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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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10月2日 ドラフト模様(DTK×2 FRF

ピック順 【Sea-chicken】→【Thraxi】→【Serra】→【Sangriter】→【Mei】→【Alessi】→

 

 新環境! 以前ならば「年に1度のお楽しみ!」と冠していたイベントであるが、今後は「年に2回のお楽しみ」。さらに最近はオリジンやらなんやら、次元を渡る機会も多かったのであんまり特別感は無いんですが、それでもやっぱり新環境。もうウラムキのクリーチャーは出てこないけどウラモグ関係ならいっぱい出てくる世界ですよ(上手いこと言った)。

 下馬評がどうなっているのかは分からないんだけど、事前情報で「何か面白くなさそう」と思っていた無色環境も、フルスポイラの時点では「すげぇ難しくてやりがいがありそう」という印象に変化。そして実際のピックはその期待と想定通りに、なかなかの難物である。これ、環境が固まるまではしばらくかかりそうやなぁ。我々は6人ドラフトなのでなかなか特定のカードタイプをかき集めるのが難しく、アーキタイプドラフトと言ってもデッキの完成度に限界があるので、個人的にはそこまでアーキタイプに依拠した世界になるとは思っていなかったのだが、実際にピックするとカードの有用性が狙いによって段違い。具体的な経験でいうなら、青をやってるのにせっかくのバウンスクリーチャー「霞の徘徊者」を引くことが出来ずにやきもきしたり。デッキのスピード調整にしても、割と幅広い戦術が採用出来そうだ。さて、この世界の覇者は一体誰になるのだろうか……。

 なお、今回開封したパックから出たレアは、18枚中8枚が土地であった。流石ゼンディカーだなぁ! 初戦からいきなり3パック連続で土地をあけたおじさんとか、もうその時点でモチベーション下がりまくってたわ。

 




 

    AL SE TH SA ME SE

AL  ー  ◎  ○  ○  ×  ×  3ー2 3

SE  ×  ー  ×  ×  ×  ×  0ー5 6

TH  ×  ◎  ー  ×  ×  ○  2ー3 5

SA  ×  ○  ○  ー  ×  ×  2ー3 4

ME  ◎  ○  ○  ◎  ー  ×  4ー1 2

SE  ◎  ○  ×  ○  ◎  ー  4ー1 1

 

 

1位 【Sea-chicken】 青黒白 <ウラモグの失脚させるもの 乱動を刻む者、ノヤン・ダール 水底の潜入者>

 最初の覇者はまさかのこの人。タルキール終盤の好調をそのままに、まさかの環境初優勝をもぎ取っていた。そして、意外なのはそのデッキである。これまで速いデッキ、思い切った単色デッキなどでの活躍が印象深かったが、今回はほぼ均等気味で、嚥下と昇華を駆使したテクニカルな青黒メイン。おかげでプレイ時間はやたらと長かったが、考えた分だけきっちり勝ち星を手にすることが出来た。3色に渡っていること、そして嚥下昇華システムに注目したのがほぼ1人だったこともあり、個々のカードプールは強力。1引き群に並んでいる「ウラモグの失脚させるもの」や「ノヤン・ダール」さんはもちろんだが、黒除去は「沸き上がる瘴気」「完全無視」「悪魔の掌握」と数をキープし、白から「停滞の罠」、青から「手酷い失敗」などが揃う。上手く3色が噛み合う「苦い真理」も良いサポートになっていたし、コントロールのモーションが「乱脈な気孔」や「ドラーナの使者」といったゆっくりしたカードをフル回転させている。軽めの部分を嚥下持ちのエルドラージに任せ、そこから生まれるテンポアドバンテージを、飛行部隊が殴り切る時間に回すのだ。なるほどデッキデザインは見事なもの。後の問題は、この3色をどれだけ安定して回せるかという部分だったのだが、2色ランドなどは少なくても案外回せていたのは単に運が良かったのか、それともマナバランスを考え抜いた結果なのか。まだまだこの世界での理想的な色の渡り方は見えてこないが、2色で収める必要が無い、という1つの指針になるかも?

