忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[5074] [5073] [5072] [5071] [5070] [5069] [5068] [5067] [5066] [5065] [5064]

 そうなれば、そうなるやろ……第9話。分かってた。分かってたけど……辛い……。

 満を持しての退場祭り。そのスピードはダンガンロンパをも凌駕する。思えばダンロンもスタート時点で16人くらいだったな。こちらは余計なNG行動などなくても、サクサクつぶし合ってくれるから運営側もやりやすくてイイよね!

 ファーストバトル、カラミティメアリVSリップル・TS連合軍。まずは珍しく正攻法型の戦闘スキル持ちどうしの対決であるリップルVSメアリから。かたや「狙って投げたら必ず当たる」という刃霧要のごときスナイパー能力、かたやどんな武器でも強化して頑丈な魔法少女相手でも一撃必殺を狙える能力と、魔法の袋による出し入れ自在の手数。単体で見た時のスペックは、戦闘経験の差もあってメアリの方に軍配が上がる。準備次第でいくらでも強くなれるメアリは、用意周到に様々な銃火器を用意しており、中でも「ビルの屋上に電子地雷」という愉快な戦術でもってリップルを追い詰める手管は流石の年の功である。まぁ、多分ミリタリーの専門家から見たらもっと効率の良い作戦は山ほどあるのだろうが、あくまでも元は単なる飲んだくれの主婦ですからね。これくらいの強さが限界ってことだろう。流石に修羅場を乗り越えて精神が摩耗しきった暁美ほむらさんとは違うのである。

 リップルの能力は、確実に的にこそ向かうものの、途中で阻害されてしまえば真価を発揮しない。相手もレンジがある能力だけに、どうにも攻め手に欠けた。そこで追加されるのがTSとの連携である。最初は単細胞の彼女の意志で「ジェットほうきでそのまま突っ込む」という分かりやすい攻めを繰り返したが、相手が持ち出したのは対戦車ライフル。流石にこれでは正面突破は自殺行為だし、TS自慢のほうきもぶっ壊され、これでは通じないことが判明。そこで策を講じた2人は、TSの速度にリップルの能力を掛け合わせた奇策を講じた。ぶっちゃけ、画面だけだと何が起こってるのかよく分からなかったのだが、つまりアレってチャフみたいなものなのですかね。ひょっとしたらリップルがガラスの破片全てに能力を行使し、それが一斉にメアリに襲い掛かるように仕向けたのかと思ったが、そういうことでもないみたいだし。単純に、それまでの横の動きに認識が馴染んだところに突然縦の動きを組み合わせ、さらにチャフにより視界を奪い、精密機械の起動を抑止、相手の銃弾も細かい照準が定まらないような状況を作り上げ、そこで不意に上空からの一撃を見舞うという攻撃方法。元々お互いに一撃必殺の能力。こうして隙を突ければやはりリップルは強かったのである。

 人を1人殺しておいてハイタッチもねぇだろ、と思わないでもないが、今や大量殺人犯となったメアリ相手ではそれも致し方なし。めでたく作中最も相性の良かったタッグチームの初勝利の凱歌を……と思いきや。容赦無く襲ってくる理不尽バトルの流れ。勝利を確信した瞬間こそが、誰しも最も油断する瞬間。その一瞬を、スイムスイムは見逃さなかった。不意の一撃に倒れるTS。激昂したリップルは返り討ちを狙うも、ついに能力を発動したスイムスイムはHAなみの防御力を持っていた。のうのうと逃げおおせ、チームルーラはこれで白星を1つ追加する形。そして、横たわるTSの真実……。やるせねぇなぁ……こういうダイレクトにエグい展開、ベタといえばベタなのだが、先週の彼女の日常パート、そして今週の赤子を連れた母親とのやりとりなどを見ると、やはり直接的に心にクる。1度に2つの命が途絶え、リップルは初めて出会った友人を失った。この喪失は容赦無い。

 転じて、メアリの作った事故現場でももう1つの修羅場。この期に及んで人助けに必死なSWと、ただ黙々と彼女に従うHA。そこに現れたのはピーキーツインズの片割れの方。先週時点ではよく分かってなかったが、生き残ったのは物質化能力の方(ミナエル)だったようだ。突然現場に降り立った彼女を見て、脳内お花畑過ぎるSWのトンチンカンな物言いはマジでどうかと思う。あの状況でよくもまぁ都合のいい妄想が出来るものだ。もちろんHAさんはそのあたりクレバーなので、しっかり身代わりとして初太刀を受けきった。ただ、あくまでミナエルの方は陽動。本命は姿を隠していたたまの襲撃。……だったはずなのだが、なんと、状況を処理しきれないたまの逡巡をSWの能力が「困っている人」と認識。まさかのさとり能力となり、見えない襲撃者を回避する事に成功。うーむ、流石主人公だ……。まぁ、どう考えてもマント被ってるヤツが任務に不向き過ぎただけな気もするが。たまは能力こそ強いのだろうが、このメンタリティでは暗殺部隊には向かないよな。その辺の事情をスイムスイムはどう考えているのか。そしてルーラだったらどう判断していただろうか。

 新たな(そして何となく予想は出来ていた)ルール変更により、生存競争はさらに激化。チームルーラは現状3人なので求められるのは他の部隊の殲滅のみとなってしまった。スイムスイムはあくまで「ルーラなら」という思考でしか動かず。ルーラの尊敬すべきところは部下の全てを平等に守ってきたことなので、おそらくスイムスイムはすでに「残り2人を守りきって勝つ」ことしか考えていないだろう。どう考えてもHAとクラムベリーがいる状況ではハードモードなのだが。しかし、気になるのはラストに登場したユナエルさんの咆哮。「殺せる相手」……まぁ、現在残ってる面子で一番対処しやすそうなプレイヤーといえば、どう考えても隣にいるヤツですけどね……どうすんだろ。いよいよチームも完全崩壊かな。なお、そんな壮絶な生き残り合戦の中で、ひっそりと退場したプレイヤーが1名いる模様。まぁ、この状況でまともな神経なら保つはずないし、これもある意味必然だったといえる。あまりにもあっさりした退場だが、これはこれでリアルな動きだろう。WPが文字通り命懸けで守った生存者の椅子。その椅子があっさりと半分取り除かれた状況で、シスターはとてもではないが自分が最後の4人に滑り込む方法など思いつかないだろう。彼女はもう、退場する以外の選択肢がなく、それなら無益な争いを引き起こさない方法を選ぶしかないのだ。せめてあちらでWPと再会して欲しい。

 残るプレイヤーは、チームルーラの3人、そしてSW,HA,リップル、クラムベリー。ここから4人となると一体誰が勝ち残るのやら。とりあえずチームルーラが残れるビジョンがないな。そして、4人の生き残りが保証されるっていうビジョンも全く見えないな。しかし、TSがいなくなった来週からボクは何をモチベーションにこんな陰惨な戦いを見守ればいいのだ……。

拍手

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
26 27
28 29 30
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[04/25 な]
[04/19 NONAME]
[04/17 NONAME]
[04/17 NONAME]
[04/13 NONAME]
バーコード