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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 まさかのリバイバルキャラが、先回りして視聴者の意見を真っ先につぶしにいった第9話。ほんと、この監督は訳のわからんところで周到だよな……「せっかくシリアスになったってのに、誰も望んでないギャグキャラを復活させやがって」って、キコちゃんは何の作品のイベントに出てたんでしょうね!

 というわけで、誰もが待ち望んでいた(?)名探偵、久良沢凱とその助手キコちゃんがめでたく再登場。1期では沈んだシリーズの雰囲気を余計なほどにもみほぐしながらも、実は案外世界観は壊さなかったこのコンビ。2人が出てたエピソードって、実は割と面白かったんだよね。確かにグロOK、人死に余裕のこの作品では完全に浮いた存在なんだけど、不思議と世界にマッチしている風に見えるのがおかしなところ。このあたりの野放図な世界設定で統制が取れているのは、監督の描く世界観のバランス感覚によるものだろうか。ちなみに、このコンビには格別のこだわりがあるのか、今回は監督自らのコンテ回となっている。

 大宮でヘイと決裂した蘇芳(とジュライ)。あてもなく電車にのったところで遭遇したのは気のいい探偵助手。そこからあれよあれよと母親に会うことになってしまい、事態は思わぬ方向へ。どうにも、蘇芳の望むと望まざるとによらず、世界は残酷な方向へ進んでいるようだ。

 その他の面子では今回霧原さんに大きな動き。前作の事件でアンバーと接触できた数少ないキャラクターである彼女に、「未来の記憶」を持つ魔女の残したメッセージ、「三鷹文書」が託される。また、イザナミを追跡するという志を同じくした鎮目と協力する体制も次第に整い、ヘイや蘇芳とは違った角度から物語の確信へ迫ろうとしている。いつものように鎮目にからかわれて「確かにBK201には会いたいが」って思っちゃう彼女の乙女っぷりが素敵。

 ヘイさんは散髪を終え、ヒゲもきれいにそり、ついにあの頃の風貌を取り戻す。今回はほとんど台詞も無かった上に、顔がはっきり出る機会も少なかったので全盛期を懐かしむには至らないが、それはまた能力を取り戻してからのお楽しみと言うことにしておこう。ただ、鎮目には「能力がなけりゃ単なる根暗のジゴロ」とまで言われているのに、能力を失ってからのヘイさんも遠慮無く強いし、遠慮無く人を殺しています。今回もあり得ないスピードで三号機関の情報を盗み出し、さらには接触、誘拐、あげく刀ねーちゃんとはタイマンはって圧勝。一応「動揺している?!」と親切に負けの理由を説明してくれた葉月さんだが、いくら動揺してるっつうても契約者があっさり組み伏されるのはどうかと思います。彼女も色々と悩みはありそうだけど、「契約者になったおかげで自分の人生の誤謬に気付いた」っていう部分だけは幸せそうではあるよね。

 現時点でのヘイの目的は、ただひたすらに銀を求めること。そのために最も優先度が高い三号機関との接触を図ったわけだが、今現在彼を支えているのは一体何なんだろう。CIAとの関係は切れているはずだし、札幌の一件でマダム・オレイユとも絶縁状態。散髪して着替えるくらいの余裕はあるかもしれないが、特務機関のデータにハッキングかけて情報盗み出したり、ああもあっさり施設に進入して誘拐を働くような余力があるとは思えないのだが……東京在住時代に色々と拠点を残しておいたんでしょうかね。

 そして、探偵コンビ、マダム・オレイユと様々な人間と接触した蘇芳の巻き込まれ人生。これまで紫苑や父のことを思うことは有れど、なかなか母親のことを思い出すことは無かった彼女。それがここに来て突然、写真がつなぐ不可解な接点に立たされた。母の写真を見て構えるカメラのファインダーに、彼女は何を思ったのか。そして、様々な謎の現象と言動を引き起こすマダム・オレイユの正体と真意は何なのか。そして、母親の残した衝撃の一言の真相とは。

 ここに来て、相変わらず謎は混迷を極めている。一応、「死者の復活」という現象については、既にパブリチェンコ博士が一度経験しているので、どうやら紫苑とパブリチェンコが何かを握っているのは間違いないようだ。しかし、「8年前に死んだ」という「事実」との関連性は何なのか。何故パブリチェンコは「蘇芳を普通に生活させ、紫苑の存在を隠していた」のか。何故、母親の方はそれを知らなかったのか。いや、そもそも本当に蘇芳は蘇芳なのか。「双子」というファクターを絡めるとありとあらゆる妄想が可能ですが……もう、あとは黙って見てた方がいいね。何を思い描いても、この監督じゃもう一捻りかましてきそうな気もするしな。

 余談だが、蘇芳とキコが話しているシーンを見て、「あれ? 阿良々木さんはどこにいるんだ?」と思ったのは私だけではないはず。そう思いたい。

 蘇芳も可愛いんだけど、どっちかっていうと変な衣装着せられて飛び出したり、猫喫茶の画面端で無表情の目だけ映ってるジュライが可愛い。「ショタのドールは需要があるからな」って、前のおねーさんは正しいこと言ってたな。 

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