 

 

2位 【Mei】 青赤 <竜使いののけ者 空中生成エルドラージ コジレックの歩哨>

 「予習してなどいない」がキャッチコピー。それにしても、ここ最近は本当に若いの2人が元気だよな。年寄り連中は本当にふがいない……さておき、こちらは1引きレアから赤を固めてたら「空中生成エルドラージ」→「粗暴な排除」とガンガン青が流れ込んできて、1戦目なのにいきなりテーマがよく分からないイゼットデッキをやることに。中心となるシステムなどはあまり存在していないが、一応セットデザインとしては「無色呪文」がテーマの色合いであり、「コジレックの伝令」から無色呪文を連打するデザインはきっちり構成されている。1マナの差だけでも「多勢」×2のためのマナが残ると考えれば段違いだし、複数アクションがとりやすければ「棘撃ちドローン」の強さも増す。火力、バウンスなどで相手にやりたいことをさせず、さっさと「空中生成」あたりで殴り切ってしまう攻めのイゼットは、今回のエルドラージの機敏さ、器用さが分かりやすい出来だったのではなかろうか。あとは嚥下と噛み合うかとか、覚醒をどう合わせていくかとか、そのあたりが今後の調査課題になるのかな。

 

 

3位 【Alessi】 白赤 <真っ逆さま 虚空の接触 コーの懲罰者>

 「予習をしてない」がキャッチコピー(マジ)。ここまでの2つのデッキはどちらもエルドラージ陣営だったが、ここでようやくゼンディカーサイドのデッキ、つまりは白メイン。デッキを象徴するのは3体集まった「コーの懲罰者」。ここからスタートして序盤に何とか数点をねじ込み、あとは「影の滑空者」「グリフィンの急使」あたりのフライヤーで何とかしていく。今回白を使っている人間は一応3人いるが、メインで集めているのはほぼ1人だけ。その恩恵として「ギデオンの叱責」がかなり遅めで合計3枚も回収出来ており、攻防の安定感はかなり高い。また、個人的に初見で過小評価していたカードに「エメリアへの撤退」があり、これが結構な数起動して同盟者トリガーの誘発や、横に並べてワンパン入れる際の切り札として活躍していた。「予習してないから分からん」人がデッキを組んでも、きちんとボロスのテーマである同盟者ビートが組めるようになっているあたり、やっぱりセットデザインはよく出来ている。「天使の隊長」が6引き出来るあたり、色の選択が緩かったタルキールに比べて、やっぱり棲み分け、シグナルの重要性が増してきた感じがする。

 

 

4位 【Sangriter】 赤黒 <殺戮の先陣 音無く飛ぶもの 骨の粉砕>

 今回一番人気となった色は赤。単純に枚数が多かったのが理由だが、コモン・アンコモンレベルで使いやすいカードが目につくというのがもう1つの理由だろうか。こちらはデッキメイクの指針となるアンコモンから赤をスタートさせるルート。ただ、3引き「カラストリアの癒し手」あたりでは一応同盟者ラインも見えており、そのまま赤と黒を集めたら、無色トリガー、上陸、結集といったこの世界の全ギミックが雑多にぶち込まれた不思議なラクドスビートになった。「命知らずの群勢」×2のようないささか物足りないクリーチャーもいるのは赤の人数を考えれば致し方ないが、「速いデッキ」というには流石にちょいとコマは足りない。黒も赤も低マナ域のクリーチャーは他人と分け合っているので、ほぼ独占だった白の同盟者に勝つのは厳しい。その分は「祭壇の刈り取り」などのサポートでフォローしたいところだが、この世界には1枚で劇的にひっくり返せる爆弾除去みたいなものは無いので、「タイタンの存在」などがビシッとはまってくれないと流石に安定感は一つ落ちるか。今回最も戦術が多岐にわたり、それだけデッキ組成が難しそうなのが赤である。今後は卓の流れを見て赤の引き方を調整するハイレベルな戦いが……出来るかなぁ。

 

 

