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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 今年2つ目の学祭イベントは、これまた毎年恒例、同社VA研によるイベント。今年は草津キャンパスの方のイベントは予定が合わずに参加出来なかったので、例年よりも参加する本数が少なくなってしまったため、貴重なイベントである。去年一昨年と参加しているわけだが、並べて見るといつもコンビ芸人を呼んでいるので、単独イベントってのは初めてかもしれない。それが何とまさかの明坂聡美その人である。あけこも単独イベント回せるような存在になったのだなぁ、としみじみしてしまいます。






 いつものように自分語りであけことの出会いを振り返ると、おそらくファーストインプレッションは「ギャラクシーエンジェる〜ん」のナノナノである。あのGAの後継ということで期待された作品だったが、作品自体は残念ながら不発に終わり、私が岸誠二に対して大きな大きな不審感を抱くきっかけとなった作品だ。中の人たちは、新谷・沢城とほぼ新人だった2人をクレジットした初代GAの時よりも更にフレッシュな面々であったが、残念ながらメインメンバーで声優として独り立ち、成功したといえる人間は多くない。あの当時は、ここから明坂聡美が1人抜け出し、まさかこんな形で大成(?)しようとは思わなかったものだが。同時期、多少「おっ」と思える仕事だったのは「まじぽか」の鉄子である。強烈なキャラが多いなかでも、きちんと個性を発揮していいポジションにつけていた鉄子のおかげで、声優明坂聡美は私のなかで「生き残った」ことになる。本人のヒストリー的にはその後「リボーン」への出演が大きかったようだが、私としては転機となったのが2010年。「ミルキィホームズ」でまさかのアルセーヌ様、そして「みつどもえ」でふたばが炸裂する。基本ロリ声だと思っていただけに、「GA」の転生作品とも言えるミルキィでアルセーヌ様を任されたのはかなり意外だった。そして、これが予想以上にいい起用だったのである。そしてふたばについては今更語るまでもない。これまで通りの持ち味であるロリボイスながらも明らかに道を間違えた丸井ふたば、そしてあけこの内面に渦巻いていた闇の部分から芽を出したアルセーヌ。この2キャラにより、今現在の「Twtter芸人明坂」のメインボディが完成したのではなかろうか。あとはもう、石館、菅原両名が全部悪いという話で……どん引きよ。でも高所恐怖症で怯えてるコロコロの愛らしさは格別。

 閑話休題、今回のイベントの話である。タイトルにもあげられている通り、イベントの趣旨は完全に「旦那キャッチ明坂」こと婚活声優明坂聡美を徹底的にフィーチャーする狙い。司会を担当する女性会員に、悪意があるとしか思えないようなひたすら台本を読みながら進行し、余計なフォローでガンガンあけこの心に燃料を焚き付けるような子を起用したのも狙い通りだろう。前日も一人で晩酌を堪能したという明坂先生、記念すべきイベント開始直後のあけこの感想が「この子と仲良くなれんのかな……」という不安なものだった。しょうがないよな、どう見てもいちいち煽ってるようにしか聞こえないトークしかしなかったからな(台本です)。

 イベントを通じて女子力をあげるというのが今回のコンセプト、1つ目のお絵かきコーナーは「○○な××(動物)」というテーマをくじでランダムに選出するのだが、よりによって「白目を剥いた明坂聡美」になるという嫌な奇跡。まぁ、よくそういう表情してますからね!(?)

