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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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1月21日 ドラフト模様(AER×2 KLD

ピック順 【Chrolony】→【Mei】→【Alessi】→【Sangriter】→【Thraxi】→【Serra】→

 

 新環境! まぁ、最近は年に4回もあるからあんまり希少価値も無くなってきましたが……。それでもこのカオス! このどうしようもなさ! ワクワクしますねえ。さぁ、また手探りの毎日の始まりだッ!

 とりあえず現状での環境雑感ですが、スポイラを眺めているときには強そうなカードばかりに目がいきがちになってしまうわけで、現実を見てみると……なんか、微妙? いや、面白いかどうかでなくてカードの強さがね。カラデシュが鮮烈にデビューしたときの強さと比べると、霊気紛争のカードたちは割と抑え気味の印象。すでにそのあたりの雑感はプロプレイヤーからも出ているが、コモンが全体的にピーキーな仕上がりで、どんなデッキでも色の合うカードを拾っていけばそれなりに戦える、というカラデシュの温暖さはどっかに行った。ピック中も「なんかピンと来ない」という意見が多く、初回だという点をさっ引いても、どこか捉えどころのない環境に見える。初見で「強く見えた」部分のブン回りはあるにはあるのだが、その数は全体で見れば決して多くなく、たまたまモードに入っちゃったデッキを止めるのがかなり難しい。除去の少なさもそうした「偏りの大きさ」を助長しているように思う。みんながギリギリの綱渡りデッキを要求されるような、かなり殺伐とした修羅の国っぽい。安定して勝ちを拾うためには、自分のデッキのブン回りのポイントを複数作り、更に相手のブン回りにたまたまかち合った時に最低限止められるだけの対応力も求められるという。なにそれ、無理やん。

 今回はそんな混沌を象徴するかのように戦績も混戦模様。この先、カラデシュ次元で抜け出すのは一体誰になるのだろうか……。なお、体調不良により今回は6人戦。おめぇ、もう残りドラフト回数少ないのに休んでる場合じゃないぞ。優勝出来ないと後輩にドヤられるぞ。

 




 

    AL SE TH SA ME CH

AL  ー  ○  ×  ○  ◎  ×  3ー2 2

SE  ×  ー  ×  ◎  ×  ◎  2ー3 5

TH  ○  ◎  ー  ○  ×  ×  3ー2 4

SA  ×  ×  ×  ー  ×  ○  1ー4 6

ME  ×  ◎  ◎  ◎  ー  ×  3ー2 3

CH  ○  ×  ◎  ×  ◎  ー  3ー2 1 ○

 

 

1位 【Chrolony】 黒白緑 <グレムリン解放 造命師の動物記 高木背の踏みつけ>

 環境を跨いでの2連勝。プレリにもフルで参加して準備万端、荒ぶる若手の時代がやってきた。まぁ、いうても3勝2敗4すくみの状態からの優勝なので決して楽な勝ちではなかったが、どんな状況でも自分の好きなアーキタイプに強引にまとめていき、それを貫き通す信念の勝利といえるかもしれない。ピック表や本記事最下段の色分布を見れば分かるが、今回、世界は実質4色で回っている。1パック目で、白に手を出した人間が1人もいなかったのだ。取り立てて白が弱かったというわけでもないのだろうが、流石に初回では色を渡る器用さなど誰も持ち合わせておらず、1引きなどから決め打ち気味に入ることになり、たまたま白に歩を進めた人間がいなかったのだ。そしてどれだけ分からないとはいえ、グルグル回る「暁羽の鷲」や「銛撃ちの名手」を見て、誰もが「白空いてる、白ヤバい」と思いながら延々流し続け、下家に「お前行ったらええやん」と押しつけあうクソピック。そんな歴史に残る恥ずかしいピックの中で、辛うじて2パック目から白に歩を進めることが出来たのが、この男なのである。……でも、別に白の収穫はそこまで関係無いんだよなぁ。メインとなるのは相変わらず大好きな黒と緑のカウンターシナジーで、「不法仲買人」×2に「活性機構」、そして緑色の爆弾「起伏鱗の大牙獣」。「活性機構」からのトークンは更に「秘密の備蓄品」にも繋がるし、「強気な回収者」の育成にも訳に立つ。こうして少しずつサイズを積み重ね、11引き(?!)の「浮遊化改造」やら6引きの「特権剥奪」やら、チョロすぎる卓からの恩恵で何とか逃げ切ったのである。レシピを見れば機体を除いたクリーチャー数は11とかなりギリギリだし、土地のバランスも3色で均等。かなりリスキーな構築だったと思われるが、そこまでの危険を負ってでもカードパワーをつぎ込んでこその勝利なのだろう。「秘密の備蓄品」の占術や「造命師の動物記」のドローの重要性な。ただでさえドングリの背比べになりやすい環境だろうから、明確にアドを取りに行けるカードはかなりの破壊力であった。

