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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 雑賀さんと唐之杜さんのコンビに無敵臭しかしないよ、第5話。いや、多分一切共同作業なんてしないんだろうけども。雑賀さんを勢い任せに捜査チームに引き込んだのって、なんかいきなりジョーカーぶっ込んで戦ってるみたいな気もするけど、それでも対鹿矛囲戦では有利がつかないのかしら。本当の意味でのジョーカーは狡噛さんのはずだったけど、すっかり朱ちゃんがそのポジションだからなぁ。

 色々起こりすぎていて大変な世界である。1期に比べると明らかに動いている人数が増えたので、視線が散ってしまうのは少々忙しい。1期は2話で1つの事件を解決しながら少しずつ槙島さんが出てくるっていうテンポもじっくり見られる要因になってたんだろうけども、それ以外は「犯人1人」と一係メンバーとの戦いが基本だったからねぇ。今回は二係が一係と合流して(離反者とか脱落者が多すぎるけど)、更に面倒くせぇ三係まで出てきたので、捜査側だけでもかなりの人数。それにくわえて鹿矛囲側も槙島と違って同時並行で複数の事件を起こしているので、犯人側の人数もジワジワ増えるのである。毎回死亡退場してるはずなんだけど。

 さて、今回も1人ずつキャラを分けて見ていくが、実は中心人物となっている朱ちゃんの動向は割と分かりやすい。前回の薬局襲撃事件のおかげで、これまでぼんやりとした仮想の「透明人間」でしかなかった鹿矛囲の存在が浮き彫りになり、更に青柳さんの最期などを鑑みて、敵の照準が公安そのものに向けられていることをはっきりと認識した(実際に鹿矛囲が敵対しているのはシビュラそのものであるが、まぁ、公安を敵視していることとほぼ同義であろう)。1つ1つ手がかりを残して監視官たちの歩みをコントロールする鹿矛囲の策にのせられるのは本意ではなかろうが、現状は与えられた手がかりを追い続けるしかない。薬局の男からの線はほぼ切れてしまったので、残されたのは鹿矛囲と接触があったと思われる増田代議士(仮)。彼の証言から得られた敵の懐へ、罠と分かりながら飛び込んでいく。それなりの人員で武装していったのが彼女なりの対策であり、局長を説得して強引ながらも鹿矛囲への最短ルートを突っ走っているのだからやはり図抜けて優秀なのは間違いないのだが、あくまで鹿矛囲の想定内で動くしかないのでやや不利ではある。一発逆転があるとしたら、新たな戦力である雑賀先生の働きや、未だ腹の底を見せないシビュラ本体の動きが鹿矛囲の想定を乗り越えられるかどうかにかかっているだろう。

 そんな朱ちゃんの回りの人間の方が何かと騒がしい。まず、毎度お馴染みお騒がせ少女、霜月さん。職務を放棄して怯え震えてゲロっていた失態は彼女のなかではさっさと無かったことになっているのか、今回も上っ面だけでは有能気取りでなんとか常守さんに痛い目を見せてやろうときゃんきゃん吠え回っている。たまたま現場で東金の怪しい動きを見たのも良いことに、「自分、ルールを守る優秀で素直な社畜っすから」というアピールのために局長に直談判。「あの先輩、駄目っすわ、問題っすわ」と陰口、更に「東金もあかんで」とチクリ。こういうところの行動力だけがやたらあるあたり、流石シビュラで公安への適正判定を貰えたエリートさんである。……まぁ、女子校育ちのお嬢さんでしたけども。ただ、残念ながらシビュラさんたちにとってこんな小娘の妄言なんかよりも朱ちゃんの動向の方がよっぽど大事だし、東金のことなんてドミネーターに記録が残ってるんだから知ってるに決まってる。「喰われるな……」という意味深な発言で、既に小娘いらない宣言である。ここから彼女が一発逆転してメインヒロインの座を勝ち取るなんてこたぁないんだろうなぁ……。それこそ、ギノさんが父親の命を賭した行動で今の状態になったみたいに、朱ちゃんが彼女のために命までなげうってくれたら、ひょっとしたら確変入る可能性はあるけど……いや、ないなぁ。作中では全然描写されてなかったけど、こいつの色相って今どうなってるのよ。もう、パラライザー起動するぐらいには濁ってそうだよな。あ、でも困った時には優しい六合塚おねーさんのところで百合分をチャージするから大丈夫なのかな。美佳ちゃん的には「おねーさまぁ、私を可愛がって!」なんだろうけど、六合塚さんは「なんかこの後輩(上司)、やけに馴れ馴れしいな……」くらいしか思ってなさそう。頭撫でてるタイミングで今晩唐之杜さんと何して遊ぶか考えてそう。

