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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 Vシネ上映、今確認したら全国4劇場でしか上映してなかったのか……こういう時に主要都市(?)に住んでるのはラッキーだ。いや、イベントとかなかなか来てくれないんですけども……。とりあえずゴーオンジャーだ。なんだか今年は「スペース・スクワッド」があり、これがあり、さらに8月には例年通りの戦隊&ライダー映画もあり……やたらと東映特撮を劇場で観る夏である。でも、これはこれでありがたいんですよ。Vシネってどうしてもセルだと高額になるから購入にまでは踏み切りにくいんだけど、劇場でやってくれるなら、それくらいの出費は割と考えてもいい。そして何より、自宅の小さいテレビで見るよりも劇場で観た方が盛り上がるに決まっている。最近は撮影技術の向上によって劇場の大画面視聴に適う映像がバシバシ出てくるのでね。

 

 

<以下、一応ネタバレありでの感想になります。未視聴で小ネタなどを知りたくない方はご注意ください。>

 




 

 プロット被ったーーーーー!!! いやぁ、まさかの「視聴感がキュウレンと同じ」という謎展開だよ……いや、別にそこまで共通点があるわけじゃないんだけど、「戦隊が平和にした後の世界、元戦隊メンバーだった女性が一人、弾圧する側に回って裏切り者扱いされて葛藤する」という展開がこんな短期間に2作続くことになるとは……これ、東映の内部スタッフではシナリオの擦り合わせは行われてなかったんだろうか。いや、別に被ってもいいんだけどね。そもそも戦隊映画のプロットなんてそこまでバリエーションがあるわけじゃないし、今作のサキとキュウレンのハミィでは「裏切り」だとしても文脈はずいぶん違うし……分かった上でこの2作という可能性もあるのだが……いや、でも序盤十数分の印象が被ってるのは事実だと思うぞ。「なんか、これ観たことあるやつだ」ってなったもん。もしかしてVシネって続けて観たらあかんのかしら……。

 いや、ごめんなさい、別に大した問題じゃないんですよ。被ってたって「1年前の作品」と「10年前の作品」では文脈が全然違うからね。突然裏切ったハミィに比べると、こちらのキャリアを重ねたサキの方がよっぽど行動に説得力もあったし。当時のイメージからガラッと印象を変える狙いの黒スーツもうまいことハマっていて、10年という歳月の変化を感じさせる良いツカミだったと思う。ただ、結局最後の最後までチームジャケットを着なかったのは何故だったんだろう……せっかくだから全員が揃ってコスチューム着てる姿は見たかったんだけどなぁ。

 以下、ざっくりキャラごとに雑感。まずは走輔。彼の場合はスピードルと一緒に「ゴーカイジャー」にがっつり出演しているので10年ぶりではないんだけどね。とにかく「変わらない」象徴として中心に立ってくれる走輔。彼の熱血体質は非常に分かりやすくてレッドらしいレッドなので何年経っても色褪せない。今回はいち早くサキの思惑を察するなど、年相応に成長した面も。

 連はぱっと見の外見が5人の中では一番変わった気がする。まだあの口調が変わってないのはどうかと思うが……でも美羽から「ズバリ正解じゃなくなった」って言われてたけど、そんなに使い続けられる決め台詞じゃないよね。範人も外見は割と変わった気がするけど、他のみんな同様に中身はそのまんま。というか、10年経っても相変わらずバイト三昧というのはさすがにまずい気もする。うーむ、「何とかなって」るんだろうか。冒頭で見せた自転車テクニックは成長なのか何なのか。

 そして個人的には5人の中で一番好きだった軍平。彼は本当に変わらない! いやぁ、あのしかつめらしい顔で見せてくれるドタバタなマヌケっぷりはほんと好きなんですよ。今作でもかわいそうな役回りが多かったが、冒頭のちょっとしたゴルゴっぷりで一応実力を見せてくれているし、「ダッシュしながらスナイパーライフルを連射」とかいう無茶苦茶なミッションもこなしているのだから、やっぱり実力者ではあるのだろう。自然にチームが3つに分かれる時に範人と2人チームになるのもお約束で、今作はグリーン&ブラックという、ともすれば地味になりがちな戦士がしっかり個性を活かしながら前面に出て活躍してくれているところが見どころなのである。

 ゴーオンウィングスの2人は相変わらずシュッとしてはる。というか、サキは最初に見た時に「おっ、いい感じに歳を重ねて落ち着いたな」って印象だったが(役回りによるところも大きいが)、美羽はびっくりするくらい変わってない! 放送時から当たり前のようにバチっと決めてくれる美人さんだったが、今作では「10年経ったの?! 嘘ォ?!」と誰もが驚く変わらぬご様子である(正確には、こちらもゴーカイジャーで顔見せしてるからかもしれん)。いや、アニもほとんど変わってないんだけど、彼の場合はメイクというかデザインによるところも大きいじゃない。この兄妹がさっぱり変わらずに和気藹々としている様子を見ているだけで楽しくなりますね(ビンタ含む)。

 そして、「まさかの」と言ったらいいのか、「当然の」というべきか……ケガレシアさん! 大活躍! あんた本編の時でもそんな活躍は……いや、してたな。割とやりたい放題だったな。やっぱり今作の看板の一人ってことなんでしょうなぁ。これ、戦隊の歴史の中ではかなり大きなイレギュラー要素になると思うんだけど、他に類例ってあるのだろうか。まぁ、43年の歴史を遡ればどこかでありそうな気はするけど、「敵幹部が正規の戦隊メンバーに変身する」ってすごいことだと思うぞ。一応「ゴーオンイエロー」名義ではなく「ケガイエロー」名義だからセーフなのかな? 頭の水道栓が実に……いやいや、素晴らしい活躍でした。普通に変身後も強かったしな。今回しれっと復活してこれまで通りに愛嬌を振りまいてくれた三大臣。もうヒューマンワールドに害をなす気もなさそうだし「なんかいいやつとして復活した」みたいな扱いだけど、実質今回の事件の責任は全部こいつらにあることを忘れちゃいけない。ヨゴさんキタさん、そしてケガちゃん。何だか、珍道中にでも旅立ちそうな面子だな。

 見せるべき部分はしっかり見せてくれている本作だが、強いて不満があるとするなら、ゴーオンの最大の魅力(の1つ)である特大合体のロボ戦闘がなかったことくらいか。一応その辺は見せたい部分としてあったはずなので、ほんのちょっとだけ7体合体を見せてくれたのはせめてものサービスか。10年経ってるのでロボ戦用のセットがもう無いって可能性が高いかなぁ。こればかりはしょうがない。その分、ちゃんと人間サイズでのバトルが盛り上がれば良しとしましょう。ゴーオンの見どころの1つに「メットオフ状態」というのがあり、今回はそんな彼らの特徴的な姿がしっかり確認できたことに加え、最後の切り札はまさかの「メットオフ」ならぬ「メット投げ」……。これは本編ですら見せなかった裏技中の裏技。絶対にゴーオンジャーじゃなきゃできない荒技だぞ。そして名乗りシーンの格好良さも相変わらず。ここでも僕はゴーオンシルバー(というかウィングス)のポーズが大好きです。

 トータルではやっぱり「10年ぶり」って強いな、っていう毎度お馴染みの感想しかないんですが、何年経とうがゴーオンの7人+炎神っていうチームワークは良いですね。次の「10 YEAR」シリーズはどこの戦隊になるんでしょうか。シンケン、ゴセイ、そして……ねぇ!

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