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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 「官主導のアニメイベントとか成功したことねぇな」とか言うたるなよ、第12話。まぁ、実際そういうイメージ強いけどさ……。やっぱり国政としてアニメを盛り上げようとしても上手くいくわけないんだよなぁ。国政として世界を救う場合はどうかなぁ。

 今回は、颯太のカミングアウトも挟んでようやくはっきりしたアルタイルという存在の脅威度をきちんと確認し、それに対してどんな方策を打って出るかを決定する記念すべき企画会議である。まぁ、起こってる事象が全部「多分、そういう理屈」っていうレベルの話なので、どれだけメテオラさんが仮説を重ねたところで、「多分、そういう理屈で大丈夫だと思う」にしかならないのが悩みどころだけど。幸い直接対決が実現したおかげで、アルタイルサイドの戦力や思惑は大体想定通りであることは確認出来た。あとは今回話し合った内容を前提条件として、今後の「ケージ作り」が進んでいくことになるのだろう。つまり、国全体で強引に被造物全部入りのスマブラ作れってこったな。しかもアルタイルの性能をめっちゃ弱くしたヤツ。

 アルタイルがどのような存在か、っていうことを説明する必要性と、颯太の鬱な過去カミングアウトは、やっぱり前回観た通りに直接関わり合うものではないのだが、今回改めて話を聞いて、「まぁ、気が重くなるのはわからんでもない」くらいの気持ちにはなった。颯太が直接セツナに危害を加えたわけではないのだが、落ちていく彼女を受け止めることが出来ず、無視して忘れて蓋をして。そして、おそらく彼女の人間性を考えると、颯太に無視されてしまったことが、大きく傷つける結果になったことも想像に難くない。この世界で唯一彼女の命を救えたかもしれないのが自分だけだったと自覚するなら、思い出したくないのも、人に話したくないのもしょうがないことなのかもしれない。まぁ、だからって世界のピンチにウジウジすんなよ、とは思うけども。まぁ、今回のことでとりあえずの清算は一段落かな。

 アルタイルが超性能を有しているのは、明確な作者の力が強くないためだという。例えばセレジアだったら松原さんたちが描く「原作」が世間的な「承認」をもっとも強く受けるため、たとえ二次創作がその辺でちょいちょい出ていたとしても、セレジアがその設定の影響を受けることはほとんど無い。しかしアルタイルの場合、「シマザキセツナが産み出したスタート地点」がすでにあやふやであり、むしろニコ動やピクシブといった集合知の場所で醸成されていくキャラクターという認識が強いため、その全てが彼女の都合のいいように成長の糧として用いられている。おそらくしょうもない作品とか、むしろマイナスになりかねない設定とかも色々とある気がするのだが、その辺は本人がある程度取捨選択出来るんだろうか。これ、もし「同人作品が原作と同等かそれ以上の影響力を持つ」みたいなジャンルがあったらどうなるのか気になるところやな。ラーメン三銃士が顕現したとして、おそらくもう原作通りの承認なんて世間に無いだろうし(ほんとどうでもいいな)。

 あと1つ疑問なのは、こうして「集合知」として産み出されたアルタイルが、何故ここまで強烈な「破壊欲求」を持っているのかということ。ぼんやりした製造過程のキャラならばぼんやりした人格になってもおかしくないと思うのだが、何故か彼女は強烈に「シマザキセツナの無念を晴らす」というモチベーションだけは維持している。根底にはまず原作のアルタイルがあり、その時点で何らかの憎悪を抱えていたということなのだろうか。シマザキセツナという作者がそこまで世界を恨んでいたという気もしないのだけども。ちなみに、今回ちょっとだけ話が出てきたブリッツ・トーカーの場合、どうやら原作世界にそこまでの愛着が無いらしく、そんな自分の世界を産み出したこの「神の世」にも何らかの歪んだ感情を持っているようだ。もう少ししたら彼の動機も明らかになるんですかね。

 そうしてはっきりした動機を持つアルタイル・ブリッツ・あと小野Dボイスの新キャラ連合軍と違い、未だ揺れているのはアリスちゃんである(そういえば今気付いたけど敵キャラは小野と斧の連合軍なんだな)。アリスちゃんは前回のバトルから「もう何も考えずに突っ走るしかない」とか捨て鉢になっちゃわないかと不安だったのだが、考えてみりゃ彼女も立派に物語の主人公。別に頭は悪くないはずなのだ。流石にアルタイルの言葉を全て鵜呑みにするわけにもいかないし、真鍳ちゃんが胡散臭いことくらいは百も承知。改めてこの世界の在り方を問うため、軟禁していた原作者をもう一度つついてみた。よかったね、原作者が悪い奴じゃなくて。「キャラが勝手に動くから世界のありようなんてシラネ」という作者の投げやりな発言も、そういう創作姿勢のクリエイターは実在するのだからしょうがない。それは決して愛情が無いとか、やる気が無いとかいうわけではなく、あくまでキャラが好きだからその世界を創作物と考えられないだけなのだ。自分のペンが産み出すんじゃない。あくまでペンは産み出された世界の記述のためのもの。そういう作者が作った世界は、物語として世間に受け入れられている。それが分かっただけでも、アリスちゃんは少し浄化されたのである。作者さんは打ち切りが怖いって言ってたけども……これ、もし途中で打ち切られたせいでキャラが存在を維持出来なくなって消えるとかいう展開だったら切なすぎるけどな……無い話じゃ無さそう(真鍳ちゃんはすでに原作者をデリートしてるけどどうなんでしょうね)。

 さぁ、あとはスマブラ大作戦を実行に移すだけ。移すだけなんだけど……今のところ、何一つ絡みそうな作品が無いのが凄いな……。メテオラなんて数年前に出てクリエイターがすでに死んでるゲームなんでしょ……そんなもん、突然コラボ出来るとは思えないのだが。とりあえず試しにセレジアさんが鹿屋君を色仕掛けで押し倒す薄い本から試してみますか。

 今ふと思ったんだけど、綾波レイが顕現するときって、原作に準じたキャラと同じくらいの濃度でモグ波も顕現しそう。怖い。

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