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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 Aパート終わりから「心が叫びたがってるんだ」のCMにつながって、「あなたも叫びたいことありませんか?」とか言われてて吹く、第4話。まぁ、色々言いたいことはあるわな。チョロ松は特に。

 こんだけ腹抱えて笑えるギャグアニメも久しぶりな気がする。いや、合う合わないはあるんだろうけど、不条理ギャグの中にうっすら原作の理不尽さが残ってる感じがとても好き。そして、ニートものということで個人的な心の傷をザクザクえぐってくるのはたまらんものがある。今週のAパートとか、「いかにして親の扶養に居座り続けるか」というニートの永遠のテーマを真剣に(??)作品化したものだからな。もう、共感しかない。そして、だからこそ辛い。全国のニート諸君、限界いっぱいまで頑張ろうじゃないか。

 Bパートはそこまででもなかったので今回はAパート中心に。まず、1人で就職活動に(形だけでも)行っていたチョロ松から物語が始まる。アイドルのマネージャーとか言ってる時点で既に駄目臭いが、平日昼間から自宅でゴロゴロしてる残り5人よりかはマシ。あの狭い部屋の中で成人男性5人が昼間っからゴロゴロしてる様子って、もうこの世の地獄だよな。そして、そんな5人の中でもチョロ松とまともに会話が成立するのはおそ松とトド松だけなんだよな。一松はどこぞのネコと2人で語り合い、カラ松は1人鏡とにらめっこ。おそ松は漫画を読みながら転がっており、十四松とトド松がなんと野球盤で遊んでいる。いつの時代なのかよく分からないが、多分おそ松一家は昭和のどこかで時間が止まってるんだろうな……十四松は今回Bパートでも執拗に野球推しだったけど、好きなのかしらね。こないだはどぶ川でダイナミックなバタフライを披露してたけども……おそらく六つ子の中ではパワータイプなのだろう。中の人的にも近距離パワー型なのだろう。

 駄目な六つ子をこれまで二十年以上支えてきたのが立派なご両親。そういやこんなデザインだったな。CVは母ちゃんがくじらってのはよく分かるのだが、親父の方が井上和彦という謎。片や新婚さん(?)、かたや離婚慣れしている声優。この一家は中の人まで全部含めてネタ要素で満ちている気がする。あ、六つ子の中の人もいい歳なのに(公式に明らかにしている)既婚者はいませんね。チョロ松はどの口で孫を保証していたやら。

 さて、いざかじるスネが無くなるという事態になったら脅威の団結力を見せる六つ子の尽力により、あれよあれよと開催される運びとなった「扶養家族選抜面接」。しかし、扶養になるのはいいとしても、母ちゃんの方は収入あるのかな……パートだけで3人とか養えないだろうし……離婚の慰謝料と養育費でまかなえるものなのか。いや、そもそも成人したニート軍団を引き取って養育費とか出るのか。謎である。そんな謎空間を淡々とコントロールする母親、そして、いち早くそのルールを察知して抜け出るトド松。こいつ、こんだけ卒のない人間だったら職に就くくらい簡単だと思うんだけども……クズはクズでもやっぱり個々に違う方向性のクズなんだよな。一抜けしたときのトド松のテンションが笑える。

 2番手はなんと十四松。アピール内容は肩の強さと本塁打数。年間20本だったら確かに検討の余地はある。しかし、残念ながら採用側は外野を任せる予定だったらしく、肩がいまいちだったおかげで一発レギュラーには残れず。……うん、なんの話だ。そして十四松は一体どこへ向かっているのだ。こいつ、もう放っておいても野生に返って生きていけるんじゃないかな。

 3番手は「被扶養動機」という斬新な日本語を展開した長男・おそ松。雇う側の母親は冷静な対応ながらも、実直なおそ松の態度が母親のよく分からない琴線に触れて2抜け。まぁ、実際母親ってこういうところあるよね……いかにそれを悪用するか……いや、この話はやめよう。

 4番手カラ松、不発。そして「一番行動が読めないジョーカー」一松。正直笑った。この一松の存在感はまさにジョーカー、自分の持ち味をよく分かっている。母ちゃんもあの反応ってことは、一松の普段の様子から警戒心はあったんだろうな。こいつ、マジで放っておいたらどうなるんだろう。犯罪者になるだけの甲斐性があるならどうにかなりそうな気もするが……。

 そしてこの時点で面接は打ち切られる。「残り3人は父さんの方へ」という指示に、チョロ松は「この2人と暮らすのは絶対無理!」と絶望。確かに、確実に救いようの無い方2人が残ってるもんな。こうしてみると、六つ子で一番スペック低いのってダントツでカラ松だな。しかし、チョロ松はここ一番で策士っぷりを発揮。最終手段「孫の顔」を発動して事態を振りだしに戻す。母親に「誰が一番性欲強いの?」とか聞かれる、改めて、この世の地獄だ。

 オチは流石のシュールさ。しかし、いざドラフトするとチョロ松で競合なあたり、意外と両親はクレバーだよな……ドラフトネタ、時節柄上手いことはまっちゃったあたりが今作の持つ不可思議なパワーを感じさせる。

 BパートはAパートに比べるとそこまで勢いがあるわけじゃないが、トト子ちゃんも安定のクズであることが確認出来ただけでも充分か。ちなみに、読み上げていたカンペ、よく見ると台詞が書いてあるのはあの部分だけだったりするのが狂気を感じる。そういえば、こうして全キャラが並ぶと今作は圧倒的にしろくまカフェなんだな。ペンギンさんとパンダ君はクズだったりニートだったりするあたりが共通している。

 そしてBパート最大の山場は間違いなく「十四松、卍固め」。あの顔で予備動作無しで一発にキメにくる実力、怖い。

 あ、あとエンディングではやくもチョロ松が2回目なんだけど、今回はラストに「おそ松!」っていうのね。逆になんか怖い。

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