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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」 4

 安心の異世界クオリティ。なんかここ最近大沼さんが任される仕事が釈然としないものばっかりな気がする。いや、「妹さえいればいい」は結果的に悪くなかったんだけどさぁ。そして今作は1話目のコンテに渡部高志っていう。こういうのって渡部さん(+J.C.STAFF)でやった方がいい気がするなぁ。

 意外なことに原作ちょっとだけ既読。以前、どんな気の迷いだったか忘れたが漫画喫茶に行った時になんとなく(コミックの)一巻だけ読んだことがあるのだ。しかし、もう細かい中身はさっぱり覚えていない。漫画喫茶に篭るときってだいたい雑多なものを適当につまむからすぐに記憶がごっちゃになって訳が分からなくなる。さらに今作の場合は二巻を手に取らなかったということで大体のところを察していただきたい。一巻を最後まで読んだかどうかも不明だが、とりあえずアニメ1話を見て「こんな風だったなぁ」ということは覚えていたので、一応導入知識はある。「もうここから先で一切デスマーチ関係ないよな」とか、「プログラマ設定とか意味ないよな」とか。

 オレツエーのチート設定といえば伝説級の××だった「異世界スマホ」の印象が強いが、今作も似たり寄ったりの状況の中、一応「設定」を作ろうという意識が見て取れるのは救いである。まぁ、しょっぱなから無限レベルアップを果たしてしまったので結局なんでもありだから、単に「主人公はこういう理由で何をしてもいいんですよ」という免罪符を取り出しただけなんだけども。設定としては納得するしかないよね。ただし今作の場合、「異世界スマホ」や「このすば」のように転生に何者かの意思が介在しているかどうかが分からない。というか、そもそも「転生」なのかどうかもよくわかっていない。極端な話、すべての展開が主人公の壮大な夢だったというオチも充分あり得る程度の状況なので、設定をどのように積み上げても「嘘かもしれない」という疑念が付きまとうのは気になるところ。どうせ不死身になってしまったのでどっちでもいいのだろうが、この手の作品の最大の難点は「主人公に一切の危機感がないために物語がさっぱり緊迫しない」というところであり、今作の場合はそれに加えて「本当に異世界人生を歩む羽目になってるかどうかすら定かでない」という、二重にぼんやりした状況。物語に身を入れるのは引き続き難しいということだ。

 SILVER LINKの制作ということで画面は微妙にもやがかったような淡い色彩が特徴。どうせ超絶作画なんてでてくるべくもないが、ワイバーンの翼に穴を開けるところとか、どうにもしょぼくてあまり期待は持てない。まぁ、絵がすごくてもシナリオ面から期待も出てきそうにないし、せいぜい見るべきは「これだけ八方塞がりな作品展開でいかにしてオリジナリティのある作劇を見せるか」という部分か。もちろん、1話時点ではそれは見られない。もうちょい落ち着いてユルい空気が出せるようになったらいくらか「らしい」画面にもなってくるかなぁ。どうかなぁ。

 中の人は、主人公は「十二大戦」のネズミの人。今更気づいたけど「12歳」で桧山やってた子なのか。今回の主人公も99回くらい死んだら面白いのにな。そしてメインヒロインはどうやら異世界生活ではベテラン級、高橋李依が担当する。もう、異世界専門の相談業務が行えるレベルだな。

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