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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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9月30日 ドラフト模様(KLD×3

ピック順 【Sea-chicken】→【Thraxi】→【Alessi】→【Mei】→【Serra】→【Sangriter】→

 

 新環境! 最近は年に4度になっちゃったからあんまりレアな感じもしないけどな! さらに、今週は新環境に突入する前に、不良在庫を処理するために「さよならイニストラード・謎のチームシールド型双頭巨人戦」を結構。なんかもう、試合前から脳はぐちゃぐちゃになっていたのでまともな判断力がない状態での新世界となりました。3ターン目に「トロスタッドの死騎手」からマッドネス「癇しゃく」でドヤ顔だった「ラムホルトの平和主義者」を殺されたのがボクのイニストラードの最後の記憶です。

 一言でいうなら、まー、難しい。毎度環境が変わるたびに同じことしか言ってませんけどね。今回のセットは、久しぶりに「明確な2色ギミックを推すだけじゃない」という構造になっているため、「○○を狙うにはどうすればいいか」という悩み方じゃなく、まず「何を狙えばいいか」すら定かじゃない。何色が強いのか、速度はどうなのか、クリーチャーなのかスペルなのか、まだまだ解明出来ないことは山積みだ。まぁ、世界には数多のドラフト戦士たちがいるので、あと1,2週間もすれば環境分析も進むでしょうよ。現状でさっそく晴れる屋面子がドラフト合宿してるしな。ヤソの野郎がさっさとライブラリアウトデッキで勝ってるのは草。

 

 




 

    AL SE TH SA ME CH

AL  ー  ○  ◎  ×  ×  ◎  3ー2 4

SE  ×  ー  ○  ×  ×  ×  1ー4 5

TH  ×  ×  ー  ×  ◎  ×  1ー4 6

SA  ◎  ○  ○  ー  ×  ×  3ー2 3

ME  ◎  ◎  ×  ◎  ー  ×  3ー2 2

CH  ×  ◎  ◎  ○  ○  ー  4ー4 1 ○

 

 

1位 【Sea-chicken】 赤緑 <蓄霊稲妻 ピーマの先導 バリスタ突撃車>

 前回、イニストラードを晴れ晴れとした表情で旅立ったこの男が、新環境でもいきなりカマしてくれた。「さっさと優勝しとかないと、いつまでもズルズル負けてしまうやんか」と言うのが本人の言だが、それが簡単に出来るなら苦労しねぇんだよ。この一勝はこの世界の行く末を示す一勝になるのだろうか。デッキの方は、下馬評通りに強いとされていた赤&緑の組み合わせ。赤は火力が強く、緑は肉がひたすらでかい。前回までの環境では特に赤緑を組み合わせるメリットが無かったので敬遠された色だったのだが、今回のグルールカラーはエネルギーカウンターという絆でしっかりと結びついているため、この2色で戦うメリットは大きい。また、いかにも「らしい」デザインなのは、とにかく肉の切れ目が無いこと。この世界は(多分)除去も質が高いため、私のように何とか時間を稼ごうとする人間は除去の枚数だけなら決して弱そうには見えないのだが、このデッキの場合、どれだけ叩いても消し去っても、次の肉が必ず出てくる。そして、「速接会のオオトカゲ」×2に代表されるように、飛び抜けてはいないかもしれないが、決して弱くは無い。いや、むしろ普通に強い肉なのである。そして今回は特に「ラヌスーのヘリオン」と「通電の喧嘩屋」という、頭がおかしいとしか言えないマナレシオの鉄砲玉が数多く、普通に対処したのではとてもじゃないがやってられない。「ラヌスーのヘリオン」は3マナ8点火力だけでも充分過ぎるのに赤緑の恩恵で割と3ターン以上殴ってくるし、エネルギーを共有する「通電の喧嘩屋」の爆発力は想像通り。マジやってられん。とりあえず、「緑の肉に対処出来る」が今後のデッキメイクの基本になるんじゃなかろうか。

 

 

