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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 だからルールどうなってんねん、って第7話。そりゃ前作もルールは割と適当だったけども、今作みたいに報酬と代償がうやむやのままだと、何を賭けて戦ってるのかがよくわからねぇぞ。

 前作だと7話あたりですでに作品に没入していたと思うのだが、どうにも本作はそこまでのパワーはない。容赦無い展開という意味では同じではあるのだが、いかんせん「何が辛いか」が分かりづらく、全体を通しても悲壮感が伝わってこない設定になってしまっている。まぁ、前作とは別作品と割り切って、あんまり比較しない方がいいのだろうが……なんか消化不良ですわ。ゆかちのエロい発言だけでは流石にモチベーションの維持に限界があるしなぁ。

 なんでピンと来ないんだろう、と色々考え、前作と比較して一つ大きなディスアドバンテージがあるとするなら、おそらくそれはキャラ視点の不安定さだ。前作はなんだかんだいってるう子というたった1人のメインヒロインから見た世界だったので分かりやすくまとめられたが、今作は一応すず子をメインに置いているはずだが、そこに千夏というダブルヒロイン設定を重ね、さらに登場人物の数も多い。モブだと思ってたセレクターも割と再登場してるのよね。おかげでどこまでがキーパーソンでどこからが枝葉末節なのかが判断出来ず、どうしても視点は散ってしまう。さらに、千夏サイドの果たすべき「解決」の目処が立っておらず、何がどうまとまれば「終劇」なのかが想定出来ないのも悩みの種。本当に千夏が記憶を消し飛ばすのが正しいのか、結局すず子の情にほだされて丸く収まればいいのか。そのあたりのルート取りも確定していない。何しろ記憶を巡るゲームのルール自体があやふやなのだから、それを使って行われるドラマのゴールが分かるわけないのだ。「翔平君」と呼ばれる野郎セレクターとの対話で記憶を巡る諸々の設定を確認していたが、「コインが染まるたびに記憶が消えていく」とか、そんな設定聞いてないぞ。もちろん、セレクターバトル自体の意味がよく分からないのもネックになっている。千夏VS翔平の決め技、あれは一体何だったんだろう……。実際にWIXOSSやってる人から見たら「なるほど」ってなるんですかね?

 さらに、前作における繭のポジション、つまりラスボスの存在もよく分からない。前シリーズではあきらっきーや伊緒奈といった分かりやすい「敵側」キャラが存在していたが、今作でははっきりと「敵」と認識出来るキャラが存在していない(一応すず子を主人公とすれば千夏は「敵」であるが)。あからさまな悪い奴としてブックメーカーが登場しているが、残念ながら彼はセレクターではないし、上述の諸要素同様、彼の目的も未だ不明のまま。千夏を飼い馴らしておきながら、あからさまに彼女の神経を逆なでするような台詞をふっかけているのも謎で、製作意図としては「人の心を弄ぶ下衆」を演出したいのだと思われるが、見ている側としては「空気の読めないクズ」にしか見えないのだよな。これでセレクターバトルに参加してくれるなら、あとから千夏がボコボコに叩いて憂さ晴らし、っていう方向に持っていけるのだが……。

 なんか色々と燻っている状態なので、何とも微妙な感想しか出てこないですね。まぁ、決してつまらないというわけでもないのだが……。やっぱり、あきらっきーが必要なのでは……。

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