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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 変態に加えてバカまで参戦してカオスが止まらない第4話。この作品を見ていると何がノーマルで何がアブノーマルなのかが分からなくなってくる恐れがあり、屋上の何気ないシーンでこの作品には珍しく普通の男女カップルがいちゃついてるのを見て、「…………、あぁ、こっちが正しい」とか改めて認識する必要が出てきたりする。怖い。

 さて、意外とあっさり邂逅を果たした2組の百合ップル。百合千和こと当麻みやこと、どこかルキア似の蓮賀朋絵。くせ者なのは間違いないが、確定しているのがとにかくバカであること。これまでは一応百合であることは隠してきたようだが、同胞を見つけたことに気をよくしたのか、まさかの百合プレイ部活進出を企てる。……うん、バカだね。

 ここに来て4人の百合が揃ったわけだが、その全員がタイプの違う性癖を持ち合わせているのがなかなか面白い。朋絵と汐は2人とも「攻め」タイプの百合だが、朋絵はきれいな女子を愛する王子様タイプ。たいていこのタイプの百合っ子は「文武両道」を謳うキャラの場合が多いのだが(そして高確率で朴璐美か甲斐田裕子だったりするのだが)、朋絵の場合、惜しむらくはバカである。ただ、その分押しの強さがより致命的なものに。対して汐の場合は、純粋に女の子に憧れを抱くお姫様タイプの百合。能動的なアクションはなかなか起こせないが、キョリに候補者の写真をもらって身もだえるなど、節操の無さが最大の武器。

 残りの2人は、百合とは言っても女性全般ではなくて1人の相手に尽くすタイプ。みやこはまだまだお子様で、単に昔から慕っていた朋絵に憧れを抱いている妹タイプ。腹黒ツインテというなかなかのステータスをお持ちだが、声のせいでギャグの度合いが高まっているのは秘密。そして、熱烈な愛情を持ちながら、持ち前の不器用さで全力空回り中なのが、我らが純夏さん。やたらとテンションが上がっているのでギャグとして笑える部分も多いのだが、彼女の不幸な身の上を考えると、むしろ涙が出てきそう。せっかく汐から告白と受け取れないこともない台詞をもらえたのに、それに対するレスが「風間好みの女の子を集めまくってやる!」という自爆発言。憧れの汐のことを思えば思うほど、相手は自分から遠ざかってしまう。あまりに切ないジレンマだが、純夏はどこか幸せそうだ。本当にいい娘だなぁ。

 そして、今回もう1つの重要なカギを握った朱宮君。彼の場合も非常に倒錯した矛盾の中におり、憧れの純夏とお近づきになれているのだから喜ぶべきなのだが、彼女からの命令は「女装して他人に告白せよ」というあまりに酷なもの。特に純夏の場合は朱宮の恋心を知った上で彼にこんな荒行をやらせているわけで、風間のこととなると血も涙もない。見ようによっては本当に最低のヒロインなのだが、当の朱宮君がまんざらでもなさそうなのがなぁ。3回告白して全部バリエーション変えてるし、健全な男子高校生がどさくさに紛れて同い年の女子高生に抱きついてるわけだから、これは役得と言えないこともない。でもね、メンタルがね。純夏さんの見事なスルーに牛耳られ、マゾ根性もみるみる成長しそうです。

 もう、何がなにやら分からなくなっているこの作品。このまま性倒錯ドタバタギャグになってくれてもいい気がするが、アニメ作品としてはきちんと2人の関係に答えを見つけて欲しいのも事実。純夏には幸せになって欲しいです。ほんとに。 

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