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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 CV桑島法子だから自殺もやむなしみたいな風潮イクナイ、第9話。違うから、単にマクロスFのキャストっていうだけだから(知らんがな)。

 Aパート。今作唯一の良心であるチビ太をぶっ壊すお話。以上。まぁ、そのためにクソ松、ちがう、カラ松が犠牲になるのはしょうがないことだ。5話の時もそうだったけど、何故か六つ子内では一切人権の無いカラ松もチビ太にだけは可愛がられてるんだよな。単に同情なのかしら。もしくは厨二的な電波を受信する部分に何かしら共感を覚える部分があるのか。いや、一番ありそうなのは、「本当に良い奴なチビ太は、最も生活力が無くてほっといたら真っ先に死にそうなカラ松が一番心配」っていう線だな。そんだけ良い人なチビ太でも、本作では容赦無くマジキチ扱いされてしまうという……まぁ、冷静に考えて、あれだけ幼い頃からおでん好きって、普通に考えたらかなり偏った趣味趣向だもんなぁ。「おでんの串を常に携帯してる子供」って、今になって考えるとなんかホラーだわ。そりゃこんだけのキチガイになってしまうのも頷けるってもんで。それでも自分の店をやれてるんだから偉いけどね。カラ松はあの惨状を見た後なのにBパートでは平気な顔で店のもの食えるんだよな。どういう神経してんだ。

 そして今回間違いなくメインになるのはBパート。ついに来てしまった十四松メイン回。どんなカオスになるのかと思いきや、なんとこれまでのお話の中ではトップクラスにまとも。「エスパーニャンコ」のときといい、マジキチ要員でお話を作るときには、逆にいい話に持っていくギャップを見せるのが好きなスタッフなのかも。冒頭、「いつもの十四松の日常」は逆に安心して見ていられる風景。言動の全てに野球を絡めてくるあたりはよっぽどの焼き豚であるが、あんだけ努力してるのにそっち方向で仕事をするとかいう発想は一切無いのが不思議なところ。道具も一式持っているところを見ると、学生時代は野球部だったのだろうか(少なくとも小学生時代は違ったけど)。あれだけのフィジカルがあるのだからスポーツ選手としては一山当てられそうにも見えるのだが……まぁ、野球ってのも団体競技だし、頭も使うスポーツだからね……。結局、彼は「成人しても特に定職に就かず、毎日バットを振り続ける大人」に。やべぇ、こうして改めて書くとやっぱり一番怖い。

 でも、毎日充実してる風なんだよなぁ。一番美味そうにご飯食べるし、一番健やかに寝るし。六つ子で一番長生きしそうなのは十四松だよな(一番早死にするのは、他殺ならクソ松、自然死ならチョロ松)。「鬼のように滑るが手数が多い男、十四松」の日常は、ちょっと距離を置いて見ている分には大変微笑ましいものであり、これこそが我らが理想の十四松像であった。しかし、そこに異変。たまたま出会った女の子と珍しく良い仲になり、あっという間に彼の日常も変化。単に日中出会ってデートするだけの関係性が生まれただけであれほどまでに態度が変わるってことは、別に普通の生活も出来るヤツなんだろうな。普段は他の兄弟に併せてキチっていただけなんだろう(彼なりのサービス精神?)。あの彼女が「十四松さん、もっと落ち着いて行動して下さい」とか注意したとも思えないし、むしろ積極的にネタ見せを促してたわけだから、十四松の生活が是正されたのは、「彼女のことを考えると、他の兄弟に合わせる余裕が無い」ことの表れだったのではなかろうか。

 そして、そんな十四松への残り5人の態度もまた微笑ましい。そりゃまぁ、邪魔したくもなるし、実際邪魔もするのだが、どこぞのトッティの時とはエラい違いだ。基本的にみんな十四松には優しいんだよな。バットになってあげる一松はおかしすぎるけども。「せっかく準備したのに」って、どんだけ優しい(?)んですか一松兄さん。その優しさの2%でいいからカラ松にも分けてあげてよ。いや、俺もカラ松に優しく出来る自信は欠片も無いけどさ。一松は他にも十四松のデートシーンを見てやっかみから頭をかち割るなど、異常なまでの十四松への愛情が確認出来る。そっち方面の人から見たら単なる燃料だろうが、そういうニュアンスでなくても、貴重な兄弟愛の片鱗として見ることは出来ます。そりゃ6人もいたらその中で好き嫌いもあるでしょうよ。一松の場合、なかなか本音が言えないタイプの人間なので、素直で快活な十四松に憧れる部分もあるだろうし、天真爛漫な彼に救われることも多かったんだろう。

 結局、恋愛は成就せず、「彼女」さんは田舎に帰ることに。何故彼女が帰ることになってしまったのかは、おそらくおそ松だけが気付いた「裏の事情」があるのだろうが、今作には珍しくそのあたりの要素は匂わせるだけで答えは明示されていない。ラストカット、彼女が手首に巻いた「14」のリストバンドに彼女の本心がうかがい知れる程度のものである。最後の最後まで十四松は十四松らしく、これはこれでハッピーエンドといえるんじゃないでしょうか。少なくともカラ松やトッティに比べればね。ちなみに、超余談ではあるが、ラストシーンで彼女が乗っていた新幹線はカラーリングから東北新幹線「やまびこ」だと思われる(ディティールは違うんだけど)。つまり、あの新幹線が向かう先は桑島法子の生まれ故郷である岩手県なのではないかな。そんな夢想。

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