2位 【Mei】 緑黒白 <行き詰まりの罠 逆毛ハイドラ 鋳造所の隊長>

 初戦ということで当然のように色の棲み分けはガタガタなのだが、今回はこの緑・黒・白が人気。緑ユーザーはメインで3人、黒にいたっては4人。なかなかの激戦区になっている。こちらのデッキは、このカラーではあるが製造フィーチャーではなく、むしろエネルギーの方を強く押し出すギミックにしている。1引き「行き詰まりの罠」が安定しているし、「逆毛ハイドラ」はやはり反則レア。また、一発逆転は「静電気式打撃体」+「気宇壮大」のワンパンコンボで、ここにもエネルギーが大きく関わっている。今回最もエネルギーを蓄えていたのは間違いなくこのデッキだ。それ以外の部分では「航空艇」×2に「改革派の貨物車」と機体の数も多く、「シャイラ専有地の賢者」のように出たら仕事が終わる肉の活用法として回している。サイズでは優勝デッキに劣るものの、クリーチャーの数だけなら安定しているだろう。まぁ、その分機体ばかりを引いちゃう「引きムラ」が起こるのはもうどうしようもないところで、嫌なら機体の投入は諦める他ないんだ。そのへんのバランス調整はもうちょっと試行錯誤が続く部分だろう。

 

 

3位 【Sangriter】 青赤 <慮外な押収 巧みな交渉術 発明の領事、パディーム

 人気だったアブザン3色を綺麗にはずして組めたイゼットカラーのデッキ。このカラーリングは一応エネルギーで繋がっているのだが、青の方はクリーチャーの線が細く、カウンターやバウンスの使い方あたりが今後のコモンの取り回しの焦点になると思われる。思われるのだが、今回のこのデッキはその辺のデリケートな部分には一切触れていない。何しろ1引きカード3枚のうち2枚が「相手のパーマネントをパクる」カードなのだ。ハナからまともな戦い方じゃない。基本的には赤の火力で場をならしながら、「ガラス吹き工の組細工」や「理論霊気学者」の占術でライブラリを掘り進む。「光り物集めの鶴」や「天才の片鱗」、「発明の領事、パディーム」なんかが出ればさらにドローの勢いは増していく。そして上記の2つのパクり呪文に届いたら、あとは相手がしびれを切らして最高のクリーチャーを叩きつけてくるのを待てばいい。「巧みな交渉術」なら「ガラス吹き工の組細工」を相手に渡してゲーム終了だ。その他にも「ヒレナガ空鯨」や「むら気な巨人」あたりは、中盤から普通にプレッシャーをかけられるし、これらのパワーのでかい後詰めのために「気ままな芸術家」の速攻付与はかなりの仕事をしてくれていた。ナチュラルにエネルギーが溜められる「ガラス吹き工の組細工」のおかげで色々と仕事はしやすかったのではなかろうか。上手いこと回されてるのを見てると、カラデシュに隠された線の関係性が少しずつ見えてきますね。なお、当方普通に「査問長官」でライブラリを殺された模様。

 

 

4位 【Alessi】 黒白 <空鯨捕りの一撃 放射籠手 製造機構>

 例によって事前情報ほぼ無しでのぶっつけ本番。「お前らは甘えている」と強気の発言で新たな世界に切り込む。1パック目、除去2連引きからのスタートだが、その後「ピーマの先導」流しの「亢進するネズミ」という引きで下家に緑を強く勧め、黒白での棲み分けを図る。残念ながら下家は1引きの時に流した「機械修復職人」の存在をかなり大きく見ていたために結局色は棲み分けられなかったが、その後は無難に「黒のクリーチャー」「白の除去」とカードは揃えていき、普通の黒ビートが出来上がった。意外なことにキーとなったのは2パック目で1引きしている「放射籠手」。よくあるタイプの装備品ではあるのだが、クリーチャー単体のサイズが大きく、1体で勝負を決めやすいこの環境では、通せるときにダメージを通しておけるこの籠手の2点が存外でかい。というか、私はこれがついた「鋳造所のコウモリ」を対処出来ずに即死したのである。白のクリーチャーが安定しているのはいつも通りだが、やっぱり今回は黒もかなり低マナ域から充実してる。「亢進」シリーズは結局全部強いな。

 

 

