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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 美貌とか魅惑はわかるけど、不死の悪偶ってなんだ、第3話。悪偶になると基本的に不死らしいからこの世界での「不死」ってどんだけ価値があるのかも定かじゃないが……「吸血」もそうだし、割とスタンドじみた異能も悪偶で借りることができるのね。

 非常に分かりやすく、サブタイトルどん。愛と町、互いに不器用ながらもそれなりの親密さで成立してきた二人の友情は完膚なきまでに叩き潰されてしまった。それでも「親友」と呼び続ける愛と、殺意を滾らせる町。こういう「親友同士が相対する」設定は割と好みなんですよね。多分原体験は姉が見ていた「天空戦記シュラト」。1話目でいきなりシュラトとガイが引き裂かれ、殴り合いを続ける展開が子供心にクサクサした気分になってなんとも言えなかった。多分、その頃から「なんか気分の悪い展開」によくわからない興奮を覚えるM気質が覚醒していたのかもしれない。今作も、愛の身の上を考えるとそんな気分の悪さを存分に味わえる。二人が出会った時に、一体どんな悲劇が待ち受けているというのだろうか。

 作画は相変わらずの低予算風。2話目の戦闘でも色々とひどかったが、3話目もやっぱりなおざりな画風は開き直っているようにすら感じられる。まぁ、今作はぱっと見の外見なんて投げ打った作品だと割り切る必要はあるだろう。何がすごいって、舞台が中国のはずなのに、画面を見てても特に異国情緒が感じられないところだ。今回、「村はずれの寺」がどう見ても和風建築じゃないところでようやく「アァ、そうか、これ中国なんや」ということが実感できたくらい。多分、日本の作品が本気で「中国」を作ろうとしたら、もうちょい分かりやすく「中国っぽさ」を見せてくるはず。「CANAAN」とか「重神機パンドーラ」みたいに。それをやらずにしれっと日常描写に簡体字が混じってくるようなところが、かえって中国アニメであることを意識させるな。

 で、別にそんなことはどうでもいいんだ。今回わざわざ記事を立てたのはただ1つのことが書きたかっただけ。「カッター、面白い役もらったなぁ」と。毎度言っていることだが、声優に「やってみたい役はありますか?」と聞くと、だいたい「突き抜けたギャグか、思いっきり悪い役」ということが多い。悪役ってのは、生半なことではキャスティングされない裏の花形である。声優・松井恵理子も、ついにそんな「ものすげぇ悪役」の役が回ってきたということだ。まぁ、「マキャヴェリズム」の天羽会長なんかもラスボスには違いなかったけど。あと、多分キャラ中最強はやっぱり紅緒だとは思うけども。そういうことじゃなくて、思い切りブチきれられる役って楽しそうだよなぁ、と。今回最大の見せ場となる町の覚醒シーンからの一連の流れ。いい感じに壊れて魅せてくれている。今後、この作品は「ぶっ壊れカッターを愛でる作品」として楽しめそうである。

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