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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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2月19日 ドラフト模様(OGW×2 BFZ

ピック順 【Mei】→【Serra】→【Thraxi】→【Sea-chicken】→【Sangriter】→【Alessi】→

 

 ゲートウォッチ5回戦。流石に少しずつ見えてきましたよ、この世界が。8人戦と6人戦の差のおかげで世間一般で言われているセオリーが全て通用するわけでは無いのが我々のドラフトの難しいところなんだが、通底する要素としてはこの市川ユウキの説明が一番しっくりくるんだと思う。ゲートウォッチは弱いコモンが少ないので、適当に引いててもそれっぽいデッキは作れるんだが、「コンセプトのないデッキは勝てない」。それが第一。ただ、6人戦の場合はパック数が少なく、より開封運による紛れが生じやすいために、その「コンセプト」を作れるかどうかに運が大きく絡み、そこではずした場合にリカバリーするために「どれだけ早く色(アーキタイプ)の空き状況を察知してシフト出来るかの洞察力」「尖らせすぎたデッキでコケないように丸く収めるピック勘」の2つが必要になってくる。前者はいわゆる棲み分けの話なので意識する人間も多いだろうが、後者が特に難しく、アーキタイプ専用カードを引く時にリスクをどの程度に見積もるか、あるカードが複数の完成図ルートに乗っていることを意識出来るか、が重要になる。今回ピック中に某氏が言っていた「引かされている感」という言葉があったが、この「デッキの丸さ」を確保するために、尖ったカードに進みにくいというもどかしさが、ピック中にイライラさせる一因なんだろう。博打要素が強いだけに、はまった時にはエンドルフィンがだだ漏れることにもなるが……。まぁ、どれだけ辛くても、どうせこの環境もあと最大5,6回で終わりだし……。

 

 




 

    AL SE TH SA ME CH

AL  ー  ×  ×  ×  ◎  ◎  2ー3 6

SE  ○  ー  ×  ×  ×  ○  2ー3 4

TH  ◎  ◎  ー  ×  ×  ×  2ー3 3 ○○

SA  ○  ◎  ◎  ー  ×  ×  3ー2 2

ME  ×  ○  ○  ○  ー  ○  4ー1 1 ○○○!

CH  ×  ×  ○  ◎  ×  ー  2ー3 5

 

 

1位 【Mei】 黒青 <闇の掌握 闇の掌握 沸き立つ瘴気>

 止められない止まらない。もう駄目だ3連勝。分かりやすく調子に乗ってくれているので回りのストレスもマッハ。いいね、このヒール感。本人ももっと自覚して好き放題やってくれればいいと思います。マジで俺も事故ろうかなぁ。さておき、そんな3連覇デッキだが、上で色々と書いた割には明確なメジャーアーキタイプに乗っているデッキでは無い。全試合が辛勝であることからも分かる通り、そこまで突出した強さという印象もなかったし、どこがどう噛み合って勝ったものかとちょっと首を傾げるくらいだ。しかし、改めてピック表を見て納得。……だって、「闇の掌握」引いて待ってたら3引きで「無情な処罰」が流れてくるんだぜ? こんな楽なピックもないだろうよ。上が黒に行けと言ってるのは明らかなわけで、後は手なりで。コンセプトとしては「闇の掌握」×2「忘却の一撃」と並んで「黒コン」風味。1パック目で「水脈の乱動」を優先させて「掃き飛ばし」を流すなど、普通に考えればセオリー無視のピックなのだが、はじめから「無情な処罰」を前提としてロングゲームを描いていたなら筋の通るピック。「吸血鬼の特使」に「コジレックの組み換え」など、がっちりサポートをしっかり整えて、ゆっくり待って押し返すタイプの黒が自然にまとまっていたし、壁役もこなせる「虚身呼び」は後半にはジェネレーターとして機能し始める。サブカラーの青も「沿岸の発見」「ウギンの洞察力」と中盤以降に相手を突き放すカードがてんこ盛り。なるほど、コンセプトはある。これで綺麗に優勝していれば何の問題もなかったのだが、試合中、マナ勘定ごまかしている疑惑などが浮上しているため、なんだか灰色の勝利になっているのが悔やまれるのであった。

 

 