5位 【Serra】 白黒 <競争排除 燻蒸 信頼出来る仲間>

 1引きのレア2枚を見たらのけぞってしまうような殺伐としたスタート。どうしたって初回ってのは1引きレアに引きずられてしまうもので、黒は4人の中で一番下に位置しているが、この「競争排除」の魅力に抗えずそのまま進み、サブカラーの白は1パック目時点ですでに見えていたが、2パック目の「燻蒸」で決定的となり、こちらも白黒の組み合わせである。ただ、他のデッキと違ってここははっきりとコンセプトは決まっている。製造でクリーチャーを並べての「鼓舞する突撃」である。非常に分かりやすいプランだし、過去の環境の実績もあるのだから問題無いはずだったが、残念ながら今回は「鼓舞する突撃」が世界に1枚しか登場せず、かなりデッキの機嫌を伺う結果となってしまった。一応「第九橋の巡回員」みたいなギミックはあるにはあるのだが、そうした部分がピンポイントで対処されると、あとは「製造は持ってるけど基本的にバニラ」みたいなクリーチャーを並べるだけの展開になり、なかなかすっきりと勝ちには繋がらなかったようだ。製造クリーチャーの選択肢も、今回は黒の「霊基体の野心家」がやたら多く、白の「光袖会の職工」や「プロペラの先駆者」といった製造デッキの規準になるべきカードの枚数が少なかったのも残念なところか。多分、このタイプのデッキに脇目もふらずに進んで「鼓舞する突撃」がもう一枚増えてれば、割と洒落にならない強さにはなる気配はあるんだ。

 

 

6位 【Thraxi】 緑黒赤青 <改革派の霊気砲手 当然の結論 反逆の先導者、チャンドラ

 眠かったってことにしておいてください。まぁ、俺にしか出来ないピックですよね。正確にいうなら、俺しかやらかさないデッキですよ。以下、ピック中の私の苦悩を再現VTRでどうぞ。【1−1】せっかくの新環境、エネルギーカウンターが使いたいんじゃー→「改革派の霊気砲手」【1−2】機体を引くか、「ピーマの先導」か……まだ色決めなくていいんじゃないかな→「ボーマットのバザール船」【1−3】おっ、緑の強い除去やんけ。ピーマも流れてたし、緑空いてんのかな?→「自然の流儀」【1−4】あぁ、これはもう緑黒で+1/+1カウンター絡みのデッキに決めた方がいいか→「危険な状況」【1-5】ちょっとショボいけど……色主張やろなぁ。→「高峰の職工」 以下、1パック目は緑黒だがクリーチャーがかなり弱い感じ。 【2−1】うぅ、クリーチャーがおらん……まぁ、確定除去強いですし→「当然の結論」【2−2】へんなの来た?!「ラシュミ」と「通電の喧嘩屋」の2択って……どっちもタッチせなあかんやんけ。えぇい、2マナクリーチャーにタッチはないわ。レアリティや。→「永遠の造り手、ラシュミ」【2−3】クリーチャー来ないお……→「当然の結論」【2−4】ファッ?! 「無許可の分解」と「焼夷式破壊工作」と「溶接の火花」が3枚セットでここまで流れてきた?! ……赤、どうなってんの……ま、まぁ、プリズムあればタッチは出来るから……ダブルシンボルじゃないやつで……→「無許可の分解」 ここで思い切って「破壊工作」の方を引く勇気があればまだ違ったんだろうが……2パック目終了時点では「緑黒タッチ赤青」。「当然の結論」×2がダブルシンボルだから黒はどうしても2色目だし、赤は「霊気砲手」と「無許可の分解」、青は「ラシュミ」のタッチだけなら……なんとか……。【3−1】開けたパックからダブルシンボルのプレインズウォーカーがほほえみかけてくる。「ギバーーーーップ!!!」 3パック目以降のことは、よく覚えていません。喉から手が出るほど欲しかった黒の優秀なクリーチャーを全部流して「霊気との調和」をかき集めていましたね。

 良い子も悪い子も真似しちゃ駄目だぞ。頭の悪い子はもう一回やるぞ。

 

 

今回のピック表

 

 【Sea-chicken】(赤緑)→【Thraxi】(緑黒赤青)→【Alessi】(黒白) 

                       

 【Sangriter】(青赤)←【Serra】(白黒)←【Mei】(緑黒白)

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