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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 エンディングはもう、カラ松っつうかよくあるイケメン中村キャラそのまんまやないか、第20話。こうしてみると一番やりやすそうなのってカラ松だな。まぁ、やってる本人が楽しいかどうかは微妙なところだけど。

 今週はあんまり刺さる話ではなかったな。やっぱり六つ子がそれぞれの個性を突出させて暴れる話が一番面白いので、脇キャラに回してしまうと攻撃力は低下する。そして今回メインだった「イヤミの学校」はちょっと理屈が過ぎていて、オチも弱い。……ほら、こうしてなんかえらそうなこと書くと全部滑って見えるのもあのお話の悪いところだ。も〜。

 1本目、「教えてハタ坊」。ものすごく久しぶりにハタ坊メイン回ながら、たった1つの要素だけで引っ張る、今作に多い「執拗な天丼」展開。最初の1回は面白いんだけど、みたいなやつ。ただ、今回は六つ子それぞれがどのようにセッティングされているかで多少のバリエーションはあり、個人的には「あんだけ好き勝手やってるのにまだトド松はカラ松と一緒に釣りに来てくれるのかよ」っていうのが印象深い。あの釣り堀が出てきただけでちょっと笑えるのは、カラ松先生のおかげやで。一松&十四松のコンビについてはもう放っておくしかないが、十四松の犬モードって、いわゆる「よつんばい」の状態ではないんだよね。人間が四つ足になろうとするとどうしたって後ろ足(つまり人間の足)が「膝立ち」になるわけだが、そうではなくて完全に犬と同じ形状になっている。あの着ぐるみの中で十四松は一体どんな格好をしているというのだろうか。そしておそ松だけがやたらと豪華な場所に引きずり回されている謎のシチュエーション。最終的には六つ子全員が「それっぽいところ」に招待されるわけだが……ハタ坊と友人関係ってのも考えものですな。まぁ、友人でなければもっとひどいことが……。

 2本目、「スクール松」。スクール要素は皆無のヤンキーコント。これを見れば分かるが、大体において六つ子でネタを組むと「トド松 or チョロ松で導入」「カラ松でひとネタ」「おそ松で膨らませ」「一松でオチ」「さらに十四松でとどめ」というのがお約束。今回はその中でおそ松・カラ松パートがちょっと長すぎたので中だるみ感が。十四松もコワレ過ぎて何が何だか分からなくなっちゃってるしな。ただ、個人的にはカラ松(の中の人)の「やりなれてる感」は好き。カラ松+ヤンキーがやたらはまっているおかげで、その後に出てくるおそ松の「声が甲高すぎる問題」が引き立つ。そりゃおそ松の中の人だってヤンキーくらい軽々とやれるだろうが、おそ松ヤンキーは格好良くなっちゃ駄目だからな。おそ松さんの畳みかける圧倒的ニートラッシュ、やめろ、その攻撃は俺に効く。別に、おごり目当てで友達呼び出したりはしないよぉ。だって友達いないし……(なお、後輩なら平気で呼び出してしかも驕らせる模様)。

 3本目、「イヤミの学校」。チビ太って、おでん屋やってればある程度の安定収入はあるはずなのに何故かこういうグレーな世界に足を突っ込むよな。まぁ、このパートはチビ太と六つ子も面識が無い設定になっていたし、一種のパラレル(というかシチュエーションコント)なのであんまり関係無いんだろうけども。非常にデリケートな「お笑いとはなんぞ」という問題を、まさかの「今最も売れてるギャグアニメ」が切り込んでしまったという問題作。お笑いにも主義信条や理論理屈はあるのだろうし、提供する側はそうしたものを持っていて然るべきなのだろうが、それって観てる側に垂れ流しちゃった時点でもう駄目なんだよな。今の世の中はテレビなどのメディアの「業界人」と、マスメディアを享受する側の消費者の間の隔たりが薄くなっているのは大きな問題なんじゃないかと思う。本来見せなくていい舞台裏まで見えてしまうし、それを見てちょっとかじった程度の素人が「知ってる気」になってしまうし。「知ってる気」の問題については作中でもイヤミ先生が全身全霊で訴えていたわけだが、流石にそれをネタにされても笑えるところまでは来てないなぁ。なんか、ネタだってことは分かっていても痛々しかった。最初におそ松を「つまらないとかいうと教養の無さが露呈するぞ」とか論破する図も惨めだしなぁ。ま、他の5つについてはおおむね同意だけども……そうそう、十四松については「なまじ本物っぽいから駄目」ってちゃんと十四松のキャラに即して駄目出ししてたのは良かったかも。非常にレアな、「十四松が正面から圧倒されるシーン」である。やっぱりこうしてみると一松と十四松の方向性は被っているので処理が難しいな。十四松の場合は「一生地下劇場で自主演芸やってるモグラ芸人」でも気にならなそうだしなぁ。それにしてもライジングシコースキーはマジでうざい。

 オチ、六つ子たち、声優学校へ行く。「なんかこれなら出来そー」。そりゃ出来るだろうよ。てっぺん取れるだろうよ。ありがとうトト子、君のおかげで若い声優たちの仕事が潰されずにすんだよ。

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