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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 クリアファイルはゲット済みやねん、第2話。残るポイント、六道珍皇寺は行った時にすでに参拝時間が終わってたから改めて行くとして、ちょっと足を伸ばす必要がある南禅寺、鞍馬駅をどうするかなんだよな……。せっかくだからコンプリートしたいなぁ。

 そんなわけで、京都を巡ってすでに自分の中では盛り上がりまくっている本作、2話目ということでオープニングもつき、阿呆の血もフルスロットルだ。オープニングは相変わらずのご陽気加減であるが、実写取り込みで次々に展開していく京都の町並みが楽しい。エンディングも弁天視点でそこかしこに出向いてるのだが、あっちは何かストーリーがありそうで気になるところだ。まぁ、今考えても正解は分からないし、とりあえずオープニングの愉快な映像をたっぷり堪能しましょう。

 そしてお話の方はというと、前回あれだけ引っ張った赤玉先生と二代目の対決は、なんと不成立であっさり終了。まぁ、あの二代目の性格からしてまともに取りあってくれるとも思えなかったけどさ。問題は、一体何がどうなって2代目と先生があんなに親子の関係を険悪にしてしまったのだろう、という部分だ。百年前に大喧嘩したとやらの話だったが、流石に実の父親に向かって「まだ死なぬのか」は強烈な一言。老いて天狗としての能力も失い、みっともない姿を晒す父親を見て、二代目は憐憫を覚えたのか、それとも本当にただ蔑むだけなのか。天狗は何を考えてるかよく分からないので、二代目の思惑はさっぱり分からんな。まぁ、先生は何考えてるか丸わかりなんだけども……。二代目役を務めるキャストは間島淳司。マジ兄は本当に見事な声音の使い分けが出来る人なのだが、こういうテイストの役はなんだか久しぶりに聞いた気がして、グッとさげ目のところに優雅さと、どうしようもない偏屈さが同居する二代目のキャラがすでに格好良く見える。

 んで、先生曰く「ワシの勝ち」だけど、事実上の不成立で天狗騒動は一旦幕引き。ここからいよいよ、2期の話に少しずつ足を踏み入れていく。どうやら京都の市中では色々と便利に使われているらしい矢三郎は、矢四郎に海星との関係性をつつかれたところから逃げるようにして、寺町商店街の屋根の上へ。この屋根の上の景色も、1期の見事なエピソードの印象が強いので「記念すべき場所」であるはずなのだが……まさかのラーメン屋。京都といえばラーメン屋。森見作品といえば屋台のラーメン屋。いやいやいや。相変わらず想像も出来ないような頓狂な情景をスルッと引き出してくる作風だな。1期では商店街の屋根の上から一面の桜並木へ、そして今回はうらぶれたラーメン屋台。このギャップな。一度でいいからマジで寺町商店街の屋根に登ってみたいものだ。本当にあんな景色(ラーメン屋は無いとしても)が広がってるんですかねぇ。

 現れ出でた新キャラは、久米田テイスト強めの怪しい親父。CVは島田敏。これまた際だってる。いかにも「狸らしい」人を食ったやりとりが続くが、最終的には初戦で敗れたのは矢三郎。この子、正面から化かすって言ってぶつかる時は案外真っ正直なのよね。話の成りゆきからして、熊ぐらいじゃどうにもならないことは想像出来そうなもんだが。あえなく返り討ちにあい、一歩間違えれば猟銃でもなく警察の銃で射殺されるところでしたよ。考えてみりゃ、こんだけ人外が暴れ回る京都の街を守ってくれる警察官って本当に大変だよな。すんでのところで救ってくれたのは、なんと美少女・海星さん。一瞬だけ、ほんの一瞬だけ彼女の人間態が見えましたね。美少女ですよ。声だけでも美少女なのに。

 まさかの化かしあいに敗れた矢三郎。相手の素姓もよく分からぬまま淀川先生のお手伝いに向かうが、そこで出会ったのは謎の画家・菖蒲池先生と、その取り巻きとして再会した天満屋。うーむ、京都の町も広いようで狭い。いや、毛玉界隈が狭いだけかな? 菖蒲池先生も一歩間違えれば仙人じゃないかと思われるような俗世と切り離された人で、金曜倶楽部での淀川先生のすったもんだなんかもご存じの様子。そして、何故か天満屋にも好かれている。どうやら、菖蒲池先生が地獄絵に仏を描いたことで彼が「救い出された」らしい。となると、寿老人も実はかなりのやり手か。この街、でっかい怪異がおおすぎやしませんか? 一応の目星がついた矢三郎はさっそく報復に向かい、見事に計略があたったように見えたものの……どうやら天満屋は本当にただの人間なんですかね。そして、その人間は狸を「化かす」と。いやー、今回だけで矢三郎は銃口を2回も突きつけられてるわけですよ。今期はかなりハードボイルドな展開に……なってないけど。はたして、天満屋打倒は成功するんでしょうか?

 なんだか物語があっちこっちへ飛んで忙しいのだが、それでもつらつらと流れるどこか人を馬鹿にしたような空気は健在。今作を見ていると、本当に近所で狸どもが頑張っている様子が容易に想像出来てしまうので、なんだかワクワクするのは本当に近隣住民の特権だ。こうして文章を書いている今も、きっと夜の京都で何か馬鹿げたことが起こっているに違いない。みんなも、京都に来て確認したらいいと思うよ(そしてクリアファイルをもらえばいいと思うよ)。

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