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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 公式が率先して薄い本支援する姿勢なんなの、第4話。別にいいんだよ、そこまでお膳立てしてもらわなくっても。僕らは冒頭のアカネちゃんの足の裏とか、脱ぎたての臭そうなタイツだけでも生きていけるんだよ。守りたい、あの笑顔。

 毎度毎度刺激の絶えない作品。今回のポイントは原作から引き続きの「怪獣ものなのに何故かご町内」というシチュエーションの合理化。ウルトラマンのシリーズの場合、基本的に主役は科特隊に代表される防衛チームなので、日本全国どこで怪獣騒ぎが起きても対応可能。しかし戦隊モノの場合はその限りではないし、少年少女が主人公のグリッドマンの場合も、そんな広域に出撃できるわけがない。その割に、敵勢力が襲ってくるのは何故か主人公の周りばかりで、戦隊モノの場合は「なんでよ?」という素朴な疑問が生じてしまうわけだ(まぁ、ウルトラマンの場合も「なんで怪獣って日本にしか来ないの?」という疑問はあるわけだが)。グリッドマンは、そうした疑問についてはそもそも電脳世界へ飛んでしまうのであまり問題にならなかったのだが、さらに「実は敵がめっちゃ身近にいるだけやぞ」というネタを仕込むことによって自然に解決していた。今作の場合もその部分が全く同じなので、どれだけ巨大な怪獣であろうとも、同じご町内にひたすら登場することになんの問題もないわけだ。

 そして、独自の展開として「主人公サイドがその不自然さに気づく」というギミックが盛り込まれた。そりゃそうだ。あれだけの怪獣が毎度同じ街の中にしか現れないのだから疑問に思うのは当然のこと。しかし、意外とそうした部分に突っ込む特撮もの・ロボットものってのは多くはなかったんじゃなかろうか。六花さん、エポックメイキング。もっとも、霧の設定とか「街と外界に接続している印象が全く無い」とかいう怪しげな伏線というか違和感も存在しているので、もしかしたら「ゼーガペイン」における舞浜みたいな可能性もあるんじゃないか、という更なる追加攻撃も想定する必要はあるのだけど。

 そんなご町内怪獣バトルの立役者であるアカネちゃんの次なるモチベーションは、明確な敵対者であるグリッドマンの背景を確定させること。キャリバーさんのおかげで割とバレバレになっている裕太たちグリッドマン同盟だが、だからといって確証にまでは至らない。さすがにその辺の高校生が正義のヒーローというのは、冷静になれば荒唐無稽なのである。でもまぁ、アカネちゃんは「その辺の高校生が悪の枢軸」なわけで、「裕太=グリッドマン」説にもそこまで抵抗はない様子。ことの真偽を探るために幼馴染の六花へ近づくことになる。そうかぁ、ご近所だから幼馴染なんやなぁ。どうやら六花さんは昔のようにアカネと仲良くやりたいと思っているようだが、性格の不一致からなのだろうか、そこそこリア充気質の六花はぼっち気質のアカネからは敬遠されてる様子。幼馴染なので悪感情にまでは至っていないのかもしれないが、下手したら敵対心を持たれても不思議じゃないくらいのソリの合わなさだろう。目的のために近づくアカネは、その実裕太のことが知りたい。接近された六花はもっとアカネの現状を知りたい。そして気づかぬうちにキーパーソンになってしまった裕太は六花の動向が気になってしょうがない。なんか、変な形の三角関係になってる(アカネちゃんを気にしているもう1人は無視することにする)。

 結局、「大学生Youtuberと女子高生の合コンイベント」とかいうエロ漫画の定番シチュエーションはアカネちゃんの堪忍袋がミニマムサイズだったためにあっさり終了。ストレスの種にしかならず、結果この世からウェーイが3人消えるだけで終わった。これ、別に誰も悲しくないハッピーエンドだな……。いや、人命に貴賎無し。ウェーイだから殺していい道理はない(一応)。「合コンで近すぎだし肩が当たったのがムカついた」という前代未聞の理由で殺されたYoutuberの無念を晴らすために出撃するグリッドマン(ストーカー支援者)。孤軍奮闘のアンチが出撃したおかげで2対1の変則マッチになったような、ならなかったような妙な展開だったが、さらに「味方ウェポンが全員出撃したら容量オーバーでフリーズする」とかいう前代未聞すぎる理由でピンチを迎える。すげぇな。こんなところで「オールド作品のリメイク」っぽさが加速するとは。確かにジャンクはその名の通りのジャンク品。原作時点でも色々と不具合の多い機体だったが……そうか、CPUがしょぼすぎて新しいダウンロードコンテンツが入れられないのか……うちのスマホみてぇだ……。復旧方法ですら「電源引っこ抜き+物理攻撃」というやっちゃいけない案件目白押しで突き進み、ヒーローとしてはむしろ新しすぎるグリッドマン。ほんと、スタッフは思いついたネタを全部ぶっ込んで来てる感があるよな。まとめて登場したウェポン軍団もいちいちキャラが濃くて、特に導入説明もされてないくせにすでにめっちゃ馴染んでいる上に笑えるし。マスクの人、どうやってトースト食ってたのかよくわからんな。ゴブリンスレイヤーさんかよ。そしてお茶目ナンバーワンのキャリバーさんのナチュラルな可愛さ。パン屋で大量にパンをトレイに積んでるのが可愛い。

 なんかもう、いろんなところに見どころがあって視点が定まらぬのが悩ましい作品。他にもグリッドマンの「円谷ヒーロー的ジャンプからのチョップ」とか、特撮としても文句なしの見せ方になっているし、画面に退屈がないのは本当に素晴らしい。あとはもう、いちいちアカネちゃんの可愛いところをひたすら見せ続けてくれればそれでいいです。六花派とはわかり合う気は無いです。

 そういえばバスに乗るときのICカードにうーさーがいて笑ってしまったのだが、今作ってCGパートがウルトラスーパーピクチャーズに製作協力してもらってるのね。こないだの「働くお兄さん」でグリッドマンとカーンデジファー様が出て来たのはそういう繋がりだったのか。

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