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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 うーん、いろいろひどい、第9話。みんなして極限状態だから何が起こってもしょうがないとはいえ……いよいよもって下衆な展開は徹底的にゲスい方向にいくようになりましたね。

 結局、前回のリヴィジョンズ基地襲撃作戦は失敗に終わった。いや、人質の救出は成功したのだから完全失敗とまではいかないと思うのだが、それでも一番肝要だった量子脳破壊計画に失敗して転移できなかったのだから、まぁ、現場に向かわなかった人間から「なんでダメだったんだ」と叩かれるのも一部ではしょうがないことではあるが……それをマリマリがやっちゃったのはなぁ……いや、慶作がいなくなった(死んだ?)んだから、取り乱すのは当たり前なんだけど、目の前で仲間を失った現場にいた方がショックだってことくらいは考えられそうな子なんだけどな……テンパったんやろなぁ、基本的に予想外の展開にはとことん弱い子だから。いや、概ね全方位に弱いけどさ。

 マリマリが切れてしまい、なだめ役となる慶作を失ったことで大介たちチームは本格的に空中分解。ここにきて、慶作の偉大さが再確認できる。それは特に大介に顕著だったようで、自分がこれまでいかに慶作に支えられてきたかを思い知らされる羽目になったし、やることなすこと上手くいかなくて最悪の結果にたどり着いてしまったことで、「あれ? もしかして俺の運命って大したことないんじゃね?」ということにようやく(ホントにようやく)気づくことになった。「根拠のない自信」という唯一にして最大の後ろ盾を失った大介は、突然借りてきた猫のように大人しくなってしまう。うーむ、こうしてみると慶作はいた方がよかったのか、いない方が早くこの局面にたどり着いたとみるべきか……。

 そして限られた資源の中での限界生活を強いられている渋谷の民は、目の前に「失敗したかもしれない」人がいたら、そりゃもう叩きたくなる。このあたりの「衆愚」のどうしようもなさはこの作品に通底するテーマ設定ではあるのだが、失敗と見たらその責任者である黒岩さんに引責辞任を求め、あろうことか、先の指導者であった牟田を呼び戻してしまった。トントン拍子だが、人ってのはここまで安易に間違った選択ができるものかどうか……でもなぁ、実際に現場にいたら何が正しいかなんてわからんよなぁ。「帰れるかも」という期待が「ごめん、帰れなかった」で戻ってきたときの失望感というのはそう簡単に埋め合わせられるものではなかったのだろう。結局、ニコラスの企みも絡んで自体は最悪の方向へ。牟田が自業自得の死、そして黒岩さんの無念の死。

 ただ、改めて考えるに、現状では未だ黒岩さんの選択が正解だったと断じることもできないのである。まぁ、「正当だった」とは言えるかもしれないが、多数の幸せを考えたとき、もしかしたらさっさとリヴィジョンズに降る方が最終的に(いろんな意味で)楽に終われたかもしれないのだ。まぁ、ミロがいるから事態はそう簡単には終わらないだろうが、現時点では牟田勢力も抑圧され、さらに黒岩さんまで失うというどん詰まりの状態。さらにチハルを殺されたリヴィジョンズ側も手段を選ばぬようになり、暗躍するニコラスはやりたい放題、そして残されたムキューもなりふり構わぬ行動に出はじめた。まぁ、確実に人員は減っているし、ミロもそろそろ黙って見ているだけではないだろうが……未だにどこに正義があるのかもわからない世界。果たして正解はどこに。そして正義はどこに。

 

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