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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 てっしーいくつなんだよ、第2話。どう観ても30そこそこにしか見えないのに、初代のハリウッドが売れない時代に既にハリウッド東京にいた? 妖精さんか何かかな?

 やっぱり1話目と同じく、どこか気になってしまうのがこの作品。最初に「気持ち悪い」って思っていた感情も2話目で既に消えており、じわじわ「こいつら、何考えて生きてるのかな……」という興味がわき始めている。アイドルもののはずなのに歌も踊りもなく、今回ステージ上で行われたことといえば、大掃除と台詞の練習だけである。魚料理はきらしております。

 歌いもせず、踊りもせず、「幕末Rock」の真逆を行く本作。それじゃその間何をしているかというと、主に悩んでいる。主人公の風見君は「アイドルとはなんぞや」を自問自答し続け、日常生活にも支障が出るくらいには自分の存在意義を問い続けている。そして、これが安易なアイドル論に落ち着くのではなく、「そんなもんしらねぇからてめぇで考えろ」と叩きつけられているあたりがなんだか妙に生々しい。シャチョウが危険人物なのは間違いなかろうが、彼の持つアイドル観には何か一抹の真実があるようにも見えるし、大量にうち捨てられた備品を見ればやっぱり単なるキチ○イのようにも見える。この揺さぶり方は、あくまでも「若者が勝手に考えなさい」というシャチョウの根無し草のような性格を表したものであろう。「友達をきり捨てることになる」というあり得ないほどに無責任な発言も飛び出したが、実際、スニーカーのお話でそれが妙に真実味を帯びてしまう。そして、風見がそれを自ら受け入れたことは、彼の中で更に問題を複雑にしている。ただ、単に「別世界の住人になるためのイニシエーション」とかいう夢見がちな結論が出るわけではなく、「友達を切り捨てたような気がしたけど、これがそうなのかな? まだ、普通の男子高校生として友達と仲良くしてていいのかな?」という揺れは素直に残したまま。「嘘をつくこと」の意味すら、今はいい事なのか悪いことなのか分からないのである。このもやっとした落ち着かない感じ、いかにも思春期、いかにも進路の悩み。頑張れ、若者。

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