 

<白も主色になっちゃったけど意地でもカウンター乗せるデッキ>

沼×6 平地×6 森×5

 

<クリーチャー・機体類> 13

領事府の弩級艦 クジャールの種子彫刻家

信頼出来る仲間 強気な回収者 

改革派の結集者 不法仲買人×2

復讐に燃えた反逆者 光袖会の職工

夜市の飛空士 鉄装破壊車

起伏鱗の大牙獣 高木背の踏みつけ

 

<その他> 10

枷はずれな成長 改革派の地図

活性機構 罪の自覚 絶妙なタイミング

秘密の備蓄品 霊気装置の設計図

造命師の動物記 特権剥奪 浮遊化改造

 

 

2位 【Alessi】 緑青 <霊気圏の収集艇 高峰の注入 牙長獣の仔>

 こちらの1引きは「次世代コプター」でお馴染みのクソみたいな機体。もう、こんなもん印刷するなよ。とりあえず出せれば割と勝ち。あとはそれをサポートするのが何色になるか、という部分である。色の決め手になったのは、おそらく4引きの「僧帽地帯のドルイド」ではなかろうか。そこまでは青の「解析調査」といったカードを引いていたのだが、無理に即席方向に寄せようなどという意識も特になく、どんな環境でも、どんな時代でも強い2マナのマナクリーチャーをそこそこの順目で引けたことから緑が行けるという判断になったのだろう。青緑とは言っても特にエネルギーシナジーなんかは無いのだが、無難に肉で、無難に攻められる陣容。横並びでごたつく展開が多くなるので、「歯車襲いの海蛇」の価値は今まで以上に上がっているようだ。あとは上述の通りに明確に手数を増やす手段が多いのもポイント。「解析調査」「天才の片鱗」という2枚のドローは、中盤で相手を突き放すための大切な燃料。今までの世界だと「天才の片鱗」も鉄火場の4ターン目で撃ってる余裕がなくなったりして「そこそこ」どまりだったが、今後は撃ちやすい盤面が増えそうだし、ますます価値は上がっているんじゃなかろうか。まぁ、エネルギーの注ぎ先をどうするか、っていう課題はあるんだけどさ。

 

 

3位 【Mei】 赤黒 <不死の援護者、ヤヘンニ チャンドラの革命 領事の旗艦、スカイソブリン

 1引き「ヤヘンニ」ということでおそらく狙いは赤黒系のサクリファイスに早々に定めたのだと思われる。まぁ、俺も早めにやっておきたいなぁ、と思っていたワクワクなアーキタイプだし、回されたらやっぱりうざかった。「ヤヘンニ」がFoilだったせいで「カーリ・セヴの巧技」という一番欲しかったスペルが取れなかったのは悔やまれるが、それでも「世話」は2枚キープ。サクりエンジンはヤヘンニに加えて「貪欲な侵入者」「エンブロールの歯車砕き」「強気な回収者」としっかり取りそろえている。ただ、今回赤は結果的に独占色になっているのだが、そこまでうま味があるかというとそうでもなさそう(ドラゴン4引きとかいうふざけたピックもあるが)。この赤の微妙さが環境本来のものなのか、今回たまたまだったのかは今後の調査が待たれるところ。あと、どんだけアーキタイプやらなんやら言っても、最終的にスカイソブリン引いてたらもうどうでもいいだろ、とか言われるのもしょうがないところ。スカイソブリン持ってるのに2敗もしちゃう男の人ってダサーい。スカイソブリン壊す手段が1つも思い浮かばなくて出されたターンに投了する人もダサーい。

 

 

