでたく戦隊デビューすることに。女の子には分からない男の子のロマン。大智もちょっとついて行くのが大変そうだが、日頃の行いが良いウィーンが暴れているだけなので、女子3人もなんとかついてきてくれるみたいだ。来夏は元からバイトと賑やかなコトは好きだろうからいいとして、他の二人はあのぴっちりスーツで人前に出ること(しかも顔出し)に対して抵抗がないのは恐ろしい。まぁ、馬に乗って町中を闊歩した時点でどんな羞恥プレイも平気な気もするけど……「あの戦隊の緑の子、こないだ馬で登校してましたよ」って、そっちの方がよっぽどご当地ヒーローっぽいじゃねぇか。

 戦隊を絡めたウィーンの昔話と現在の悩みは、本当にサラッと流す程度の扱いだったのは可哀想だが、一応彼のバックボーンが確認出来たし、取り立てておかしな点があるわけじゃないから良しとするか。「ウィーンの町並みにリス多すぎ」とか突っ込みどころはある気もするが、金髪碧眼、病弱な美少年がちょろっと登場しただけでもニーズはあるし。これまで熱心にウィーンが続けてきたメモの意味がきちんと活きてきて、「メモはもういいんだ」という短い台詞から手短にお悩み相談→解決までのプロセスが繋がったのは脚本の上手いところ。あの流れから「なんかあったのか?」と悩みを察知出来る大智はすげぇと思うけど。普通に考えたら「流石にこの戦隊オタクちょっと気持ち悪い」ってひくのが普通の反応だと思うしなぁ。大智はマジで良い奴だ。デリカシーないけど。ばっちゃが言ってた格言も立派だよ、田中家。

 その他の面子はというと、紗羽は新しい進路を模索しているところ。とにかく馬絡みの仕事を探すことになるわけだが、やっぱり自分で乗りたいというのが最初にくる要望らしい。騎手以外で自分が馬に乗れる仕事って……あんまり無いなぁ。いや、そもそも騎手って「自分が育てた馬」には乗らない気もするんだけども。紗羽ちゃんたらあのタイミングまで体重制限すら調べてなかったうっかりさんなので、多分まだ見えてない世界がたくさんあるんだろう。時間はないけど、将来の夢を探している間は楽しいもんだ。一方、はっきりとした目標がある和奏も、ちょいとスランプ気味。猫でも出来るとはいえ(実際、ノラはピアノに飛び降りた時に立派な曲を奏でていたけど)、作曲なんてそんなに簡単にできるもんじゃない。親父さんのいう通り、のんびりやるしかなさそうである。

 そして、和奏の作曲に大きく関わり、クライマックスでは中心人物となるであろう、教頭こと高倉先生。志保さんからすれば「真面目な先輩」、来夏からすれば「話の分からない天敵」。しかし、その実態はあくまで一人の女性。校長が怯えている学長からの命令は、教頭にとっても望まざる何かであるらしいのだが、彼女の頭を悩ませる計画とは一体何なのだろう。そして、彼女が心を開き、まひるさんの思い出を共有しながら和奏と一緒に曲を作ることが出来るかどうか。こうして物語がクライマックスに近づいているのが分かると、気分も盛り上がるのだが「もう終わっちゃうんだよなぁ」という寂しさが早くもよぎるのです。次回あたり、いっそヒーローショーで1話使うくらいののんびりペースで話をダラダラ続けてくれないもんだろうかねぇ。

 今回のお気に入りポイントは、大活躍だった志保さんかな。P.A.作品の能登キャラは毎回良い味が出ておる。こういう大人が回りにいてくれる子供たちは幸せだ。あとは、ポジティブモードになってからの和奏のキャラも良い。悩みが晴れると、案外天然で可愛らしい娘なのである。寝起きで親父さんに返事したときの「んぅ」っていう声がやたらナチュラルで好き。和奏さんが目玉焼きの着地に失敗してしまうほどに料理が微妙なのは中の人オマージュ、ではない。

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