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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 最後の最後まで「もやっと」な作品だった。理由は色々とあるのだろうが、期待のP.A.枠での完成度として考えるとちょいと残念。角川文庫65周年記念作品と銘打たれているわけだが、うーん、数字の微妙さも相まって、なんかあんまりお祭りムードではないな。

 根底にあるものは決して嫌いではない。映像面については本当にケチの付けようがないし、泉水子のキャラも、声の恩恵をフルに受ける絶妙なライン。タイトルが「絶滅危惧少女」なのだから、こんな不可思議な理想の体現者が居てくれる、というだけでも作品の存在意義にはなるだろう。また、「得も言われぬ日本の心霊、精霊的な存在」という描出の難しい題材を、悪戦苦闘しながらも何とか安易な形にならずに描こうとしていた部分は評価出来る。高校に行ったらいきなりクラスメイトの留学生が破魔の矢で打ち抜かれて消滅とか、なかなかびっくりな展開も楽しかった。可哀想なリカルド。

 しかし、そうした「得も言われぬ」題材が、どうしてもシナリオラインを「もやっと」にしてしまう。おそらくアニメ化する際に12話という制約があったので原作から削った部分も多いのだろうと推測されるが、とにかく「何が起こっているのか」が分かりにくい。これが単なる描写不足というならそれまでなのだが、今作の場合、泉水子や深行ら主人公サイドが本当に「分からないで」やっているのが面倒な部分だ。どこまでが「分からなくて良い部分」で、どこから「描写不足で伝わってこない部分」なのか、残念ながら初見の人間には判断がつかない。そのために大量の「もやっと」がばらまかれてしまったことで、作品全体が薄もやに巻かれているような、消化不良な印象になってしまったのだろう。結局姫神が何をやりたかったのか、あんな残念な姿になってしまった高柳はどの程度の実力を持ち、どこまでの野望を抱いていたのか。大目標が見えない中で必死に抗う若者達の姿は、ある意味リアルといえなくもないのだが、流石にユーザーフレンドリーではなかった。

 また、1話も含めて何度か感想で書いた気もするのだが、どうしても台詞の端々に違和感がぬぐい切れない。なんだかト書きをそのまま読んでいるような、「会話として自然でない」言葉がちらほら聞こえてきて、没入する際の妨げになった。ひょっとしたら小説媒体なら気にならない部分なのかもしれないが、「流石に今時の高校生がいう台詞じゃない」とか、「今その説明を口頭でやるのはおかしいだろ」とか、そういう些細なことが気になるというのもマイナス要因の1つ。おそらく脚本を詰める段階で出来る限り雰囲気を維持しようとした苦肉の策の一端だったのだろうが、やはり全体的な統一感よりも、まずはアニメとして「動く」空気を大事にして欲しかったところだ。そのあたりの不満が出てしまったのは、細やかな感情の機微の見せ方で売ってきたP.A.作品としては残念なところである。

 まぁ、どれだけ不平不満を述べても、結局画作りのクオリティは圧倒的なので、「泉水子はどこで何してても可愛いなぁ」とか思いながら見てしまうわけだけれども。今期のはやみんワールドもこれでひとまずお開きですなぁ。他のキャストでは、真響・真夏コンビを担当した米澤円・石川界人の2人がいい仕事をしていたかな。他にもキャラは多かったはずなのだが、筋が追いにくかったからあんまり印象に残ってないのはちょっと勿体ないかも。

 そして、毎回お話が終わるたびに提クレバックのエンドカードが全部持っていくのも問題である。いや、あれが毎回楽しみで仕方なかったんだけどさ。


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