5位 【Thraxi】 緑青白 <生命湧きのドルイド 乱動の噴出 空中生成エルドラージ>

 毎回第1試合は割と決め撃ちするタイプの私だが、今回決めてきたのは「赤を引かないこと」(理由は、卓に赤好きが多いから)。赤を除くとデッキパーツは割とコントロール寄りになることが多く、私が好きな戦術の1つに「ランプ」があるので、今回の目標は「デカブツエルドラージはどの程度安定して接続出来るか」を確認すること。そのため、1引きからいきなり「生命湧きのドルイド」であるし、その後も「自然の繋がり」→「成長のうねり」というなりふり構わぬピックでとにかくマナを伸ばすカードを。この無茶が功を奏したのか、結果的に卓に緑は1人で独占状態。2パック目なんかは単にパックが弱かったせいで緑に乗り込んでくる人がいなかっただけだが、3パック目にはいって「大地の武装」あたりがグルグルグルグルしててどうしようかと思った。結果的にはマナ加速戦術としては充分過ぎる陣容になり、3マナ域には「生命湧きのドルイド」×2「末裔の呼び出し」×2「自然の繋がり」×2が並び、3→5のステップアップがほぼ確実に行える(「成長のうねり」×2も無理矢理使えばさらに安定する)。そのため、デッキは4マナ域を極限まで減らす変則的なものになっており、調整の最終段階で「雲マンタ」すら抜いた。5マナ、6マナで「コジレックの媒介者」や「血統の観察者」が出れば次のターンには8マナでゴールだ。勝った試合は実際に溢れるマナからエルドラージ、もしくは「大地の武装」の覚醒能力連打で勝利している。おそらく、独占色でここまで安定したのだから、デッキのポテンシャルは相当高かったと思う。何故こんだけ負けたかというと、負けた3人には全員1回ずつ「土地2枚でキープしたら3枚目を引けなくて即死」パターンで1セットとられているのである。どう考えてもマリガン判断が甘過ぎるプレイヤーの責任であって、デッキは悪くないのだ。未だにバンクーバーマリガンに慣れてないので、判断ミスが多いんだなぁ。まぁ、とりあえずデカブツ戦術でも充分優勝出来るポテンシャルはある、ということが見えただけでも良しとする。ちなみに、もし機会があったら狙ってみようか、と思っていた収斂方向のデッキメイクだが……やっぱり魅力がない。収斂っていうか、「クソ5色」ならまだ分からんけどなぁ。

 

 

6位 【Serra】 黒赤 <息詰まる忌まわしきもの 威圧ドローン 不毛の地の絞殺者

 人気の色で沈んだデッキ。負けた理由が純粋に「情報不足」であろうと推察されるあたり、いかにも環境第一戦といった感じ。1引きは単純に強い「息詰まる忌まわしきもの」。ここから当然黒に行くわけだが、1パック目3,6引きの「ハグラの名射手」は意見の割れるところ。実は公式ページの記事で「強いンじゃね?」と紹介されいたために引いてみた、とのことであるが、この評価は割と疑問である。今回の黒のカードの並びは、どう考えても「速いビート」の陣容であり、こいつの能力を起動するタイミングがなかなか無い。そして、起動したからどうやねん、という。そのあたりのカードの強さが見えにくいのは初戦ならでは。また、「忌まわしきもの」のために末裔トークンを引きたいと考えたが、どの色に散らせば末裔がついてくるのかもあんまりピンと来ない。さらに3パック目「不毛の地の絞殺者」のための嚥下システムもどこにあるのか見えにくい。結果、黒を中心にしたがシナジー構造が乏しく、決め手に欠けるデッキになってしまった。上家との棲み分けは完璧なのだからそういう調整は間違っていないはずなのだが、やはりなかなか全体像を見ながらのカード選択は難しい。次回までにどれくらい調整出来るだろうか。

 

 

今回のピック表

 

 【Sea-chicken】(青黒白)→【Thraxi】(緑青白)→【Serra】(黒赤)

                        

 【Alessi】(白赤)←【Mei】(青赤)←【Sangriter】(赤黒)

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コメント
無題
戦ゼカーのボックス2つ買ったけど開ける予定が立たない今日この頃。
もうSea-chickenと呼び捨てにできないところに駈け上がっちゃったね…Sea-chickenさん。
【2015/10/04 05:36】 NAME[metalica] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
俺んちの住所くらい調べれば分かるだろ。
着払いでええで(ニッコリ)。
【2015/10/04 13:00】


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