2位 【Sangriter】 白黒 <草原の滑空獣 オンドゥの戦僧侶 真っ逆さま>

 相変わらず、ピック中に一番文句を言ってる割に試合が始まると一番楽しそうな男。まぁ、ピック中のイライラについては上述の通りなのでしょうがないんだけども。今回はデッキの方向性が決定したのが2パック目と一番遅いデッキだったため、悩みまくっていた時間が一番長かったのも原因だろうか。1パック目、メインカラーの白はすんなり決まり、1引きが「草原の滑空獣」だったので出来れば支援にいきたいところだったのだが、流れから緑は期待出来ず、「落とし子縛りの魔道士」×2など、実力はあるがいくらかもっさりしたパーツが目立つ。攻めきれない支援はかなりきつそう、と頭を抱えているタイミング、2パック目2引きで「岸壁安息所の吸血鬼」が流れてきたので黒の目もあるかも、とチャレンジの確保。これがまさにターニングポイントとなり、立て続けに4引き「永代巡礼者、アイリ」5引き「岸壁安息所の吸血鬼」と、一気にデッキが白黒に固まった。さらに「ギデオンの誓い」を確保して3パック目では見事に「カラストリアの癒し手」×2と遭遇することに成功。一切殴らず、同盟者を出すだけでチュルチュルと相手のライフが無くなっていくミラクルドレインデッキが完成した。やはり「岸壁安息所の吸血鬼」の強さが尋常じゃない。また、トリックに「ギデオンの叱責」ではなく「まばゆい反射」を優先するなど、きっちりライフゲイン戦術に寄せたまとめ方も理にかなっており、シナジーが無いと思われていた「草原の滑空獣」も「復興の壁」と手を組んでちょいちょい悪さをしていたり。こういう巡り合わせがあるからホントに油断出来ないのよね。まぁ、「引かされてる感」はさらに強くなる気はするけど。

 

 

3位 【Thraxi】 黒青 <精神溶かし コジレックの叫び手 果てしなきもの

 一応順位は書いているが、ぶっちゃけここからしたは2勝3敗の4すくみ(?)なので大体みんなラスみたいなもんである。一応勝ち点で抜け出たので私が3位にクレジット。今回は「ゴブリンの闇住まい」流しの「精神溶かし」スタート。青黒で「3パック目の昇華者を有効利用出来るのは俺だけだから!」とドヤる、というのが前からちょっとやりたいと思っていたことなのだ。「空の探索者」×2を含めて2マナ域そこそこ。「威圧ドローン」×2によるライフルーズがほぼ確定になっているし、「精神溶かし」は2枚集まったのでクロックも割と安定している。面白いのは、今回はこの(一応)上3人が全員黒なのだが、全くかち合わずに棲み分けているという部分だろう。私はとにかく「欠色ビート」、上のデッキは言わずもがなの「同盟者」で、優勝デッキは「吸血鬼の特使」「虚身呼び」などの「壁&ロングゲーム志向」。3パック目で狙い通りに「威圧ドローン」が一周してきたので「ハハッ、卓に黒がいないのだろうな! 私の天下じゃないかね!」とか思ってたんだけど、実際には割といたっていう。これが「コンセプトで渡る」ということなのだろう。ただ、このタイプは無色マナの確保が必須になるため、どうしてもピックの手数が辛くなるのが難点。今回は無色マナの枚数こそ充分だったが、その分クリーチャー数が不足して結局ビートとしては今ひとつの結果になってしまった。余った23枚目の枠で「屍体の攪拌」「難解な干渉」「空間の擦り抜け」の3択でいっつも迷ってちょこちょこサイドボードから入れ替えていたのだが、結局どれが正解だったんだろうなぁ。

 

 

