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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 毎年恒例のイベントですね、行ってきましたVSシリーズ。コレを見ることによって、「あぁ、今年も節目だなぁ」と思うわけですね。平日昼間に行ったら、お客が俺の他にはかなり熟練のご婦人方しかいなかったんだけど、客層としてそれがただしい……のかな?

 

 <以下、内容のネタバレなどを含む場合があるので一応注意>

 




 実は、今年は夏の映画を観に行かなかったんだよね。たまたま日程が合わなかったってのもあるんだが、実は、これまで数年間観てきた戦隊の中で、トッキュウが一番興味が薄かったりするんだ……。今ひとつ、ピンと来てなくてね。理由はよく分からないのだけど、やっぱりトッキュウ最大の特徴である「子ども戦隊」の部分がしっくりこないのかなぁ。設定としては新しいし、戦隊の本当の目的を考えればこれ以上正しい状況もないのだろうけど、いかんせん、主人公としての大人ライトたちを見てしまうと、「子どもらしさ」が中途半端に足枷になっているというか。まー、最後まで観ないとどう転がるか分からないシナリオなので、シリーズの方はまだまだ楽しみにしてるんだけどね。

 そのくらいのモチベーションの劇場版であるが、まぁ、やっぱり賑やかなのは良いよね。今回一番驚いたのは、上記のようなトッキュウジャーの最大の特徴である「子ども成分」から一切逃げずに、むしろメインテーマとしてそれを持ってきた部分。正直、他の戦隊と絡む時には一体どういう関係性にしたらいいのだろう、と思っていたのだが、なるほど、確かにこの形しかない。あくまでもライトたちはそのまま「子ども」スタンスであり、それを「先輩」であるキョウリュウジャーたちがサポートするお話。パンフの監督インタビューでも「トッキュウジャーのエピソードの一本のつもりで作っている」とある通り、メインプロットは「トッキュウジャー側の成長と、彼らの最大の強さの確認」といったところだろうか。実はトッキュウの面々がこうしてきちんとした「大人」と対比されるのは作中でも初めてのことであり、きちっと対比関係が明示され、「子どもらしさ」が素直に前面に出てくるとぐっと見やすくなることが分かった。キングのキャラが丁度はまっていたことも助けになったが、こうして「大人に見守られながら、目標を定めて前へ進む少年達」のお話になれば、なんとも分かりやすい、立身の物語になるではないか。ここ最近のVSシリーズの中では群を抜いて「話が出来ていた」作品になったと思う。今更になって、ようやくトッキュウの見方が少し分かったかも。

 それ以外はまぁ、いつも通りですかね。正直、子どもトッキュウジャーに関しては「収録大変やったろうなぁ」っていう感想しか出てこない(あと、ショタトカッチの眼鏡あげるときのドヤ顔が、大人よりウザイのがなんか笑った)くらいなので、主にキョウリュウサイドの話をしましょうね。なにせ、おそらくこれがキョウリュウジャー10人そろい踏みの最後になるであろう大切な作品である。後半までなかなか出てこないので「え? ひょっとして6人だけ?」と思っていたので、ギリギリで駆けつけてくれた時には嬉しかったよ。ラミレスたちがいないのにトリンだけどさくさに紛れて駅長室にいたのはずるいよな。あと、何カ所かさりげなくキング×アミィ押しになっていたところがニヤニヤポイントですかねぇ。冒頭、いきなり夫婦で登場しやがったし、救護室で寝てるところでもアミィだけ1人名指しで呼んであげてるし。描かれていなかった空白期間で関係深めたんだろうな、っていうのが分かって非常に憎らしい。畜生めが。まぁ、公式で戦隊メンバーどうしのカップルで子どもが生まれてるのって、この2人くらいだからなぁ。

 「子どもと一緒」という特別な状況だからこそ現れるオリジナル要素もあって、それが一番はまっていたのがソウジ。キョウリュウメンバーでは(グリーンのお約束として)「青二才」ポジションにいたソウジだったが、作中で立派に成長していたし、今回は子どもを見守る大人ポジション、しかもほぼ同じスタンスのヒカリと絡んでの活躍だったので、なんだか随分恰好よく見えた。まぁ、それを言ったら絶妙に女の子としか絡まなかったイアンがどやねん、という話ではあるのだが。今回、あんまり活躍らしい活躍してないよな。ノッさんは……別にトカッチは老け顔だとは言われてないからな! あの中で一番子どもらしいのって圧倒的にトカッチだからな! そして毎度お馴染み、相変わらずのウッチーの扱いな……。今回大技使うチャンスすらほとんど与えられなかったのは可哀想だったが、ある意味おいしいかもしれん。オレンジ色という珍しいカラーリングのアキラとのタッグ、ちょっとだけ「ゴールド」が綺麗に見える? 妙なテンションのクロックシャドーとの最初のやりとりが一番笑えたかな。なんでウッチーってあんなに良い人そうなんだろう。アキラも似たようなところあるけど。

 そして、今回最大のサプライズはキョウリュウジャー10人そろい踏みの直後にまっていた。まさかのシャドーラインとの連携である。確かになぁ、トッキュウの特徴として、「敵側と仲が悪いように見えて、実は目的が一緒」っていう不思議な要素があるので、こういう掟破りの展開もありなのである。ノア夫人の勇姿が久しぶりに拝めただけでもちょっと嬉しいし、飛び抜けてノリノリだったネロの愛らしさが格別である。あいつら、多分普通にいい奴らだよな……最終回でどうなるかなぁ。ババアが諸悪の根源で、あいつだけやられる展開が一番丸く収まりそう。少なくともゼットとは最後に共闘してほしいなぁ。

 結局なんだかんだで楽しんでしまう劇場版なのでした。お祭り騒ぎで戦隊ヒーローが15人集まるだけでも充分盛り上がるよな。あ、違う、20人だね。間もなくやってきます、新たな戦隊ニンニンジャー。未だその正体は謎のヴェールに包まれて……いるのかな? どうかな? とりあえず初見の印象は、「アカニンジャーの人、滑舌悪い」です。まだ役者としてはぺーぺーらしいのでしょうがないけどね。1年でどのように成長していくか。その代わり女の子2人(特に白)は声が可愛いので期待大。パンフ見たら中の人も(もちろん)可愛い。3年ぶりの女の子2人戦隊なのでね。そっち方面でも盛り上がりに期待しましょう。忍者戦隊は女の子が活躍出来るって、過去の先輩方が言ってた。

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