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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま」 5→4

 17歳の人にナレーションやらせておけばだいたい作品の雰囲気は固まるとかいう風潮。一理ある。これがもし能登麻美子だと細胞が働きだす。

 ぶっちゃけると、飽きました。悪い作品ではないんだよ。本当に徹頭徹尾ふわふわもこもこを貫いており、ケセランパサランに埋まりながらなんとなく半裸の女の子を愛でるぶんにはこんなにも手っ取り早い作品はない。どう考えても舞台設定がおかしいが、これこそが今期ナンバーワンの「日常系作品」だろう。ちょっとおかしな性癖の人も数多く登場するが、まぁ、これくらいはアニメなんだから許容範囲。おかしいとは言っても頭がイカれてるレベルのキャラはいないし(多分ね、若干怪しいのが1名いたけどね)、どこまで行っても予定調和のゆったりギャグやほのかなラブコメが楽しめるという寸法だ。

 ただ、やっぱりいつも書いている通りに「日常系」はそこまでハマりこむ要素がない……。何か一つでも大きく気にかかる要素があれば良かったのだが、わざわざキャラ設定を悪魔にした意味が本当の本当に1ミリもなく、これってどこか架空の学園の生徒会とかでも問題なく機能する。むしろ「寄宿学校のジュリエット」の方がよっぽどファンタジーだった可能性すらある。設定の諸々が有機的につながっている印象がほとんどなく、あっちでこのネタ、こっちでこのネタ、という単発の仕上がり。各キャラクターは各自が別方向にちょっとずつ変なので、それが絡んでいるような、素通りしているような。「極度の頻尿」とかいうよく分からない尖り方のキャラも、本当に「単にしょっちゅうトイレに行きたがるだけの子」で終わってしまってるしな。もっとお漏らしする久野ちゃんを有効利用しなさいよ(問題発言)。

 いや、まぁ、こういう作品に「もっとひねった刺激を!」なんていうとかえって持ち味を殺してしまう結果になるのは目に見えているので、これを求めている人には素材の味をそのまま甘受してもらえば良いのだろう。実際、私も最初の2〜3話くらいは「いやし〜」ってんで楽しんでたし、エウリノームさんが登場した時の不穏な緊張感は結構好きだった。うん、だから悪い作品じゃないんだ。ただ、今期は他作品が色々と尖っていたおかげであまり日の目を見なかったというだけなんだ。いや、時期をずらしたらこれが輝いたかと言われたら責任持てないけどさ。5分アニメとかでも良かった気はするよな。

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