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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「終末のイゼッタ」 6

 遊佐さん、死んじゃったよね、あれは。もし生きてたとしたらナチスの科学でサイボーグになってる未来しか見えない。

 確認したらこれってアニメオリジナルなのね。割と分かりやすい展開だったので漫画原作かな、と思ってたのだが、ちょっと意外だった。製作は亜細亜堂。あんまり深夜アニメの印象が無いところで、監督も深夜アニメでの監督は初となる。こういうスタッフの集め方のほうが普段と違った画が出てきて面白いかな? とはいえ、1話目は「違う」という感じもせず、まっとうに、「丁寧に作ったアニメの1話目」という感じ。ディティールについてはまだ分からないことも多いが、そのわからなさは一切気にならず、いきなりクライマックスとなるガールミーツガールに入り込むことが出来る。山場の落下シーンはもちろんだが、全体的に動きが丁寧に描き込まれており、キャラクターデザインも見やすいので印象はいい方。このままのクオリティで走ってもらえるなら画の方は万々歳だ。シナリオラインについても、「なんちゃってヨーロッパで、ドイツが負けずに勝っちゃってる世界線」という設定さえ飲み込んでおけば、あとは姫様の冒険活劇、ある種の貴種流離譚のフォーマットの上で割と理解はしやすい。戦争描写の戦闘機とか戦車とかがどの程度時代に即してるかとかはミリタリーに疎いのでさっぱり分からんが、CGの担当がオレンジってことでしっくり馴染んでたと思う。戦車については「あ、これガルパンで見たやつだ!」って思うだけのお仕事。

 あとは重要なポイントは個々のキャラクターの見せ方ということになってくるが、主人公の早見姫様は短い時間でテンポ良く人格を切り出されている。配下の信頼も厚く、臣民のことを考えて本当に国益になる行動を選べる人。命の危機にも下賤の輩に対して弱みを見せない人。そんな「強くて美しい姫君」が幼い頃に出会っていたのが、カプセルの中に入っていた「一個中隊を壊滅させられる」と噂の長銃を乗りこなす魔女みたいな女の子。銃をほうき代わりに使って空を飛ぶシーンは、「あぁ、このシーンがやりたかったんやろな」と思える非常に鮮烈なシーン。この2人の友情物語が今後の中心になっていくんですかね。普通に考えたら、姫を助けるのは男の子の役目だと思うのだが、そうはならずに女の子になっちゃうあたりがいかにも現代アニメですね。いいぞもっとやれ。CVは茜屋日海夏。主演としては「Dance with Devils」に続いて2本目か(プリパラ除く)。「irisの2番手」も確実に仕事をゲットしてますね。まぁ、正直叫びのシーンはちょっと微妙かという気もしなくはないが……まだまだ修行の身ですし、メインヒロインを一発やるだけでも良い経験になることでしょう。あとは諏訪部ずるいとか、そういうところを見てればよろし。遊佐さん、死んだんでしょうかね(2回目)。

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