司会の子「明坂さんは、白目を剥いたりすること、ありますか?」

あけこ「…………あると思います?!」

 まぁ、絵は相変わらずの調子なんだけども。せっかくなので明坂画伯がポッキー&プリッツの日で盛り上がっていた1111日に描いた絵を貼っておきますね。白目あけこ、見事でしたよ。そして2つ目のお題は固定出題、「理想の男性像」。絵自体は普通のもんだったが、何がすごいって、制限時間の3分間、絵を描いている間ずっと自分の求める男性像について微に入り細を穿ち、延々しゃべり続けていたことである。今回のイベントは朗読劇ですらちょいちょい噛んでたくせして、旦那の条件しゃべる時だけ一切噛まないの。立て板に水なの。どれだけ言い慣れているのでしょう。まぁ、あけこの旦那探し芸は既に一番完成された持ちネタだからな……それにしても、旦那の健康状態気にしすぎじゃないですかね……「三半規管が丈夫な方がいいかなー、自分は耳鳴りが酷いので、生まれてくる子供にそれが遺伝しちゃうと可哀想だし」「多毛でも薄毛でもない方がいいかなー、子供に遺伝するとちょっとねー」「人間ドックの結果で持病とかないといいですねー」「埼玉あたりに土地をもってる資産家でー……」

あけこ「(司会の子に向けて)どんな人がタイプ?」

司会の子「私は……いい人、ですかね」

あけこ「何か条件とかあるでしょ!? こういう人がいいとか、最低限」

司会の子「求めすぎるのは良くないって、思います」

あけこ「……喧嘩売ってるよね?!」

 婚活芸人声優には2つの道がある。儀武ゆう子と、松来未祐だ。……さぁ、あけこの未来はどっちだ?

 2つ目のコーナーは更にひどさを増し、募集した結婚相手候補から、スタッフが独断と偏見で選んだ3人を紹介し、あけこに選んでもらうというもの。あけこのジャッジから要点をまとめると、1人目がニート、2人目がドM、3人目は病院行き。会場の拍手でジャッジを行ってしまったがために、あけこの旦那には見事通院が必要な3人目が当選。あけこのSAN値を削る素敵な結果に。

 3つ目のコーナーは、同志社VA研名物、無駄に凝った作りの朗読劇コーナー。今回もシナリオを作り込み、映像つきで乙女ゲー風の映像まで進行できるという優れもの。事前に「要所でシナリオ分岐しますので、明坂さんが選んでくださいねー」って言ってるけど、いざ要所だとあけこが迷っている間に勝手に(確実におかしな方の)選択肢が選ばれるっていう、綺麗にまとまったコントである。エラく手間のかかったひとネタであったが、終了後、舞台に台本を投げ出して無言で降壇するあけこがなかなか愉快である。笑ってりゃいいだけのコーナーではあるが、そこは流石に声優イベントの朗読劇、ちゃんと聞いていると細かい息芝居や読み方のコツなんかも見えて、「プロの声優さんやで」という真面目な部分もちゃんと見せつけてくれるのでそつのない出来だ。なんか、あけこの真っ直ぐな女の子のお芝居聞いたのって久しぶりな気がするよ。

 4つ目のコーナーは、こちらもお馴染みの、割と真面目にこれまでの役者人生を振り返るトークコーナー。略式の年表から振り返っていくが、色んな仕事をしているはずなのに、何故か中盤以降は特に悪意のあるピックアップになっていた気もするけども。まぁ、やはり最近のファンにとっては、あけこというと「アドリブ芸で奇跡を起こす人」という印象が強いってことなのだろう。だったら代表役のところに「持田房子役」って書いておくべきだったと思うけども。個人的に愉快だったエピソードは、みつどもえの現場では朝早くに現場入りすると、既に現場に入っている彩陽が隣で熱心に罵詈雑言(みつばの台詞)の練習をしているというお話。流石の彩陽です。「熱心に罵倒する彩陽」「声出しのために隠語をまくし立てるあけこ」「パンツパンツ叫ぶ山本氏」そして「毎回唐揚げを買ってきてくれるヒロ・シモノ」。うーん、カオス。「スフィアに『チクビが立った!』とか言わせてるひどい現場でしたよ」。そうそう、みつどもえについては、「何故お前ら円盤を買わなかった!!」というあけこ先生の魂の叫びも頂きました。「視聴率も高く、イベントをやればグッズも完売するのに、何故かそっちの売り上げだけがついてこなかったんだよ!」とのこと。良い作品だったのになぁ。2期1話が何か大きなブレーキになったのかしらね……。ちなみに、あけこの今後の抱負はいつも通りに「隙間産業でもいいので、ずっと生きていたい」でした。