 そんな美佳ちゃんにチェックされた東金であるが、やはり腹に一物。いや、二物三物。朱ちゃんにドミネーターを向けたことは、別に反逆の意思があるわけではなくて純粋な興味による検温作業である。そして、そのチェックはあらゆる事象に及んでおり、忍び込んだ自室からは、なんかもう色々出てきた。顔写真に赤丸で一瞬「めっちゃファンなの?!」と思ってしまったが、色々メモってあることから考えると骨相学的な検討でもしていたのだろうか。どうやら彼の興味は常守監視官そのものであるようだが、ひょっとしたら免罪体質に興味があるのかな。自身は色相をコントロールせずに「史上最高値の犯罪係数」をたたき出したという過去を持っているわけで、係数の動かない常守朱という人間は、非常に重要なサンプルなのかもしれない。ってことは、東金の目的意識はシビュラと似たようなものか。っつうかシビュラ側のお目付役? まぁ、それにしちゃぁアプローチが人間くさいけども。とりあえず現状は「優秀な捜査官」ポジションで役に立ってくれているので良いヤツなんじゃなかろうか。1期なら狡噛さんがやってたポジションだからね。2期はそこにギノさんが入るかと思ってたのに……ギノさん出番少ないなぁ。

 その他、二係の人らがやむを得ない人事異動で色々あって、青柳さん殺害実行犯になっちゃった可哀想な人がすげぇ悩んでたりするけど、個人的にはやっぱり酒々井さんが気になる。もう、すっかり鹿矛囲に寝取られてしまっているのだよ。堅物だった女が籠絡されて優しい顔をして悪の側についてるシチュエーション、たまりません。しかもCV井上麻里奈でね。中の人もきゃんきゃん言わせてみたい。中の人つながりで言えば夜空が小鷹に籠絡されてるっていう図式だからな……肉はどこにいるのでしょう。人肉だったら朱ちゃんが潜伏した工場にいっぱいぶら下がってたみたいだけど。結局、鹿矛囲の本職ってなんなんだろう。色々敏腕すぎて彼の中心がまだ見えてこないんだよね。酒々井さんとの会話を聞く限り、メンタルセラピーの腕前に関しては本物っぽいんだけども。これ、マジで「シビュラの行っているメンタルケアは間違っているので、ボクが一から皆さんの精神状態を管理して正常にしてあげます」っていう目的だけが動機だったらすげぇな。ある意味潔いけども。流石にもう少しラージサイズの夢を持っていてほしい。

 そんな鹿矛囲のお膳立てで始まってしまった、リアル狙撃ソシャゲ地獄。もう「軍事用ドローン開発工場」の時点で嫌な予感しかしなかったわけだが、そりゃそうなるわな。1期なんて単なる工場用の管理ドローンで殺されかけてたわけだしな。軍事用の管理施設なんてセキュリティも万全の状態で警備してるような気がするのだが、そんなところもやすやすとハックして地獄絵図にしちゃう鹿矛囲さんマジ優秀。まー、サイコパスのチェックが出来る前提でしか管理してないから問題が頻発してるんだろうけども。ただ、今回のドローンゲーム作戦はちょっとこれまでの鹿矛囲の動向と違っていてちぐはぐな印象を受ける。監視官自身にドミネーターを向けたり、青柳さんの色相を徹底的に濁らせて公安の手で狙撃させたり、そういうこれまでの「残虐行為」は一応何らかの実験であるようなことが示唆されていたのだけど、今回の「一般人が悪意を持たずに操作しているゲーム端末を人殺しの兵器にする」っていう作戦は、特に「意味もなく悪趣味」なんだよね。暇を持てあました槙島さんなら、そういうプランを作ったサイコ野郎の支援を楽しむために実行した可能性はあるけど、「神」と崇められ、民衆の苦しみをシビュラに訴えようとしている(はずの)鹿矛囲の行動としては何か違和感がある。これもまた「シビュラの無意味さ」を示すための示威行動であると言えなくもないが(色相が濁ってない状態でも平気で人殺しが出来るんだぞ、と示すことが目的?)。でもちょっとつながりが薄いか。

 ただでさえエグい内容が多いので、単に演出のための演出で刺激だけを与えているんじゃないと思いたいところである。来週の決戦で色々見えてくるかねぇ。

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