4位 【Serra】 緑青 <虚空を継ぐもの 思考刈り 轟く雷鳴>

 申し訳ないが、傍から見ていて一番「コンセプトが無いな」と思ったのがこちらのデッキ。おそらく狙ったところは緑ベースからの支援だろうが、残念ながら今回「鞍背ラガーク」があまり出なかったために支援は強くならなかった。この世界の支援の基本構図は毎ターンマナカーブに沿ったクリーチャーを展開し、早ければ3ターン目、大体は4ターン目から支援で相手サイズを上回りビートをかけるというものだと思うのだが、こちらのデッキの主力は「末裔招き」「目無しの見張り」といったドローンなので、支援が絡んでもサイズが充分にならない。末裔が多い場合は「鼓舞する突撃」の白か「大群の殺到」の黒ならフィニッシュがあるのだが、青の場合はそれも叶わないので決定力に欠け、さらに相手の盤面に触る方法も乏しいので、並べるだけ並べて後は相手のすきなようにされる、という展開になりがち。実際、このデッキの負けパターンはそんな感じだった気がする。これを乗り越える方法としては「3パック目からデカブツを確保する」「収斂絡みで色を広げてグッドスタッフ気味に」というのが具合のいい解決法なのだが、「未知の岸」を押さえていないと多色化は微妙だし、デカブツ確保は完全に運次第だし、なかなか難しい。やっぱり緑青はまだ答えが見えないなぁ。こうしてみると、デカブツ確保が難しくなったこの世界って青緑の「波翼の精霊」はかなり点数上がってないか?

 

 

5位 【Sea-chicken】 赤 <巨岩投下 ゴブリンの自在駆け 板岩の槌>

 こちらはある意味「コンセプトしかない」みたいな勇ましすぎるデッキ。原点回帰、困ったらここに帰ってこい、男の赤単である。ピックのどのあたりから単色に的を絞ったのかは定かでないが、なるほど、あまりに充分過ぎる赤である。圧巻は2パック目で、1,2,3引きで「ゴブリンの自在駆け」が文字通り怒濤の3連ピック。これでデッキがかなり引き締まったのは間違いない。さらに「無謀な奇襲隊」は割と遅めで引けているし、「巨岩投下」があまり引けなかった部分は3パック目に「虚空の接触」×2「多勢」×2のバーニングっぷりで大体カバー出来ている。突出すればマジで突き抜けられる可能性もあったデッキだが……残念ながら水ものだなぁ。デッキの回り方がピーキーなので、ブン回らずの時の寂しさがパないな。ただ、面白いのは、似たような前のめりデッキ相手には「白赤装備」には競り負けたが「青黒欠色」には競り勝ち、コントロール志向の権化である「白黒同盟者」は乗り越えたが「黒コン」にはさばかれてしまった。こうしてみたらやっぱり「水もの」としか言い様がない気が。個人的には、「紅蓮術士の突撃」が今週も活躍してくれていたのでそこだけで満足です。4ターン目に「突撃」→「骨の鋸」のムーヴが格好良い。

 

 

6位 【Alessi】 白赤 <巨岩投下 岩屋の装備役 エメリアへの撤退>

 適当に順位を決めたので名目上最下位になっちゃいました、すみませんね。まぁ、多分どこにランキングしても来週ものらりくらりとプレイすることにかわりはないからかまわんだろ。こちらも「巨岩投下」スタートの赤志向。2手目は「無情な処罰」を流して「武器の教練者」というのは2マナ域絶対主義の時勢に則ったものだろうか。なかなか効果の計りにくいカードだが、2マナ3/2で良しだしな。そこから1パック目は黒の目も見つつフラフラとさまようが、2パック目で誂えたように「岩屋の装備役」。ここで「白赤装備」を下敷きにするコンセプトが固まる。デッキには「ザダの猛士」「コーの鎌使い」「好戦的な鞭尾」「オンドゥの大角」とやたらめったら先制攻撃ばかりが揃い、これに装備品が付けばなるほど無敵。同盟者シナジーはあまり無いが、とにかく低マナ域から並べて叩くというボロスの分かりやすい構成は守られている。しかし、結果的には最初に書いた通りに「それなりのカードを集めただけでは勝てない」を地でいくような結果になり、「2マナ域もあって、弱いカードは入ってないけど今ひとつ」みたいな終わり方に。3パック目では流れてくると踏んだ「面晶体の刃」が一周せずに予定が狂うなど、流石にそこまでカバーしきれないピックの妙に泣かされた。あと、1パック目で押さえちゃったコジレックがピック中に余計なちょっかいをかけてきた説も。やっぱこの世界で10マナはなー、白やってて10マナはなー。

 

 

今回のピック表

 

 【Mei】(黒青)→ 【Serra】(緑青)→【Thraxi】(黒青) 

                       

 【Alessi】(白赤)←【Sangriter】(白黒)←【Sea-chicken】(赤)

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