司会の子「この10年で、変わったことは何かありますか?」

あけこ「若さが失われました」

 5つ目、最後のコーナーはライブだったのだが、その合間、ライブの準備のための時間繋ぎに、録音素材であけこの早口宣伝トーク。色んな作品が紹介されており、「八犬伝」シリーズや「戦国乙女」、「うみものがたり」「今日の5の2」「人類は衰退しました」に「ファンタジスタドール」まで。何故か「ファンタ」のときだけ会場が異様にヒートアップしてました。やっぱり熱心なファンが多いんやな。プリリズ関係の話も色々してたけど、これはよく分からんのだ。すまんな。

 ライブコーナーは、正直わたしゃ想像してなかったのでちょっと驚いた。例年そういうコーナーはなかったし、あけこについては「ライブする人」っていうイメージがあんまり無かったんだもん。でも熱心なファンの方々はちゃんと準備して来てくれており、会場にも割とサイリウムの光が流れる。「しまったなー、あけこのソロ曲って、知ってる曲ないなー」という失態をおかしてしまった私はちょっと大人しくしているしかなかったのが勿体なかった。1曲目は「あけテレ」OP「夢の先へ」。あけテレ、こっちじゃ見られないっつうのにな。しかし、曲は知らずともライブは無問題。あけこは元々そっち畑の出身ということもあり、パフォーマンスはかなりしっかりしてるんだよ。振りの安定感とか、あまり音響の良くないホールでもきっちり聞かせるだけの声の出し方とか。もうちょっとちゃんと曲探して聞いてみたくなったな。2曲目はリボーン関連のやや静かめの曲。リボーンも放送期間長かったし大事なキャラなんだろうなぁ。

 そして、奇跡は3曲目に起こった。「あけこのソロ曲は知らんなぁ」と思っていたわけだが、違った! 知ってる曲あったよ! 「みつどもえ」より、丸井ふたばで「ABCよりDEFっス!!」!……まさかこの曲を生で聴ける機会に恵まれるとは思ってなかったよ! 昔カラオケで歌おうかと思ったけど挫折した曲だよ! 「ライブで歌うのは一番しんどい曲」って言ったたけど、ちゃんと回せてたのがすげぇ。いいなぁ、会場も謎の一体感で「パーパーパパイ!」ですわ。なんだこのイベント。

 もう3曲目でこれやられたら後ないやろ、と思っていると、4曲目は何とフルで初出しというサプライズボーナス。「ムゲンワンダー」というタイトルのこの曲、スマホゲームのオープニングってことで当然知らなかったのだけども、これがね、やたら良い曲だったのよ。多分会場にいるファンだって知らない人多かったと思うんだけど、どんどん盛り上がっていってラストには不思議な一体感が最高潮になってたからね。「魔女のニーナとツチクレの戦士」というゲームで、曲の一部は公式ページでも確認できるよ。そうかぁ、最近はこういうところでも仕事ってのはあるんだよねぇ。声優ファンは追いかけようとするとジャンルが多岐にわたって大変である。しかし、この曲はどこでもフルで配信はされてないという話なのだが、どっかで手に入れられないものかしらね。

 以上の内容で、終わってみれば2時間というなかなかのボリューム。毎年同志社のイベントは充実していて満足度が高いです。そして、あけこのヤサグレ芸は着実に完成度を高めています。これだけ多才な美人さんのくせして、最終的に「婚活芸」がメインウェポンになっているとは、8年前には想像もつかなかったが……この芸、早く終わりが来ると……いいね……。早く金髪碧眼、2世か3世あたりのハーフで埼玉あたりに土地を持ってる資産家で安定収入もあって三半規管が丈夫で裸眼視力が1.5以上ある王子様が来てくれることを祈っております。

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