4位 【Thraxi】 黒青白 <霊気海嘯の鯨 不死の援護者、ヤヘンニ 本質の摘出>

 ねぇよ、対処法なんて。あいつ5マナだから「致命的な一押し」でおちねぇんだよ! さておき、環境初戦はなるべく決め打ちにするようにしているおじさんだが、今回は「霊気海嘯の鯨」というなかなか無体なカードからスタート。一瞬「エネルギー寄りのデッキかな?」とは思うわけだが、脳内のカードリストをさがしても、ここからエネルギーに寄せたいモチベーションがなかなか出てこない。2手目では「効率的構築」という面白そうなカードを引いたので、「鯨は完全にスタンドアローンで強いやんけ」ってんで即席に寄せてみることに。元々、「砦の発明者」はさておき黒の「湿原の運び屋」は新たな世界の海蛇になると期待しているので、今回は徹底して即席フィーチャーにしてブン回りの強度を見るのが狙い。即席絡みは「発明者」が3体に「湿地の運び屋」1体の計4体、アーティファクトは12枚だ。流石に6マナ7マナのカードが多すぎてもマズいだろうしデカブツ枠はこれで充分だと思ったのだが、実際にはこれでもまだ即席を楽しむには足りないくらいの印象。というか、即席に徹底して寄せまくったために1マナ2マナで細かいアーティファクトを展開するだけになり、せっかく大物を出しても、「序盤の劣勢を取り戻す」くらいの役割に留まってしまい、そこから勝ちに繋げるまでが一苦労。結局、呪禁を並べて相手を止めてからの鯨待ちっていう展開が多かった。まぁ、「テゼレットの手法」っていうブン回りカードもあったけどさ。「万能溶剤」に張っての溶剤ビートは割と笑った。溶剤、当初は7マナなんて無茶やろ、って思ったけど、このグダりやすい環境ならそこそこ現実的かもしれない。あと、即席狙ってるときは「歯車工の組細工」が神。マジ神。今回そのためだけに白タッチだしな。

 

 

5位 【Serra】 緑黒 <暴走急行 起伏鱗の大牙獣 短命>

 ブン回りの「ブン」の部分がとにかくでかすぎるデッキ。その正体はみんなが大注目の「巻きつき蛇」である。今回優勝したゴルガリカウンター大好きな某氏は「100回見たら99回はとります」と豪語するくらいにラブなこのカード、実際に登場した時にはそのあまりの理不尽さに全員のアゴが外れた。2ターン目蛇、3ターン目サイ(エネルギー3個ゲット)、4ターン目サイがアタックで4/5、そして5ターン目に「起伏鱗の大牙獣」でggである。他にも「ピーマの先導」「透彫虫の群棲」「夜市の飛空士」「暴走急行」「新緑自動機械」と、とにかく蛇フィーバーは大評判。まさにブン回り万歳だ。ただ、残念ながら「ブン」が無ければ普通の人。やはり黒はコンバットトリックが弱くなったことが大きく影を落としており、「路地の絞殺者」あたりは悪くはないのだが何か1つ足りないカードに見える。カウンターギミックをフル活用するという意味での「領事府の砲塔」なんかも出来たら入れずにデッキを組みたいカードだし、初回ということもあって「致命的な一押し」流しで「残酷な決断」というよく分からないピックなんかもあった。まだまだこの辺りの調整には時間がかかりそうである。

 

 

6位 【Sangriter】 青緑 <暴走急行 造命物の目覚め 巧みな交渉術>

 レアを引いてないけど、レアみたいなアンコばっかり並ぶ1引き欄やな。ピック中にしたり顔で「なるほど、この環境はシナジー環境やな」とのたまうも、当然続く言葉は「知らんけど」。まぁ、実際シナジー環境ではあるんだろうが、さて、自分はどんなシナジーを作れるのか、というお話。やりたいことは色々とあったのだろあうが、結果的にはそれがあまり実らず、挙げ句上家とは喧嘩にもなっているのでピックは苦しい(まぁ、今回白がいないんだから全員が全員と喧嘩してるんだけど)。元々青の即席系をやってみたかったらしいのだが、1パック目で「神話アンコモン」の「鎮定工作機」を引いているうちに下家が「砦の発明者」を早々に引いており、タイミングを逸して下に掠めとられた形。赤の「搾取工区の喧嘩屋」も2枚引いているので青赤で即席という選択もあったのだろうが、「守られた霊気泥棒」「難破船ウツボ」あたりからエネルギー方向も見てしまったため、3パック目では緑を中心にシフトしてしまった。結果的には即席するにもアーティファクトが並ばず、エネルギーをまわすにしても補充役に乏しく、勝ち手段は「内陸のドレイク」と「霊気急襲者」がペチペチ頑張るくらいしかなくなってしまった。でもまぁ、某所では「霊気急襲者」は青のトップコモンと言われてるくらいだし、その強さを一足先に実感出来たと思えば……ね。確かに強かったよ。

 

 

 

今回のピック表

 

Chrolony】(黒白緑)→【Mei】(赤黒)→【Alessi】(緑青)

                       

Serra】(緑黒)←【Thraxi】(黒青白)←【Sangriter】(青緑)

 

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